標題のとおり、その原因は、何。その犯人は、誰。
 それを、分析、特定しなければ、相変わらず、ナンセンス。

村上新八 のメッセージ:

>  小泉は越後永長岡藩主がやった「米百俵」というさびを所信表明で使ったことがあった。国民に対して痛みを耐えて明日に期待しろという喩であった。がその結果は、弱者に痛みを押し付け格差を拡大しただけであった。
>  ポスト小泉の安倍は、小泉流を真似てアインシュタインが来日した際の言葉を所信表明のさびとして引用した。
>  「日本人が本来持っていた。個人に必要な謙虚さと質素さ、日本人の純粋で静かな心、それらのすべてを純粋に保って、忘れずにいてほしい」という言葉である。
>  アインシュタインが来日したのは、彼がノ-ベル賞を受賞した翌年の1922年、大正末期である。90も前の話だ。
>  その頃の日本人はそうのうな心情を持っていたのだろうが、今はがらっと変ってしまった。
>  それを変えたのは、高度成長、バブル、そしてバブル崩壊後のデフレ対策期の極端な市場競争偏重政策だ。
>  「カネさえあればなんでも買える、人の心さえも買える」と豪語した奴が、時代の寵児としてもてはやされ、政府ご推奨の参院議員候補にまで祭り上げられたのである。その政権の衝に安倍もいたのである。
>  その安倍が「美しい国」などと言い出すから白けるのである。日本が目指すのはせめて「まともな国」なのだ。
>  村上新八