非戦つうしん54 04.11.9  http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/hisen0.html

11/3 塩尻峠頂上の公園の紅葉
http://homepage2.nifty.com/aki-toyama/Topics/Shizen/2004/1103_Enrei/11_03_En
rei.htm
私・毛利の裏庭のようなところで、こころ癒される大好きなところです。
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国際ニュース http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/hisen0-1.html
非戦つうしん543 04.11.9
1-1 <ファルージャを救わなければ>2人のイラク人からのメール
1-2 始まったファルージャ壊滅作戦  
米軍、ファルージャ総攻撃を開始 中心部に激しい砲撃
1-3 実際は、ケリーが勝っていた?
1-4 ジョージ・W・ブッシュと女性の権利
1-5 オランダ、ハンガリーイラク撤兵を発表  ブルガリア部隊削減へ

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国内ニュース http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/hisen0-2.html
非戦つうしん54 04.11.9
2-1 自衛隊派遣延長を日本に要請 米駐日大使が明らかに
2-2 米海兵隊がグアムで陸自に指導 イラク想定、都市型戦闘訓練
2-3 ビラ貼り田中さん不起訴処分
2-4 三井 環 元高検部長 無罪の最終弁論
2-5 止めよう教育基本法改悪  超満員の会場 全国集会に5500人
2-6 ここが知りたい特集 定率減税の縮小・廃止

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署名・本・HPなどご紹介 http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/hisen0-3.html
非戦つうしん54 04.11.9
3-0 ファルージャ攻撃阻止署名
3-1 自衛隊のイラクからの撤兵を求める署名
3-2 DPRK(朝鮮民主主義人民共和国)への人道支援を現地取材しました
3-3 小説HP紹介  「幻の花 琉球すずかけ」
3-4 中越地震ボランティアセンター3HPサイト
3-5 江川昭子HP「それでもいのちはいのちだ」

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催しご紹介コーナーhttp://www1.ocn.ne.jp/~mourima/hisen0-4.html
非戦つうしん54 04.11.9
4-0 ファルージャの人びとを救え!11・10米国大使館抗議・要請行動
4-1 自衛隊を戦場に送らないで11・13 ピースウォーク in こおりやま
4-2 11.14第10回東京の高校生平和のつどい
4-3 11.20第二回八王子平和イベント 「日の丸」・「君が代」と私たちの自由
4-4 11.20トランスペアレンシー・ジャパン設立記念シンポジウム
4-5 12.11-12京都社会フォーラム
4-6 12.16立川反戦ビラ弾圧事件判決

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長文・特集コーナー http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/hisen0-5.html
非戦つうしん54 04.11.9
天木直人 ■ 中東紛争に関する国際フォーラム 参加報告 □■

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投稿コーナー  http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/hisen0-6.html 
非戦つうしん54 04.11.9
6-1 伊藤和子のNY通信   深い衝撃の中から
6-2 日本国憲法を、もう一度、よっこらしょっと抱えなおす事 amo
6-3 アメリカの拒否理由は、なんと「内政干渉」
6-4 残念な〜      遊牧民
6-5 和泉通信11-08《ファルージャへの攻撃を黙認していてはならない》




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国際ニュース http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/hisen0-1.html
非戦つうしん543 04.11.9
1-1 <ファルージャを救わなければ>2人のイラク人からのメール
1-2 始まったファルージャ壊滅作戦  
米軍、ファルージャ総攻撃を開始 中心部に激しい砲撃
1-3 実際は、ケリーが勝っていた?
1-4 ジョージ・W・ブッシュと女性の権利
1-5 オランダ、ハンガリーイラク撤兵を発表  ブルガリア部隊削減へ

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1-1◎<ファルージャを救わなければ>2人のイラク人からのメール    

黙って見ているだけでいいのでしょうか!?

ファルージャが再び襲われています。
アラウィ首相の命令はまだだろうと、爆撃は容赦もなく。
なんのために?

米軍は「避難しない者は武装勢力と同じ」とみなす模様ですが
避難など、できない人々がたくさんいるのに……

バグダッドのスレイマンさんから送られてきたメールを紹介します。

「イラク人はとても親切でやさしい人々」と常日頃聞いていますし、ストリー
トチルドレンを援助する彼の普段の印象も同様です。ここまでやられていなが
ら、彼らの寛大な心にしばしば驚かされもします。しかし「今日もイラクで50
人死亡」といったニュースが毎日のように流されるなか、ファルージャに対す
る総攻撃を「誰も本気で止めようとしていない」現状に、強い怒りを感じさせ
るメールでした。
が、その怒りの裏に隠れているのは深い、深い哀しみに違いありません。
なんとかして、止めなければ。

千早/TUP翻訳メンバー

May Earth be Filled with Peace and Happiness!
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奪われるファルージャ
----------------------------------------
ファルージャの誰もが、
そのすべてが 奪われようとしている
女も、子供も、家族も
歴史も、人間性も、平和も

なのに世界は
米軍がどんなふうに市民を殺すのかを
軍用機がどんなふうに使われるのかを
ただ見ているだけ

ファルージャに
今度はどんな兵器が使われるのかを

世界はまるで死体のように
感情も持たず
なんらの反応も示さない

ファルージャが何を意味しているのか、わかるだろうか?
それは世界のどこにでもある町のこと
それは広島であり、カブールであり
ファルージャは、人類の暗黒の未来であり
民主主義と平和の名における殺戮だ

ファルージャは、ファルージャの民のものにとどまらず
今日の世界の象徴となっている
大きな魚が小さな魚に食らいついている 今の世の

沈黙していれば、次はあなたの街の番が来るだろう
あなたの歴史が 次の餌食となるのだ
最新のテクノロジーがいかに安易に
なんの罪もない子供や、力のない人々を殺せるか
見ているがいい
そうしたら次はあなたたちの番だ


今日の犯罪に目をつぶっているすべての人々は
歴史と人類の前に この犯罪の共犯者となるだろう
そして、誰も卑怯者や臆病者を許しはしないだろう
シェイクスピアが「生きるべきか、死ぬべきか」と言ったように
(注:「今こそ『決断と行動のとき』だ」と言いたいのでしょう)

ファルージャは、泣いてくれることを期待などしていない
ファルージャは、強烈な悲鳴を必要としている
すべての良心を叩き起こすための悲鳴を
(翻訳 千早/TUP翻訳メンバー)


◎関連 セイブ・イラクチルドレン・名古屋が招き、今年1月から8月まで名古屋大学
で医療研修したモハメド・ダハム・ハッサン医師(バグダッドのセントラル教育病院
小児科医師)からのメール

友人のみなさん

重要なことをお伝えしなければなりません。サウジアラビアのイスラム指導者たちが
イラク国民に、外国軍の支配とたたかうようよびかけました。また、イランのシーア
派指導者も、イラクの人々に占領支配とたたかうようよびかけています。イラク国民
にとってはすばらしいこの2つのニュースは、事態を一層悪化させるでしょう。
イラク国民はこれら指導者たちを信頼しています。日本はこの点について考えなけれ
ばならないと思います。日本の軍隊も外国の軍隊ですし、米軍を支援していると見ら
れているからです。みなさんは何を待っているのですか。もっと多くの日本人の命が
失われるのを待っているのですか?!!!!!!!!!!!!!!イラク国軍は昨
日、北部のクルド人自治区を除いたイラク全土に非常事態宣言を出すことを決めまし
た。昨晩、ファルージャへの攻撃が始まりました!!!!!私たちは民間人の命が助
かるようにと祈りを始めました。米英軍は日曜日の朝からファルージャ市を完全に包
囲してしまっています。
みんな大きなストレスにさらされた状態です。ずっと祈りをささげています。
みなさん、
書き続けられません。今の事態が心配で心配でならないのです。つい数時間前にファ
ルージャの病院が爆撃され、医療関係者がとらえられたというニュースを聞いたとこ
ろです。新しいニュースが届くのをまって対処しなければなりません。
モハメッド


関連 ファルージャ市民代表が国連のアナン事務総長に出した書簡
http://humphrey.blogtribe.org/entry-0e7f9fee7cbc191bc4da2e878562dc62.html


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1-2◎始まったファルージャ壊滅作戦  
米軍、ファルージャ総攻撃を開始 中心部に激しい砲撃

イラク中部のファルージャ郊外で8日、配置につく米海兵隊=AP
 米軍が8日午後、ファルージャ中心部に向かって総攻撃を開始したとAP通信やロ
イター通信が報じた。激しい砲撃の後、市北東部の地区に4千人以上の米海兵隊が進
撃したという。米軍は攻撃機AC130も投入し、市域への激しい空爆を続け、あち
こちで黒煙が上がっているという。
全文はhttp://www.asahi.com/international/update/1108/009.html

◎米軍がファルージャ突入、病院と橋を占拠 38人殺害か
http://www.asahi.com/international/update/1108/004.html
いまだ5万人のイラク人が市内にいるとのこと。一体どうするつもりか(毛利)


イラク情勢ニュース            (転送・紹介歓迎)
2004年 11月8日 月曜日
--------------------------------------------------------
◎☆★ファルージャで戦闘が始まっている
Battle of Falluja under way
アルジャジーラ 11月8日 13:28 Makka Time
--------------------------------------------------------
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/DA2FE7D7-FA3C-473B-B094-AC7AF29E392B.
htm
 全面攻撃の開始とも思われるような激しい戦闘が、イラクの都市
ファルージャで始まった。

 8日午後、市内の目標に米軍機が猛烈な攻撃をおこなった、とロ
イターが伝えた。

 米軍機は20分間に8回の攻撃をおこない、米軍が大攻勢を開始
しようとしている市の北西部から、巨大な煙の渦が巻きあがった。

 これより前、複数の医療関係者がアルジャジーラに、ファルージャ
の西部ジスレイン地区で地元戦士と米軍が衝突、住民9人が死亡、
16人が負傷したと語った。

 イラク人ジャーナリストであるアブ・バクル・アル・ドレイミは、その
衝突は2003年4月以後にファルージャで見られたなかで、最も激
しいものだったとアルジャジーラに告げた。

 「米軍の戦車、戦闘車両、F16戦闘機、C130攻撃機がファルー
ジャ攻撃に参加している」とドレイミは話した。「市の西部地域で激し
い戦闘が今進行中だ」。米軍は戦車とヘリコプターに支援されてい
る、と、彼は付け加えた。

