最終回寸評18年度4th四半期
### あ−−−−!!
### のど自慢でハレハレユカイをやったアホがおる〜〜〜!!!
ちゃんとあのセーラーで腕章も付けてた。本職高校生か。
踊りバラバラ。ドラムスさんがノリノリでシンバルたたい
てたのが何か微笑ましく。
小生も就職するまでは”自転車バカ”でした。と言うか、移動手段が基本
的に自転車のみでした。初めて『エンジン付き』に乗ったのが豊橋技科大に
通うと決まったとき。それも雨の日と”夜勤”の時のみで、基本自転車通学
でした。まともな『エンジン付き』に乗ったのは就職してから買ったマーキュ
リー(と名付けた中型単車)。
実績はと言うとこれが”武蔵野の自転車バカ”には遠く及ばず。生駒山の
麓から梅田経由で服部霊園(豊中市)までの片道2時間が最長が、年1ない
し2回。あとは鶴橋経由恵美須町ぐらいかなぁ、これが2〜3ヶ月に1回。
前スプロケ3枚、後スプロケ6枚27インチドロップで、一度分解整備に出
しましたが今でも健在です。大阪キタの秘密基地から御堂筋経由で恵美須町
に行く時に乗っています。大阪のなのはオンリーに乗って行ったのもこれで
す。昔は毎年バーテープを巻き直していましたが、今は巻き直すほど乗らな
くなりました。
おはようございます。
009−1のEDがヘビーローテーション、
大和郡山のブラストマインダー、麻上@ZAQ大阪でございます。
てつたろさんが”消息不明”ですので、3月期終了作品の独自感想記事を
ば。先に渋谷さんが流されていますが、まぁ毎度麻上の場合は1ヶ月ぐらい
遅れますし関西地上波限定ですから、ぶら下がり無しで記事起こしました。
方式は前期と同じく「ボーダーライン」方式でいきます。
ちなみに4月開始作品は5月始め辺りまで進みましたが、まだ出てこない
新作がある・・・、おかしい。
今回ボーダーに設定するのはレッドガーデンとします。
この作品、まず第一の感想は、「やっぱりゴンゾやなぁ、あの終わり方」
です。ブラックキャットもそうでしたが、ゴンゾ作品の最終回は大抵あっさ
り過ぎるくらいあっさり終わりますな。
話の方は最初3分の1ぐらいは修行、絵の方は4分の3ぐらいが修行。ビュー
ティフルジョーの様な”アメリカ仕様”も修行でしたが、レッドガーデンの
様な”アメリカ仕様”はさらに修行です、いや、苦行か。慣れるまでに相当
時間がかかりました。
しかしながら、ある程度「目的」が見えてくると、以降の話はけっこう面
白い作り方をしていたと思います。ひとりを除き完全に後ろ向きだった思考
が徐々に前を向き始め、4人が4人とも目的を把握する課程はなかなか面白
かったです。
ただ、最後は「勝った」というよりは「相手が自滅した」でして、4人の
”アピール”がボヤけてしまい、結局「あの4人は何をしたんだ」という印
象が拭えず、また主人公連中以外が玉砕した後、リーズが”花さかじいさん”
になってしまったアレが、はたして必要だったのかが疑問。意として作った
ものと考えますが、『作品の本編』に『作品のタイトルに合った』部分を無
理矢理にでも入れたかっただけじゃないのかという気がします。あるいは、
デッドガールズを買わせるための「あのね商法」。
あのラストを見るまで、麻上は「レッドガーデン」のレッドは血のことか
と(血の園、転じて、血の街)考えていたのですが、文字通り「赤い園」を
視聴者に見せて、何の意味があるのかな、と。いかにも取って付けたような
”レッドガーデン”と思われてしまうなら(少なくとも麻上はそう考えた)、
いっそ、あのラストのカットはばっさり切り捨て、「レッドガーデンってど
ういう意味だったんだろう」と視聴者に考えさせる話の終わり方の方が作品
の雰囲気に近くて合ってたと考えます。
それでは、麻上のバカ私見開始。
○ヤマトナデシコ七変化
バカ部門筆頭。
こういうナベシン節なら大歓迎です。練馬大根はどうも好きになれません
でしたが(松崎ひろしに拒否反応か)。
やはり麻上が良いと思うものは共通点がハッキリしていまして、世間で言
うところの”緩急”、麻上が言うところの”真面目絵とバカ絵、真面目顔と
バカ顔”。もっとも、スナ子の場合は”バカ顔”と言っても『のっぺらぼう』
ですが。その分、たまに出てくる真面目顔が生きてきます。
「絵」の緩急もそうですが、「話」の緩急もうまく纏めていたと考えます。
バカはトコトン「バカ」で、締めるところは締める、泣かせるところは泣か
