Re: チェキ！シスプリ＃２５

石川＠ＫＤＤＩ研です。

In article <9oecfk$ltp@infonex.infonex.co.jp>,
hidero@po.iijnet.or.jp wrote:
> 佐々木＠横浜市在住です。
> <9od7cd$fov$1@news.thn.ne.jp>の記事において
> goto.shinichiro@tx.thn.ne.jpさんは書きました。
> >> 後藤です
> こんにちわ。

どもども。

> >> 第２５話「あいたい……お兄ちゃん」
> >> ラスト４部作、その３デス。

行数稼ぎ＆改頁します。


> 来週のTV番組表を見るとシスプリ（終）となっていて寂しさ大爆発。

後番組が、「機動警察パトレイバーセレクション」なのが謎です。(^_^;
＃そう言えば、前番組は「真・ゲッターロボ」だったっけ。(^_^;

> >> 　電話を見つけ、バカの携帯にかけますが、電源を切っていたのでした。
> >> 　むせび泣く可憐。
> ショックなのは判るけど、受話器を放り出さない様にね＞可憐ちゃん ^^;
> # って言うか、受話器が落ちる動きが何か変。

この程度の動画もまともに描けないのか……(;_;)

> 携帯の電源は燦緒が切っているんだろうなぁ。

本人があえて切っているのだと思いたいところですが。

> >> ○バカの家。燦緒がバカを元の髪型に戻してやってます。洗脳は最終段
> >> 　階に入ったのでしょう。これから参考書などに買いに行くのです。
> >> 　「大切なのは僕たちの未来だ」……何言ってやんでえ、バカ野郎。
> 野郎に髪型整えられてじっとしてるなんて、変だぞ絶対＞バカ

同感です。

> >> ○モブシーン、使いまくりです。スタッフは、都会をこんな風にしか見
> >> 　ていないのでしょうか＞田舎もんの集まり。
> 好意的に見れば「航にはああ見える」という事なのでしょう。

うーん、好意的に過ぎるかと。(^_^;
第1話でもまったく同様に描かれていましたから、客観的な都会のイメージの
つもりなのでしょう、スタッフにとっては。

> >> 　「アニキ、いなくなるんだったら、何か代わりになるもの、置いてっ
> >> 　　てくれたらよかったのに。研究資金の援助してくれるとか、鈴凛ちゃ
> >> 　　ん可愛いよって言ってくれるとか。あたし、アニキ以外に頼れる人
> >> 　　いないんだからさ……でも、アニキの代わりなんているわけないん
> >> 　　だけどね……」
> 以前、航に語ったメカ鈴凛を作った理由と対になっている台詞。
> こういう妹側の心情はわりと良く描けています。

これについては、私は……
In article <9oe4qo$ntk$1@bgsv5905.tk.mesh.ad.jp>,
"parallax" <parallax@mbc.nifty.com> wrote:
: ストーリの面に付いては、極私的な感想では「妹達の台詞は全て要
: らない」と思いました。色々と皆モノローグで語ってくれその心情
: が痛いほど伝わりはしましたが、それらは彼女たちが各位単独でぼ
: うっとしている寂しげな行動と表情だけで十分に画面から伝わって
: 来ました。が、それに加えて台詞が重なっただけくどく感じました。
……に同感です。
＃せいぜい「アニキの代わりなんているわけない」の一言で充分だと思います。

要するに、脚本と演出が乖離しているのでしょう。
＃脚本家が、完成したときの映像のことをまったく考慮せずに脚本を書いて、
＃演出家が、台詞が入ったときの効果のことをまったく考慮せずに演出すると、
＃こうなります。単独では優れていても、利点を相殺してしまうので、完成品
＃はかえってダメダメになります。

> 山田にとってバイトに充てた時間は航の妹'Sへアプローチする時間を
> 削ったものだったのでしょうから、それなりにショックかと。^^;;;

もしかして、山田もじじいの一味だったのでしょうか？
＃いや、違うな。山田の来島にじじいが関わっていたとしても、単なる当て馬
＃としてだろう。(^_^;

> >> 　バカが戻ってこないと、プロミストアイランドもこれまでだとか。
> >> 　よく分かりません。やっぱりバカの夢の中の世界なのでしょうか。
> バカ一人癒せないのでは癒し系テーマパークとして落第…
> # そんな高尚な話ぢゃないか。^^;;;