 彼は、「軍事衝突がジョラン地区でも始まった。その地域の抵抗も
激しい」と彼は言った。「市の防衛者たちは全力をあげて米軍の攻
撃に反撃している」。

 米海兵隊は市の西端にある病院周辺の土地を制圧した、と目撃
者が話した。

 7日午前2時頃、イラクの特殊部隊が発砲することなく病院を強襲
し、一部の人々に目隠しし、ドアを蹴破った、と、軍に同行しエンベッ
ド取材している記者が伝えた。

 数百人のイラク人兵士は、2カ所の入り口からファルージャ総合病
院の1階に入り、部屋から部屋を捜索して、中にいた少なくとも50
人の男性を殴った。彼らの約半数は後に釈放された。

 戦闘車両に乗った米海兵隊の護衛が、イラク軍第36特別奇襲大
隊の兵士に随行し、その地域を確保した。


 ◆封鎖

 多数の米軍兵士が、ファルージャ攻撃に備えて、市の郊外に布陣
した−−アルジャジーラが報道した。

 イラクの暫定政府がクルド地域を除く全土に非常事態を宣言した
あと、米陸軍は包囲された都市に通じるすべての道路を閉鎖した、
と情報提供者がアルジャジーラに伝えた。

 イラク軍兵士と米海兵隊の2万人近くが攻撃開始の命令を待って
ファルージャ周辺で配置についた。

 米軍は、ザルカウィの率いる外国人戦士とサダム・フセイン支持
者1000人〜6000人がファルージャの路地と建物の屋根に潜ん
でいると主張する。

 暫定政府とファルージャのあいだの和平交渉は数回おこなわれて
成果がなく、先月おこなわれた最近の交渉では、もし住民がザルカ
ウィとアルカイダの疑いのある戦士を引き渡さなければ、新たな攻
撃があるとアラウィ首相が恫喝(どうかつ)した。

 しかしファルージャの住民は、ザルカウィもアルカイダのメンバーも
市内にはいないと反論している。住民たちはまた、空爆と砲撃が続
いており、市内の多くの民間人が殺されていると非難した。

--------------------------------------------------------
※ URUK NEWS イラク情勢ニュースHP
    http://www.geocities.jp/urknews/

※ 関連する英字報道
★Field hospital in Iraq on alert
警戒体制に入ったイラクの米軍野戦病院
http://www.newsday.com/news/nationworld/world/ny-wohosp1105,0,1021250.story?
coll=ny-homepage-big-pix
 ・・・もし、予期されるようなファルージャの戦闘が始まったら、一つ
の戦闘としては、ベトナム以来最大の犠牲者が出るのだろうか? 
この質問に、野戦病院で20年の軍隊経験を持つ軍曹は、「おそら
く、そうなるだろう」と答えた。・・・
―――――――――――――――――――――――――――
★写真: ファルージャ空襲の犠牲者と米軍 11月3日〜4日
http://usaterror.tripod.com/fal031104.htm
-------------------------------------------------------
☆★MSF aid agency ends work in Iraq
<国境なき医師団>もイラクから引き揚げ
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/3982689.stm
 スタッフの安全が確保できず、これ以上、医療活動を展開できな
いとしてイラクから引き揚げることを決めた。
--------------------------------------------------------
※ URUK NEWS イラク情勢ニュースHP
    http://www.geocities.jp/urknews/


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1-3◎実際は、ケリーが勝っていた?

田中宇の国際ニュース解説11月7日より http://tanakanews.com/mail/
━━━━━━━━━━
★ブッシュ再選の意味
━━━━━━━━━━

 11月2日の大統領選挙は、あっけなくブッシュの勝利となった。この結果
が意外だったのは、当日の開票前の出口調査でもケリーが有利だとされていた
のに結果はブッシュの勝利で、事前にアメリカのマスコミでは今回の選挙で共
和党による広範囲な不正が行われそうだという指摘が多々あったのに、投票日
の翌日にはケリー陣営が敗北を認め、ブッシュの勝利が確定したためだ。

 たとえ選挙でブッシュが勝ったように見える結果が出ても、ケリー陣営が不
正を指摘し、最終的な判断が裁判に委ねられ、結論が出るまで何週間もかかっ
た2000年の前回選挙の波乱が繰り返されるのではないかと予測されていた
が、そのような展開にはならなかった。FT紙のコラムニストは「共和党の幹
部でさえケリーが勝つだろうと言っていた」と意外さを隠さずに書いている。
http://tanakanews.com/e1008election.htm
http://news.ft.com/cms/s/8b9193ce-2e95-11d9-97e3-00000e2511c8.html

▼無効票を再確認すればケリーの勝ちになる?

 共和党陣営が不正をやったのではないかと疑われるポイントはいくつかある。
「コンピューターを使ったタッチスクリーン方式の投票機で、プログラムの欠
陥を使って投票結果が改竄されたのではないか」「黒人など民主党支持のマイ
ノリティ層が多い投票所で、共和党系の選挙委員らによって投票を認められな
い人が多く出たり、故意に事務処理が遅延させられて何時間も行列ができて多
くの人があきらめて帰ったりした」などである。

 前回2000年選挙時にフロリダ州で発生した「紙に穴をあけるバタフライ
方式の投票所では、中途半端に穴が開けられていた票のうち、ケリーに入れら
れたものばかりが無効票にされた」という疑惑も再発している。前回選挙のフ
ロリダ州の不正を早くから指摘していたジャーナリストであるグレッグ・パラ
ストは、今回の選挙でも、無効票にされたものを再確認すれば、ブッシュの勝
利を決定したオハイオ州がケリーの勝ちに逆転し、ケリーが大統領になるはず
だ、と指摘している。
http://www.gregpalast.com/detail.cfm?artid=392&row=0

 パラストによると、オハイオ州では前回の選挙時に11万票の無効票が出た
が、そのほとんどは民主党のゴア候補に入れられていたことが分かっている。
(ゴアの方に穴が中途半端に開けられていたり、2つ以上穴が開けられていた)。
今回、オハイオ州で何票の無効票が出たか、共和党陣営である州政府は発表し
ていないが、前回と似た水準であると仮定し、これに加えて「暫定票」の
17万5千票のほとんども民主党支持者であることから、両方を合わせるとブ
ッシュとケリーの票差(13万6千票)が逆転し、ケリー勝利になるはずだと
いう。

 暫定票とは、各投票所に駐在している共和党か民主党の選挙管理委員が、有
権者のIDカードの不備などを理由に「この有権者には投票資格があるかどう
か怪しい」と主張した場合、正式な投票用紙ではない暫定票を使って投票する
もので、オハイオ州の暫定票は、まだ開票されていない。オハイオ州で暫定票
がいくら出たかということ自体、共和党の州政府は「17万5千」と言ってい
るのに対し、民主党陣営は「25万は出たはず」と主張している。

 選挙当日の夜、オハイオ州の暫定票が選挙後の政治紛争に発展するとみて、
民主党の弁護士団がオハイオ州入りしたが、ケリー自身は翌朝に早々と敗北宣
言を行い、リングを降りてしまった。「2000年に続き、民主党の往生際の
悪さがアメリカの民主主義への信頼を失わせている」とマスコミから叩かれた
くないためだっただろうとか、オハイオ州政府が共和党なので、暫定票や無効
票の再確認をしても、うまく票を隠されたりしてケリー勝利には結びつかない
だろうと予測したからだろうとか言われている。

「ブッシュもケリーも、アメリカ上層部を支配するといわれるイェール大学の
秘密結社スカル・アンド・ボーンズの会員なので、最初からケリーは徹底的に
戦うつもりはなかったのではないか」などという分析もある。
http://xymphora.blogspot.com/2004/11/premature-concessulation.html

▼投票機を使った州はブッシュが優勢に

 もう一つ「怪しげ」とされていることは、開票前の出口調査の結果と、実際
の選挙結果とされている数字とを州ごとに比較すると、投票機を使っている州
でのみ、おはなべて出口調査より実際の結果が5−7%ブッシュに有利になっ
ていることである。投票機のシステムは多くの場合再確認ができない。それを
いいことに、投票機でシステム的な不正が行われ、各州でブッシュが有利な数
字に書き換えられたのではないか、という疑惑である。
http://www.whatreallyhappened.com/IMAGES/exit_poll.gif

 共和党支持者は「出口調査の方に誤差があったんだ」と主張しているが、民
主党支持者は「投票機ではなく紙で投票している州では、出口調査と実際の結
果の差は1%未満におさまっており、出口調査は信頼できる。実際の結果の方
が不正が施されている」と主張している。
http://www.newstarget.com/002076.html

 出口調査とは、投票所の出口で有権者に誰に入れたかを尋ね、それを集計す
る調査だが、共和党が何としても勝ちたかったオハイオ州では、選挙前に州政
府がマスコミに対し、投票所の近くで出口調査をすることを禁じる指令を出し、
マスコミが裁判所に訴えてようやく指令を解除させるという騒乱も起きた。オ
ハイオ州の指令は「不正をやるから近づくな」と言っているようなものだった。
http://www.guardian.co.uk/worldlatest/story/0,1280,-4591173,00.html

 問題をややこしくしているのは、出口調査を実施したAP通信やCNNテレ
ビが選挙当日、実際の得票結果を見て、出口調査の結果を訂正して実際の結果
に近い数字に変えてしまったことだ。民主党支持者は「訂正前の数字の方が正
しい」としているが、調査の実施者が訂正してしまった以上、話は通りにくい。
http://www.prisonplanet.com/articles/november2004/031104dontmatch.htm

 アメリカのマスコミは、前回2000年の選挙で「ゴア当選」と報じたとこ
ろがあり、それは投票機システムの不調の結果でありマスコミ側のミスではな
かったのだが、あとでブッシュ政権から苛められることになった。そのため今
回は、さっさと「事実」の方に「予測」を合わせて訂正したのだろう。

▼「何度ケリーを押してもブッシュが出る」

 今回の選挙では、全米の有権者の3分の1がコンピューターの投票機で投票
した。投票機メーカーの最大手であるディーボルド社の投票機はプログラムに
欠陥があり、不正が簡単にできてしまう。ニューヨークタイムスなど、アメリ
カのいくつかのマスコミもこの欠陥を報じ、民主党は各州で印字機能をつけさ
せようとしたが、是正されないまま投票日当日を迎えている。
http://tanakanews.com/e1008election.htm

 投票機で不正が可能でも、投票の際に投票結果を印字し、有権者が自分が支
持する候補者の名前が印字されていることを確認し、その紙を予備の投票箱に
入れるという制度を採れば、たとえ集計時にコンピューター内の数字を書き換
えて不正をやっても、あとで疑惑が持ち上がったら投票箱を開けて票を数える
という従来型の開票をやって、検証することができる。だが、多くの州では印
字機能がついておらず、不正がばれず「完全犯罪」ができる。

