真木子です。

先週書きそびれましたが、阿知波信介氏が亡くなりましたね。
どうやら自殺らしい。
「多岐川裕美の元夫」と「ソガ隊員」のどちらを強調するかで、
書いた人の趣味がわかるな〜と思ったり。


第16話「幸福の星 降伏の犯人」
新聞のTV欄では「幸福の犯人」になっていたような気がする。

火口社長を殺そうとしたリュウタロスに、怒る一同。
「そのうち俺がいつかシメてやる」
「それって楽しい?」いつの間にか車内に現れているリュウタロス。
突っかかるモモタロスをあしらって、「なんかつまんない」、
また良太郎の中へ。
荒れるモモに、ウラタロスはそっぽを向き、キンタロスは耳をふさぎ・・・

夜が明けた。
悩んでいるデカ長。
リポーターのマイクを奪って抗議する三浦と尾崎。

銭湯に帰ってきた良太郎。
「良ちゃん、ずいぶん長いお手洗いね」
一晩留守にして、それはないだろう・・・

鉄工所の火口に、イマジンが呼びかける。
「わすれるなー、あの過ー去ー」
記憶の光景は、港で目を覚まし、何も覚えていなくて・・・

ついに決断するデカ長。
余計なことをしたかと慌てる尾崎・三浦。
「良太郎君が怪我でもしたら、愛理さんに会わせる顔がない」
本人が中にいるとは知らず、裏からよじ登ろうとする2人。

「まゆみのことは、俺が責任を持つ! 突入準備だ!」
公然とファーストネームで呼んじゃっていいんですか。

みんなで「いただきます!」
と思ったら、サイレンが。
観念する袴田と模木。まだ説得しようとする愛理だが、重い沈黙がおりる。
不意に、やばい!という顔で隠れた良太郎、
「お姉ちゃんが困ってる」
飛び出していくR良太郎。
その直後、浴場の天井近くの窓から尾崎&三浦登場。

殺到する突入隊の目の前で、銭湯の入口が開いた。
出てきたR良太郎がパチンと指を鳴らす。
たちまち数人が踊りだし、リュウタロスダンサーズ再結成。
気がつくと刑事たちもポーズ?
我に返ったデカ長、「な、なんだおまえら!」
ふたたび指を鳴らすと、野次馬も警官も、みんなステップを踏みながら
散っていった。
「あー、楽しかった」
『リュウタロス、もしかして姉さんのこと・・・』

「あの小僧!」
「でも、彼の人を踊らせる能力は、ちょっと脅威かな」
「ふん! 盆踊りが、せいぜいやろ!」
良太郎にもリュウタロスを止められないことに、危機感を抱くハナ。

あらためて、みんなで朝食。
愛理の料理の腕を褒めたたえる尾崎たちの一方で、
すすり泣く袴田を気遣う良太郎。
「あの、無理しないでください。いくらなんでも、
ニンニクわさびおにぎりはね・・・」
おにぎりにしては緑っぽいと思ったのは、気のせいじゃなかったのか(^^;
しかし、袴田の涙(の大部分)は、昔社長が握ってくれたおにぎりの
思い出のせいであった。
良太郎は、もう一度社長と話をしようと、
「あーっ!」とあさっての方向を指差しておいて、こっそりと出て行く。

鉄工所に来た良太郎は、まずモモタロスに頼みごと。
それから、良太郎の姿を見て逃げようとする火口をなんとか引きとめ、
話を聞こうとする。
が、なぜ袴田が自分1人で来ないのかと火口が責めると、Rが出てきた。

思いっきり助走をつけて良太郎に飛び込むモモタロスだが、あっさりと
はじき返される。
『リュウタロス、やめて。やっぱり君は袴田さんのために社長を消そうと
してるんでしょ。でも、間違ってる』
姉さんも喜ばない、と言われて、ひるむR。
そこに、なんとか右手だけ支配権を奪ったモモタロス、携帯電話を取り出し
メールを打つ。先に頼んでたのはこれか。

「良ちゃんだよ、良ちゃんだよ」なんつー着信音(^^;

R良太郎が投げ捨てようとした電話が、
「姉さんだよ、姉さんだよ」こっちもか・・・
『あ、良ちゃん? "や・め・て"?』
にっこりするR良太郎。「わかったよ。お姉ちゃん」

「良ちゃんてば、変ね。お手洗いに電話してほしいなんて」

「すいませんでした。僕にも怪物が憑いてて・・・。
でも、もう大丈夫ですから」
金が盗まれた時のことは、酔っていて覚えていないのだと白状する火口。
それで「酒癖の悪さを治してくれ」と望んだという。
イマジンは、火口の酒癖の悪さを知っている人を消すことで叶えようと
しているに違いない。・・・「飲み仲間を消す」かと思ったんだけどなあ。

イマジンがまだ生きていると知り、火口がよく飲みに行く屋台に駆けつけると、
すでに鯨男がいた。
「契約完了」
チケットに現れた日付は2004年3月31日。金が盗まれた日だ。
このとき本当は何があったのか。
「待っててください。もしかしたら、判るかもしれません」

歩道橋の上で、酔っ払ってわめいている火口。
「こんな金があるからいけねえんだ。なんだ、こんなもん!」
投げ捨てた鞄は、下を通っていたトラックの荷台へ・・・
一部始終を目撃して呆れる良太郎。
そこに袴田がやってきて火口を揺り起こし、
金がなくなっているのに気づき・・・
イマジン出現。
「あんた誰?」
「だーれーだー?」
近くの花見客を襲い始める鯨男。
見守る例の男。
M電王登場。張り切って攻撃!
「あのねー」
今回は水流を使わず、鯨の尻尾型の杖?で応戦。
「だからー」
「うるせえ、おまえはもうしゃべんな! こっちは最初からクライマックス
だってのによ!」
攻撃を受けて川に落ちる鯨男。
「逃がすか! 俺の必殺技、パート3」
剣先が水中に回りこんで鯨男を突き上げる。
「と見せかけて、ストレートど真ん中!」
一刀両断!
「俺、最高」

袴田に火口から電話がかかってきた。あれ、連絡先知ってたの?
自分で投げ捨てたのを目撃した人に教えられ、会社の金は無事に見つかったと、
泣いて謝る。
目撃者はもちろん良太郎だけど、運送会社の名前を知らせたのは
過去か現在か?
過去だと今まで連絡がなかったのはおかしいから、やっぱり現在か。
しかし、3年も前の現金がすぐに確認できるかなあ?

疑ったことを後悔していた火口は被害届を出しておらず、
袴田は警察に追われてなどいなかった。
それでも、籠城事件を起こした罪を償うべく、出て行く袴田と模木。
「確保!!」
次の瞬間、わらわらと警官隊が向かったのは、隣の質屋。
中から若い男女が逃げ出してきた。
「まゆみちゃん!」「あー、デカ長さん!」感動の再会?
籠城事件として騒がれていたのは、銭湯のことではなかったと判明。
捕まえてくれ〜と警察を追いかける袴田と模木。
めでたしめでたし:-)

夜。
地下鉄の入口に向かう例の男?
次回はいよいよ直接絡んでくるか。


うーむ、話がおかしいと思った点は、おかしくて正しかったわけですね。
しかし、かなり説明不足ですよねえ。