Shinji KONOさんの<3992288news.pl@rananim.ie.u-ryukyu.ac.jp>に関する投稿です。

>民主党は「これこれこういう案だったら賛成できる」という形で、
>かなりの程度、法案に手を入られたと思う。衆議院でも、参議院で
>も。それこそ、今の郵貯の上限変更も入れ込もうと思えば出来たか
>も知れない。(もっとも、そんなの通るはずないとも思うが..) 
>
>それを放棄したのが民主党です。否決されたのは民主党のせい。逆
>に身分保証がうまく働いていたら通過していたと思いますね。政策
>論争の中心であるべき二大政党制を、相手の党の分裂を引き起こす
>ためにしか利用しなかった。キャスティング・ボードを握っている
>はずなのに、合理的な論争点を持ち込めずに単に選挙を始めたつけ
>は重いと思う。
民主党がどのような位置づけで何を思って郵政民営化法案を
取り扱ったかは良くわかりませんが,自民党内のゴタゴタを
傍観しながら有利な道を選ぼうとしたのは確かなようです。

>結局、尻尾をまいて逃げ出す人に付いていった人は可哀想だと思わ
>ないでもないです。せめて民主党と組むあたりまで読むべきだった
>と思う。さっさと逃げ出すなら、賛成した方がましだったとかなり
>の反対派議員が考えていることでしょう。
そう思います。
反対票を投じた一瞬はかっこよかったけれど,「立候補辞退」やら
「国政の結果の公認外しを地元に助けてもらおうとしたり」と
「みじめ」と「考え違い」です。
後のことをもっと考えて行動すべきだったと思いますが,
後のこと(このままいった場合の自民党内での将来)を考えれば
勝負は今しかないと思ったのかもわかりません。

>一方で、何故、民主党は自民党の反対派を取り込まないのか? もち
>ろん、実は賛成派がかなりいるからでしょ? だったら、なんで反対
>したんだよ。そういう反対の行動を取るような政党に投票すること
>は、もはやできないです。
今回の反対は「亀井総理大臣」の踏み絵と考えています。
結果,自民党内は「小泉」で固まってしまった。
時期が早すぎたのか力不足なのでしょう。
選挙後は本当の2大政党政治(小泉対小沢)の時代が
来るのではないでしょうか。
その時代には「亀井派」は不要と判断したので取り込まないのです。

2大政党政治と言いながら,自民党内は派閥で必ずしも一枚岩でなかったのですが,
小泉さんはいろいろな手段を講じてライバルを「総裁の座」から遠ざけることに
成功したのです。
まさに「自民党を潰す」たのでは。

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