 投票機による不正を監視している組織には「ケリーの方をタッチしたが、次
の確認画面で『ブッシュで良いですね』という表示が出て驚いた。そそっかし
い人は騙されてしまうだろう」「何度ケリーを押しても確認画面でブッシュが
出てきた」「確認画面が出ないまま終わってしまった」といった有権者の体験
記が寄せられている。
http://www.infowars.net/Pages/Nov_04/041104_votes.html

 オハイオ州の有権者約4000人の選挙区では、ブッシュに6200票も入
っているという投票機の間違いが3日後まで気づかれなかった。この手の投票
機の「計算ミス」は2000年にもフロリダ州で起きている。
http://www.democraticunderground.com/discuss/duboard.php?az=view_all&address
=104x2598159

 不正の指摘は今のところ、疑惑や推測の域を出ないものだが、以前の記事
( http://tanakanews.com/e1015CIA.htm )に書いたように、CIAの中の反
ネオコン勢力がブッシュ再選を阻もうと、選挙前にブッシュを不利にする情報
をマスコミに流し続けた経緯がある。この勢力が今後、選挙で不正が行われた
こと示すもっと確定的な情報をマスコミに流すかもしれない。

 だがその場合でも、ケリー本人を含む民主党の上層部は、開票のやり直しを
求めたりはしないだろう。2000年の前回選挙から数ヵ月後、共和党がフロ
リダ州で不正をやったことが発覚したが、そのとき民主党の上層部は見て見ぬ
ふりをしており、今回もケリーが早々と敗北を認めてしまったことから考えて、
あとから不正が発覚しても民主党上層部は大して追及しないと予想される。

 今回の選挙で不正が行われたことが分かった場合の問題はむしろ、国際的な
アメリカの信用がいっそう失われることである。ブッシュ政権は今後「中東の
民主化」をさらに進めようとするかもしれないが、当のブッシュが2回とも選
挙不正によって当選したとなると、中東の人々は「おれたちを政治腐敗を責め
る前に、自分たちの腐敗を改めろ」と思うだろう。中国やロシアなどに対して
アメリカが民主化を求めても効果がなくなる。


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1-4◎ジョージ・W・ブッシュと女性の権利
全文は益岡賢HPhttp://www.jca.apc.org/~kmasuoka/

どのようなかたちであれ中絶を支援しているような組織への資金提供は停止された。
たとえば国連人口基金に対して米国議会が割り当てた3400万ドルや世界保健機関
のリプロダクティブ・ライツ・プログラムへの300万ドルは凍結された。一方、国
連の会議の場で米国ブッシュ政権は、中絶反対のアジェンダを推進している。
2003年6月の議会で、米国での妊娠中期以降の中絶[late termination]が法で
禁止された----1973年に中絶が合法化されて以来の、中絶に対する最大の制限で
ある。


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1-5◎オランダ、ハンガリーイラク撤兵を発表  ブルガリア部隊削減へ
 
 イラクへ兵士を派遣しているオランダとハンガリーが三日、来年三月末までに撤退
することを相次いで発表しました。ブルガリアも同日、派遣兵士の規模縮小を明らか
にするなど、イラクを事実上占領支配している米主導の多国籍軍の一角がさらに崩れ
つつあります。

 オランダ国防省は三日、声明を出し、イラクで治安維持任務に就いている千三百五
十人の同軍兵士の交代要員を派遣し、十一月半ばから来年三月まで任務に就くと発
表。その際、「オランダの貢献はこの任務で終わる」とのべ、三月中に部隊を撤退さ
せることを強調しました。

 米国などの占領への反発から生じたイラクの治安悪化で、今年に入って兵士二人が
死亡したことを受け、オランダ国内では撤兵を求める声が強まっていました。オラン
ダ軍は、陸上自衛隊派遣地の南部サマワの治安も担当しています。

 ハンガリーのジュルチャニ首相も同日、イラク派遣部隊三百人を三月末までに撤退
させると表明しました。

 一方、ブルガリア国防省は三日、イラク中南部派遣の四百八十三人の部隊を四百三
十人に十二月から削減することを明らかにしました。イラク派遣のブルガリア兵はこ
れまでに七人が死亡しています。

 二千四百人を派遣しているポーランドのクワシニエフスキ大統領も十月初め、来年
末までにイラク派遣の兵士を撤退させる考えを表明。その後ベルカ首相が撤退時期に
ついては未定と述べたものの、部隊の規模縮小の意思を示しています。
                           11月5日(金)「しんぶん
赤旗」



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国内ニュース http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/hisen0-2.html
非戦つうしん54 04.11.9
2-1 自衛隊派遣延長を日本に要請 米駐日大使が明らかに
2-2 米海兵隊がグアムで陸自に指導 イラク想定、都市型戦闘訓練
2-3 ビラ貼り田中さん不起訴処分
2-4 三井 環 元高検部長 無罪の最終弁論
2-5 止めよう教育基本法改悪  超満員の会場 全国集会に5500人
2-6 ここが知りたい特集 定率減税の縮小・廃止

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2-1◎自衛隊派遣延長を日本に要請 米駐日大使が明らかに

 米国のベーカー駐日大使は8日、東京都内の米大使館で記者会見し、12月14日
に期限が切れるイラクへの自衛隊派遣について、日本政府に対して延長を要請したこ
とを明らかにした。さらに「(派遣が)重要である理由は、部隊の規模や支援活動の
面だけでなく、日本が世界の主要国として責任を果たすことを示す象徴だからだ」と
意義を強調した。
全文はhttp://www.asahi.com/politics/update/1108/006.html

◎関連 自衛隊イラク派遣、延長幅探る政府 「半年に限定」論も

 イラクに自衛隊をいつまで駐留させるのか――。派遣の基本計画が1年間の期限切
れを迎える12月14日に向け、政府・与党内の議論が本格化してきた。政府は、期
限切れ前に「延長」を閣議決定する方針を固めているが、イラク全土に非常事態宣言
が発令されるなど治安情勢は厳しさを増す。与党内からは延長慎重論や、延長期間を
半年に短縮する案も出始めた。政府は延長の理由に加え、派遣の「出口」の展望も示
す必要に迫られている。
全文はhttp://www.asahi.com/politics/update/1109/001.html


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2-2◎米海兵隊がグアムで陸自に指導 イラク想定、都市型戦闘訓練
検問所も類似 “サマワで役立つ”

 陸上自衛隊が十月、沖縄に駐留する米海兵隊特殊部隊の指導の下、イラク派兵も念
頭に置いた都市型戦闘のための訓練を、グアムで実施していたことが一日までに分か
りました。米国が進めている世界規模での軍事態勢再編で狙う、海外での日米共同作
戦体制の強化を具体化する動きとしても重大です。


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2-3◎ビラ貼り田中さん不起訴処分
10月14日、愛知県警公安3課によって「岡崎市屋外広告物条例違反」で逮捕・勾
留された(6カ所が家宅捜索を受けた)豊田の田中九思雄さん−10月22日に釈放
−が不起訴処分となりました。 
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              田中さんを救援する会・速報第7号
                 <2004年11月3日>
            −広く転載して広めていただくことを望みます−

       ==========================

                    不起訴となりました。

     田中さんからの連絡によりますと、11月2日の夕方、弁護士から
     不起訴になったとの電話があったそうです。
   私たちの救援活動が奏を効したと判断、とりあえず、よかったと思います。

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2-4◎三井 環 元高検部長 無罪の最終弁論
http://www012.upp.so-net.ne.jp/uragane/saisyu-index.htm

2004年10月27日、私の最終弁論が行われました。

検察庁が裏金を隠蔽するために、事件をでっちあげ、私を逮捕するという
信じがたい暴挙に出てから、2年半。私は完全無罪、自らの過ちを防ぐために
逮捕という権力を使うことは違法だとする、公訴権の乱用を法廷で訴えました。
検察側の論告求刑があってから、1ヵ月半、私とともに2年半一緒に戦ってくれた13人
の弁護士たちと書き上げました。作業は裁判当日の午前二時にまで及びました。
A4サイズの用紙にして、280枚を越す大作。
これまでの、すべての戦いが凝縮されています。
あまりにも膨大ゆえに、法廷でも割愛しながら朗読するしかなかったほどです。
ここでも、すべてを掲載することができませんが、要旨をまとめました。


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2-5◎止めよう教育基本法改悪  超満員の会場 全国集会に5500人

 教育基本法改悪を許すなと六日、東京・日比谷野外音楽堂で「教育基本法の改悪を
とめよう!全国集会」が開かれ、五千五百人が参加しました。「教育基本法の改悪を
とめよう!全国連絡会」が主催し、改悪反対での共同を呼びかけたもの。 「改悪を
やめさせるため、デモをしたくてきた」という女子高校生。「この子に変なことを教
えられて、徴兵制になっては大変」という子連れの母親。会場は満席になり、通路に
座り込む人も。教職員は上部組織の違いを超え参加しました。

 各地からの参加者が次々に登壇。「日の丸・君が代」強制の実態などを告発すると
とも
に、集会や署名などのとりくみを報告しました。宗教者、弁護士、戦争体験者らも、
子どもと教育、平和を守ろうと語りました。

 小森陽一東京大学教授が教育を「戦争をする人づくり」にするものだと改悪のねら
いを指摘。高橋哲哉東京大学教授は「基本法が変えられれば、学校からゆとりと自由
が奪われ、教育そのものが破壊される。この運動は子どもたちの自由がかかった運動
であり、私たちの自由をかけた運動」と訴えました。

 この日の全国集会までに各地で連帯した集会が開かれ、その参加者は計一万人を超
えました。             11月7日(日)「しんぶん赤旗」


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2-6◎ここが知りたい特集 定率減税の縮小・廃止
年金財源口実に政府が狙う 定率減税の縮小・廃止
あなたの負担、どうなる
その先に 消費税大増税

 政府は、基礎年金の国庫負担を三分の一から二分の一に引き上げる財源として所得
税・住民税の定率減税の縮小・廃止をねらっています。廃止による新たな国民負担増
は総額約三・三兆円になります。子育て世帯や働き盛り世帯への影響をみてみまし
た。
全文はhttp://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-11-07/05_01.html




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署名・本・HPなどご紹介 http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/hisen0-3.html
非戦つうしん54 04.11.9
3-0 ファルージャ攻撃阻止署名
3-1 自衛隊のイラクからの撤兵を求める署名
3-2 DPRK(朝鮮民主主義人民共和国)への人道支援を現地取材しました
3-3 小説HP紹介  「幻の花 琉球すずかけ」
3-4 中越地震ボランティアセンター3HPサイト
3-5 江川昭子HP「それでもいのちはいのちだ」

