後藤です

<hidero@po.iijnet.or.jp> wrote in message
news:9p184m$pb9@infonex.infonex.co.jp...
> 可奈子って誰…と思ったら原作のキャラなんですね。
> # ラブひなは原作に手出しして無いもので。

あーん……ことごとくはずした>改行ネタ
これではまるで「シスプリ」スタッフだ。

> 幸せそうなのがやっぱりムカつく。(笑)

せめてベッドに腰掛けた可憐を押し倒すくらいのことをやってくれないと。

> ここでの話は裏を反せば12人は本当の妹って事ですよね。
> それはそれで謎解きにはなってます。(まだまだ謎は盛り沢山ですが ^^;)

図らずも証明されたか>血縁

> もう一歩踏み出して、自分が眞深ちゃんにしてもらった様に
> 迎えに行くという所まで発想してくれれば完璧なのですが。
> そこまではいかないのが航らしいところ。

もうここで、「実の妹=大事」「他人=大事じゃない」という
単純思考回路ができあがってしまっている、と。

> こういう部分は大抵のアニメではEDテーマのバックか、極く短い
> エピローグで済ませてしまうのですが本作ではたっぷり時間を割いてます。
> これは良かったと言って良い部分ではないでしょうか。
> # これまた他の選択肢は無いとも言えますが。^^;

しかしこの、兄対1人の妹という構図は単純すぎます。
優秀なスタッフならば兄対n人の妹でいくらでも話が作れるのに。

> >>   後ろに例のヅラじじいがいるけど、一言もしゃべらんかった。
> 住民その1の役目をきっちり果たしているのでしょう。

これも、意味不明でした。

> ええ。咲耶ちゃんらしい言い方で可愛いです。
> 問題は航が「ごめんなさい、本当は心配で探しに行こうと思っちゃった」
> という言外の意味を判っているのかどうか?という所でしょう。(笑)

それはムリでしょう。

> 実は留守中にメカと本人が入れ替わっていて
> …というSFちっくな話にはならないのでした。

結局完成していないようでしたし。

> 雨に濡れた服がみっちゃくぅ…なんて美味しいシーンはある訳無いか。(爆)

髪の毛は濡れていたようでしたが、服はあっさり乾いていたような。

> 彼女の姿は航のイメージの産物なのでしょうけれど、
> 約束自体は本当は12人の中の誰かとの間で実際に交わしたのだと思います。

ではやはり、「ラブひな」のごとく、記憶が曖昧になっていて
誰と交わしたのかで混乱していると。

> 私は眞深ちゃん帰ってきて嬉しかったです。良かった。
> このシーンが個人的には最終回で一番盛り上がった所です。

まさかこの兄妹、同居するわけじゃ……>ウェルカムハウス

> 今度の出合いでは眞深ちゃんは一切嘘は無しで接してくるはずですから、
> 本名だと思います。

「眞深美」が本名だったらやだな。

> それと爺やが「燦緒様」と呼んだ事も含めて親戚で間違い無いかと。

やっぱりやるのかな>スペシャル番組

> それは27話以降でとか。(笑)

これもあり得る。

> 妹達相互の交流が描けていないのは問題だという点に異論はありませんが、
> 彼女達と他の友人について描くのは多分本作の主旨では無いんでしょう。
> リアリズムという意味では必要でしょうけれど、そもそもそういう話では
> 無いと思います。それと一生、航と一緒に暮らせる訳では無いというのは
> 恐らく言わずもがなの大前提で、最終回のどんな些細な事でも航と一緒に
> 居る時間を大切に過ごしている妹達の姿が、いずれはこの生活にも
> 終りが来る事を皆判っているという暗示だろうと私は理解しています。
> 当の航は単刀直入に爺やに聞いちゃってますけどね、しばらくはいい?って。^^;

わたるが主人公だということがそもそもの失敗ではないかと。

> この作品が単独のアニメ企画では"無い"という出自を考えますと
> 恐らくその「お家の事情」というのは実在するだろうと思います。
> 12人全員を満遍なく扱う事によってのみ「シスプリ」という錦の御旗の下に
> この企画にずっとついてきたファンが集えるのであって、誰か一人に
> 焦点を当てた瞬間にそれは成立しなくなってしまうでしょう。
> 仮に12人の夫々のファンが同数であるならば、想定できる視聴者の
> 数が12分の1になってしまう可能性の高い冒険はまずしないと思います。

うーん、ひどい話だ。

> 「メイド隊」の太郎の方が女性の集団から一方的に慕われるという
> 情況が近いので彼を引き合いに出しますが、太郎がメイド達に思いやりを
> もって接する事が出来るのは恐らく彼の母親の影響でしょう。これは
> アニメ版だけを見ていても時々語られている部分ですから外れていないはず。
> 対する航が愛情に対して受け身なのは、その辺りの家庭環境に問題が
> あるという事を暗に示しているのだと仮定すると成程と思えなくも
> ありません。航は妹達が寄せてくる様な判りやすい愛情表現を今まで
> 受けていないのでしょう。それ故に返し方が判らないのです。
> とりあえずアニプリからはそう"読み取れなくもない"と思いますし、
> 最終回間際で慌ただしく描かれた以前の航の価値観からしても、
> 彼が育ったのが人情味溢れる家庭だったとはとうてい思えません。
> これが仰有っる様な12人の妹との微妙な関係を作る為の作意なのか、
> たまたまそう見えているだけなのかは微妙…というよりは後者の"たまたま"
> にしか見えないのですが狙っているのだとすればアニプリは
> 狙い - 特定の妹に焦点を当てない為に中心人物をわざと求心力の無い
> キャラにしている事 - 通りの出来になっていると言えなくもない気がします。
> # 多分、買いかぶりでしょうけど。

なるほど。

> では私案をご披露といきたいところですが「シスプリ」の前提を
> 考えると結局の所、大枠は変えようが無いと思えます。
> これは前述した通り、誰に焦点を当てても作品の間口を狭める怖れ
> があると企画サイドは考えるだろうからです。

そうですね。

> # この視点にはアニプリから「シスタープリンセス」に踏み込む新規の
> # ファンの存在は欠けているのですが、新規のアニメファンはどういう作りでも
> # (たとえ脇役扱いでも)勝手にお気に入りを決めて盛り上がるだろう事は
> # まともなアニメ業界関係者なら判っているでしょうから誰を主役扱いの
> # 妹にするか(しないか)には影響しないと見て考慮外になっているのでしょう。
> 話を戻して、さりとて小手先の修正では本作の雰囲気が劇的に変わるとも
> 思われず、劇的に変えるには「妹12人」「ひとつ屋根の下」という本作の
> もっとも"らしい"部分を捨てる必要がありそうですが、それでは
> やっぱり「シスプリ」では無い物になってしまう気がします。

まあ、でもよく考えてみると妹が12人もいたということに、普通は無計画な
親のだらしなさを責めたりするものなんですが、親が一切出てこなかったし。

> ここで仰有っている2つの表現方法「完全1話完結」「筋を通す」は
> それぞれ第2クールと第1クールで試みながら失敗しているという
> 見方も出来そうですね。判っていたけど出来なかったという事かも。

スタッフに能力が無かったと考えるのが、皆さんのお話を
伺っていて妥当ではないかと。

--
S.GOTO
goto.shinichiro@tx.thn.ne.jp
YUekIon2teHA;FbyRI18:00_18:30PMk.e//ONgAIqmiR!