Re: 筆頭売国奴ヒロヒト擁護こそ戦死者に対する冒涜だ( Re: ヒ
yam のメッセージ:
> "怒夢巣" <rxn11342@mail.goo.ne.jp> wrote in message
> news:1153837419.166280.32640@m79g2000cwm.googlegroups.com...
> > > というか、あの当時は上から下まで、戦争への流れに抗うなんて事は
> > > 出来なかったわけだよね。
> >
> > だったら国家が暴走したと言う事ではないか。
>
> そうだよ。
>
> > その暴走国家の最高責任者は一体誰だ。
>
> そもそも、すべての責任が最高責任者にあるという発想がおかしいよね。
すべての責任が最高責任者にあると言った覚えは無い。しかし最高責任者に最大の責任がある事は改めて議論するまでも無い事だ。
(但し別の角度から見れば、当時の国家、社会は天皇機関説を完全に否定した天皇親政だ。後述するが、政治的には全ての責任を天皇に被せても構わない位の状況ではあった事も又事実だ。)
> 組織としておかしな方向に進む場合、上から下まで問題があるんだよ。
仮に組織の構成員全員が腐っていたとしても、その組織がピラミッド型で構成されているならば、組織の構成員全員の責任が全く同列に扱われる事は絶対に無い。帝国日本も正に天皇を頂点としたピラミッド型組織であったのだから、その国家の不祥事の最終責任を、最高責任者の天皇が負うのは当たり前だ。
> > 最高責任者が結果責任を取るのは当たり前だ。
>
> 結果責任を取った結果が、あれでしょう。
自決所か退位すらせず、忠臣の首を敵に差し出してまで見苦しく生き恥を晒したヒロヒトが、一体どんな結果責任を取ったのか教えて欲しいね。
百歩譲って仮にあの卑劣漢にも多少の責任感があったとしよう。その男が、1975年10月31日に、日本記者クラブの記者会見で以下の様な発言をしているのだが、その発言に対するお前さんの感想を聞いてみたいもんだ。
http://www.jnpc.or.jp/cgi-bin/pb/pdf.php?id=120
中村浩二(ザ・タイムズ):天皇陛下のホワイ
トハウスにおける「私が深く悲しみとするあの
不幸な戦争」というご発言がございましたが、
このことは、陛下が、開戦を含めて、戦争その
ものに対して責任を感じておられるという意
味と解してよろしゅうございますか。
また陛下は、いわゆる戦争責任について、どの
ようにお考えになっておられますか、おうかが
いいたします。
天皇陛下:そういう言葉のアヤについては、私
はそういう文学方面はあまり研究もしてない
で、よくわかりませんから、そういう問題につ
いてはお答えができかねます。
> むしろ、一般国民が何ら責任を問われず、戦後から経済発展を
> 経て安穏と暮らしている現実を考えれば、バランスとしてはそんな
> もんかなって感じだよね。
一般国民は(積極的にせよ消極的にせよ)あの戦争に参加した結果、戦地で父を失い、兄弟を失い、子を失っているではないか。一般国民はアメリカの無差別都市爆撃により銃後の母を失い、祖父母を失い、姉妹を失い、家財を失っているではないか。これ以上一体何をもって償えと言うのだ。
戦争を命じた男の責任も、赤紙一枚で戦争に参加した人間の責任も同じだと考えるお前さんの精神構造が疑われるね。お前さんは、天皇の卑しい精神奴隷か。
> > 若し仮に帝国日本では誰も責任を取らないシステムだったと豪語するなら、
>
> A級戦犯が責任を取らされたのでは?
そんなご都合主義な発言をして良いのか。A級戦犯を裁いたのは、戦勝国の一方的な軍事裁判であり、この軍事裁判で裁かれたのは「平和に対する罪」、「人道に対する罪」だ。当たり前の事だがこの軍事裁判では、日本を敗戦に導き、国家主権を喪失した者に対する責任追及など一切していない。日本人自らは誰の責任追及もしておらず、日本人は誰一人として敗戦責任、国家主権喪失責任を取っていない。
> > 当時、女性には参政権すら無かった事もお前さんは知らんのだろうな。
>
> 参政権がなくても、そこの構成員としてはそれなりの結果責任は
> 負う事になるよ。経営に関わっていなくても、会社が潰れれば
> 職を失う。平社員であろうと社長であろうと。
お前さんもいみじくも指摘している通り、構成員は「それなりの」結果責任を負うのであって、全員同等の責任を負うのでは無い。会社がピラミッド型組織で、その会社が倒産するほどの不詳事が起これば、頂点に近い位置の人間ほどより重い責任を負うのは当たり前だ。
人口の半分を占めるとは言うものの、政治的には何の権限も持たなかった女性と、統治権の総攬者、陸海軍の統帥権者、陸海軍の編制権者、宣戦を布告し講和を宣する権能を有する天皇の責任が同列だなどと、己の無知を晒す様な馬鹿な事は言うもんじゃない。
お前さんが天皇を擁護すれば擁護するほど、それはお前さんの意に反して、天皇(位)を侮辱している事になるのだぞ。
> > 政治(軍事を含む)は結果責任だ。それは現在も当時も変わらない。
>
> 結果が全てだと言うなら、昭和天皇の処遇も「単なる結果」に過ぎない。
「結果責任」の意味をどうやら理解していない様だな。
> 文句を言うなら、昭和天皇ではなくアメリカに言え。
