Re: Kamikaze Kaito Jeanne #37 (11/27)

佐々木＠横浜市在住です。

<19991128134720keitai@fa2.so-net.ne.jp>の記事において
keitai@fa2.so-net.ne.jpさんは書きました。

>> 石崎です。

こんにちわ。

>> 神風怪盗ジャンヌ第３７話『悪魔の心臓を持つ少年』について感想など。

フォロースタート！

>> 　全の境遇を見て、ついつい自分の境遇と重ね合わせてムキになってしまうまろ
>> ん、稚空の事を考えて行動しているつもりが、いつの間にか稚空の方が大人にな
>> っている事に気付いている海生さんと言った辺りは、全てアニメで追加された
>> シーンです。

こういうシーンがアニメオリジナルというのはアニメ版に対する製作サイドの
ヤル気を感じます。更に気合いを入れて見なければ。

>> 　原作では絵に取り憑いていた悪魔が、アニメでは全の心臓となっています。ち
>> ょっとこれはチェックメイトの対象としては危ないですね。客観的には、人の命
>> を盗む事になっちゃいますが、ターゲットが絵だけで無いというアニメの設定は、
>> ひょっとしてこの話を原作よりも「痛い」話にするためだったのだろうか…と考
>> えてしまいます。

肉体の一部に憑いているとは。
話の内容としても「痛」そうですが、チェックメイトも痛そうな。

>> 　魂と引き替えに悪魔の心臓を…って古典的な悪魔との契約ですね。

余りにも古典的なのでかえって新鮮です。

>> 　愛で満たされると止まる心臓ですか。悪魔が愛を忌み嫌うって設定、原作では
>> 無い設定だと思います。大体ノインはどうなのさ？　それに今までの話で悪魔側
>> が集めようとしていた「美しい人間の心」って「愛」が含まれているのではなか
>> ったっけ？　…と言うのは、些細な問題です。

この場合は彼に与えた心臓の契約の付帯条項として「愛はダメ」という
意味であって普遍的に悪魔が愛を忌み嫌うという訳では無いのでは。
．．．というのは非常に好意的解釈でしょうね。^^;
或いは「美しい人間の心」を集めるけれど「好き」なのではなく、
集めたら何処かに封じて棄てているのかも。

>> 　稚空が院長室に入ると、まろん、都、委員長が見合い写真を物色中（笑）。各
>> 人それぞれ候補を出しますが…口元のほくろが特徴の委員長推薦のＡタイプ、才
>> 女っぽいＢタイプ、短めな髪のＣタイプ、あなたの好みは何タイプ？　＃ちなみ
>> にＣが良いです（自爆）。

ＡかＣと思ったんですが、ここは一つＡという事にして住み分けますか。（笑）

>> 　今度のお見合いは５６回目って…数えてたのか（笑）。

「５７回目だよ」という様な火に油を注ぐ台詞は在りませんでした。^^;
# ちょっと期待したんですが。

>> 　稚空は怒って院長室を出ていきます。海生は稚空のためにと取りなすまろんに、
>> じゃあ相手の気持ちはという稚空。おおっ、まともな事を言ってるぞ。ただ、稚
>> 空は意外に本命以外と付き合うと却って相手を傷つける事を判っている部分もあ
>> るので、彼らしくもあるのですが。

都ちゃんの告白を聞いたときの返事とかから垣間見えますね。

>> 　見合いを断っといてとの依頼に、自分で断って下さいという神楽がナイス。付
>> き合い長いですから、あの二人。

逆にそういう設定を知らないで見てる私などには、「ああ、彼等はそんな関係か」
というのが判る描写でした。

>> 　稚空に謝るまろん達。そこに聖先生が現れ、まろんに花束を渡して知り合いに
>> 届けて欲しいと頼みます。

居ないからって他人に任すか？と思ったのですが、
後でちゃんとこの件のフォローが在りました。

>> 　ミストはノインの手間暇かかるやり方に疑問を感じている様子。ノインの「ジ
>> ャンヌは私の獲物」発言、原作を読んでいる人と読んでいない人で解釈が別れる
>> と思いますが、アニメではあの話はどうするのでしょうか？

今までもミストがジャンヌを攻撃しているのに、ここでこんな台詞を
言うって事はミストが行っている攻略とは根本的に違うジャンヌの何かを
狙っていると言う事になるのでしょうか。
# 何なのかはイマイチ、ピンとは来ませんけど。

>> 　ミストを一睨みでびびらせるノイン。かなり怖いです。

今回は本当にマジらしいですね。

>> 　聖先生の渡した花束はマリーゴールド。都が言う所の花言葉は「別れの悲し
>> み」。これから起こる事が判っててわざとこの花を選んだんでしょうね。
>> 　ちなみにＷｅｂ上でざっと調べた所、マリーゴールドの花言葉は健康、嫉妬、
>> 絶望、悲哀、変わらぬ愛、生命の輝き…等々なんか色々あるようで。ちなみにど
>> の意味でも今後の展開に合うなぁ…。

私の個人的なマリーゴールドの印象は生物農薬。^^;
# マリゴールドを植えた土地からは線虫（センチュウ、ネマトーダ）という
# 害虫が居なくなるんです。毒（忌避物質）が出るので。
## 人様には害は無い（はず）です。

