佐々木@横浜市在住です。

<a85qbd$s5f$1@news.thn.ne.jp>において
"s.goto" <goto.shinichiro@tx.thn.ne.jp>さんは書きました。

> 後藤です

こんにちわ。

> ついに最終回「あたしはここにいるよ」の感想。

つ
い
に
お
わ
か
れ
で
す
か

> では、本編です。

> *アバンタイトル
> オープニングテーマをラストに回して、前回のクライマックスのリピート
> です。スタッフロールをかぶせてます。
> ここで、シュガーの魔法の花が一輪咲きます。いつの間にか蕾が1つ増え
> てるんだよな……(^_^;;

何時の間に。^^;;;
# サガのピアノを守ったので急激に1個育ったという事ですね。^^;

> *ソルト、ペッパーとの別れ
> やっぱり、長老の指示だったようですね。役目を終えたソルトとペッパー
> は再び妖精界に帰ります。

シュガーに救けが必要だったのは判りますが、シュガーにとっては
またまたお別れ体験になってしまって可哀想でした。
もっとも前の旅立ち(というか帰還)の時はソルト&ペッパーはサガとはお別れを
していないので舞い戻った事はつくづくサガの為だったなぁという感じがします。

> そして、2人は帰ってしまいました。

邪な私としてはペッパーを見上げるアングルに心ときめくもの有。(爆)

> シュガーも、そうなったらサガとお別れになってしまうことを意識しまし
> た。そんな気分を吹き払うかのように、サガに熱いベーゼを。
> 「そっか……魔法の花が咲いて、人間界の修業が終わっちゃうと……」

互いに相手に覚らせない様にしながら、互いに既に気付いている。
イイ感じの二人になっているのですね、そしてだからこそ別れもすぐ目の前。

> *帰宅
> 帰宅したサガはおばあちゃんに、今まで心配かけたけどピアノのことはも
> う大丈夫だと言いたいんですが、恥かしがって、なかなか言い出せないん
> です。このもじもじサガ、萌え〜

流石におばあちゃん、何が言いたいのか察して助け船を出してくれました。

> グレタの演奏は、結局お披露目が最初で最後となってしまったわけですが、
> 意外と勇壮な曲です。私はまた、例の自分のテーマ曲しか弾けないものと…
> #後ろで煩いぞ、グレタのバカオヤジ。

黙って聞けよ、アホオヤジ。

> ところで、グレタが楽器店にピアノを置きたいという理由ですが、これが
> また彼女らしい愛情表現で、実に冴えてます(^_^;;
> 「つまり、ここだと町の皆さんにわたくしのピアノを聞かせてさしあげら
>  れるってことですの」

ここならサガもピアノを借りる事に気兼ねしなくて済みますからね。
グレタ、本当にエエ娘です。*^^*

> ふと、グレタが引っ越すことになったらどうするのかと邪な考えを抱きま
> したが、仮にそうなっても、置いて行くのではないかという気がしました。

「引越先のお家には広い部屋がありませんの、残念ですわぁ」とか言いそう。

> 「あーらサガさん、そんなの当たり前ですわ。なにしろこのわたくし……
> 
>  手がつりましたわ……」

ぎゃはは。^^;;;;

> いつものポーズをとっていたら、左手がつってしまいました。朝からずー
> っと弾いてたそうな。手がつるなんて器用な娘です(^o^)

それだけ本当は弾きたくて仕方なかったのにサガの事を思うと弾けずにいた、
その溜まっていたものを一気に吐き出したので手もコチコチになってしまった
という事なのでしょうね。う〜ん、やっぱエエ娘です。
# グレタに萌えた事を光栄に思います。(何だそりゃ ^^;)

> でも今回が彼女の最後の墓穴だと思うと、さびしいような……

まったく。

> *2つ目の蕾
> サガがおばあちゃんとクッキーを食べているそのとき、シュガーは、2つ
> 目の蕾がまさに咲こうともぞもぞしているのを懸命に抑えていました。

紐で縛った方が良くは無いかと思わないでもなく。^^;;;;;

> サガは、シュガーが悲しまないように気丈に振舞おうとしているのがよく
> わかります。彼女はもう決心したんですね。これもピアノの一件が彼女を
> 成長させたようです。

誰かの幸せを先に考える事が出来る様になったのでした。ここにも素敵な娘が。

> *失意のシュガー
> 魔法の花がいよいよ咲きそうになったのは、バジル、シナモンも同じでし
> た。こ、こいつら、いつの間に……(^_^;;

何できらめきを育んでいるのか凄く気になっているのですが。^^;;;
# 最後まで内証か。

> 長老のマジな目つきを初めて見たような気がします。

ですね。諭す厳しさと導く優しさの両方が感じられる目です。
# 似合わないっていうかギャップが激しすぎですが。(笑)

> あのつぼみ、結局いちばん最後に咲きましたね。シュガーのいうことを聞
> いてくれたのでしょう。

ああ、成程。
# 何とも繊細な演出。

> 宙に舞うピアノ……真相はこうでした。ロープやベルトが見えなかったの
> は、子供の意識にはそれらは存在しなかったということなのでしょう。視
> 界に入る雪使いを、手を伸ばせばつかめるような……そんな雪使いとの最
> 初の出会いなのでした。

どういう事件の記憶なのかとずっと謎でしたが、深く納得。

> 服装が似ているからといって、シュガーのはは様とは断言できないですね。
> 服装もしくは基調色と季節とがリンクしているだけのようですし。

でも髪の色までソックリなのでシュガーの母様という可能性は高いと思っています。
ただ、その辺りを明らかにしない所はそれはそれで良かった。
サガは思い出を話しているだけですから、それだけでシュガーが「母様だ」と
気付いたりはしないのが当然でして、そんなお約束に陥らない所が本作の良さ。

