前回のグランセイザー、書き込みが多くて驚きました。ありがとうございます。

さて今週は、第11話「結集!9人のセイザー」です。
先週の怒涛の展開を受けて、今週はどうなることか?

○バスケットコート
蘭ちゃんと剣は一緒に遊んでる。
そこへ現れる伝通院先生。蘭ちゃんの外したボールをとり、見事なシュートを決め
る。

○堀口研究室
勢揃いしたグランセイザー(除く直人)。
「迷惑かけたな、天馬」
「その話はやめようぜ。過ぎたことなんだから」
すっかり溶け込んでしまった風のトライブ。

○御園木のオフィス
博士は御園木と会っていた。
グランセイザーは彼の監督下に置かれることになった。ただし、国防省の名は伏せ
たままで。

○国防省の研究施設
カリンの遺体は御園木の部下が回収、NASA(なんで?)によって分析調査され
る手筈になっていた。
だが、彼女は脱走した!死んでいなかったのか?想像を絶する生命力の持ち主だ。

○病院
カリンが脱走したことを知らされる伝通院先生。
「落ち着いて。生き返ったのはカリンじゃない。アケロン人よ!」
「大丈夫だ。心配しなくていい」
とは言ったものの、動揺を隠せない。

○衛星軌道
謎の宇宙船から発進する円盤状の飛行物体。

シルエットが「謎の円盤UFO」のUFOから透明なドームを外したような感じ。

○龍神山
円盤はカリンの呼びかけに応じ、彼女の上空に停止する。
そして彼女に向けてオレンジ色の光線を照射した。
エネルギーを受けて、再び佐伯カリンの姿を取り戻すアケロン人。

眉が薄くて怖い・・・。

近くでキャンプをしていた男女が、UFOを見てやってきた。
携帯を向けて写真を撮る(時代だなぁ)男。
カリンがそれに気づき、攻撃を加える!

○街
パトロール中の神谷巡査、本部から龍神山での事件の連絡を受ける。
そこへ天馬が彼を呼びに来るが、あくまで職務を優先する神谷は、東京に現れるか
もしれない犯人に備えパトロールを継続した。

ギャバンとは大違いだね。

○廃工場
直人は自分を尾行している人物に気づいた。
「誰だ貴様は!?どうして俺の後をつける?」
言うまでも無くカリンだ。アケロン人の姿で現れた。
「貴様、一体?」前回お休みだった彼は、アケロン人のカリンには会っていない。
アバレキラー並みの超高速で接近するカリン!
首にかかった両手を振りほどく直人!さすが格闘技のチャンピオン!
だがカリンもアケロン人形態なので格闘戦も強い!

○街
相変わらずパトロールを続ける神谷巡査の横に、蘭ちゃんの車が止まる。
アケロン人が復活したという話を、神谷は全然信じていない。
そこへ爆発音が!?

○廃工場
カリンが直人に電撃を浴びせる!
追い詰められる直人。
「許さないわ、グランセイザー!」
「なに?」
電撃をかわした直人、ついに変身する!

○街
爆発音を聞きつけてあたりを探す蘭ちゃんと神谷巡査。
二人の手の甲に、グランセイザーの紋章が浮かび上がる!
「もしかして、この近くに直人が?」

○廃工場
カリンに格闘戦を挑むセイザータウロン!
だが、カリンのパワーとスピードは彼を上回る!叩き伏せられるタウロン!
宙を飛び、上空からさらに電撃を見舞うカリン!
そこへ神谷と蘭ちゃんが到着!カリンの姿を見て、改めて驚く。
タウロンはブルキャノンで攻撃するが、ゆうゆう逃げてゆくカリン。
気力を使い果たしたタウロンは倒れる。

○病院
例によって伝通院先生の病院。
直人はここに担ぎこまれた。
「さすがは松坂直人・・・。強靭な肉体と反射神経のおかげで、致命的な怪我は一
つもない」
先生の診断では、回復に時間はかからないだろうという。
直人のことを任せて欲しいと申し出る神谷巡査と蘭ちゃん。
天馬たちは引き上げた。

屋上で会合する風のトライブ。
先生を気遣う二人に、
「もう心配するな。俺に迷いはない。仲間がやられたんだから、アケロン人は俺た
ちの手で倒すんだ!」
「そう。アケロン人を倒してこそ、あたしたちはグランセイザーの仲間になれるの
よ!」
「そうだな!絶対やっつけてやるんだ!」
決意を新たにする3人。