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3-0◎ファルージャ攻撃阻止署名
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 以下の文面 転送・転載 歓迎
 (転送などの際,署名者リストは抜かしてもOK)
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スンニ・トライアングル,特にファルージャは建物が爆撃で破壊され,米軍の戦闘の
環境が整えられつつあります。今回の攻撃は4月の攻撃を超える規模のものとなるこ
とが予想されます。反対の意思をお持ちの方は,意思表示をお願いします。以下
,Bertrand Russell Tribunalのオンライン署名です。
これは4日に益岡さんの翻訳で一度ポストしたものですが,そのあとウェブページが
整えられ,オンラインでフォームで署名ができるようになっています。

イラクの死者100,000人 攻撃激化に反対する署名
100.000 IRAQI DEATHS ! WORLD WIDE PETITION AGAINST THE ESCALATION !
http://amigaphil.planetinternet.be/BTpetitiontxt.html

10月29日に出されるランセットのレポートは,ファルージャからの情報を除外して,
侵略が行われなかった場合に予想される死者数よりも100,000も多くのイラク人が死
亡したと推定している。報告された死の84パーセントは,連合軍の行動によるもので
あり,95パーセントは空襲や砲撃によるものである」
(Reuters, October 28, 2004)
イラクでの戦争は始まったばかりである。終結したなどとはとても言えない状態だ。
米国はこれまで用いてきた手段では,イラクのレジスタンスを負かすことはできない
ようである。しかし米国は退却を受け入れることもできない。この戦争が宣戦布告さ
れ行なわれたその傲慢さゆえに,米国はイラクでその威信を,そして,数十年かけて
築いてきた世界のトップの地位を,危険にさらすことになってしまった。危険はヴェ
トナム戦争よりも大きいほどである。米国は,友好的な政府を作って残していかない
限り,イラクから出ていくことはできない。しかし現在,この地域には米国の友人は
極めて少なく,民主的な選挙を行なった場合,そのような政府が選ばれることはあり
えない。

その結果として,(米大統領)選挙後に軍事行動が劇化することは,真剣に予期して
おかねばならない――ブッシュが再選された場合は即座に,ケリーが勝利した場合に
はじわじわと,軍事行動が激化するであろうと。しかし民主党候補に撤退の意思がな
いのは,ブッシュに撤退の意思がないのと同様である。米国政府は,ありとあらゆる
手段を講じて,レジスタンスを打ち負かそうとするであろう。この作業はすでに着手
されている。レジスタンスと,アラブ世界のいかなる政治組織からも事実上糾弾され
ている誘拐や殺人とを結びつけることによって国際世論においてレジスタンスを悪魔
化しようという作業は,もう始まっている。

私たちは米国が現実を直視し,無条件でイラクから軍を撤退させることを,そして受
け入れがたい性質の予防戦争に関して必要な決着をつけることを,要求する。イラク
が平和になるまで,あるいは安定するまで,米軍が留まるよう頼むことは,幻想
である。というのは,米軍がいること自体が憎悪の対象であり,米軍がいること自体
が,あらゆる種類の平和にとっての最大の障害となっているからである。

私たちは,平和的かつ合法的なあらゆる手段を用いて,米国がベトナム戦争で試みた
ようにイラクのレジスタンスを軍事攻撃の激化によって潰そうとするすべての行為に
反対することを確認する。私たちは,イラクでの兵役を拒否する米軍兵士に亡命資格
を与えるようすべての政府に求める。私たちは、戦争プロパガンダに対抗して入手で
きる情報を広めるために尽力し、2002年のときと同様に国際世論を動員して米国にイ
ラクでの軍事解決をごり押しする政策を放棄するよう求める。

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オンライン署名するには,フォームで,
http://amigaphil.planetinternet.be/BTpetitiontxt.html#sign
1)Name: 名前 *必須
2)Country: 国名 *必須
3)Email: メールアドレス *入れなくてもいい
4)Profession: 職業 *入れなくてもいい
5)Organisation: 所属組織 *入れなくてもいい
を半角英数字で入力してください。
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翻訳担当  益岡賢・いけだよしこ
この文書のURL 
http://teanotwar.blogtribe.org/entry-03ccc2d2211dfe9372da6ac2171f6e8d.html
文書作成日時
 2004年11月7日 午後11:00ごろ
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 転送・転載 歓迎 ここまで
 (転送などの際,署名者リストは抜かしてもOK)
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3-1◎自衛隊のイラクからの撤兵を求める署名

日本政府にイラク撤兵を検討するように緊急に要求します。
政党や政治家には、イラク撤兵を強く求めるように要望します。
また、マスコミにも、この要求を意識した報道を要望します。
署名はこちらで
http://global-peace-public-network.hp.infoseek.co.jp/index-j.html

 地球平和公共ネットワークは、イラク非戦声明・包括的非戦
声明を公表し、イラク派兵に反対してきました。派兵は決定的
違憲である上に、現在のイラクは「非戦闘地域」とは言えない
ので、イラク特措法にすら反しているからです。4月の邦人誘拐
事件に際しては、「緊急声明:邦人誘拐事件についての抗議と
要望」を公表しました。この事件は市民達の努力で幸い無事に
解放されましたが、その後さらに状況が深刻になっているにも
かかわらず派兵が続いているために、再び誘拐事件が起こって
しまいました。すぐに政府が有意味なメッセージを送らないと、
今度こそ人命犠牲が出てしまいます。

 イラク各地で武装勢力による襲撃やアメリカ軍の掃討作戦が
続き、外国人が次々と誘拐されたり殺害されたりし続けていま
す。サマワでも明らかに自衛隊を狙った砲撃が繰り返し起こっ
ており、遂に10月22日には陸上自衛隊宿営地にロケット弾
が着弾しました。これ以上派兵を続けていれば、自衛隊や日本
人に人的犠牲が出る危険性は極めて高くなるでしょう。この事
態は、イラク特措法に基づく「非戦闘地域」への自衛隊派遣と
いう政府の論理が決定的に破綻したことを表しています。
 誘拐事件はこの中で起きたのですから、政府は、現在のイラ
クが非戦闘地域とは言えないことを率直に認め、イラクからの
自衛隊撤退を最大限すみやかに決定しなければなりません。こ
れは、論理的には、誘拐グループの要求とは無関係の法的帰結
ですから、撤兵決定は「テロ」の脅威に屈したことにはなりま
せん。

 論理的には、自衛隊の即時撤退を決定すべきです。もしそれ
が「テロに屈する」印象を与えることが心配ならば、人命を守
るために少なくとも不撤退の態度表明をすべきではありません。
どうしても即時撤兵決定ができないならば、せめて「状況の悪
化に伴い、自衛隊の派遣延長の中止を検討する」という声明を
出すべきでしょう。これを誘拐者側に伝え、人質の犠牲を避け
るようにすべきです。既に自衛隊宿営地へのロケット弾着弾が
起こっていますから、これを理由としてあげれば、「誘拐者の
要求に応じる撤兵」という批判を避けることが可能です。この
ような声明を出すことにより、今回の人質の解放を実現すべき
です。
 そして、12月14日に自衛隊派遣の期限が切れるので、派
兵を延長せずに遅くともそこで撤兵を断行すべきです。こうす
れば、人命の犠牲を回避し、違憲で違法な派兵による被害を最
小限に抑えることができるでしょう。
 日本政府が自国民やイラクの人々の生命を尊重し、撤兵に向
けて可能な限り速やかに行動することを強く要求します。

      2004年10月31日
        地球平和公共ネットワーク

※イラクからの撤兵要求は、人質事件とは論理的には関わりが
ないので、事件の展開とは関わりなく、派兵が撤回されるまで
継続します。人質の生命に万一のことがあった場合には、その
根本的な原因は派兵にあることが改めて追求されなければなり
ません(文責 小林)。

呼びかけ人 地球平和公共ネットワーク、「平和への結集」箱根会議

  天木直人(元レバノン大使)、池田恵子(山口大学)、
  上村雄彦(千葉大学COE研究員)、内山田康(筑波大学)、
  鎌田東二(京都造形芸術大学、足の裏で憲法第9条を考える会)、
  川田悦子(元衆議院議員、東京HIV訴訟原告)、きくちゆみ
  (グローバル・ピース・キャンペーン)、金城睦(弁護士、
  平和市民連絡会)、関谷昇(千葉大学)、小林正弥(千葉大学)、
  嶋崎英治(三鷹市議会議員) 、高田 健(許すな!憲法改悪・市
  民連絡会)、千葉眞(国際基督教大学)、田島隆(ひとミュージ
  アム館長)、西田清志(足の裏で憲法第9条を考える会)、久松
  重光(「派兵は決定的違憲」市民訴訟の会・山梨)、平野慶次
  (日本ホリスティック教育協会)、平山基生(沖縄などから米軍
  基地をなくす草の根運動)、吉川ひろし(千葉県議・無所属市民の会)

 内閣総理大臣 小泉純一郎 殿
 私は、2004年10月31日の、「平和への結集」第2回シン
ポジウムで公表された、緊急声明「邦人誘拐事件に際しての撤兵要
求」に賛同し、違憲で不法なイラク派兵に反対し、可能な限り速や
かに撤兵することを要求します。

 ※派兵が撤回されるまでイラク撤兵要求署名として使わせて頂きます。


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3-2◎DPRK(朝鮮民主主義人民共和国)への人道支援を現地取材しました
伊藤孝司からのお知らせ

●DPRK(朝鮮民主主義人民共和国)への人道支援を現地取材しました
朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)への日本のNGOと政府による人道支援を17日間に
わたって現地取材しました。朝鮮での今までにない大変な取材でした。
日本では、朝鮮への人道支援物資が人々に渡っていないのではないか、という強い声
があります。それを検証する取材計画を立て、9月に関係機関との交渉のために訪朝
し、10月に取材を敢行。日本の私たちがまったく知らなかったNGOや国連機関に
よる人道支援の状況を取材することが出来ました。
=雑誌=
講談社 月刊『現代』 2004年12月号 10ページ(11月5日頃発売)
週刊『金曜日』 2004年11月19日号 3ページ(11月19日発売)

