Re: 最終回Aパート[Re: チェキ!シスプリ#26]
石川@KDDI研です。
In article <9ovn9r$t0o$1@news.thn.ne.jp>,
"S. GOTO" <goto.shinichiro@tx.thn.ne.jp> wrote:
> 後藤です
> それでは、Aパート、いくデス。
行数稼ぎ&改頁します。
作品を貶す……それは、ヘタレ脚本と福笑い・風船という二重の苦行に耐え、
最後まで鑑賞し続けた者のみに許される権利である。
> 楓 「あの……そのセリフ、私のものなんですが……」
川澄さんは、「天使のしっぽ」にも出演なさるようです。氷上さんも。
^L
> ○今回は、アバンタイトルはなしです。OPもなしです。
> タイトルロゴの静止画から始まり、提供クレジット。やはり、やつか。
これで全員が一通り提供クレジットに登場したことになりますね。
> ○オルゴールのメロディをOP代わりにしています。
> ウェルカムハウス入り口、通路、水道、物干し台、廊下、わたるの部屋、
> そしてテーブル、オルゴール、と続きます。
水道の水滴以外は、殆ど背景画をスライドさせただけです。効率的ですね。
> ○この作品で、一つだけ評価できるとしたら、音楽はいかがでしょうか。
> この前、買っておいて1ヶ月ほったらかしだったサントラCDをやっと
> 聞いたのですが、割と良かったというのが率直な感想です。音楽担当の
> 服部隆之さんは、普段はドラマのサントラを手がけておられる方で、皆
> さんもお名前はご存知の方でしょう。
音楽自体が良くても、問題なのは劇中での使い方です。まあ、この作品では、
可もなく不可もなく、ということにしておきますか。
#もっとも、音楽の良さも、「NOIR」の前では霞んでしまうなあ。
> ○いきなり出てくるんだもんなあ……>わたる
前回ラストの引きがこれで無意味と化しました。
#でも、佐々木さんのご指摘もごもっとも。前回の引きの方がまずかった、と
#考えるべきでしょう。
> 「今日は、『おにいちゃんの日』、でございましたな」
> さあ、何のことやらさっぱり分かりません。この期に及んでまた謎かけ
> なのです。勿論、この後の説明もなし。
最初に来島してからちょうど1年、と考えました。
> ○ふと立ち止まって、潮の香りを懐かしむ……って、おいおい、2,3日
> いなくなっただけだろうが。
そうなんですよ。(^_^;
「すぐ帰る」を実行しただけという事実を隠蔽し、再会場面を何とか盛り上げ
ようと必死に取り繕っているのがみえみえです。(-_-;
> ○さあ、問題の回想ですが、
> 「燦緒、僕は行かないよ……学校へは」
> 皆さんのご推察どおりでした。素晴らしいですね。見事なオチです。
でも、先に帰島場面を描いてしまったので、折角の引きが無効化されています。
#でも、島に帰ることを決意するに至る過程がまったく描かれていないことを
#うやむやにする利点はあったかも。;-P
> ○わたるの脇を、ワンピ少女が通り抜けます。笑いながら。
> まあ、一つだけ分かったことは、燦緒の価値判断の基準は「かっこいい
> かかっこ悪いか」のいずれか、ということでしょう。
これは予想できませんでした。まさか、ここまで稚拙な価値観の持ち主だった
とは。(@_@;;
> ○我が家「ウェルカムハウス」へ向かいます。
> でも、妹達は外出中で、いるわけないのです。それを幸い、次々と妹達
> の部屋を開けていくのでした。可憐、雛子、花穂、咲耶、あ、なんだ、
> 1階だけか。
1階だけ探して、勝手に誰もいないと思い込んでいるわけですか。バカだとは
分かっていましたが、ここまでバカだとは。(-_-;
> ○誰もいない状況をやっと把握し、
> 「もしかして、僕は大変なことをしてしまった……」
しかし実際は誰もいなくなってはいなかったわけですから、結局肩透かしです。
ご存知の通り、この作品で肩透かしがされたのは今回が初めてではありません。
潜水艦が沈んで妹達が行方不明になったエピソードでも、妹達はいつの間にか
助かって集まっていましたよね。いかに姑息な手段であっても1回なら笑って
済ますこともできます。しかし、2回となると……スタッフの勇気に拍手。
> ○「みなかみわたるの、おおばかやろーーーーーっ!!」
> そこへ都合よく大波が。勿論飲まれて、海の藻屑……
> 死ぬ間際に見た幻覚、可憐。「お兄ちゃん……」
> てっきり1話のバンクにするのかと思ったら、新作でした。
> この作品、意外とバンクの使用頻度が少ないんですね。
PARALLAXさんの「バンクに回せるほどのクォリティを持つ作画が無い」説に、
私も一票。
> ○いやいや、単に、浅瀬に漬かっていただけで、「おぼれた」と思い込ん
> でいただけなのでした。可憐が見つけて、助けに行きます。
まさか、ここは笑うべき場面だったのでしょうか? (^_^;
> ○「お兄ちゃん、なかなか戻ってこないから、可憐、いろんなこと考えて、
> とっても、とっても、不安になって……」
> 一体、何を考えたのでしょうね。それほどいろんなこと考えるだけの要
> 素もないような気がするんですが。
これも、ほんの短期間島を離れただけという事実を隠蔽して、盛り上げるのに
必死なのでしょう、きっと。
> ○「でも、可憐、絶対帰ってくるって、信じてた。お帰りなさい、お兄ち
> ゃん」
> もう矛盾してるんだよなあ。
はい、矛盾ですね。結局、兄の「すぐ帰る」という言葉をまったく信じていな
かったわけですから。
#これとよく似た場面を思い出しました。
#「ドラえもん」で、奇跡的にテストで満点を取ったのび太が、それをしずか
#ちゃんに教えようとしたところ、しずかちゃんはテストの点数を見もせずに
#「くじけちゃダメよ。次のテストはがんばってね。」と言ったとさ。(^o^)
> ○一方、咲耶ちゃん。あてもなく店に入っていたのでしょうか。
前回の騒ぎは何だったのやら……(-_-;
> 以上、トニセン達は風でわたるを感じたのでした。
何の脈絡もなく、風で感じられることになっています。
> ○こちらカミセン達。エスカレーターでチェキなのデス。
なぜ帰ってくるのが分かったのでしょう? やはり風が教えてくれた?
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┏ 石 川 彰 夫 ( いしかわ あきお ) ┓
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