From: hidero@po.iijnet.or.jp Newsgroups: japan.anime.pretty,fj.rec.animation Subject: Re: Kamikaze Kaito Jeanne #38 (12/4) Date: 7 Dec 1999 12:38:06 +0900 Organization: Infonex Corporation Lines: 222 Sender: nnposting@infonex.co.jp Message-ID: <82hveu$muv@infonex.infonex.co.jp> References: <19991205172436keitai@fa2.so-net.ne.jp> NNTP-Posting-Host: infonex.infonex.co.jp Path: jaist-news.jaist!coconuts.jaist!onodera-news!nntprelay.berkeley.edu!newsfeed.berkeley.edu!newspeer.monmouth.com!newsfeed.wizvax.net!news.interq.or.jp!spin-hsd1-tky!news-infonex!news-infonex!not-for-mail Xref: jaist-news.jaist japan.anime.pretty:6180 fj.rec.animation:48329 佐々木@横浜市在住です。 <19991205172436keitai@fa2.so-net.ne.jp>の記事において keitai@fa2.so-net.ne.jpさんは書きました。 >> 石崎です。 こんにちわ。 # メールの件、遅くなりまして申し訳ありません。 ## すごく綺麗に整形されてますね。ニュースより読みやすい。(笑) フォロースタート! >>  今回残念だったのがやはり作画です。シーン毎に相当ばらついています。特に 同じエピソードの前後編の出来はなるべく揃えて欲しかったと思いました。 # 作画の質って真っ先に目についてしまう上に、 # 一度気付くとずっと気になるんですよね。 >>  隣に狼が住んでいるんだから、ベランダの窓の鍵位かけようね。 これで稚空は折角の侵入経路を一つ失ってしまいました。^^; # ココ一番のときに使うべきだったのに。(爆) >> まろん 「良いなんて思ってない! だって、このままご両親と心が離れたまま >> 心を閉ざして、それが、それが当たり前の事だなんて思って欲しくないだけよ! >>  だから、だから今全君に変わって欲しいのよ!」 この発言の「今」という辺りからして全くんが永くはないって事は 理解しているのでしょうね。先の短そうな友人と笑顔で付き合うのは大変です。 >>  アニメ版の海生は、自分の妻の死に目に、妻の希望で会いに行かなかったと言 >> う過去を持っています(第23話)。だから、会わない方がいいという希望と、 >> それでは会えない方はどうなるのか? と言うのと、両方の気持ちが判る人なん >> ですよね。 そうでした。全ママへの押しがちょっと遠慮気味かなとも思ったのですが 海生氏としては精一杯なんですね。 しかし、ここいら辺りは病院を舞台にしたドラマの様でもあり 膨らませれば別個のストーリーが出来そうなくらい背景に厚みがあります。 >> 全   「あ…何で来たんだよ」 >> まろん 「興味があるからよ。あなたに」 何だか女の子から告白しているみたいに聞こえるのですが。*^^* でもサッパリそうは思っていないらしい所を見ると全くんは朴念仁系だな。 >>  名前って親がくれる最初の愛の件は、原作では全を連れ出したまろんが、今ま >> で会いに来なかったのは会いたくなかったからに決まってると帰ろうとする全に >> 対して高土屋花店の前で言っていた台詞です。 # 名前と親の愛というくだりで、ふと思い出していたのは # Zガンダムでのカミーユとフォウの会話だったりします。 # あっちは親の愛云々とは直接は関係ないんですけどね。 # 何故か連想してしまいました。 >>  まろんは制服の上からエプロンとマスクで掃除のおばさんに変装(笑)、シー >> ツの中に全を隠して脱出しようとします。…でも、全然変装になってません。何 なんて古典的でベタな脱出法なんでしょうか。(笑) >>  原作の脱出シーンでは、「翼ならここにあるよ」と、まろんが全の翼になるか >> のような表現でしたが、アニメでは翼は誰でも持っているという表現にしてきま >> した。 翼とは行動する事の比喩なのかなと思いましたです。 >>  いざ両親の元に行く段になって、親が自分に会いたくないと思ってるのとの不 >> 安を口にして動揺する全に対して、しない事の後悔を説く聖先生。結構良い事言 >> うなぁと思ったのですが…。 オモテの顔は嫌味な程にイイ奴です。 >>  全の母が全に会いに行かない理由を聞くまろんですが、原作では全が元気にな >> って欲しいという願掛けの為に、一番大事なもの、即ち全と会わない「全断ち」 >> をしているというもので、原作を読んだ時、かなり疑問に感じました。 ちょっと何と言いますか、心情を想像できない理由ですね。 # 無茶苦茶とも思います。^^; >>  しかし、アニメでは会いに行って全に気を遣わせたくないという理由に変わっ >> ていました。 >>  どちらの理由にしろ、会いに行かなかった時、全がそれをどう考えるのか、と >> いう視点が欠けていて、かなり他人から見ると不自然に感じてしまうシーンなの >> ですが、アニメ版の方がまだ会いに行った時の全の事を考えているという点に置 >> いて、まだ納得がいく物であったと考えています。 でもまぁ多少はマシ(まとも)という程度の差でしかないような。 仰有るような全くんの思いが考慮されていないというのは 親として致命的にマズいでしょう。 と思って本エピソードを見るとラストシーンの後で、ご両親は 会いに行かなかった事をとても後悔するのでは無いかと思うのです。 >>  母の真意を知り、自分が両親に拒絶されていない事を知った全はドアを開けよ >> うとします。すると、魂が愛で満たされる事になり、全は苦しみます。「契約を >> 忘れましたね」と全に言い、髪を掴むノイン。怖いです。やはり悪魔たるものこ >> うで無くてはいけません。 悪魔ですねぇ。まさしく。 しかし、すぐ側で悪魔が全開バリバリに活動中でも気付かない、まろんちゃんと ガイガーカウンタについては、この際気にしないほうが良いのでしょうね。^^; >>  全は集中治療室に運び込まれます。家には知らせないでくれという全の心臓は と言われても集中治療室に担ぎ込まれるほどの状態なら家族を呼ぶと 思うのですが。 >> 肉眼で見える程に悪魔に浸食されています。まろんと全だけにしか見えないのか >> もしれませんが。 多分、普通の人には見えないのだと理解しました。 見えてたらもっと騒ぐでしょうし。 >>  屋上に出たまろんは、そこにいたノインに倒すと宣言、変身もせずに(!)ノ >> インに向かって走ります。直前で神のバリヤーを発動させたまろんは、そのまま >> 体当たり。ノイン毎金網を破って空中へ。 う〜む、原子間の透き間を通過したのか。 # 重力制御に続いて何ともSFなジャンヌ世界。(笑) >>  ジャンヌは道路の中央分離帯に着地します。ここからのシーン、周りの車が何 >> 事もなかったかの様に平然と走っているのでかなりお間抜けなシーンな気がしま >> す(笑)。 中央分離帯には過去にも色々な「変な格好の人達」が立っていますから お約束として気にしてはいけないのでしょう。^^; >>  アニメではノインが簡単に言っているだけなので、今回のラストで吹いたのが >> 神風だと分かり難くなっていますね。 一応、判りましたです。 # 風が吹く/吹かないの2値しか無い通信だと質問の仕方に工夫が # 居るなぁとか、1ビットとはケチ臭い神様だとか考えてしまうのは # 職業病なのかな。(ぉぃぉぃ) >> 発言から、アニメしか見ていない人にもノインの過去が想像出来るシーンでした。 >> 聖先生の言っていた恋人というのは…。 先代ジャンヌ(ダルク)ですか。 するとノインも昔はフツーの人間様だったのかな。 ラストの発言からすると神に絶望したので反対陣営についたという雰囲気ですし。 >>  ノインに呼び出され、全が集中治療室から出て来ますが…他に誰もいなかった >> の? あの機械(心電図とか出るやつ)がピーともプーとも言わない上に 脈拍80と表示したままだった(患者が離れればゼロになるはず)事から 集中治療室周辺の時間が停止していたのだろうと解釈しました。 >>  吊り橋でノインの乗っていたトラックがパンクして止まっているのを発見。し >> かし、ノインの姿は無し。吊り橋の塔の上にいたノインは全をジャンヌにけしか >> けます。上から落ちて来た全を反射的にチェックメイトしようとして止めるジャ >> ンヌ。 空中で四つん這いスタイルのまま補足される全くんを見て笑ってしまい 緊張感を取り戻すのに一苦労。^^; >>  ジャンヌに心臓を盗んでくれという全。もちろんジャンヌには出来ません。 >>  シンドバットがそこに現れ、ピンを投げますが悉くリボンで止めます。 でもブルーの光りで表されるピンが神秘的な武器であるという雰囲気を 表していて何時になく格好よく見えました。 >>  シンドバットは、ピンを自力で出していますね。アクセスがピンを落としたた 出し方もシブイ。 >> めに仕事が出来なかった第8話は一体何だったのだろう…と気にしてはいけませ >> ん(笑)。 同時にピンが沢山使える点なども気にしない方がいいですね。(笑) >>  全の俺の風だという台詞。原作の全の死に際の台詞が元になっています。 飛ぶとか翼とかは会話に出ていたのですが、ここで「風」と言ったのは ちょっと唐突な印象が無きにしもあらず。 ラストシーンとの関連なんだろうなと思うまでに少々時間が要りました。 >>  ところで、あれだけ会話をしていたとは、ずいぶん高い所から落ちたんですね >> …と言うのは、もちろんしてはいけない突っ込みでしょう。 重力制御 ...だと何時も通りのツッコミなので違う妄想を。 桃栗町を含むこの作品世界はぢつわスペースコロニーの中なので 高いところ(シリンダーの中心に近い所)は重力が小さいとか。^^; # これで季節感がハッキリしない事も説明出来ます。(笑) >>  原作と比べてちゃんと両親と会えて死ぬ事が出来たので私的には良かったです。 全くんとしては満足したと思えるので悪くないエンドでしたが、 前言の様に、ご両親には後悔の嵐が吹くでしょうねぇ。 無理に家に戻ってきたので死んだ(死期を早めた)と思うでしょうし、 見舞いに行っていれば、こんな事にはならなかったのではと ずっと思い続けるでしょう。 >>  ラストのノインの台詞は原作では神風が吹いた後の、ジャンヌのモノローグが >> 元になっているのだと思います。 アニメでは、まだジャンヌ(まろんちゃん)の神様に対する理解が足らないので この台詞の担当はノインになったんでしょうね。 >>  結果的に全を助けることが出来なかったまろんの心中は…という所で次回へと >> 続く。 非道い言い方 ^^; ですが、ちゃんと引きずって悩んでいただかないと。 # サッパリ割り切らないでね。 >>  まろんの両親が不仲の理由、もう出て来るんですね。 >>  スタッフが不明ですが、楽しみにしてます。 当面はヒサンな話が連続なのでしょうか。 # 関係ないですが、春夏秋冬が主役になるハナシが途切れてますが。^^; ## お蔵入りなのかな。 では、また。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■ ■■■■ hidero@po.iijnet.or.jp ■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■