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3-3◎小説HP紹介  「幻の花 琉球すずかけ」
伊和佐晴香(ペンネーム)の小説をご紹介します。晴香は数年前に「第81回コスモ
ス文学新人賞(脚本部門)」を受賞した作家です。お母様がヒロシマで被爆しまし
た。ですから晴香は被爆2世でもあります。
ここ1年程前からは、反戦平和を謳う作品に力を入れています。
今回は、晴香の代表作のひとつである、「幻の花 琉球すずかけ」をご紹介します。

       「幻の花 琉球すずかけ」
 昭和20年6月の沖縄は過酷な運命の中にあった
その運命の中で清楚に可憐に咲いていた花
人はそれを幻の花という
 (全文は下記URLでご覧になれます〜20分で読めます)
http://www.h4.dion.ne.jp/~haruka7/newpage5.html

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3-4◎中越地震ボランティアセンター3HPサイト
http://www.gassan.jp/genkimura/
http://www.nponiigata.jp/jishin/
http://www.yuiyuidori.net/kyuen/
ボランティアの活躍にこころより感謝します。ただ、今朝知った、私が生まれ育った
柏崎市北条地区の、家の内部が傾き、路面に多数亀裂ができ、いまだ線路に電車が止
まったままになっている状態を見ても、震源地から遠く数十㌔㍍離れた地域でこれで
は、かしいでいる家の数は全部で1万戸ではきかないのではないでしょうか。今の制
度にはない住宅建設費自体の補償をすべきであると強く主張するとともに、家を倒れ
させないで豪雪をとりあえずしのぎ来春修復するべく自衛隊の全面動員が必要である
とのわたしの考えは動きません。毛利
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3-5◎江川昭子HP「それでもいのちはいのちだ」
http://www.egawashoko.com/menu4/contents/02_1_data_39.html




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催しご紹介コーナーhttp://www1.ocn.ne.jp/~mourima/hisen0-4.html
非戦つうしん54 04.11.9
4-0 ファルージャの人びとを救え!11・10米国大使館抗議・要請行動
4-1 自衛隊を戦場に送らないで11・13 ピースウォーク in こおりやま
4-2 11.14第10回東京の高校生平和のつどい
4-3 11.20第二回八王子平和イベント 「日の丸」・「君が代」と私たちの自由
4-4 11.20トランスペアレンシー・ジャパン設立記念シンポジウム
4-5 12.11-12京都社会フォーラム
4-6 12.16立川反戦ビラ弾圧事件判決

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4-0◎ファルージャの人びとを救え!11・10米国大使館抗議・要請行動

高田健@市民緊急行動です。
緊急ですが、以下の行動にご参加を呼びかけます。重複送信をお許しください。
転載歓迎です。よろしく。

ファルージャの人びとを救え!米英軍はイラク・ファルージャへの総攻撃計画を
ただちにやめよ!11・10米国大使館抗議・要請行動

米英軍がファルージャを包囲し、総攻撃の準備をしています。この総攻撃は「イラク
に民主主義を植え付けるためテロリストをやっつける」と称して行われます。
大量虐殺による廃墟の上に植え付けられる民主主義っていったい何なのでしょう。
すでに多くの民家や病院などが無差別に爆撃されています。昨年のイラク攻撃開始
以来、10万人以上を殺した米英軍は、さらに4月のファルージャ大量殺戮より
いっそう大規模な殲滅戦を仕掛けようとしているようです。
いますぐ、時を争って世界の人びとと共に、「ファルージャの人びとを救え!」の
声を上げましょう。

  11月10日(水)18:00〜
  虎ノ門のJTビル前集合

呼びかけ:戦争反対・有事をつくるな!市民緊急行動/ATTAC Japan/
憲法を生かす会/日本消費者連盟/平和の白いリボン行動・藤沢/
許すな!憲法改悪・市民連絡会/(11月8日17:00現在)
協力:WORLD PEACE NOW

許すな!憲法改悪・市民連絡会
http://www4.vc-net.ne.jp/~kenpou/
WORLD PEACE NOW
http://www.worldpeacenow.jp/

高田健 市民緊急行動
TEL03−3221−4668 FAX03−3221−2558
東京都千代田区三崎町2−21ー6ー302
kenpou@vc-net.ne.jp

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4-1◎自衛隊を戦場に送らないで11・13 ピースウォーク in こおりやま

11月5日、大野防衛庁長官は東北方面隊に第4次イラク派兵命令を
出しました。陸上自衛隊第6師団500名(福島・郡山駐屯地からは110名)のイ
ラク
派兵が迫ってきました。サマーワの自衛隊の宿営地にも連続的にロケット弾が撃ち込
まれました。イラク全土が戦場なのです。12月14日が派兵基本計画一年の期限で
す。
引き返すのは今! 派兵国家、戦争国家への道を止めるのは今です。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
自衛隊を戦場に送らないで
11・13 ピースウォーク in こおりやま
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●日時 11月13日(土)午前10時30分〜午後2時
  ○ 雨天でもやります。
●場所 郡山駅前広場
●平和広場 午前10時30分〜午後2時
  ○  街頭投票コーナー、平和のメッセージ書き込みコーナー
      百万人の顔署名コーナー、平和の踊りコーナー
      オープンマイクコーナー、平和を願う面白グッズコーナー
     など
  ご家族、お子様、お友達たくさんお誘いください!
●ピースウォーク 午前11時30分〜午後0時15分
  ○  郡山駅前広場を出発し、駅前周辺を歩きます。
  ○  楽器を弾いたり、絵を描いたり、チラシを撒いたり、踊ったり、
     平和の祈りをこめてウォークしたり、何でも歓迎です。
  いっしょに歩きませんか?
     
   チラシのダウンロード
   http://homepage2.nifty.com/uchigo/peace_walk041113.pdf 

発行: 戦争への道をゆるさない郡山のつどい実行委員会
 電話 024−932−2144  FAX 024−932−2143
 http://otegaruhp.com/no_war/html/_TOP/


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4-2◎11.14第10回東京の高校生平和のつどい
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第10回東京の高校生平和のつどい
Peace Talk in Tokyo 〜平和な未来をつくるのは私達
憲法9条をもつ日本の高校生として過去の歴史を学び、明るい21世紀をいっしょにつ
くろう!!
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日時:2004年11月14日(日) 9:15開場  10:00START
会場:明星学園高校(吉祥寺駅徒歩20分 バス便あり)
講演:「紛争・貧困・私の出会った人・そして子どもたち」(郡山総一郎さん)
内容:午前…全体会(バンド演奏・講演・アンサンブル)
   午後…分科会(証言と話し合い) 全体会(ダンス・実行委員会企画)
参加費:カンパとして大人1000円、高校生以下無料  お弁当持参
主催:東京の高校生平和のつどい実行委員会
連絡先:042-577-2171(桐朋高校 沖村・富永)

<以下、世話人会事務局発行の「推進ニュース」より>
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
  ◆講演は郡山総一郎さん  
  ◆沖縄国際大学学生からの特別報告〜米軍ヘリ墜落事故
  ◆証言は沖縄戦・被爆者・中国での戦争体験  
   日の丸・君が代問題やアジアの留学生との交流

 10回目を迎える「東京の高校生平和のつどい」が近づいてきました。実行委員の高
校生は、8月の全国高校生平和集会{広島}で多くのことを学びながら、「高校生平
和のつどい」で多くの高校生と、平和について学び、交流しようと頑張っています。
第10回「東京の高校生平和のつどい」を成功させるために、皆さんの大きなご支援を
よろしくお願いいたします。
 今年の「高校生平和のつどい」は、「平和な未来をつくるのは私たち! 憲法9条
をもつ日本の高校生として過去の歴史を学び、明るい21世紀をいっしょにつくろう」
というスローガンをかかげ、午前中の全体会では、講演「紛争・貧困・私の出会った
人・そして子どもたち」というテーマで郡山総一郎さんがお話をしてくださいます。
郡山さんは、今年4月に、イラクのファルージャ近郊で今井さん、高遠さんと武装グ
ループに拘束されたフリーカメラマンです。また、普天間基地近くの沖縄国際大学に
米軍ヘリが墜落した事故と沖縄の基地問題について、元「東京の高校生平和のつど
い」実行委員の学生からの特別報告もあります。そして、高校生が詩の朗読などで平
和への思いを表現します。
 午後の分科会は、証言の分科会は、沖縄戦、被爆者、中国での戦争体験の3人に絞
り、5つの話し合いの分科会(少年事件、環境問題、憲法と有事法制・イラク戦争、
アジアの留学生との交流、日の丸・君が代)と同時並行で行われます。閉会の全体会
では、団sぬや映像による平和への思いの表現、バンド演奏などが行われます。

高校生平和のつどいを成功させるために、皆さんのご支援・ご協力をお願いいたしま
す。
①みなさんの周りの高校生に、この「東京の高校生平和のつどい」について紹介、宣
伝してくださるよう、お願いいたします。同封のチラシをご活用ください。
②「東京の高校生平和のつどい」を成功させるためにカンパをお願いします。

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4-3◎11.20第二回八王子平和イベント 「日の丸」・「君が代」と私たちの自由
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▼日時 : 11月20日(土)13:00〜17:00
▼場所 : 八王子労政会館大ホール
 (地図)
http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/sosiki/roseikaikan/image/hachioji.gif

□第1部□ 戦場における「日の丸・君が代」

 映像:「15年戦争と日の丸・君が代」
  ・岡部正美さん(元陸軍曹長)の証言
       「君が代を吹き間違えた部下が銃殺された」
  ・湯浅謙さん(元陸軍軍医)の証言
       「軍医の見た日の丸突撃」

 証言:小山一郎さん(元陸軍軍曹)
      「強制連行作戦・銃剣に結び付けられた日の丸」

□第2部□ 押し付けの進む東京都の教育現場から

 体験談:前川鎮男さん(元都立高校教諭)
       「やむにやまれぬ不起立で解雇処分」
      秋山良一さん(市内小学校教諭)
       「八王子でも進む押し付け」

□第3部□ 沖縄と「日の丸・君が代」

 三線演奏と講演:知花昌一さん(沖縄県読谷村議)