せる、が、良くできていたと考えます。最終回の作り方も依存はございませ
ん。締めるところをキッチリ締め切ったと見受けました。まさかナベシンの
作品で涙腺がゆるんでしまうとは不覚。
以前、大地さん(大地 丙太郎 氏)のことを書いたときに、「なんでこう
いつもいつも大地さんは味のある役者さんを捕まえるのがウマいんだろう」
と言いましたが、ヤマナデの場合は高口嬢(高口 幸子 嬢)が大当たりでし
たな。「ハーゲンダッチョ抹茶味」は今でも笑える。あとは、女性キャラも
数だけはいるんだから、邪があってもと思うんですが、まぁ、ナベシンに邪
を期待してはいけませんな。
○武装連金
ジーベックめ。まんまとうたわれを利用したな。力也さん(小山 力也 氏)
を出して来た時に、やりやがったな(ニヤリ)、と。
武装連金も上記のヤマナデと同じです、緩急が分かりやすく見やすい。もっ
とも、いくら急であっても蝶野の顔に真殿さんの声をコンバインすると腰が
砕けます。
ジャンプを読まなくなって久しい麻上ですが、あの雰囲気が誌上でも展開
されていたのなら武装連金だけでジャンプを買ってたかもしれない、古本で。
という、ブラックキャットの時にも書いたかもしれない感想でございます。
ジーベックの仕事ですから、特段心配することはございません。重ね重ね
残念なのが、以前にも書きましたが、佐々木さんの金言の元ネタの回を見逃
したこと。
○ゴーストハント
真面目部門筆頭。
実は麻衣(名塚嬢、成長したなぁ。だだだの頃と見違える)の描き方が微
妙に邪だったりするのですが、単純におもしろかった、という極単純な感想
です。
各エピソード毎に、原因が何で、どういう手順で解決に向かうのか、解決
に到達するひとひねりは何か、筋道の組立はしっかりしていましたが(ラス
トだけは少々力技でしたが)、その分登場人物の横顔に関わる部分はという
と、一応それぞれに身上話は用意されていましたが(ただし1話まるまるで
はない)、広く浅くで時間切れという印象があるのが惜しまれる。こういう
作品こそ後日談が見たい。是非見たい。
あえて注文をつけるとすれば、1話まるごと『緩急』の緩をやったのが、
公園で真砂子がおバカな霊に憑依されるあの1回だけ(細かいのはちょこちょ
こありましたが)でしたから、ラストのエピソードの前にお遊びの回を入れ
ても良かったかなと。ただそれをすると、あのエピソード群のどこを削るか
というのが非常に難しいのですが。
○コードギアス
総合するとこの位置なんだけど・・・。
正直、ギアスから邪を除いて、残ったものでどれだけ面白いと思えるかを
考えると、論理ギミックと物理ギミックと、猫とピザハットでどれだけ客を
掴めたか。確かに良く練られた本であることは見てれば分かりますし、特に
ルルの独立国家構想をユフィがかっさらって行った落とし方は素晴らしい発
想で、おまけにユフィを手にかけるというグリコ付きというのはなかなか大
胆でした。あれであのね商法をやらなかったらなお良い。
しかし現実には邪を散りばめ、ナゼかカレンが乗る機体は搭乗姿勢がスト
ラスフォーとか、カレンのシャワーとか、カレンが全裸で投げ飛ばされると
か、邪眼で視ずして何で視るというのが感想。あとカレンの邪とか、カレン
の邪とか、あとカレンとか。
#ええぃ男衆よふがいないぞ、ルルーシュにスザクに扇よ。キラを見習うが
#いい(MBSつながりということで)。
##竹田Pさんや。ギアスじゃ随分ちくび券を乱発して下さいましたが、深
##夜ならOKにしたの。なら、種のカニの話とケバブの話をディレクター
##ズカットで作り直してもらえないかのぉ。おおそうじゃ、種シリーズの
##歴代のOPも。
○Project BLUE 地球SOS
なぜか面白いと思った。
なんでだろう。
あの前時代的なネーミングのセンスはどうにかならないのとか、金にもの
を言わせるヤなガキだとか、あのバックパックブースターは絶対足がコゲる
とか、前半はあまり良い印象が無かったハズだったのに、後半はガッツリ見
てました。あさりさんの評価が厳しかったのもさもありなんと思いましたが、
ある程度ご都合主義も混ぜないと話が前に進まないという意識で見ると、後
半はけっこう面白かった。地球が異常低温になってから最終回までは「おも
しろい」と思って見てました。見る人が見ればツッコミどころ満載だとは思
いますが、よく考えたなというのが感想です。
