後藤です

"parallax" <parallax@mbc.nifty.com> wrote in message
news:9fdb2f$goq$2@bgsv5906.tk.mesh.ad.jp...
>  それは可憐の作戦だった。泣きじゃくりながら戻ってきた衛から
> 脅威の魔球の話を聞いた可憐は、弱い自分の心では絶対に「見ては」
> 打てない事が判った。ならば見なければ良いだけの話。分身前のボ
> ールの軌道からストライクゾーンを通るコースは判る。しかしタイ
> ミングが取れない。一種独特の変化球であるスパークボールがスト
> ライクゾーンを通る一瞬は未知数だった。それを、天才的な音感と
> リズム感を持つ可憐は「みちるのミットに納まる音の大きさと強さ」
> から掴もうとした。しかし、タイミングを合わせるリズムの基調が
> 要る。これへ姉妹から普段聞いていた持ち歌を駆使し、可憐は見事
> にスパークボールのタイミングを読み取ったのだった。

ス、スゴイ……さすが、殿馬の能力が憑依した可憐……

>  ぶるぶると震える手を押さえつけるように、ボールを触るまこと。
> まるで砲丸投げの球のように、軽い硬球を持ち上げる。いや本来の
> まことの力なら砲丸投げの球でさえゴルフボール並みに扱う。その
> 彼女をして、この硬球ただ1球は押さえ込む。そんなプレッシャー
> に打ち勝つべく、歯を食いしばりながらまことは硬球を持ち上げた。

そう言えば……草野球だから、軟式ボールでもよかったような……






あ、いやいや、それを言ってしまっては元も子もない……

> ふぅ、何とか「スパークボール」「殿馬版可憐」「復活のまこと」
> なる宿題を、これで果たせたかな?(^^;) では。

いやー、お見事です。パチパチパチ。
これで試合進行はますます「アストロ球団」並みに……(爆)

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S. GOTO
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