ちっちゃな雪使いシュガー第17話
後藤です
第17話「シュガーを待ちながら」の感想です。
公式ホームページのトップがバレンタイン仕様になってますね。これでは
「サガとシュガーの愛の世界」みたいな感じです。
news:a3e5s4$1ca$1@news.thn.ne.jp
> 「メガミマガジン」の情報によると、#19、#20あたりが物語の転機
> のようですね。
20話は悲劇的展開のようです。泣けちゃうかも。
サガの今までの苦労が…………(;_;)
*オープニングアニメーション
「見習い季節使いも、けっこう大変みたい。いろんな修業をしないと、一
人前の季節使いになれないんだって。いっつも遊んでばかりで、季節使
いって楽しそうだなあって思ってたけど、いろいろ苦労もあるみたい。
あの娘もちゃんと一人前になれるのかなあ……なんか、すっごく不安…」
*ウキウキサガちゃん
サガはシュガーの帰りを待ちわびていました。シュガーのために特別きれ
いにしてあげようと、掃除をしています。シュガーの寝床もきれいきれい。
サガの鼻歌は"The Rubettes"の"Sugar Baby Love"なのだろう、きっと。
某アイドルコンビや、石田燿子さんのではないだろう。
「帰ってくるんだから、きれいにしといてあげないとね」
シュガーの帰ってくる日を明日に向かえながら
「いよいよ明日か……明日からまた騒がしくなっちゃうんだ、やれやれ」
大切な人を待つ心境なのです。待ち遠しくて仕方ない様子が表れています。
*わっほー屋
サガが買い物に行った先はワッフル屋でした。あれもこれも……って、結
局全種類買っていたような気がします。予算はちゃんと計画どおりなのか
な?
「シュガー、旅行先じゃワッフルなんて食べられなかっただろうから、帰
ってきてこれ見たら喜ぶだろうなあ」
旅先で屑わっほーをおいしそうに頬張っていたように記憶しているのです
が。あの時、弁当、何を持たせたんだろう?
店のラジオは台風の接近を告げていました。台風に通し番号をつけるのは
日本での慣例ですので、うーん……台風がヨーロッパ上陸ってえのもちょ
っと……
*台風使い
普通の季節使いでもあまりお目にかかれない台風使いだそうで。シュガー
達の帰り道では、台風使いが仕事をしていて、通り抜け出来ません。
しかし……いたんですね、台風使い。もっさりした厳しそうなじいさんで
した。楽器はホルン。
「ここを通らないと帰れないし、あの人の仕事が終わらないことにはね。
今日中はちょっと無理かもな」
「えーーっ……そんなあ、今日帰るってサガと約束したのに……」
シュガーは直接台風使いと掛け合いますが、相手にしてもらえず、強風に
飛ばされちゃいました。
大人たちに諭されて、待つしかないシュガー。
「仕方ないですわね……」
「そうだね……サガ、今ごろどうしてるかな……」
*台風のこと
帰り道、塔のオヤジ、ヘンリーに会いました。ヘンリーは休みをとって旅
行の予定だったのに、台風の影響で交通機関が運休になって台無しになっ
たとぼやくことしきり。
「残念でしたね……あ、そうだ。あたしがいい計画を立ててあげましょう
か」
「あははは、大丈夫だよ、サガ。ありがとう。まあ、家でのんびり過ごす
ことにするよ。読みかけの本もあるしな」
「そうですか……」
「それじゃあな、サガ」
「さよなら」
「……まったく台風め、よりによってシュアーゲン地方に上陸してくれる
とはな」
「……シュアーゲン地方ですって!?」
台風が、シュガー達の帰り道の途中にあることを、この時に知りました。
休日を過ごす計画って、どんなんだろう?ぜひ立ててみてほしかった。
*書店
あ〜〜〜っ……本屋のスペルが間違ってるぅ〜〜〜(;_;)
地図帳で確認しています。店のラジオも、台風が強い勢力を保ったままし
ばらく停滞する見込みであることを伝えています。
*不安
不安のどつぼにはまってしまっているサガです。これもある意味墓穴娘っ
て気がしないでもない。
「シュガー達、大丈夫かなあ……せっかくワッフル買ったのに、今日中に
帰るのは無理そうね……
あ……今日中とかより、シュガー、台風のそばなんかにいて巻き込まれ
ちゃったりなんかしてないかしら……
……もー、そんなことあるわけないじゃない。そうよ、考えてみれば、
大人の季節使い達も一緒に行ってるんだし、だったらきっと大丈夫よね。
うん。
……でも、あの娘、おっちょこちょいだし、まさか、本当に大丈夫かな
あ……でも……でも……」
*楽器店
そんな心配事ばかりしているうちに楽器店の前を通りかかり、ポールに呼
び止められます。
いつもの時間とは違うようですね。
「はあ……ピアノ……か……」
いつもの曲をひいていたのに、シュガーのことが心配で、指が止まってし
ました。
「どうしたんだい、サガ?」
「え……あ、あ……そうだね……」
*帰宅
夕食時も、勉強をしていても、シュガーのことが心配なサガです。
「やっぱり、今日は帰れないのかなあ……
あ、もしかして、夜中に帰ってきたら……」
窓を開けっ放しにしてしまいました。
「これでよし。いつ、シュガーが帰ってきても大丈夫。
……早く帰ってきな、シュガー」
*お風呂
これは夢の中。だからいつもより泡が少なく、露出が多い。でも、膝を立
ててはいけません……(T_T)
お風呂に入っているサガ。
「……はあ」
「サガー!」
「え?シュガー、いつ戻ってきたの?」
「ううん、まだ。
でも、心配しないで。あたしの方は大丈夫だから」
「本当に?」
「うん!
