佐々木@横浜市在住です。

3D84353C.2276500E@tim.hi-ho.ne.jp において、
Miyakoshi Kazufumi <miyakoshi@tim.hi-ho.ne.jp> さんは書かれています。

> ども、みやこしです。

こんにちわ。

> 「プリンセスチュチュ」、第五幕「火祭りの夜に」についてです。
> サブタイトルのサブタイトルは、「〜Bilder einer Ausstellung:Die Katakomben〜」。
> 意味は、「展覧会の絵:カタコンベ」。
> 「カタコンベ」とは地下墓所の事で、特にローマの初期キリスト教徒の共同墓地が
> 有名との事です。
> 曲のモチーフとなった絵は、カンテラを下げパリのカタコンベに案内される、
> 絵の作者ガルトマン自身を、髑髏の山が見つめている、というものだそうです。
> この辺は、今回の地下迷宮の背景に生かされていますね。

小さめの画像ですが、ここで件の絵を見る事が出来ますので宜しければどうぞ。
# http://www.russisches-musikarchiv.de/bilder.htm
# ここには他にMIDIデータもあるのですが、
# 手元には環境が無いのでちゃんと聞けるのか不明。^^;
## ガルトマンの綴りがHartmann(最初がH)なので
## あてずっぽ検索は敗北しました。^^;

> では、例によってネタばれ防止の改行を。
> 
> # 公式ホームページによると、
> # キッズステーションの
> # 「Anime-TV」で、
> # 「プリンセスチュチュ特集」が
> # あるようです。
> # 放映は、9/16の25:30〜。
> # 再放送は、9/18の25:00〜。
> # テレビ神奈川でも、
> # 9/14の24:15〜。
> # (あ、過ぎてしもた(^_^;)
> # 佐藤総監督、
> # 河本監督、
> # そして、
> # 加藤奈々絵さんが
> # 出演されるとのこと。

テレビ神奈川の放送を偶然見ることが出来ました。
# あひる声は地声の様です。^^;;;;;;

> それに対してるうは、もしプリンセスチュチュが本当にいたとしたら?とかわします。
> 意味ありげに、含みを持たせて…。
> そう、この二人は、みゅうとが何者なのかを知っていたのです。

視聴者側から見ると「多分知っているのだろうなぁ」と思える二人でしたが、
こんなに早々とハッキリしたのは意外という気もしました。

> 火祭りとは、昔の人の格好をして、焚き火を囲んで踊る金冠町のお祭りです。
> そこで最も素晴らしい踊りを踊った男女に贈られるのは、金色の林檎。
> 金色の林檎を得た男女は、永遠に結ばれると言われています。

# 一瞬、シスプリで千影ちゃんが持っていたヤバい林檎を思い浮かべてしまい。(笑)

> しかし、爪研ぎ用の板まで用意して、激しくそれを掻きむしる猫先生、
> 今回は野生に帰りかけてます。

火祭りに一緒に行く相手が見つからなくてイライラしていたのでしょうか。^^;

> しかしただ一つ、あひるには聞こえなかった、しかし決定的な言葉。
> 記憶を無くして彷徨っていたおまえに、みゅうとという名前を付けてやったのは俺だ。
> 俺が、おまえを救ってやったんだ。

ぶっきらぼうだが実は優しい奴という可能性もゼロでは無いですけれど、
現時点では救ったというよりは捕らえたという感じがします。

> とりあえず女の子の姿に戻って、るうに声を掛けます。

水一滴でも人間に戻れる様ですね。
# 今回、女の子モードに戻るシーンが地下での方も含めて
# 中々に美味しゅうございました。(爆)

> みゅうとは、必ずるうちゃんのところに行くから。
> るうちゃんは本当のお姫さまみたいだし、二人はお似合いなんだから、きっと
> 金の林檎がもらえるよ。
> あまりにもまっすぐなあひるの言葉。
> それには、思わずるうの頬も染まってしまうぐらい。