単純に、プロミストアイランドはそもそもこのバカの健やかなご成長を実現す
る目的のためだけに作られたから、と考えました。
＃実物大の箱庭療法か？

> >> ○帰宅する可憐のシーンを挟んで、雛子は波止場にいました。
> 比較的、低年齢の二人が冷静に見えますね。
> まだ彼女達にとっては航は大好きだけど唯一の人という訳では
> 無いのかも。少なくとも他の妹（というか姉か）が居るあいだは
> 寂しいという程度であって悲しいところまでの感情は無いみたい。

あのバカの「すぐに帰る」という言葉に騙されているだけでは？ (^_^;

> >> ○だ、誰だっけ、こいつ？
> >> 　皆井（字が違うかもしれませんが、ヤローの名前をいちいち確かめる
> >> 　気はありません）とかいう奴ですね。バカには全く関心がないのでし
> >> 　た。
> 多分、コイツの存在意義は航に自分が昔目差していた事の結果、
> すなわち一年前に受験に失敗しなかった場合の可能性としての自分の
> 未来像を示す事にあるのでしょう。
> そして「こんな人間を目差していたのか」と考えさせる為に。

なるほど。
しかし、バカに何の変化も生じていないのは演出の手を抜いたようにしか見え
ません。

> >> ○とりあえずはガソバルを全部手にした山田くん。全部作っちゃいまし
> >> 　た。
> >> 　「ほしいと思っていたときのあの情熱、手に入れられないかもしれな
> >> 　　いという焦燥感……全部無くなっちゃった、全部……何故なんだー？
> >> 　　ぼきはこんなものが欲しかったのかー？こんなものを手に入れるた
> >> 　　めに必死になってたのかー！？」
> >> 　実は謎かけの伏線だったりして。
> 多分、航の情況の暗喩なのでしょうね。
> ガソバルが東京での暮らし、タダで手に入ったというのが
> 燦緒にお膳立てされた合格、というところではと想像します。

第1クールでの描かれ方はその通りなのですが、第2クールではこのバカは東京
での暮らしをもはや求めていないので、齟齬を感じます。
＃と、自分の邪推を補強してみる。(^_^;;;

> >> ○自分の右手の小指をじっと見つめる妹達……さあ、これは、誰と交わ
> >> 　したかをカムフラージュするためのものなのか、それとも、みんなと
> >> 　本当に指切りしたのか。
> １年の同居の間に一度や二度は指きりをしているでしょうし、
> 本命を判らなくする為の演出でもあるのでしょう。
> つまり両方の意味かと。^^;;;

本当は複数の妹と指切りしたのだが、バカなので記憶が混同・合成され、帽子
の少女という架空の存在を作り出した、と考えました。 ＜ 考え過ぎ。

> >> 　雛子、鈴凛、衛、花穂、四葉は見てなかったな。千影は手のひらを見
> >> 　てたし。
> ミもフタも無い事を言えば絵的なバランスを考慮した結果。^^;;;;;

千影はともかく、年少組は当時幼過ぎたか生まれていなかったのかと……(^_^;

> >> ○デジカメのデータは消していないようですが、「島には戻らない」宣
> >> 　言をしてしまいました。愕然とする眞深ちゃん。やはりこの場は、バ
> >> 　カを刺し殺した方がよかったかも。これでみんな救われるのに。
> 「島には」って言ってましたっけか。
> 「戻らない」としか言わなかったので次回の頭で「昔の自分には」とか
> 「東京の暮らしには」とか付け足して眞深ちゃん逆転勝利！
> というドンデン返しをするのではと思っているのですが。^^;;;

私も、このバカが場所を明言せずにいきなり「戻らないよ」と言ったことから、
当然この後に「東京には」などが続くものと期待しました。そこで終わってし
まったのには唖然としましたが……
＃と言うか、引っ張っておいてそう言わなかったら、脚本はかなりの馬鹿だと
＃思います。一番の見せ場を中断して次回に回した、という時点で既に間抜け
＃なのに。(-_-;

> >> 　燦緒は明らかに、バカを何らかのことに利用しようとして、バカを連
> >> 　れ戻したのだと思います。女性説も同性愛説も、あまり根拠がなくなっ
> >> 　てきました。でも判断材料がないので、これ以上は分かりません。
> どうみても純粋な好意ではなさそうですね。
> # そのくらいは最後までに明かしてくれるんだろうなぁ。

うやむやにする可能性に一票。
＃なるほど！と納得できるような理由を明かしてくれたら、「あ」の人を少し
＃見直してあげます。

個人的な邪推では、自分と価値観を共有すると思っていた人間が他の価値観に
染まることに耐えられない、単なる価値観押し付け野郎、ではないかと。

> では、また。

ではでは。

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┏                石 川  彰 夫   ( いしかわ あきお )                ┓
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