【主催】八王子平和イベント実行委員会
【賛同団体】(アイウエオ順。11・1現在)
 Ⅰ女性会議八王子支部
 関東日中平和友好会
 教育を語ろう・八王子
 原水爆禁止日本協議会八王子支部
 高齢者大会八王子実行委員会
 子どもと教科書多摩ネット21
 三多摩平和遺族会
 三多摩平和運動センター
 社会民主党八王子支部
 JAM日本機械工業労働組合
 新日本婦人の会八王子支部
 スペース・キール
 生活クラブ運動グループ八王子地域協議会
 館町「ひと」の会
 東京都教職員組合八王子支部
 都立大学現代社会研究会
 日中友好元軍人の会
 年金者組合八王子支部
 八王子子ども劇場
 八王子・生活者ネットワーク
 八王子勤労者市民センター
 八王子市教職員組合
 自治労八王子市職員組合
 八王子手をつなぐ女性の会
 八王子の農業を守る会
 八王子平和を愛する文化祭実行委員会
 八王子保育教育を考える会
 八王子労働組合総連合
 Please No War 市民の会
 東日本旅客鉄道労働組合八王子地方本部
 百万人署名運動三多摩連絡会
 不戦兵士・市民の会
 撫順の奇蹟を受け継ぐ会東京支部
 民主党東京都第24区総支部(八王子)
 有事法制反対1000人委員会
 有事立法・憲法改悪反対、止めよう戦争への道!八王子連絡会
 ラブ&ピースネットワーク
【協賛】
 季刊『中帰連』/月刊『自然と人間』/週刊『金曜日』
===========================
▼チラシは以下に置いてあります。
 (表)http://www.ne.jp/asahi/kuma/radical/other/8tirasi01.jpg
 (裏)http://www.ne.jp/asahi/kuma/radical/other/8tirasi02.jpg

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4-4◎11.20トランスペアレンシー・ジャパン設立記念シンポジウム

 「トランスペアレンシー・インターナショナル
(Transparency International 略称TI)」という国際NGO
http://www.transparency.org/
(在ベルリン、1993年創立)が毎年、国別の汚職・腐敗度指数(Corruption
Perception Index 略称CPI)を世界的に公表し、国別の汚職・腐敗度のランキングを
つけていることは、わが国の大新聞でも取り上げることがありますから、ご高承のこ
とと存じます。
 http://www.ti-j.org/TIJ/JijiTopConfidential/

 TIは、指数の作成、公表ばかりでなく、外国公務員に対する贈賄を禁止するOECD条
約実施状況のモニター、TIが開発した誠実協定(Integrity Pact)の普及、
腐敗を防止するための社会啓発、援助効果が草の根に届くODA(政府開発援助)の実
現、企業倫理の確立などに向けて多角的に活動しています。
http://www.ti-j.org/TI%20activity.htm
(参考:TIの2003年の活動予算規模は約8億円)

 このうち、誠実協定というのは、政府調達の入札における発注者と入札業者がお互
いに贈賄しない、収賄しない、談合しないことを誓約するもので、誓約違反の入札者
は発注者と他の入札者に損害賠償する、一定期間入札の参加資格を剥奪されるという
制裁もある協定です。談合王国といわれているわが国の公共調達に応用することがで
きれば、談合防止のお役に立つものと確信いたします。

 TIはchapterといわれる80余の国別の提携団体のネットワークを構築し、わが国に
もchapterを立ち上げて欲しいという打診があり、TIの理念に共鳴する有志の間で検
討してきましたが、今般、9月末漸く事務所が定まりましたので、取り敢えず任意団
体トランスペアレンシー・ジャパン(略称は英文TransparencyInternational Japan
 に基づきTI-J)として次ぎの役員構成で発足し、近くNPO法人格を取得する予定で
す。

 発足にあたり、ご挨拶も兼ねまして、11月20日(土)、麗澤大学東京研究センター
で記念シンポジウムを開催致します。ご多用のところ誠に恐縮ではございますが、
何卒万障お繰り合わせの上、皆様にご来場いただきますようご案内申し上げます。

          理事長     黒田達郎(情報公開市民センター理事)
          副理事長    梅田 徹(麗澤大学教授)
          副理事長    小西湛夫(元投資顧問会社会長兼CEO)
          理事・事務局長 石井陽一(神奈川大学名誉教授)
          理事      大内 穂(日本福祉大学大学院教授)
          理事      岡崎時春(国際環境NGO・ FoE Japan代表理
事)
          理事      菅原 秀(WORLDVIEW RIGHTS 駐日代表)
          理事      服部順治(NPO日本がん患者団体協議会理
事)
          理事      藤田幸久(衆議院議員)
          理事      三木由希子(情報公開クリアリングハウス室
長)
          理事      山崎圭一(横浜国立大学教授)
                  以上 五十音順
          監事      風間 誠(東京都中小企業振興公社ナビゲー
ター、
                       元三菱電機部長、工学博士)

日時:平成16年11月20日(土) 14:00〜16:30

場所:麗澤大学東京研究センター
   東京都新宿区西新宿6-5-1新宿アイランドタワービル4F
  (新宿三井ビル北側)
   地下鉄丸ノ内線、西新宿駅の真上 / JR新宿駅西口から徒歩8分
http://www.lifemedia.co.jp/news/event/shinjuku.html

基調講演:高橋毅(公正取引委員会事務総局官房審議官)
    「腐敗防止と公正取引委員会の役割」

報告者:
    黒田達郎(TI-J理事長)「TI-J設立の意義」
    大内穂(日本福祉大学大学院教授)「腐敗防止研究の系譜」
    梅田徹(麗澤大学教授)
    「腐敗防止は世界の潮流:TI総会参加報告を中心に」 
    石井陽一(神奈川大学名誉教授)・山崎圭一(横浜国立大学教授)
    「TIの誠実協定と日本への応用の可能性」
 ―質疑応答―    

入場無料  

  問合わせ先:
  トランスペレンシー・ジャパン
  事務局長  石井陽一
  160−0008東京都新宿区三栄町10−1 橋爪ビル2F
  電話:03−5368−1691
  fax :03−5368−1692
   e- mail:TIJ−owner@yahoogroups.jp

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4-5◎12.11-12京都社会フォーラム
リストラ、年金、環境破壊、戦争…。いまの世界は私たちを悩ます問題でいっぱい!
 その解決に取り組んでる個人・グループ・団体が、それぞれの問題意識や経験を持
ちよって自由に交流する場――それが「社会フォーラム」です。オープンな討論をつ
うじて、「もうひとつの世界」への対案をつくりだすことをめざしています。

2001年にブラジルで開かれた「第1回・世界社会フォーラム」を皮切りに、世界各地
で開催されている「社会フォーラム」。「京都社会フォーラム」は日本で初めての社
会フォーラムです!

開催日時:12/11(土)13:00〜19:00   12/12(日)10:00〜17:00

詳しくはhttp://kyoto.socialforum.jp/

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4-6◎12.16立川反戦ビラ弾圧事件判決

〜立川反戦ビラ弾圧救援会メールニュースNO.13 04/11/5〜
①反戦ビラ入れ裁判結審!検察側求刑は懲役6ヶ月!糾弾!
 11月4日、八王子地裁において反戦ビラ入れ裁判第7回公判が
行われ結審しました。検察側は結審直前にテント村の悪宣伝(
?)をするためか、立川署の公安刑事を証人申請しましたが、
裁判長により却下されました。
 論告・求刑においても検察側は歯切れ悪くこれまでの論点を
繰り返すのみで、結局最後まで「官舎の敷地に立ち入ったこと
が問題」なのか「反戦ビラを自衛官にまいたことが問題」なの
かをはっきりさせることはできませんでした。にも関わらず、
懲役6ヶ月の求刑とは。
 一方弁護人の最終弁論は、検察論告をゆうに4倍する力作で
、本裁判の法的論点のみならず、イラク派兵の問題性や、事件
の社会的影響もしっかりとフォローし、無罪を確信するに充分
なものでした。被告人の意見陳述も「被告人」とさせられた立
場から感じてきたことや広範な支援の声をフィードバックする
力作でした。予断は許されませんが、私たちは一審無罪を確信
しています!
※意見陳述などは近日中にWEBにアップする予定です。

②無罪要求署名9469筆提出!総決起集会に130人参加
 10月30日に雨の中行われた総決起集会には130人が参加。笹
沼弘志さんの講演を中心に、遠く岩手から足を運んでくれた仲
間が発言をくれるなど大変充実したものでした。
 8月から集めてきた無罪判決要求署名は、9469筆にも達し、
八王子地裁に提出してきました。北は北海道、南は沖縄...
のみならず、チリやドイツやポーランドやブラジルからも結構
な数の署名が届いており、嬉しい限りです。ご協力ありがとう
ございました!

③一審、何としても無罪へ!12月16日判決公判へ!
 判決は12月16日です。時間は前2回と変わります。以下予定
です。
12時〜 八王子地裁前情宣
13時〜 傍聴希望者集合(地裁北明神公園)
14時〜 判決公判
 夜は勝っても負けても報告集会とデモを予定しています。
18:30〜 八王子労政会館にて報告集会(解説:石埼学さん)
19:30〜 八王子市内デモ(勝ったら検察控訴するな!負けた
ら裁判所ふざけるな!)
 夜の行動にもぜひぜひご参加を!無罪をとって反撃するぞ!
【立川反戦ビラ弾圧救援会】
□立川市富士見町2-12-10-504□042-525-9036
□tachikawa227q@yahoo.co.jp(E-メール)
□http://www4.ocn.ne.jp/~tentmura/(WEB)




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長文・特集コーナー http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/hisen0-5.html
非戦つうしん53 04.11.8
天木直人 ■ 中東紛争に関する国際フォーラム 参加報告 □■

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天木直人 ■ 中東紛争に関する国際フォーラム 参加報告 □■

                            2004.11.8

 先ほど関空から自宅に帰ってきてこの報告書を書いています。いずれまとま
った報告書を書こうと思っていますが取り敢えず記憶に新しい私の印象をその
ままお伝えします。


□■ 1.政府間の会議には見られない感動的な集会であった ■□

 ブッシュ大統領が再選された直後の会議だった。会議中にアラファト危
篤というニュースが飛び込んできた。イラクでは米軍がファルージャを総
攻撃すべく非常事態宣言が発せられた。中東の平和がここまで米国に蹂躙
されている中での会議であった。会議場である国際司法裁判所
(International Court of Justice /ICJ)のある建物は「平和の宮殿」と呼
ばれるほど平和の会議が開かれてきた歴史的な場所である。そこで見通し
の見えないパレスチナ問題を皆で考えた会議であった。
 
 参加してみてわかった事は、この会議はパレスチナ問題の解決を心から
願う人たちが、同じような気持ちを抱いている世界の元政府要人、議員、
外交官、学者などを招き、イスラエルの違法的、非人道的な行為を止めさ
せる具体的方策を模索する集まりであるということだった。会議というよ
りフォーラム、シンポジウムなどといった方がふさわしいかもしれない。
合計20数名のパネリストが順に発言し、各発言ごとに100名ぐらいの聴衆
とパネリストたちとの質疑、応答を行うという形式で二日間にわたって行
われた。
 
