こばやしひろゆき@東京工科大と申します。
ぼくはけっこう面白く見ましたけどね。

fj.sci.geo,fj.sci.bio の <86d5zyrfj4.fsf@sun.akiyama.nu>の記事で
    10月04日の18時36分に、tomoaki-netnews@akiyama.nu様が書きました。

>>  CGよりも、論理の流れに強引さを感じました。例えば、
>> 
>> ・表情が豊かになったのは、表情筋が豊かになったため。
>>  →じゃあ、なぜ表情筋が豊かになったの?

これはそういうふうに捉えると確かに強引かも知れませんが、進化論の
考え方ってわりとそんなもんじゃないでしょうか?

 - 少なくとも現在において圧倒的に表情が豊かなのはヒトである。
 - なぜなら、ヒトは表情筋が発達している。
 - 一方、少し昔のヒトみたいな生き物は表情筋が少し未発達だった。
 - その際、豊かな表情を持った個体が生存競争で有利だった。
   理由は群の中で上手にコミュニケーションできるから。
 - 現代だって無表情の人より表情豊かな人の方が、平均的にはウケが
   良いから、数万年後のヒトみたいな生き物はもっと表情が豊かかも…

これを番組の中の限られた時間で手短に説明するにはあんなもんで十分だと
思います。

# 誰かが言ってた『ヒトが道具を作ったのではない、道具がヒトを作ったのだ』
# みたいな。


>> ・視力が上がったので個体識別や表情の判別が可能になった。
>>  →個体識別はともかく、判別できるからといって表情を使う必然性はないよ
>>   ね。

これも結局、表情で上手にコミュニケーションを取れる方が、優れた社会を
作れるからですよね。(番組の中でもそんな趣旨のこと言ってません
でしたっけ?) ぼくは高性能なイメージセンサを持つ動物が、感情を表示する
装置として顔面を活用する方向に進化するのはわりと自然だと思いました。


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