でも、それよりさ……」
「何?」
「サガの方こそ、大丈夫?」
「あたしは大丈夫に決まってるじゃない。シュガー、何言ってるの?」
「……本当に?」
「当たり前でしょ、シュガー。
……シュガー」
お風呂から出て(きゃっ)、窓を開放し
「シュガー!」
でも、シュガーはいません。
「シュガー……」
くしゃみをしたところで、目が覚めました。
……期待したんですけどねえ、サガの……(T_T)
ワイドならカットされてないんだろう、きっと。
*カゼをひいたサガ
やはりシュガーは帰れませんでした。
窓を開けっ放しで寝たので、サガは体が冷えてしまいました。
熱っぽいサガが見られると思って期待した貴方は、正直に挙手してくださ
い。
サガはいつも通りに学校に行ってしまいました。おばあちゃん、止めてく
れよ……
*学校
アンヌ、ノーマが心配してくれます。
「ほんと?ほんとのほんとに大丈夫?」
「うん」
「あたしの方は大丈夫だから」
「本当に?」
「それよりさ……サガの方こそ、大丈夫?」
「あたしだって、大丈夫なんだから……」
シュガーに心配かけたくないという思いで無理をしちゃってるサガ、健気
です……
*グレタ・ザ・グレート
いきなり視聴者サービス?な、どアップ。今回もまたチャーミングな墓穴
娘。
「おほほほほほほほ。そのゲームでしたらこのわたくし、誰にも負けたこ
とありませんことよー」
「へー、グレタもやったことあるのか」
「当然ですわ。
これでもわたくし、幼稚園の頃には無敗を誇っておりましたの。おかげ
でわたくし、『グレタ・ザ・グレート』と呼ばれておりましたのよー。
おほほほほ、おほほほほ……」
「誰もそこまで聞いてないって……」
「ま、仮に今やってもこのわたくしに敵う人はいらっしゃらないでしょう
ね。おほほほ、おほほほほ……」
「グレタ、元気ねえ」
「あの元気をサガにも分けてあげられればいいのにね」
「だいじょうぶよ。カゼなんかにあたし負けないから」
「負けないから」の一言にだけピーンと反応したグレタです。
いつもの墓穴パターンですが。
「『負けない』ですって!?」
「え?」
「サガさん、今のお言葉、わたくしへの挑戦状ね」
「えー!?」
「いいでしょう。勝負してさしあげましてよ。そして、『グレタ・ザ・グ
レート』の恐ろしさ、たーっぷりと思い知らせてさしあげますわ。
おほほほ、おほほほほ……」
笑いすぎてむせてます。ちゃんと墓穴は掘ってくれる。(^o^)
*ピンポン玉落とし
こんなもんで勝っても、うれしくも何ともないような気がしますが……
「ピンポン玉落としって、やったことないか?」
「ほら、幼稚園の頃とかに流行ったあれだよ」
「ああ」
「そういえば」
「うんうん、あたしもやったことあるある」
「でも、あれってもっと小さい子向きのゲームじゃ……」
「どんなゲームでも勝負は勝負よ。負けるわけにはいきませんわ。さー、
サガさん、準備の方はよろしくて?」
「はあ……しょうがないなあ……」
「サガ……」
「今日は体調悪いんだし、パスした方が……」
「大丈夫大丈夫。これくらい」
*対決
グレタのぷー顔が可愛いです。
グレタに息を吹きかけられたいと思った貴方も、正直に挙手してください。
私はサガにも吹きかけられたい……<ばか
「なーんかおマヌケっぽく見えるね」
「ちょっとな」
しだいに熱が上がってきた様子のサガ、シュガーの声が聞こえてきました。
咳き込んで、玉を落としてしまいました。グレタの勝利。サガには初勝利
かな?この程度の勝利で大はしゃぎのグレタ。(^_^;;
よっぽど嬉しかったんだなあ。
「えーーーーっ……
勝ったの?わたくしが?