 パネリストはオランダ元首相、ヨルダン元首相ほか、国際法学者、国連
法律顧問、ブッシュ大統領やブレア首相の中東政策を批判した公開状を出
した米国、英国の元大使、イスラエル、PLOメンバー、イスラエル大学教授
などいずれも長年にわたってパレスチナ問題に取り組んできた人たちで、
イスラエルの政策に強く反対する人ばかりであった。
 聴衆もオランダに駐在している大使やジャーナリスト、パレスチナ難民、
学者、学生など中東問題に直接、間接関わっている人ばかりであった。
 
 なんとか現状を打開したい、その為には米、イスラエルにもっと強く圧
力をかけるしかない、それには国際世論をもっと高め、世界的な世論の連
帯をつくらなければならないという声で埋め尽くされた。政府が主催する
会議は私もこれまで数多く参加してきたが、このようなNGOの会議の議論
の高さと情熱に満ちた会議ははじめてであった。
 
 この会議はオランダのビジネスマンが二年前に「正義と平和の為の国際
フォーラム」をつくり、それに「国際対話基金」、「平和の為の市民の連帯」
というオランダにある既存の団体が協力して実現したものであった。今回
が最初の集まりで、これを契機にこれからどのようにして世界的な繋がり
をもったフォーラムに育てゆこうか模索する一つの挑戦であった。私は日
本のNGOをメンバーの一つに加えてもらうべきだと考え提案したところ大
歓迎だということであった。希望する団体があれば私のところに連絡をし
て欲しい。
 
 
 □■ 2.「法の支配」の重要性 ■□
 
  中心的なテーマはイスラエルがパレスチナ自治区に建設している壁を
如何にして取り除けるかであった。あの壁が如何に違法で非人道的なもの
であるかについて、7月9日のICJの勧告的意見とそれを受けた7月20日
の国連総会の決議の重要性が強調された。
 
 これを無視し、公然と「法の支配」を逸脱する米国、イスラエルの行為
はいかなる意味でも認められないという議論に終始した。パレスチナ問題
は外交的に解決できないし、軍事力でも解決できない。そうであれば法の
支配で解決するしかないというのが今度の会議主催者の意図であった。  
強制力のないICJの勧告的意見といえどもICJが違法と認定した意味は大
きい。また150対6という圧倒的多数の総会決議の持つ重みは大きい。こ
れからのイスラエルや米国との交渉において、「国際司法裁判所が違法と判
断した」ということを言及し想起するだけでも大きな圧力になると力説し
ていた若い国際弁護士の姿が私の心に響いた。
 
 歴史的な建物であるハーグの国際司法裁判所の建物の中で「法の支配」
で平和を実現しようと話し合う集まりは、それだけで感動的であった。そ
こで力説された考えは、まさに私が原告として参加している自衛隊派兵差
止訴訟にもつながる考え方である。世界の学者や政治家、外交官がイスラ
エルの違法的政策を「法に基づいて不正義である」と断じる姿は法学者で
ない私としても感慨深いものがあった。
 
 
□■ 3.米国の反骨大使 エドワード・ペック ■□
 
  ペック大使はブッシュ大統領の中東政策を批判し公開書簡を提出した米国
大使数十名を統率する元在イラク大使である。温厚な風貌に似合わずその言葉
は激しかった。いわく「紛争の平和的解決というがこれは紛争ではない。抑圧
である。これほど力の差がある当事者間に争いという言葉はありえない」、「壁
の中のイスラエルの入植者の家に大きなプールがある。その一方で壁の外では
水のない干からびた畑でパレスチナの農民が途方にくれている現実がある」

 彼はまた実践の人でもある。今年の7月には仲間の元大使らを引き連れてパ
レスチナを訪れラマラに軟禁されているアラファトを訪れている。その時見た
パレスチナの状況が余りに酷く衝撃を受けたと語っていた。そのアラファトが
わずか三ヵ月後にこの世を去ろうとしている。

 こういう老外交官が米国にもいるということに励まされた。そのペック氏に
は息子がいる。彼は20年余も日本に住んでNHKのパントマイムの人と一緒の子
供番組に出ているという。心当たりのある方は教えていただきたい。


□■ 4.米国とイスラエルという「少数による専制」■□

 出席者のすべてが米国とイスラエルの聞く耳を持たない態度に対し強い憤り
を表したことは驚きであった。それでいて出席者の誰もが彼らの行動を止める
事の出来ない無力感を述べていた。

 平和は少数者による専制により破壊されているという言葉が多くの者から発
せられた。どうすればいいのか。「法の支配」を武器にして、諦めることなく正
義の実現を求める他はない。その努力と平行して、国際世論の圧力という言葉
がよく使われた。なにがあの地で行われているか、その真実をもっと、もっと
世界の国民に伝えていく。そして世界の国民が連帯してそれぞれの政府に働き
かけていく。一枚の写真、メディアを通じた情報の共有などの重要性が繰り返
し指摘された。
 
 会議ではヨルダンの元首相の発言が不評を買った。彼の発言に怒りが感じら
れなかったからだ。結局イスラエルの相手であるアラブの指導者たちは、米国、
イスラエルという強引な国に、正面から向き合っていないのではないか。イン
ティファーダという民衆の怒りを政府の怒りとして、米国、イスラエルに伝え
てこなかったのではないか。自らの政権維持のために国民の怒りを押さえつけ
て米国、イスラエルとの友好関係を優先してきたのではないか。

 これを正面から言うことは流石にアラブの指導者に酷である。だから口に出
すものはいなかったが、欧米の出席者のほうがはるかに強い怒りを感じて発言
していた。パレスチナの悲劇はインティファーダや自爆テロという形で民衆が
戦うことしか出来ないところにあるのではないか。
 

□■ 5.私が訴えた事 ■□

私は次の二点を述べた。
 私はこれまで中立的であったわが国の中東政策が、米国の「テロとの戦
い」を支持する小泉首相によって一変させられしまったこと。その結果こ
れまで親日的なアラブを失望させ敵意さえ持たせてしまったこと。そして
「テロとの戦い」に協力するあまり、平和憲法までも邪魔になって捨て去
ろうとしている日本の政治の危機について説明した。

 パレスチナ問題が未解決に放置されてきた事こそ、イラク情勢や自爆抵
抗の根本原因であり、日本が米国の「テロとの戦い」に巻き込まれる原因
にもなったこと。したがってパレスチナ問題の解決は日本にとっても緊急
に解決されるべき重要な課題であるということを指摘した。

 それでは私はパレスチナ問題解決にどうすればよいと考えているのか。
私も不平等な者の間に交渉は成り立たないと思う。もはや当事者間の交渉
にゆだねるのではなく、外からの圧力を米国、イスラエルにかけることし
かないと思う。そしてその圧力は、彼らといえども抗弁できないような、
違法性、非人道性、非国際性に訴え、世界の良心に訴えること。心理的、
道義的、社会的圧力を粘り強くかけ続けていくことを述べた。その意味で
パレスチナ側は非暴力による抵抗に戦術を変え、国際世論を味方につける
事が重要性だと述べた。

 
□■ 6.帰りの飛行機の中で考えた事 ■□

 出席者のすべてが、口には出さないが、一様に感じていたのは、これほ
どまでにイスラエルと米国の違法性、非人道性が認められるにもかかわら
ず、世界がそれを止められない無力感である。
 
 米国やイスラエルはそれほど強いのか。もし我々が「法の支配」が絶対
であると考え、そしてその「法の支配」を米国やイスラエルが頭から相手
にしない国であるのなら、世界の191の国々はこの二つの国を国際社会か
ら除名するぐらいの強さを持つべきであろう。米国の経済や軍事力が如何
に大きくとも、世界のユダヤ人が如何に影響力を持とうとも、正義と法の
支配の重要さに比べれば取るに足らないと考えるべきではないのか。彼ら
無しでも世界は成り立っていくという覚悟を彼らに示すべきではないのか。
 
 我々は今ひとつ本気になって「法の支配」を守ろうとしていないのでは
ないか。本気になって平和の実現を希求していないのではないか。そう考
えた時に、日本国民のことを考えた。我々は本気になって日本がこれ以上
悪い方向に行こうとしていることを防ごうとしていないのではないか。諦
めているのではないのか。いやそれ以前に「法の支配」を守ることに本気
になって戦っていないのではないか。
 平和を守ることは弱者では出来ない。強い者、戦うことを厭わない者、
圧力に屈しない者でない限り平和は守れない。私はそう思っている。
 
 帰国後に  天木直人
***************



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投稿コーナー  http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/hisen0-6.html 
非戦つうしん54 04.11.9
6-1 伊藤和子のNY通信   深い衝撃の中から
6-2 日本国憲法を、もう一度、よっこらしょっと抱えなおす事 amo
6-3 アメリカの拒否理由は、なんと「内政干渉」
6-4 残念な〜      遊牧民
6-5 和泉通信11-08《ファルージャへの攻撃を黙認していてはならない》

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6-1◎伊藤和子のNY通信(転載)  深い衝撃の中から

みなさん、こんにちは。NYの伊藤和子です。
 大統領選挙の結果は皆さんご承知のとおりです。この2-3日、周囲の人たちとわか
ちあった気持ちというのは大体以下のような心情で、衝撃は深いものがあります。 
周囲の人たちの気持ちも含めて、ご紹介します。
 陰鬱な内容で明るい展望がないので恐縮ですが、 それが今の率直なみんなの気持
ちかな、と思います。特に留学生の多くは心の底から怒っています。
 ブッシュがこれからも4年間政権につくというのは本当に恐ろしいことで、悲鳴を
あげたくなりますが、心して抵抗しなくては。

-------------------------------------------
 -青い州-NYでは11/2以降、多くの人が泣いている。悲しんでいる。
 みんな力というか希望が無くなってがっくりしている。なんとか歩いたり、動いた
り日常生活を送っている。
 11/2の開票直前は、ケリー当選の予感が満ちていた。出口調査の結果でケリーに勢
いがあると伝えられていたから。
 9.11で多くの犠牲者を出したNY、ニュージャージー、DCなど、さらに隣のペンシル
バニアまでケリー支持が大きく上回り、テレビではキャスターが「都市部では、テロ
の恐怖よりイラク戦争への怒りが大きく上回っていることが示されている」と繰り返
し伝えた。
 突然、CNNの女性キャスターがほとんど泣き顔になってフロリダの状況を伝えてか
ら急展開がはじまった。
 それでも、11/2から一夜明けてもみんなオハイオの票を争うものだと思って、寝不
足で出勤した。
 昼間にケリーが敗北宣言をしたとの報が入り、みんなが愕然とし、騒然となった。

