自動車の北米輸出が好調のようだが、80年代の対米黒字拡大、
日米関係悪化を招きかねないかと不安である。

自動車業界は輸出を自粛するべきである。

自分たちの利益のためだけに売れるだけ売ろうとするのは公序良俗に反する。
それにより対米摩擦を引き起こし、日本の安全防衛問題にまで重大な結果をもたらす。

そもそも80年代の一発触発の危機を作り出したのも自動車業界である。
他業種の日本人にとっては迷惑極まりない。

現代のアメリカで輸出できるモノといえばマイクロソフトをはじめとした
コンピューター関連か、ハリウッドの映画、ボーイングの飛行機、しかし
ボーイングの航空機の場合、多くを日本で生産したり日本製部品を利用していることから
それほど大したこと無い。

この状態で、日本の自動車が販売攻勢をかけたらアメリカ経済はまたしても
80年代に逆戻りする可能性もある。

原油高でガソリンが高騰し、日本車が売れすぎているいま何らかの処置を
責任を持って取るべきだろう。