> 最後の合奏で、シュガーは大きな雪の結晶を作りました。これは、妖精界
> に帰るための乗り物みたいなもんか。

シュガーの見付けたきらめきの結晶?それともサガへの感謝の気持ちとか。

> 「きれいな雪よ、シュガー」
> 「ありがとう、うれしいよ……またね、サガ」
> その言葉を最後に、シュガーは見えなくなってしまいました。

こういう別れ方、姿が消えていくとは思いませんでしたので寂しさ倍増。;_;

> 「行っちゃった……じゃあ、もういいよね……がまんしなくても……
>  シュガーーーーー!!
>  シュガー……」
> 気丈にも、シュガーにはぜったいに涙を見せることなく、笑顔で見送った
> サガです。
> そして、シュガーがいなくなった途端、今までガマンしていたのを吐き出
> すように涙が止まらなくなる。最高に萌え〜(;_;)

「もういいよね」はぐっと来ました。(うるうる)

> 注目したいのは、残りの連中が一斉に見えなくなったということですが、
> 能力を失ったとかいう次元の話ではなく、さりとてこれはサガの妄想や夢
> 物語でした、みたいなオチでもないと思います。それは大人のいやらしい
> 邪念です。ファンタジーや御伽話って、そういうものじゃないですよね。

# 蛇足を承知で。
<邪念>
本作を"サガのきらめき探し"という面で見てみると、きらめきを見付けた
サガにはもはや道しるべとしての季節使いは見える必要が無い、何故ならば
人間として成長したから。という事なのだろうな、というのが私の理解です。
</邪念>

> ちょっぴり時間にルーズになっているサガですが、実に子供らしく、生き
> 生きしていますね。

仲間内で一番時間にルーズな娘になってしまったのは反動でしょうか。^^;;;;;

> リトル・ミィにて。楽器店店長にコーヒーを淹れているルキーノ。
> 「サガのピアノを聞きながら、上手いコーヒーを飲む。あいよ。
>  わざわざ店を留守にしてな。うれしいだろ、ピアノが戻ってきて」
> 人差し指を立ててシー。やっと、このおっさんの人柄が判りました。そう
> か、今まで外出していたのは、店のピアノを聞きながらコーヒーを飲むの
> が至福の時間だったんだ。ポールにも内緒で。この恥かしがり屋(^_^)

思った通りのイイ親父で良かった。^^;

> 楽器店とリトル・ミィの位置関係は結局明らかになっていないんだけど、
> ピアノの音が聞こえるというのは、ご近所だろう。

多分、同じ建物というか壁が密着した同じ区画の店なのでしょうね。
ですから直接響いてきて聞こえるのでは無いかなぁと想像します。

> *グレタ、最後の墓穴
> さあ、これが見納めです。
> 唐突にやってきたグレタ、なぜか今日はスイス製腕時計をしていません。

何故時計無し?でもポーズだけは、あれが決めになってしまった様で。^^;

> また勝負を反古にされてしまったグレタは、服の袖口を破ってしまいまし
> た。最後の墓穴にしては、キレがないというか……(^_^;;
> 「いやーーん!」

これでお別れなんて、いや〜ん。^^;

> *ハモンド劇団ポスター
> 地方巡業ですから、受けがいいところへは何度も訪れるものですが、再登
> 場あると思ったら、これだけか。
> 「また一緒に弾けるといいな、クマのピアニストさん」

クマシリーズ第2段だったりするのでしょうか、演目。

> *カノンちゃん、再登場
> 彼女の再登場があるとは思いもつかなかったですね。

確かに、意外なゲストかも。

> さっそくお風呂に入れてしまいます。

やっぱコレの為か。(笑)

> *お風呂
> 最後までこのシーンをかかさなかったスタッフのど根性に拍手。

しかもラストのとっても重要な語りの所にこのシーンですから。*^^*

> テレとなんて、何にも考えずにカットしちゃうんですよ(フィギュア17
> 第7話)。

# やっぱりカットされていたのか … -_-#

> でも、サガの大事なところは泡で隠してます……(T_T)

いや、流石にそれは色々問題が。^^;;;;

> 「やあね、ここにいるじゃない」

シュガーの赴任先はミューレンブルクになりました。^^;;;

> *オープニングテーマ
> オープニングテーマに乗せて、一部、さらにその後の様子が。

EDテーマの歌詞がシュガーと別れた後のサガの心情だろうなぁと思っていましたので
最終回にEDを変えるか変えないか?と思っていましたが、二人の別れを肯定的に
描いたラストには明るい曲の方が合っているという事ですね。

> 晴れて衣装や楽器まで誂えてもらったソルトは、雲使いに。

師匠から武器(違)を授かっていました。白っぽい衣装も中々良。

> こいつら、ほんと花がが咲いたの?のバジル、シナモンはジンジャーに説

何となく、まだ全部咲いてなくて研修継続中なのでは?と疑っているのですが。(笑)

> *総括

一言だけ。良い話を見せてもらいました。

> 今後も極力、優れた作品の感想記事を投稿していこうと思っています。

お疲れ様でした。
丁寧に読み解いた後藤さんの記事は大変参考になりましたし、
まだまだ見方が甘いなと反省させられもしました。感謝します。
# また素晴らしい作品でお会いしましょう。

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■
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