  ケリーに希望があったわけではない。
 ブッシュをやめさせることに一縷の希望があった。
 その、青い初夏のような騒がしい希望が死んだ。
 みんなその死を静かに傷んでいる。

  そして「アメリカ人」に失望している。
 アメリカの中央に広がる「赤い州」の存在にとまどっている。まるでモンスターの
ように。
 「赤い州」の人々が、保守的な評論家とかわるがわるに 「ケリーはリベラルすぎ
る。非宗教的すぎる。中絶やゲイマリッジに寛容だなど許されない。この国はそもそ
も保守的な国なのだ」と語る。
 イラクのことなどまるで何もないかのように、まったく問題にせずに。
 現実に存在するおびただしいイラクにおける死より、抽象的な胎児の保護にひどく
熱心に執着する。

 彼らがいったい何を考えているのか、
 -青い州-NYの多くの人には理解できない。

 いまは雨が降っている。
 アラファト氏が死んだという情報も一時的に流れたので、今日はまた絶望的な気持
ちが覆った。
 でも、こん睡状態が続いているそうなので、まだまだ彼は生き続けると信じたい。
 そうしている間に、イラクではどれだけたくさんの人々が死んで行くことか。

 由々しきことはまだまだある。今回、議会では上下両院で共和党が多数を握った。
  これまでは、下院は民主党優位だったが、いよいよ歯止めが利かなくなるだろ
う。ブッシュは極端な保守派の裁判官を任命し続けるだろう。
 この狂気の独走がさらに4年間続くのだろうか。
途方もない。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
6-2◎日本国憲法を、もう一度、よっこらしょっと抱えなおす事 amo

拉致の英女性「ザルカウィ側に渡す」 衛星TVがビデオ
http://www.asahi.com/international/update/1103/006.html
空爆だ、攻撃だ、テロだ、自動車爆弾だ
拉致だ、処刑された、
地震、台風、大統領選挙、
なにがなんだかわからなくなってきました。

とにかく、
日本国憲法を、もう一度、よっこらしょっと抱えなおす事。
掲げなおす事。
見直して、その精神に沿うこと。
それを主張して、訴える事が、糸口だと思います。
自衛隊が、戦地イラクに駐留しているのは
憲法に沿っていません。
戦争を支持するのも、沿っていないと思います。
どちらかというと、現実だけ見ると
イタリアもイギリスもじき抜けて、
気が付いたら日本だけがアメリカ政府と共に泥沼に沈んでいきそうですが
それだけの状況だから尚更
ここで、まず日本から自衛隊を撤退すれば、戦争支持を撤回すれば
その影響が、他国にもたらすものは大きいのではないでしょうか。
イギリスも、(Margaret Hassanさんを拘束している組織の要求のひとつである)
軍の撤退をしやすくなるんじゃないでしょうか?

それで、協力する国が無くなれば
いくらあのアメリカ政府でも、戦争を続けにくく、ならないですか?
人々をむやみやたら傷つけたり殺したり、しにくくならないものなのでしょうか。

戦争状態でなくなり、
憎しみを募らせるだけじゃなく
将来の展望を持って、何かできる事が増えれば
イラク国内の、イラクの人によるテロ行為が今あるのだとしても
それも、減るんじゃないかと思います。
家族や友達など周囲の人が、その雰囲気を察したとき、
同感してしまうか、
なんとしても止めさせようとできるかでは
違うと思います。

そして、イラクにおいて
ヨルダンからの人だの、アメリカからの人だのが、誰かを拉致しようとしたら
周囲の市民からブーイングを受けるくらい
周囲の市民が止めさせようとする、また、それができるくらい
せめて、つい一年程前程度にまででも、イラクの治安も回復し
イラクの人達の日本人への信頼や友好関係も、回復し
NGOの人達が、イラクの人達と協力し合って、
イラク復興の為の支援ができるようになったら
少しづつ、イラクの人達にも、もう少し安心できる
日常生活が戻ってくるんじゃないでしょうか。
日本人も再びイラク国内に入ってその為の手助けができるようになるんじゃないで
しょうか。
取材をし、多くの人にその現状を知らせ
日本からの支援を効果的に募る事も、できやすくなるのではないでしょうか?
以前のように。

イラクから撤退して、帰国した自衛隊の隊員の人たちは
その体力や、装備を最大限に活用して
地震や、台風の被災地の復興支援の方に合流したら
被災地の人達随分助かるんじゃないでしょうか?
自然災害対策のための隊であれば、憲法には違反しないです。
川の流れをせき止めている土砂をどかしたり、
盛り上がったり裂けた地盤を、できるだけ元にならしたり
道路や、建物を直したり、ライフラインの復旧
個人の家の修理だって、日本列島が地震を起こしたり台風にあったりして
その為に崩壊した家なんだから、
直すの手伝ってもいいと思います。

自衛隊のイラクからの撤退を求める事。
憲法を変えようという風潮を、鎮める事。
それが、全てに繋がるように思います。

ショックな事が立て続けに起こる今のような時は
とても遠くに見えるように思えるあかりですが、
この方向を見失わないように、したいのです。    amo

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6-3◎アメリカの拒否理由は、なんと「内政干渉」(転載)

 10月31日に国連のアナン事務総長が、アメリカ、イギリス、そしてイラク
 のアラウィ暫定政府首相にファルージャへの攻撃を中止するよう求めていたが、
 アメリカはこれを拒否していたことが米大統領選後になって明らかになりまし
 た。 アメリカの拒否理由は、新聞によると、「内政干渉」だということです。
 アメリカによるファルージャへの無差別攻撃は、アラウイの要請によるイラク
 の国内問題だというのがアメリカの国際的な立場なのでしょう。これでは、ま
 るで第二次大戦前の大日本帝国による満州国建設と中国侵略の論理と同じです。
 恐らく小泉首相も直ぐにこの論理を使うのではないでしょうか。イラク問題は
 ますます泥沼化しそうです。    自由法曹団MLへの投稿より


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6-4◎残念な〜      遊牧民
大阪の★遊牧民★です。

残念な結果かどうかわかりませんが〜やはり残念な結果でしょう。
ケリーが敗北を認めました。
http://www.asahi.com/international/update/1103/002.html
 終盤に虚構の人物 ラディンおじさんがブッシュの応援に出てきたのが効いたよう
です。
 米国主導の戦争(一方的な破壊と殺戮を含む)は激しさを増すでしょう。
小泉は、さらに憲法を破壊し続けるでしょう。
 でも、クシニッチ氏やマッキニー氏が下院に当選したのが、せめてもの救いです。

私達の平和の為の愛と真実の闘いは、当分終わりそうもありません。

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6-5◎ 和泉通信11-08《ファルージャへの攻撃を黙認していてはならない》
 
香田さんは残念な結果になってしまいましたが、イラクで大規模な軍事作戦が始まろ
うとしてます。ファルージャについての訴えです。

《ファルージャへの攻撃を黙認していてはならない》

バグダッド西部の都市ファルージャへの米軍による大規模作戦がいつ開始されてもお
かしくない状況になっています。6日付ニューヨークタイムズは、ファルージャの人
口25万人の75〜80%は市外に避難し、残っているのは貧しくて避難もできない
人か、盗難などを恐れ家を留守にしたくない人たちであると報道しています。それで
も5〜6万人の市民が市街戦に晒されようとしています。市を包囲している米軍は1
万から1万5千人、それに数千人のイラク政府軍が加わります。一方、対する抵抗勢
力の兵力は2〜3千人といわれています。装備の差を勘案すればその差は兵力の差以
上のものとなります。今、まさに「非対称的」な戦争、圧倒的勢力によるなぶり殺し
といっても良い戦争が開始されようとしているのです。空からの爆撃が連日行われ市
民の犠牲者が出ていますが、地上での市街戦が始まれば百人、千人単位の死傷者が予
想されます。
ファルージャでは四月に、米国企業に雇用された四人の傭兵が殺され、それに対して
米軍が都市封鎖と軍事制圧で臨んだところが、700人もの民間人犠牲者がもたらさ
れ、イラク全土への反米闘争の拡がりの下で米軍が撤退を余儀なくされていた所で
す。その後、ファルージャを中心としたスンニ派イラク人居住地区は米占領軍とイラ
ク暫定政権の支配が及ばない地域となっていました。この地域が「テロリスト」の拠
点となっていること、来年一月末に想定されている憲法制定議会議員選挙の空白地帯
となってしまうことから、再度の掃討作戦が準備されているのです。

しかし、国連のアナン事務総長は、ファルージャへの攻撃はどのようなものであれ、
一月の選挙を前に控えたイラクの安定に悪影響を与えるものであると懸念を表明しま
した。選挙は,選挙さえ実施されればよいというものではなく、どのような経緯の中
で行われたのかということが重要になるというのです。米国やイラク暫定政府が選挙
実施を口実とすることは許されません。また、攻撃の仕方は、突破口を開くための戦
闘の大部分は米軍が担い、イラク政府軍は抵抗勢力が掃討された後に入っていって地
域の治安にあたるとされています。「アメリカ人の筋肉とイラク人の顔」で、と言う
わけで
す。これではイラク暫定政府の傀儡性が明らかになるばかりか、選挙による議会の正
統性さえも危うくするものです。

また、2〜3千人にも及ぶ抵抗勢力を「テロリスト」として殺戮していくのも問題で
す。これらの人々は地域部族の民兵組織であり、イラクの現状からするならば、住民
の自治的政治勢力とみなされるべきものです。民兵組織は近代的な国家作りの過程で
克服されていかなければならないものの一つであるとしても、米軍によって力ずくで
押しつぶして良いものではありません。米軍のファルージャ侵攻は「米国占領軍によ
るファルージャの虐殺」として、新たな殉教者伝説を創り出し、反米抵抗運動の火に
油を注ぐことになるでしょう。

今、まさに行われようとしている「民主主義」の名の下での殺戮を、テレビ画面で見
る遠くの出来事として黙認していてはなりません。日本での地震や台風による被災者
に対する共感と同様の、命と暮らしへの思いをイラクの人々にも向けていきましょ
う。何よりも、私たちは、米国の占領政策を支援するためにイラクに自衛隊を派兵し
ている日本の国民としての責任ある立場にいるのですから。

メーリングリストから転送されてきたイラクからの声を下記に添付します。私達は沈
黙を守っていて
良いのでしょうか。
2004-11-08