アルメニアの山を越えてロシアがイランへ流れ込む日、その日、世界最終戦争
の火蓋が切っておろされる。

どういうわけか、この旧約聖書時代からの黙示録の流れの方向へ方向へと歴史
が動いている。不思議なものだ。

イスラエルが参戦すれば中東は核による戦場となるのだろう。
イスラエルにそれをさせないために、米軍がイラン攻撃をするという話をして
いる人もいるようだが、おかしな論理である。イラクやイランへの攻撃で収拾
がつかないように、つかないように、ただ混乱を作っているだけとしか思えな
い。

ロシアは国家資本主義になって巨大マネーをその石油資源や天然ガスにより手
中にした。西側市場を獲得したことで、一気にのし上がってきた。いまや旧西
側欧州はロシアに命運を握られている。ロシア以外の国を経由したパイプライ
ンもあるようだがいつでもそのパイプラインも押さえられよう。
エネルギーなき欧州は、非力である。

わが国の参戦も、改憲のスケジュールがピタリとあうようになっている。
なぜか、手回しがよい。

イラン攻撃の意味するところは、あまりに大きい。