>> 　…と、まろんの口を塞いたのは全。まろんに隠れて脱出しようとしたらしい。

何時の間に入ったんだろう。

>> 　ところで、稚空が何であんなにムキになって全の事を知りたがっていたのでし
>> ょう？　ちょっとだけ気になりました。

ライバルの聖センセが、まろんちゃんに会えと言った相手なので。（笑）

>> 　神楽は両親が一度も面会に来ていないと言っていましたが、後で母親が毎日病
>> 室の前で祈っていて、しかもその事を看護婦が知っていたのを見て、何で神楽が
>> その事を知らないのか？　情報の流通に問題あるんじゃないか？　…と考えてし
>> まいました。細かい話ですが。

成程。確かに看護婦さんに知られていて事務長が知らんというのは妙ですね。
きっとあの看護婦さんは神楽が好きで本人の前では口がきけなくなるとか。^^;

>> 　また連絡しますってのが今回出て来た留守電か？　でも全然詳しい事決まって
>> いない気が…。

そういう事を決める話し合いすら出来ないほど疎遠なんでしょうか。

>> 　翌日、全の病室に来たまろん。原作当該話に合わせて三つ編みの髪型がいいで
>> すね。

中々。*^^*
# 三つ編にすると全体の尺が縮むところ等もリアルですね。

>> 　病室の前で祈っている女性がいます。実は全君の母は、毎日病室の前まで来て
>> 祈っていたのでした。原作では、全君の両親は入院以来一度も来ていない事にな
>> っていましたが、アニメでは来てはいた事にしましたか。ただこの関係で、看護

う〜ん。これだと病室の前まで来ながら会って行かない「理由」が
必要になりますが。納得の行く説明を次回以降に期待します。

>> 　子供を愛さない親なんていないと言うのは、第１９話でまろんが海生から聞い
>> た言葉。でも、その直後に両親の離婚を告げられただけに、両親からの愛を信じ
>> たいけど信じられないでいるまろん、そしてそれを一目で見抜く全の描写が良い
>> です。

それは経験として知っているからなのでしょうね。
似たもの同士の二人。

>> 　この一連の会話のシーンはアニメで追加された部分なのですが、まろんならば
>> こう言うだろうと納得の行くシーンでしたね。

言われなければアニメオリジナルとは気付きません。

>> 　まろんを追い出した後で、「俺だって…」と全。しかし、母の事を思い出した
>> だけで、悪魔の心臓が痛み出します。

このタイミングではガイガーカウンタは鳴らないんですねぇ。
# 悪魔心臓が発動してるのに。

>> 　病院の庭で海生と話しているまろん。海生も稚空との確執を抱えていただけに、
>> 実感のこもった発言です。海生もまろんの事情を第１９話で聞いて知っているの
>> で、まろんにとって全の事が人事では無い事が判っているんでしょうね。

まろんちゃんにとっての、いい相談相手になってますね。

>> 　原作者、種村有菜先生が声優デビューの瞬間です。ご丁寧にネームプレートを
>> 付けてくれましたか。たった一言ですが、上手かったです。最後のふくれる所が
>> 特に。

素人参加にありがちな「浮いた」感じがありませんでした。

>> の影響が…。原作だとこんなになる前からロザリオが反応していましたけど、ア
>> ニメだと本格的に取り憑かれないと鳴らないんですかね。

あの検知器には何か仕組まれた欠陥が在るとか。（大嘘）

>> 　それを見たまろんは、木に隠れたとは言えその場で（！）変身しようとします
>> が、聖先生に泥棒には早い時間と止められてしまいます。
>> 　…今まで散々真っ昼間に仕事してる…と言うのは、取りあえず言わない方が良
>> いのでしょうか。

ジャンヌとしては早くは無かったんでしょうけど。^^;;;;;;;

>> 　車の中で、まんまと聖先生に自分の正体がジャンヌだと話させられてしまった
>> まろん。

冒頭の病院でのシーンの妙な違和感をセンセ自ら解説してくれました。
何だか聞いていると「ほうほう」とか思ってしまいます。
こちら（視聴者）はノインがやってきた時点から見ているのですが、
この話、ノインが一切オモテに出て居なかったと仮定すると聖センセの言う事を
信じてしまうのは無理からぬ所ですね。話の筋道に無理がない。

>> 　原作だと先生が警察に漏らすと私は豚コレラの刑とか、豚の着ぐるみまろんち
>> ゃんとかは流石にアニメではやりませんね（笑）。

見たいような、止めておいた方がいいような。^^;

>> 　マンションまでまろんを送ってきた聖は協力したいと言いこれを受けるまろん。
>> 聖はまろんの顎に手をやって…。

教え子に手を出すと最近の傾向では解雇されますよ、聖センセ。

>> 　聖はシンドバット＝稚空であるとほのめかす発言に、ショックを受ける稚空。

ここでまろんちゃんが居なくなっている所がミソですね。
今の事を彼女と話し合うと、また情況が違うのでしょうが。

>> 　ジャンヌのリボンを指二本で止めたノインは、悪魔のお陰で生き長らえている
>> 全の悪魔を封印すれば、彼の命は無いと告げます。…ジャンヌは、究極の選択を
>> 迫られるようです…。という所で次回へと続きます。

何とも厳しいお話になりそうですが。
# だから余計に楽しみだと思ってしまうのって悲しい性ですなぁ。

では、また。

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■■■■■■　佐々木　英朗　■■■■■■■
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