○御園木のオフィス
博士はまた呼び出された。
「西鉄工所跡地に怪物が?」
「おそらくアケロン人に違いない。特殊部隊を出動させたが、ここはグランセイ
ザーの力を借りないと・・・」
「しかし、円盤の存在がどうしても気になるんだ。もしかするとアケロン人は、グ
ランセイザーをおびき出そうとしてるのかもしれません」
「だが・・・これ以上犠牲を増やすわけにもいかんだろう」

だったら特殊部隊を出さない方が・・・。襲われたのはガードマンのおっさん一人
だし・・・。

博士は渋々承諾した。

○病院
直人は目を覚ました。
今まで別行動をしていたため、直人には状況がわかっていない。神谷と蘭ちゃんが
説明する。
「直人、風のトライブも仲間になった。お前の怪我を治療したのはセイザーレムル
ズ、伝通院洸だ。
グランセイザーも結束を固めた。俺たちが力を合わせれば、アケロン人なんかに負
けるわけないんだ!」
「俺一人で十分だ!油断したが、あんな奴俺一人で倒せたはずだ!」無理に起き上
がろうとする直人。
「まだそんなこと言ってんのか!大地のトライブだけがまとまってないんだ。お前
のおかげでな!」
「お前達が必要なのは、ガンシーサーを動かす時だけだ!あとは俺一人で十分だ!
!」
「ばかやろー!」一度は拳を振り上げるが、思いとどまって直人の肩を押し、ベッ
ドに押し倒す!(いや、そういう意味で無く・・・)。
「お前は体を痛めてるんだ!そんなんじゃ誰にも勝てるわけないだろう!
かっこつけて戦いを挑んでも、また俺たちに迷惑かけるだけだ!頭冷やしてよく考
えろ!」
神谷は病室を出てゆく。

○西鉄工所跡地
特殊部隊が突入したが、既にアケロン人は姿を消していた。

○病院
蘭ちゃんは直人を説得する。
自分達は兄妹でも恋人でもないが、それ以上の強い絆で結ばれている。
「初めてガンシーサーを動かした時、あたしたちは顔も名前も知らなかった。でも
あの時から間違いなく仲間だったんだわ!」
「仲間?」
「そう、仲間よ!地球を守れとか言われても、あたし一人じゃ絶対に無理だけど、
直人さんと神谷さんが一緒なら何でもできる!
だって、あんな大きなロボットを動かせるんだもの。それって、凄いことじゃない
?」

ドアの影から二人を見守る天馬。
そこへ剣がアケロン人出現の連絡を持ってきた。

○西鉄工所跡地
特殊部隊の自動小銃の一斉射撃をかいくぐって逃走するカリン!
草地に誘い込まれた特殊部隊は、各個撃破され大ピンチ!
「待て!」
炎のトライブが駆けつけた!
「グランセイザー!」
特殊部隊の生き残りを撤退させ、カリンに格闘戦を挑む3人。
3対1でもカリンのスピード戦法は互角に戦う!
ミトラスとリオンを光線で倒し、タリアスにも光線を放つ!
「バーニング・ファルコン!!」タリアスの弓から放たれた炎の矢は、カリンの光
線を押し戻してカリン自身も弾き飛ばした!
放物線を描いて彼方に落下、爆発するカリン!

○市街地
瓦礫の中から立ち上がったかりんは、アケロン語でなにやらつぶやきだした。
すると例の円盤が上空に現れ、再び彼女に向かって光線を照射した。
光線の中で変化してゆくカリン。徐々にその姿は巨大化し、怪獣になってしまっ
た。

あの円盤はクラーゲンだったのか(ギョダーイでも可)。
さすがは川北特技監督。怪獣はお手の物。
崩れる建物、巨大爆発!戦隊シリーズでは滅多に見られない大迫力のステージがそ
こにある!

肩の突起と額から光線を発しながら、グランセイザーに迫る怪獣。
超星神ガルーダを呼び出す炎のトライブ!
見よ!文字通り雲間から姿を現すクラウドドラゴンを!
そしてその背中から発進する、完璧に修理されたガルーダを!!
彼らの前に着地するガルーダに、タリアスが乗り込んだ!

○病院
アケロン人の巨大化と、ガルーダ発進の知らせを受けて、風のトライブも出動する
!

そして怪我を押して立ち上がる直人。

○市街地
ウォーリアモードで着地するガルーダ。
接近してくるガルーダに、光線を雨あられとたたきつけ接近を許さないカリン!


いや〜、東宝の本領発揮ってとこですか。
しかしガルーダは格闘戦よりも、飛行形態からの対地攻撃に徹した方が強いと思う
んだが・・・。

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
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