おほほほほほほほ、やはりわたくしの実力ならば、勝って当然ですわよ
ねー。おほほほほ……『グレタ・ザ・グレート』復活よー、おほほほほ、
WIN,WIN!」
しかし、とうとうサガは倒れてしまいました。
*自宅
本作品は、時代設定をぼかすためにわざとTVを出さないようにしている
と聞きましたが、あの体温計が出てしまっては、現代といわざるを得ませ
ん。あと、ラジカセや携帯ラジオもね。
「サガ」
「何、おばあちゃん?」
「……なーんか気がかりなことでもあるのかい?」
「どうして?」
「昨日帰ってきてから、なーんか様子がおかしかったんだよ。おばあちゃ
んに話せることなら……」
「大丈夫だから……」
「そうかい。サガがそういうなら、待ってて、何かおいしいものを作って
くるね」
「はい……
大丈夫、か……こんなふうになっちゃうなんて、大丈夫じゃなかったの
かな、あたし……」
シュガーの寝床に目をやって、携帯ラジオで気象情報を心配そうに聞きな
がら……
熱っぽいサガに萌え〜(*^o^*)<不謹慎<(>o<)>☆\(-_-#)
*嵐
これも夢でした。台風の中を、必死で帰ってこようとしているシュガー。
「シュガー!」
「サガ、サガー!」
「シュガー、危ないじゃない!」
「サガの……サガのところに帰るの!」
「無理しちゃダメよ。台風が過ぎてからゆっくり帰ってくればいいから!」
「でも……サガが寂しがってるから……」
「シュガー……」
「待ってて、もうすぐだから」
でも、突風に吹き飛ばされてしまいました。
「シュガー!」
「ごめん、サガ、もう帰れないーー……」
「シュガー、シュガーーーー!!」
絶叫で目が覚めました。
「また、夢……はあ
もー!
……眠れなくなっちゃったよ……」
ちょっとだけすねちゃうサガに萌え〜(*^_^*)
*あくる朝
目が覚めました。熱はまだ下がっていません。天井から、大きな雪の結晶
が。ピッコロを演奏するシュガーもいました。
「また……夢?」
でも、落ちてきた雪の結晶の冷たさを感じました。
「ほんとに、シュガーなの?」
「……お熱、高そうだったから。
雪、気持ちよかった?」
「うん。
でも、いつ帰ってきたの?」
「サガ、寝てなきゃだめだよ」
「シュガー……」
「ごめんね、台風使いさんのお仕事終わるの待ってたんで、帰るの遅くな
っちゃって」
「ううん……」
「でも、びっくりしちゃった。帰ってきたら、サガ、病気しちゃってるん
だもん。
ねえ」
「何?」
「大丈夫?」
「あたしは……」
おばあちゃんが朝食を持って入ってきました。
「まだ熱が下がってないねえ」
「サガ……」
「あたし、もう大丈夫よ」
「サガー!」
「何だか、本当に元気そうだね」
「でしょ?」
電話が鳴っているのでおばあちゃんは一階に戻りました。
「よーし、食べて元気つけるぞー」
「だめー!サガは病人なんだから、じっとしてなきゃだめでしょ?
これ、シュガーが食べさせてあげるから」
「え……いいよ、そんな……」
「遠慮しないの。はい、あーん」
「あーん……」
「おいしい?」
「うん」
「……あ、忘れてた」
「何?」
「ちゅっ。
ただいま」
「おかえり、シュガー」
ああ、よかった。食べさせているところ、おばあちゃんに見られたらたい
へんなことになったろうから。
*台風一過
他の皆も帰っていました。赤ん坊にも季節使いが見えるのかな。にっこり
ペッパー。
バジル、シナモンはツリーの下でぐーすか。
ソルトは研究熱心で、ターメリックと話をしてます。
ソルトはどこに住んでいるんだろう?明かせない理由でもあるんだろうか?
