こん○○わ、PARALLAXです。

<hidero@po.iijnet.or.jp> wrote in message news:9oecfk$ltp@infonex.infonex.co.jp...
> 佐々木@横浜市在住です。

ども(^○^)/。

> <9od7cd$fov$1@news.thn.ne.jp>の記事において
> goto.shinichiro@tx.thn.ne.jpさんは書きました。
> >> 第25話「あいたい……お兄ちゃん」
> >> ラスト4部作、その3デス。
> 
> 来週のTV番組表を見るとシスプリ(終)となっていて寂しさ大爆発。

あっちこっち (終) マークだらけで「あぁこの季節がやってきたの
だな」と感慨しきり。尤も今期は枠受け継ぎの番組が多めなので、
マスターデッキのタイマープログラムにそう悩まなくても良いのが
良好です。でもUHF系とBSデジタル系に新枠がありますな。

#一番心配なのはフジ系列の深夜枠。一体何回、予定通りの時刻で
#放映される事やら。平気で1〜2時間もずれる事があるしなぁ。

> >> 最後まで、ウジウジした展開なのでショウカ……
> 
> 兄チャマ、駄目駄目駄目駄目無限大デス…

これでは次回に「島へ、戻ろう!」などと眞深ちゃんへ爽やかに手
を伸ばす航がいても「おまーは前回、どれだけの女を泣かせたと思
っとるんじゃ!」とモニターへ蹴りをかましてしまいそうです。

> >> 行数稼ぎショート・ショート・コント「がんばれ四葉ちゃん」(終)
> >> 最後デスので、四葉ちゃんのヘロヘロ推理を突っ込んで欲しいデス。
> 
> 突っ込もうと思ったのに何時に無い推理の冴え。^^;;;

突っ込みまくりひっくり返しまくった私ったら。(^^ゞ

> これが真の四葉ちゃんの姿だったのかと感動すらしていましたのに。
> # やっぱり遊ばれていたのか。(笑)

「それでこそ四葉だ!」(爆)

#む。沢田さん辺りからのフォローに被るかな?

> ちゃんと感想文ネタの総合オチにもなっているのですね、上手い。

いかん、全然覚えていませんでした。(^^ゞ 何せそれでなくとも
「シスプリ」は記事数が多くて。(爆)

> ★行数稼ぎ超ショートストーリー「がんばった四葉ちゃん」
> 
> 「千影ちゃんに遊ばれない様にしばらく島を出るデス…」

当然此処は、鍔広の帽子を目深に被りトレンチコートの襟を立て、
古びた皮製のトランクケース一つを下げて波止場に佇む訳ですね。

#ところで「トライゼノン」の、あの母ちゃん。結局最後はどうな
#ったんだっけ。(^^;)

> ぽぽすてぽん…

今時、焼玉エンジンを積んでる船は何処にあるんでしょーか。(笑)

> 「出発地に戻ってるなんて、これはどんなトリックなのでしょうカ…」
> 「陸に着いたって言ったのに寝ちまってて起きないからよ、戻っただけだ」

その着いた先の「陸」も、島の反対側だったりして。(笑) 慌てて
船の行き先を確かめたらば「プロミストアイランド周遊観光」とか。

#海洋型リゾートなんだから、このくらいはあるだろう。

> 「誰も…出さないよ…もちろん兄くんも…フフ」
> 「(念の為完成させた潜航艇2号は内証にしとこうっと)」

矢張り、この2悪女が全てを牛耳っているのですな。(笑)

> # プロミストアイランド、生きて帰った者は居ないという…

眞深 「聞かない名ねぇ。プロミストアイランドって。」
燦緒 「『リゾート界のブラックホール』ってさ。」
眞深 「ブラックホール?」
燦緒 「チョッカイ出して、帰ってきた奴ぁ居ないってよ。」
眞深 「おー怖い怖い。怖いから、私、寝る。」

直後、パンクするパラプレーンであった。(違)

#このネタも被りまくりだろうなぁ。(^^;)

> >>  燦緒がいます。洗脳が成功しているのでしょうか。
> 
> 帽子の少女と燦緒が入れ替わる部分の演出は如何にも燦緒が
> 航の心の中の何かを押し退けているって感じですね。

この「押し退けられている感覚」が、もう少し航の表情なり行動な
りで表れていてくれれば、最後の「行かないよ」が正逆双方で邪推
の種に出来たものを、と思います。今回は一貫して「燦緒の言うな
りに動く航」しか見えませんので、次回冒頭でいきなりこれをひっ
くり返されても説得力に欠けるかと私は思っています。