苦言を申せば、未来のある子供を生き延びさせ、大人を犠牲にした(ひと
りは一度死んでいる)のはいいのですが、その犠牲になった大人はいずれも
地球を救った隠れた立役者で重要度の高い役目を担っていたにも関わらず、
死んでしまったら「はい、それま〜で〜よ〜〜」的にそれっきりな扱いだっ
たのがなんとも不憫です。せっかく後日談を入れたんだから、博士の演説の
インサートで、命を落としたキャラの回想カットか墓標のひとつでも入れた
ら演説シーンの迫力、説得力が格段に上がったのにと考えます。ビリーかエ
メリーが、ジェームスを思い出すカットなんてあったら抜群の後日談になっ
たと思うと少々残念。
○ネギま。
新房節、マンセー。
ここまで原作とかけ離れた話にするなら、あまり不満は感じません。強い
て書けば、夕方17時30分でなければさらに新房節が炸裂しただろうと考
えると些かの残念さを覚えるか。
フタコイもそうですが、同じモチーフを2方向から切り込む作り方をして、
2発目が不甲斐ないと「あぁ、やっぱりな」という「映画の続編は面白くな
い」の法則を当てはめてサラッと流すんですが、たまに2発目の方が面白く
て、それがあまり時間を空けずに出てきたアニメだと、3割増しぐらいで1
発目が叩かれる気がするのは麻上の考えすぎですかね。特にネギまの場合は
仮にも赤松の絵ですから、「これでキングじゃなかったら・・・」となおの
こと惜しい。1作目のスタッフには「なのはの堂々たる全裸を見習え」と今
でも言いたいですが、舞台設定とキャラは再利用であるも、いちから書き起
こした本(脚本)なら、「こういう作品です」と堂々たるアピールですから
文句の付けようが無い。明日菜を馬鹿に書きすぎた感もありますが、”オー
ルすかカード”祭りの傑作に免じて水に流しましょう。
○パンプキンシザーズ
ブラックラグーンと同じで、こういう作品があっても良いな、と。
非常に深くて難しいところに切り込んで来ました。日本に限らず、現実の
世界至る所にあてはまる題材をうまく電波に乗せました。あのちびっ子で邪
をやれとか、隊長で邪をやれとか申しません、作品の値打ちが下がります。
でも”息抜き”はもう少し欲しかったですな、疲れます。実際、ラス前の決
闘を2、3週引張ったのは疲れた。
○マスターオブエピック(略してMOE)
無駄に(失礼)豪華な役者陣。パンダ姉さんが決め手。
ゴンゾよ、何をどうしたらあんな豪勢な役者サン達を集める事が出来るん
だと、すごい不思議(誉め言葉)。金田嬢に稽古をつけるのが郷里さんとは、
リサもビックリなすごいオール阪神巨人だ(分かる人だけ笑ってね)。あと
誰だったっけ。真弓さんと和彦さんと雅羅さんと鶴さんと笠原嬢と、ハハハ、
スゲー布陣。どうした、ゴンゾ。
ネギまの下にしていますが、差があるわけではない。ゲームのことは全く
知りませんので、世界観もキャラも全く予備知識無しのため、始め1ヶ月ほ
どは何がなにやらサッパリでしたが、理解できるとこれがなかなか面白い。
ワラゲッチャーは少々手こずりましたが、やたら黒い連中であることは理解
できました。全体がショートショートですので、何がどうおもしろいと言う
のが書きにくい作品ですが、おもしろいことはおもしろい。おもしろいと思っ
たら、あれこれ書くのはこういう作品に対してはヤボかもしれませんな。そ
うだ、女子3人が浜辺で水着着て何かやってたのが一番邪でした。コレは書
いておこう。
んがしかし、これの次にえんどうさんが監督やるのが鋼鉄三国志っつーー
のがよーーー分からん。まるで作風逆じゃん。
○メルヘブン
ドロシーよく頑張った。これに尽きる。
○すももももももももももももももももももももももも
詐欺未遂。あれで話が面白くなってなかったら文句無しボーダーライン下。
最初は鹿野嬢の芝居が面白いと感じたんですが、慣れもあるのか、次第に普
通に感じられ、特に、毒消しからラスボスのエピソードは話の性格上、どう
してもしっかりした”緩”が作りにくいので、面白味としては少々辛いもの
を感じました。良いなと思ったのは、孝士が覚醒しそうで結局覚醒させなかっ
たのはいい判断だと思いました。あれで覚醒させてたら、あまりに当たり前
過ぎて興がさめます。
すももに限らないのだが、前半3分の1程度で”客寄せ”で邪を見せた後
は、確かにその分は話が面白くなるのだが、まるで邪が無くなってしまうと
いうのはどうも釈然としない何かを感じる。同類項がガールズ・ハイ。おそ