お前さんが日本人なら、それ以上日本人と日本国の尊厳を傷つける発言は慎め。
お前さんには主体的意志と言うものは無いのか。
ああ、お前さんは天皇の精神奴隷だったか。
いや、お前さんは天皇の精神奴隷であると同時に、ヒロヒトが寝返ったアメリカの奴隷でもある訳だな。
> > しかし同じ負けるにしても負け方と言う物がある。負け方を知らないで、
>
> 負ける側に負け方を選択する権利はありません。
> この辺で「負けるか」といっても、相手はそれを許してくれません。
負け方とは終戦のシナリオをどう書くかだ。ヒロヒト率いる帝国陸海軍にこのシナリオがあったとは思えない。
いずれにせよ誰の目にも勝ち目の無い状況となれば、劣勢な側に和平に対する主導権が無い事は事実だ。であるから、そうなる前に和平工作をするのが当たり前なのだが、勝ち戦の間は浮かれていたと言うのが現実だったな。
その上で、問題はそれだけでは済まされない。ヒロヒト率いる帝国日本は、敵が戦いを終わらせる為に降伏を要求してからも、国体護持をバカの一つ覚えで唱え続けて、だらだらと戦を続けたのだから。ポツダム宣言が連合国から発せられたのは1945年7月26日だが、日本がこの宣言を正式に受諾決定したのは8月14日深夜であり、受諾決定までに20日間を費やした。この20日間の日本国民の犠牲者数は、広島長崎の原爆犠牲者を含めて約38万人だが、それは太平洋戦争の1347日間の官民合わせて300万人の犠牲者(死者=推定)の実に13%に相当する数だ。たった20日間に全戦争犠牲者の1割を超える犠牲者が新たに加わったのだ。結果論とは言うものの、ポツダム宣言を直後に受諾していれば、この犠牲者が出なかった事は明白だ。
全く勝算も無いのに、バカの一つ覚えで国体護持(ヒロヒト自身の命の保障と同義)を掲げて、東京に原爆が投下される危険(ヒロヒトが実際に敵の銃弾で倒される危険)が迫るまで、だらだらと決断を先送りしたヒロヒトの責任は重大だ。
> 実際、日本は講和を図っていたが幸福条件が折り合わず、最後は
> ソ連に仲立ちを頼んで、さらに間抜けな結果を招いただけだ。
日ソ間には中立条約があったとは言え、一方でナチスドイツと血みどろの戦いをしていたソ連が、他方でドイツの同盟国の日本の為に一肌脱ぐと幻想する事がそもそも間抜けだ。
> 勝てる戦で、相手の権利を守ろうなんて気は起きないから、全てを
> 差し出さなければ、全てを奪うまでってのは当たり前だ。
> その状況下で「負け方」なんてあるわけないだろ。馬鹿だな。
最初から勝てる(負ける)と決まった戦いがあるのか。もしあるなら、その負け戦をおっぱじめた責任が新たに追及されねばなるまいな。
> > 私は先の大戦で命を失った将兵を冒涜した覚えは全く無い。
>
> 結果として、そうなってるのを、自覚しろ。
自覚が足りないのはどちらだ。先の大戦に参戦して命を落とした将兵は、帝国日本が国家主権を喪失し、アメリカの属国となる事を祈念して戦ったのか。帝国憲法を外圧で改正させる目論みと共にアメリカと戦ったのか。天皇を現人神から人間に引き摺り下ろす目的を持ってアメリカと戦ったのか。そんな不埒な将兵が一人でもいたと言うなら、実名を挙げてみろ。
天皇が敵に寝返った事により、戦いの目的を何一つ果たすことが無く、その死が文字通り犬死となってしまったのだ。将兵の死を冒涜しているのは、その死を直視して「犬死」と証する人間では無い。将兵の死を冒涜しているのは、何一つ戦いの目的を果たすことなく無念の内に死んで行った将兵の死を、悪戯に美化し利用する靖国に群れる様な連中だ。
> > その筆頭売国奴を無分別に妄信する貴様らだ。
>
> 別に、盲信なんてしてないよ。
> 所詮、一人間としてできることには限りがあることは
> 天皇であろうと変わりがないんだから、責任の全てを
> 天皇に負わせるのは非現実的だし、彼に負わせる事で
> 国民の責任を摩り替えるような発想は、また次の戦争を
> 招く無責任なものでしかないと言っているのだよ。
全ての責任を負うどころか、忠臣に全責任を転嫁して、自らは寸分の責任すら負わなかったのが、天皇失格、大元帥失格、人間失格のヒロヒトだ。戦後の国家無責任体制はこのヒロヒトが始めたと言っても過言ではない。ヒロヒトは、国家主権を喪失する程の、究極の大罪を犯したにも拘わらず何の責任も取らなかったのだから。
> 組織として道を誤ったのなら、組織として責任を負うべき。
国体明徴声明の発せられた1935年以降、当時の国家、社会では、天皇機関説は完全に否定されていた。組織の一員としての天皇は最早存在しない。全権を掌握した天皇が存在しただけだ。
> 国民全てをつるし首にしろとは言わないが、責任者だけ
> つるし首にしてそれで終わりという発想は、無責任でしかない。
父母を失い、兄弟姉妹を失い、我が子を失い、家財を失った多くの国民はこの戦争で既に十二分の代償を払っている。最高責任者の責任を不問に付したまま、お前さんは国民にその上何の責任を負えと言うのか。卑しい天皇の精神奴隷でなければとても出来ぬ発想だ。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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