#そりゃ確かに「ひっくり返して欲しい」とは言い続けてきたけど、
#ひっくり返すにゃ返すなりの強固な必然性が欲しく、それが間違
#いなくドラマを導いてくれるからこそ「返して欲しい」と言って
#いたんだがなぁ。どうもドラマ性は期待できなくなりそうな予感。

> >>  「あんちゃんがいなくなって、火が消えたみたいだね。
> 
> ここは、眞深ちゃんの表情だけで全部語りつくせているので台詞は
> 無くても良かった気がしました。やや冗長気味かと。

御意。尤もそれは他の妹達全てに付いて言えている、と私は思いま
した。「語らせてこそ判る」事は確かにありますが、「語らずとも
判る」事も反面多くあり、今回はその典型であったと思います。

#どーも、この辺りの「心理描写」のテクニックが欠けているなぁ。

> >> ○次に可憐。ここは本館でしょうか。もともとホテルだったんでしたっけ?
> 
> ホテルに近い物という認識で良いのでは無いでしょうか。

滞在型リゾートに付き物の「自炊可能な簡易宿泊施設」とか。おぉ
そうなるとユースホステルが近いかな? きっと夜には管理者こと
ペアレントの御夫妻(旦那は当然ヒゲ面)を囲んでキャンプファイアー
し、フォークソングを歌いながら皆で肩組むんだ。(爆)

#今時、こんなユースがあるもんか。(^^;)

> プロミストアイランドに来たゲストの為の施設でしょうから。

アトラクションが今頃完成する一方で、宿泊施設だけは随分と先行
して完成しており、一方では商店街はきっちり営業している。随分
と不思議な竣工計画のように見えますが、宿泊重視のリゾートで従
業員の訓練を十分に行うつもりだった、とすれば納得行きますな。

> # 今更気付きましたが、円筒ハウスの方はもしかして従業員宿舎かも。

となると、たった14名程度で満員になってしまうのは些か…(^^;)

#「住み込み用独身寮」が14室程度だ、と言うだけだろ>自分。

> >>  電話を見つけ、バカの携帯にかけますが、電源を切っていたのでした。
> 
> 携帯の電源は燦緒が切っているんだろうなぁ。

最近大流行の「携帯電話用電波妨害装置」を燦緒が常に携帯してい
るとか。おぉ、だから何かと張り付きたがるのか。

#有効範囲5mなんて嘘八百だ。1mも効かないじゃないか。

> >> ○バカの家。燦緒がバカを元の髪型に戻してやってます。洗脳は最終段階
> 
> 野郎に髪型整えられてじっとしてるなんて、変だぞ絶対>バカ

それこそが、二人を強く強く結ぶ絆こと「LOVE」なんでしょう。(爆)

> >>   お兄ちゃま、頑張ってって……うわあああ……お兄ちゃまあ……」
> 
> 専属応援団員だけあって一番航の行動を尊重した言葉になってますが、
> そう言いながら受け入れがたいという感じが良く出ています。

これで引き裂かれた心にトラウマが残らなければ良いのですが…

#なんつっても「駄目野球」じゃ、花穂ちゃんをエラい目に合わせたしなぁ。

> せっかく出た新芽が萎れているのも象徴的。

さすが「緑の親指」を持つ花穂ちゃんだけあって、本人の心理状態
が周囲の植物殖性に大きく影響するようですね。(違)

> >>  一瞬、「フランダースの犬」を連想してしまったアナタは古いのです。
> 
> すいません、連想しました。^^;;;

この辺は世代チェックに使えそうな。(^^;)

> だって鞠絵ちゃんとお迎えって似合い過ぎ。(ぉぃ)

しかし不屈の「兄上様にもう一度会いたい」なる根性で冥界から戻
ってくるのです。御蔭で140歳になった未来でも相変わらず元気。

#あぁ、あんな妄想が湯水のように湧き出てきた頃のエネルギーが
#懐かしい。

> >> ○鈴凛の部屋です。バカの声の録音された目覚まし時計で目を覚まします。
> 
> 航の声(ある意味では偽物)に激しく反応するかと思ったのですが。

御意。少なくとも飛び起きるか、と思ったのですが。

> 例えば目覚ましの電池抜いて放り投げるとか。

「電池抜いて」と言う辺り、ナニゲに冷静な鈴凛ちゃん。(^^;)

#私は「問答無用で放り投げ、鈴凛02目覚ましの首がもげる」と
#想像しました。(爆)

> 割と現実的な視点をもっている鈴凛ちゃんだけに冷静でした。

起き抜けでこれだけ冷静なのか、と感心しましたが、ひょっとした
ら全く眠れなかったのかもしれませんね。そしてメカ鈴凛R2を見
て「何も知らないままに眠り続けられる貴女が羨ましい」と思って
いたとか。