らく、これから放送されるウミショーも同類項になると思われる。「こうい
う作風のアニメですよ」というのを最初1ヶ月ぐらいで示したのなら、それ
をラストまで維持してもらいたいと思うのは麻上だけでしょうか。特に麻上
などは、始めに邪があると、以降も邪が出てくるという妄想にかられ、つま
らなくても見てしまうという悲しい性に囚われます。それでいくと、一騎当
千は偉い。同類項にならないのは麻上の記憶にある限り一騎当千ぐらい。2
期も良い感じで進行していますぞ。
−−−−−−−−−−−−−−−レッドガーデン−−−−−−−−−−−−
○シャッフル
元々の放送を見ていない(多分関西地上波はやってない)ので、さすがに
1話(という名の前説)と、以降の”担当者別総集編”だけではなんのこっ
ちゃ分からない。「魔法風味を加えた互いの見た目年齢が近い『妹12人』
の亜種」(長いなぁ)というのが大ざっぱな感想ですが、最終回のプリムラ
の、
・・・・・・・・・・・・、なにぷれい?
ただ1点のみでボーダー下次点とします。
○NANA
おもしろくない、ことはないんですが、最終回が分かりにく過ぎでこの位
置としました。シャッフルが無かったら次点。
VHFチャンネルのくせに(?)、パラダイスキスに張り合った邪カット
ぐらいしか評価点が思いつかない。最終回前まではまずまず話に付いて行け
ましたが、あの花火を見に行く最終回を作った目的が結局分からなかった。
あの娘ハチの子供? 最終回の時間軸ってどうなってたんですか。
○ひまわり
確かに、製薬会社の企んでいたことは分かりましたが、それで伏線の説明
がついた様な気がしない。ペーペーの先生連中はともかく、ヤツガシラも加
担していて、何をしたかったのかが分かる描写がありましたっけ? 「的を
騙すにはまず味方から」をやってたんだろうと勝手に解釈しましたが、「あぁ、
そういうことでしたか」と納得しきれない部分があるのが気色悪い。
1話の”変わり身の術”は客引きとして、それ以降話に力点を置いたのは
分かりましたが、その分『遊び心』の量が減り、1期に及ばずか、というの
が感想。
2作品を連続して放送したら明らかに評価は変わりますが、1期は1期、
2期は2期と考えました。ところで、ひまわりとハヤトのあの後はフツー
に一般人ですか? 織田信長がどうのとか、森蘭丸がどうのとかいうのは
刺身のツマか?
#ヒメジ担当回は面白かったし、その回のEDは笑い転げた。吉田さん最高。
○スーパーロボット大戦OG
デッキは回していましたが、後半は予告を見るのが目的で回していたよう
な。
ロボットが色使いすぎで非常に見にくい。CG絵の動きにスピード感が無
く戦闘時の迫力を削いでいて逆効果。人多すぎ。ロボット多すぎ。一番の売
り物が足引っ張ってる。最終回があっさりし過ぎで、またサイバスターを見
てるのかという錯覚に陥った。
書いていて気付いたんですが、自分の守備範囲外や、機材のやりくりが付
かなくて切った作品もあるものの、おまけに関西地上波限定という制限はあ
るものの、全体の傾向として一時の粗品乱造の時期は過ぎたかなと考えまし
た。範疇内なら可能な限り数を追いかけるスタンスで就職して以降の9年間
続けてきましたが、しっかりした作りの作品が増えたように思います。現在
放映されている作品にはさらに強くこの傾向を感じます。よほどのことがな
いと切らないですが(セイントビーストは切りましたがコレは範疇外)、守
備範囲内で切った作品は0で、とりあえず回そうかと思った作品も次第に面
白くなって「切らなくて良かった」というのが昨期も今期も多いです。
これでもう少し本数が少なくなるとありがたいのだが。
ちなみに、継続視聴中は、
・セイントオクトーバー
・ひだまりスケッチ(ただし5/12終了)
・マイメロディ
・銀河鉄道物語
・D−グレイマン
******敵機襲来!敵機襲来! バルキリー隊全機スクランブル******
karura@occn.zaq.ne.jp
karura@hct.zaq.ne.jp 麻上 迦楼羅(竹田 貴博)
********六星占術だと、私は土星人になるらしい***********
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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