《自民党敗北、公務員にやじりたおされる》

市会議員選挙が終わった。

結果?
最悪。

自民公認候補は上位で当選したが、
自民党系は大敗北だ。
「自民党系6人中3人落選」と言う無様をさらしてしまった。

「公務員削減」を叫んでいた無所属新人候補は落選した。
「公務員天国から住民天国」と叫んでいた二期めの無所属もケツのケツでやっと当選だ。(自民系ではない)

公務員を敵に回し、戦った結果がこうだ。

つまり、「地方で信用がある公務員に自民党はやじり倒された」と言える。


《革命的な大勝利を呼び込むスローガンになっていない》

「首長選挙でも再選のためには公務員組合を味方につけることが条件」とされている。
地方で信用のある公務員の発する"やじり"は絶大な効果があるわけだ。

「あいつはダメ」「あの候補はダメ」
日ごろ保守系であり信用のある公務員のやじりは強烈だ。

これに対抗し、圧倒するには市民に説得力のあるスローガンが必要だ。

「公務員天国から住民天国へ」
「浮いた金を福祉に回しましょう」
と言っても?
「福祉をやるのは公務員じゃ無いか」「削減などできっこない」
「できたとしても大して効果などない」
と公務員にやじられる。

「あいつはダメ」「あの候補はダメ」
ヤジリのほうが圧倒的に強くなる。

自民党系の主張が「正しい構造改革」になっていないのが原因だ。

革命的な大勝利を呼び込むスローガンになっていない。