> >>   いんだからさ……でも、アニキの代わりなんているわけないんだけど
> 
> 以前、航に語ったメカ鈴凛を作った理由と対になっている台詞。

しかし兄にとっては自分の代わりにメカ鈴凛R2が使えると思って
いる様子。これを好意的に穿って考えますと「自分が兄を想うほど
には、兄は自分の事を想っていず、それは自分自身が兄に軽んじら
れていると考えている為」とでも鈴凛は考えているのかな、と思い
ました。悲しい。あまりに悲しすぎますぞ。

> こういう妹側の心情はわりと良く描けています。

確かに「描けて」はいるんですが、それら全てに重ねて台詞が被っ
てしまったのが少々くどく感じました。「屋上屋を重ねる」とでも
言いましょうか、折角彼女らの寂しげな表情を見て心を察し同情し
かけた所でくどくどしく説明台詞が加えられ、やや鬱陶しく思って
しまった妹も何人かいました。

> >>  メカ鈴凛はまだ完成していないのでしょうか。とすると、正月の写真は
> >>  一体何だったんだ。
> 
> ちょっと歩いて外に出るくらいは動けるのでしょう。
> 皆に紹介した時にもその程度は出来てましたし。

実は前回のテスト以来、腕の抜け癖がついてしまい、振袖でハーネス
を隠せる正月は外に出せたものの、普通の衣装の時は出せないとか。

> >>  「亞里亞も……にいや好き……」
> 
> おお、亞里亞ちゃんも冷静だぞ、年長組も見習え…。

此処の亞里亞ちゃんと言い後述の雛子ちゃんと言い、年少組は「航
が去ってしまった事実」を受け止め切れていないのではと私は思い
ました。だから無条件に「直ぐ帰ってくる」と信じきっており、そ
の屈託ない様子がモニターの此方側には冷静であるかのように見え
てしまっているとか。ですから私は、こうして無邪気に航の帰還を
信じている彼女たちの様子こそ、今回最も残酷な描写であった様に
思えました。

#玄関先で航の帰りをごっこ遊びで楽しむ「禁じられた遊び」とか。

> >>  バカが戻ってこないと、プロミストアイランドもこれまでだとか。
> >>  よく分かりません。やっぱりバカの夢の中の世界なのでしょうか。
> 
> バカ一人癒せないのでは癒し系テーマパークとして落第…

それと殆ど同類項で考えてしまった私ったら。(^^ゞ

> 航が島を去るー>それは何らかの理由により彼が海神家を継がない結果になる
> ー>代わりに後を継ぐのは燦緒になるー>燦緒はプロミストアイランド反対派
> ー>プロミストアイランド計画は中止

おぉ完璧ですな。そして首尾良く海神家を手中に収めた燦緒は航の
首を締めると同時に返す刀でプロミストアイランドを海の藻屑に。
後に残るは12名のコンパニオンたちであったが、ゲイである燦緒
にとっては何ほどの価値も無く、こうして彼女たちは暴君燦緒の陰
謀により思慕する航の面影と共に沈み行くプロミストアイランドと
命運を共にしたのであった・・・(完)

#ナンボなんでも、こりゃ酷すぎ。

> 比較的、低年齢の二人が冷静に見えますね。
> まだ彼女達にとっては航は大好きだけど唯一の人という訳では
> 無いのかも。少なくとも他の妹(というか姉か)が居るあいだは
> 寂しいという程度であって悲しいところまでの感情は無いみたい。

寧ろ「悲しい」と言う感情が理解できないのかもしれません。幸せ
いっぱいでこれまで育ってきたのなら、失う哀しみも裏切られる辛
さも想像できないのではと思います。そして何故「寂しい」のかを
理解する事も出来ず前向き雛子ちゃんは只管兄の帰還を信じて待ち
続け、亞里亞ちゃんは春歌の哀しみを全身で受け「寂しい時は泣く
んだ」と漸く理解できて思いっきり子供泣きした様に見えました。

#「子供心に不要な感情を植え付けた」者として、この後如何なる
#改悛の様子を示そうとも、航は既に殲滅リストのトップです。

> >> ○だ、誰だっけ、こいつ?
> 
> 多分、コイツの存在意義は航に自分が昔目差していた事の結果、
> すなわち一年前に受験に失敗しなかった場合の可能性としての自分の
> 未来像を示す事にあるのでしょう。
> そして「こんな人間を目差していたのか」と考えさせる為に。