みゅうとと踊った事は言わない辺りに、あひるの微妙な乙女心が見える様な。

> みゅうとに心なんて必要ない。
> みゅうとの事を何も知らないくせに。
> 俺はみゅうとの事を何もかも知っている。
> 心など取り戻しても、俺がすぐ封印してやる。
> 暗闇に閉じ込めれば、やがて何も感じなくなる。

# やはり酷い奴一直線なのかな。^^;
## 後でちゃんと食事持ってきてくれたりする面もあるのですが。

> やはり判りにくいエデルさんの言葉。
> でもあひるは、自分流に解釈したようです。
> 判らない事を恐れていてはいけないのだと。

前回の事から、エデルさんの言葉は難しくてもその時点において
適切なアドヴァイスであるのだと判ったのでしょう。
それ故、一所懸命に意味を読み取ろうとしたのですね。
最初の頃は何だか判らないけどいいか…
と聞き流していた事に比べると進歩してます。

> そして、どこからか聞こえてくる少女の声。それはなぞなぞの言葉。
> なぞなぞに答えながら、迷宮を進むあひる。
> より暗い方へ。より闇が深い方へ。少女の声がする方に。

私なら声がしただけで腰が引けそうです。^^;;;;;
あひるは勇気があります。

> ご名答。
> 姿を現した少女は、ランプの精。それに、彼女に取りついている心のかけら。

今回の敵(違)も人外の者でしたか。

> いつしかチュチュと踊っていた少女も応えます。
> わたし、あなたをもっと照らしてあげたい…。
> みゅうとの中に戻された心のかけら。それは、慈しみの心。

やっとマイナス要素では無い心のかけらが戻りましたね。

> そして、街の広場。火祭りはとっくに終わっています。
> 帰ろうとしたるうの前に、みゅうとの姿。

最後まで待っていたるうの健気さが可愛いです。*^^*
イメージ的には1時間も待たずに帰ってしまいそうな娘ですが。
彼女のせりふにもあった様に、この場合はあひるの事を信じて
待っていたという事なのでしょうね。
案外、あひるの事をるうも気に入ってくれている様な印象です。

> 楽しそうに、そして少し照れくさそうに踊っていたるう。
> でも、ふと見上げたみゅうとの表情に、るうの顔がこわばります。
> みゅうとが、こんな優しそうな目をするなんて。
> 手を離して後退るるう。
> 差し出されたみゅうとの手を振り払い、るうは走り去ってしまいました。

待ちぼうけを食わされた彼女の事を想って急いでやってきた彼氏。
そして二人だけの時間、まさに恋人同士にしか見えないシーン。
ところがそんな“普通”の優しさを自分の知らない所で取り戻したみゅうとが
るうには怖かったのかも知れません。

> 嗚呼、プリンセスチュチュの、あひるの運命やいかに!?
> そんな感じの急展開。次回予告も期待大といったところでしょうか。

1話でも見損ねたら激しく後悔しそうなシリーズです。
# だから2台のビデオデッキで録画していたりします。(笑)

> 蛇足:
> 今回の見どころは、やはりランプの精役の沢城みゆきさんの演技ではないでしょうか。
> なぞなぞを出す時の悪戯っぽい響き。
> みゅうとを返すのを拒む時の「いやよ」という声の冷たさ。
> 自分が必要とされていなかったと言う時の悲しみ。
> 「(昔のことを)忘れてなんかいないわ」と心外そうに言う感じ。
> そして、最後にチュチュをずっと照らしてあげたいという言葉の暖かさ。
> まさに、「お見事」と言う他無いような、素晴らしいものであったと思います。

何と言いますか、芸の幅が広い方ですね。
# 物凄く若いのに。

> 前回に比べると、バレエの場面が物足りなかったと思われるのですが、その分、
> 役者さん達の演技が際立っていたような気がします。

舞台が狭かったのでチュチュも踊りづらかったのでしょう。^^;

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
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