おいてきぼりで、背伸びをしているジンジャー。この仕草もいいですね。
ふわふわ浮いてるじじい。
そして、スプーンの取り合いで仲良くケンカしているサガとシュガー。
*総括
ストーリー自体は、サガの一人相撲……といったら語弊がありますが、サ
ガが一人であたふた、おろおろしてただけだったような気がしました。結
局、自分の不注意でしてカゼまでひいてしまったのですが、それでもシュ
ガーに迷惑かけないようにと頑張るサガの気丈夫さとか、2人の、お互い
を思う気持ちがよく表れてました。今回はむしろシュガーの方が主導権を
握っていたような。
特に、サガにとってもはやシュガーをかけがいのない大切な人であること
が丹念に描かれていました。ウキウキなサガ、不安なサガ、熱っぽいサガ、
無理して頑張っちゃうサガ……いろんな表情がありましたし、良かったと
思います。
最初、作画がちょっとおかしいかな、と思いましたが、見直してみるとそ
うでもありませんでした。
*次回「おまつり、ワッホー!」
サガたちが身に付けている民族衣装を見ると、ああ、ここはヨーロッパな
んだな、と実感できますね。
「ただいま、サガ。はい、サガへのお土産」
「ありがとう、シュガー……って、何これ?」
「シュガーが初めて降らせた雪だよ。どう、キレイなお土産でしょ?」
「……っていうか、ただの水だけど……」
「えー、うそ、解けちゃったんだ……よーし、じゃあ、もう一回魔法で雪
を降らせて……」
「もー、それじゃ、お土産じゃないでしょ?」
「ちっちゃな雪使いシュガー、次回『おまつり、ワッホー!』。
たいへん、サガ、町がヘンテコになっちゃったー!」
*おまけ「えっちな雪使いシュガー」
今回で、一応追いつきました。次回からは本編にあわせて一つずつです。
#15「ちっちゃなお客さま」
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##########
カノン 「いやあ!!シャンプー嫌い!」
シュガー「わかるわ、その気持ち」
サガ 「ほら、動かないの。きれいきれいにならないでしょ」
カノン 「いやあ!もー、いいもーん!!」
サガ 「ちょ、ちょっと、そんなに暴れないでよ」
カノン (じとーーーっ)
サガ 「……な、何?」
カノン 「サガおねえちゃん、ママよりおムネちっちゃーい」
サガ 「あ、あたりまえでしょ!?」
*
カノン 「あははははは」
サガ 「こらーっ、やめてよー」
カノン 「サガおねえちゃんのぱんつ、ぱんつ、ぱんつ」
サガ 「まちなさーい、かえしてーーっ!!」
レジーナ「まあ……」
サガ (やば……)
レジーナ「何です、子供がそんな黒い下着なんか!!」
【#15 終わり】
#16「遠いまちの春一番」
######
##########
長老 「次はペッパー、お前の番じゃ」
ペッパー 「はい、頑張りますぅ」
長老 「この町は、もう春一番の季節じゃ」
ペッパー 「わかりました。
そよそよ、ふわふわ、風さん風さん、吹いてくださーい……」
♪ぽろんぽろん
そよそよ
長老 「うーん、風が弱いようじゃな」
ペッパー 「そうですか。じゃあ……
風さん風さん、いっぱいいっぱい吹いてくださーい」
♪ぽろんぽろん
ぴゅーーーー
ふわっ
女子高生A「きゃっ!!」
ひらっ
女子高生B「いやーーん!!」
女子高生C「何、この風は!?」
女子高生A「春一番ね。それにしては……」
女子高生B「強すぎるわ。喫茶店にでも入りましょ」
長老 「何じゃ、逃げてしもうたわい。せっかく目の保養ができたと
思ったのに」
ジンジャー「ちょーろーさまーーー!!」
長老 (ぎくっ!)
【#16 終わり】
#17「シュガーを待ちながら」
#######
##########
シュガー「サガ、ほんとに大丈夫?」
サガ 「大丈夫よ」
シュガー「……でも、すごい汗だね。着替えないと」
サガ 「そうだね」
シュガー「脱いで、サガ。汗を拭いてあげる」
サガ 「ありがとう」ぬぎぬぎ
シュガー「うわー、汗びしょびしょ」こしこし
サガ 「シュガー、やだ、くすぐったいよ」
シュガー「じっとしててね」こしこし
サガ 「あ……やだ……そこは……」
シュガー「じっとしててよ、サガ」
サガ 「…………あん…………」
シュガー「パンツも脱いだほうがいいよね」
サガ 「……そ、そう?」
シュガー「サガ、お尻が拭きにくいよ。突き出して」
サガ 「そ、そんな……恥かしいよ……」
シュガー「でも、汗をふき取らないと気持ち悪いよ。お熱も下がらないし」
サガ 「……仕方ない」
レジーナ「サガ、具合はどうだい」
サガ (えっ……)
レジーナ「まあ、サガったら、なんてかっこうしてるんだい?」
サガ 「あ、あの……汗を拭こうと……」
レジーナ「汗なら、言ってくれればおばあちゃんが拭いてあげるのに」
サガ 「は、はい……」
シュガー「あーん、また失敗しちゃった……」
【#17 終わり】
--
s.goto
goto.shinichiro@tx.thn.ne.jp
#まほろさん「えっちなのはいけないと思います」五段階活用
#「えっちな本|ゲーム|お宿|街|食材はいけないと思います!」
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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