実に全くその通りと思えますが、その割には航の行動にそれらしい
様相が見えません。まぁこの辺りは次回にでも「説明される」とは
思えるものの、それ位なら今回それとなく匂わせ次回の転向点への
伏線とする程度は仕込んで欲しかったと思いました。

#これほど、読解作業が大変な作品だとは思わなんだ。(^^;)

> >> ○「妹様たちのことを隠しておりましたのも、プロミストアイランドにお
> >>   連れしたのも、これ、全てわたる様の健やかなご成長を願ってのこと」
> >>   何だ、情報誌の話って、この程度のことだったのか。却って失望。
> 
> 説明台詞で説明するなと皆さんが仰有るのでああなったんです、きっと。(笑)

「台詞で語るな」とはさんざん言ってきましたが「台詞で語れない
事は諦めても良い」と言った覚えは無いんですがねぇ。(^^ゞ まし
てや今回の件は「台詞でも語れる」事ですから、最低でもこなすべ
き仕事はこなして欲しかったと思いました。これがもし次回に回る
ようなら、それでなくとも足りない尺が「尺が足りない」事こそを
理由として蔑ろに扱われそうだと危惧しています。

> 正直、説明台詞でもいいので妹12人の正体を明かして欲しかったのですが、
> もしかしたらその辺は最後まで言わずに流すつもりなのかも。

本音を言えば、それなりに理屈の通る解説を与えても「本当にそう
かな?」と思わせられるような展開が私には理想なんですが、あと
たった1回しかないのでは、ちょいと難しいかも。(^^;)

> >>   バカは、せっかくのじじいの好意を無にする暴言を吐いて、じじいを
> >>   追い出します。バカ野郎です。
> 
> これは全く同意するしか無いですね。
> 奴には他人の愛情を受ける資格が欠如していると思われます。

「資格」と言うより「感性」が欠如しているかと思いました。だか
らこうして「当たり易い相手は自分の感情の捌け口としても良い」
と考えストレートに行動を表し、悪びれる事が無いのでしょう。

#1年掛けても、感情を知らずに育った者には感情を教える事は出
#来なかった訳か。誰もがサリバン先生になれる訳ではない、か。

> >>   ぼきはこんなものが欲しかったのかー?こんなものを手に入れるため
> >>   に必死になってたのかー!?」
> >>  実は謎かけの伏線だったりして。
> 
> 多分、航の情況の暗喩なのでしょうね。
> ガソバルが東京での暮らし、タダで手に入ったというのが
> 燦緒にお膳立てされた合格、というところではと想像します。

なるほど。これをもう1回ひっくり返して「待ち望んでも手に入ら
ない、憧れのハーレム生活」をガソバルとし、「これが何の努力も
なくコロッと手に入った航の1年間」を無料配布として、「それが
如何に空しい物かを語っている燦緒の主張」が山田の独白であり滑
稽な姿か、とも考えましたが・・・

#穿って見すぎ、だよなぁ。(^^ゞ

> >> ○千影は部屋のロウソクをつけていません。外出して湖のほとりに来てい
> >>  ました。
> 
> あの蝋燭は「消せる」という事が判明。^^;;;

今度は是非「何故燃やしていても減らないか」を出して頂きたいと。(違)

> >> ○編入手続きをする当日です。バカと燦緒の前に、正義の味方、眞深ちゃ
> >>  んの登場です。
> 
> 微妙に汚れている服が苦労を偲ばせます。^^;;;

富士山麓の青木が原樹海を突っ切ってきたにしては、随分と軽症
ですが。(^^;)

> >>  かつて自分が小さい頃に、ワンピ少女と交わした、その光景を思い出し
> >>  ました。現場は、石像が立つ前のプロミストアイランドなのでした。
> >>  つまり、バカは昔もあそこで暮していたのでした。
> 
> これでリゾート編で蒔いた伏線と繋がりましたね。

おぉ、こんな描写があったのですか。全然覚えていませんでした。(^^ゞ

#せめて「ラブひな」並みに頻繁に登場してくれていればなぁ、と
#考えると今頃はもろに「パクリだ」の合唱が上がっていたろうな。

> あとは帽子の少女の正体ですけど…

どうも「航の記憶の中だけに居る14番目の妹」とでも匂わされて
終わりになりそうな気がしています。つまり彼女を受け入れる事で
航は初めて「愛」を知る事になる、とか。(笑)

> >> ○自分の右手の小指をじっと見つめる妹達……さあ、これは、誰と交わし
> >>  たかをカムフラージュするためのものなのか、それとも、みんなと本当
> >>  に指切りしたのか。
> 
> 1年の同居の間に一度や二度は指きりをしているでしょうし、
> 本命を判らなくする為の演出でもあるのでしょう。
> つまり両方の意味かと。^^;;;

しかしそれを臆面もなく「実は彼女こそ航のマイシスターだったん
だにょ〜ん」とでも次回の伏線されたら、本気でキレそうな気がし
ます。(^^;) しかもこれに輪を掛けて「実は可憐こそ」とされたら、
その機械的な型通り「だけ」の仕事には心底うんざりしそうな気も。

> >> ○デジカメのデータは消していないようですが、「島には戻らない」宣言
> 
> 「島には」って言ってましたっけか。
> 「戻らない」としか言わなかったので次回の頭で「昔の自分には」とか
> 「東京の暮らしには」とか付け足して眞深ちゃん逆転勝利!
> というドンデン返しをするのではと思っているのですが。^^;;;

確かにどんでん返しにはなりそうなんですが、それを匂わせる航の
行動が今回一切無かったのが気に掛かります。確かに航の転向を促
す光景は幾つも見られたものの、それが次回にあろう転向に結びつ
く確証が今回の航の如何なる行動からも私には見られませんでした。
まぁ「これだけのシーンを並べたのだから、次回に主人公が『僕は
島へ帰っても良いんだ』となるのはお約束で当たり前だから、そん
な描写は要らんだろう」と解釈されたかとも思えますが、だとした
ら次回にあろう航の豹変はどうしても唐突な印象が拭いきれなくな
りそうな予感があります。

#「きっちりこなすからこそ御約束」だと思うんだがなぁ。

> >> ○そーかつ
> 航がどちらに決断したにしろ、奴がどう思っているか、どう考えたか、
> 何故その考えになったか、等々が全然描かれてませんからイマイチ。

御意。この辺りを次回に纏めて書き大転換とでもするのかと予想は
しますが、普段から細かい心理描写が無い所へ唐突に上述の事柄が
並べ立てられても「だから、今更なに?」と思えてしまいそうです。

> 1)妹達がどう思うかは多分視聴者はほぼ判っているので彼女達の様子は
> 一人1カットくらい表情を挟むだけ(台詞無し)にして徹底的に航の葛藤を描く。

ふむ。妹達が悲しんでいる姿は台詞抜きでも十分に伝わる事は亞里
亞ちゃんの慟哭で十分に判りますから、あれだけの台詞を費やす必
要性は無かったかと私も思います。これで削れた尺を「揺れ動く航
の心境」に回し観念的に描く事で、今回は随分と雰囲気の違った印
象深い回になり得たかと、確かに私も思えました。

> 2)逆に航の部分はバッサリ無し。島の様子だけを描いて航の結論は
> 最終回の頭で披露。

しかも台詞ゼロで、全編を埋め尽くすのは妹達の嗚咽と慟哭のみ。
そしてラスト3秒前で、突然開くロビー前玄関。シルエットの中に
佇むのは、一人の影。今回は此処で終わり、最終回冒頭では驚き喜
ぶ妹たちへ「直ぐに帰ってくるって言っただろ?」と、何故か一皮
剥けた様な笑顔を見せる航を見せるとか。

> というどちらか極端な演出の方が良かったのでは無かろうかと愚考する次第。

賛成1票。折角の深夜枠アニメなのですから、このくらいは冒険し
てくれても良かろうと、私も思います。

> >>  燦緒は明らかに、バカを何らかのことに利用しようとして、バカを連れ
> 
> どうみても純粋な好意ではなさそうですね。
> # そのくらいは最後までに明かしてくれるんだろうなぁ。

燦緒 「やぁれやれ。ま、今回は失敗したけど、次は諦めないよ。」

と爽やかに笑い去り、何の説明も描写も無しに唐突に終わり、と。
絶対に避けて欲しいものの、この辺を詳しく描写する尺があるか
なぁ、と危惧しています。(^^;)

> >> ○次回「約束の島」(最終回)
> >>  バカが帰ってきた、ということなのでしょうか。
> 
> 妹達がウェルカムハウスから去るシーンにも見える所が中々。^^;

あれだけ悲しんだ描写は何処へやら、荷物を纏めてきっぱり爽やか
に挨拶をかわしながら去ってゆく妹達。そしてウェルカムハウスの
玄関ドアに大きな南京錠を掛け、爺やもまた立ち去る。ふと口ずさ
むのはOp。遠景で映るウェルカムハウスの一室からは、主を待っ
て今も灯されている明かりが洩れ光っていた・・・

♪なみだはーない、なみだはーない、あしたにーほほえみあーるー…

やっぱりこのネタになるのかなぁ?(^^;) では。
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