全然関係ありませんが、NHK出版から「コレクターユイ」のコミックが発売
されていますね(麻宮騎亜が描いているわけではありませんが)。ストーリー
はアニメに忠実なようです。

keitai@fa2.so-net.ne.jp (Keita Ishizaki) wrote 
in article <19990507121334keitai@fa2.so-net.ne.jp> ...
> 
>  今回のスレッドを書く途中で、ロミオとジュリエット関連のページを見て回った
> のですが、その中に「何度も見ていればその内二人が死なないで済むのではないだ
> ろうか」とかいう記述がありました。
>  どうせなら、二人とも生き残っても(おひおひ)。

藤子・F・不二雄原作の短編で、ロミオとジュリエットを宇宙人が観察する、
という話があって、その話では、ロミオとジュリエットは死ぬんだけれども、
その宇宙人が二人を生き返らせて、誰も知らない土地に送って…という結末を
迎えていました。

二人が生き残るなり生き返るなりする「ロミオとジュリエット」も中にはあっ
てもいいかもしれないとは思わないでもないですが、「死ぬシーン」を「死な
ないシーン」に置き換えさえすりゃいいってもんでもないでしょうね。全体に
渡って手を入れないと。

> >刀身だけ消えて柄は残ると思ってたんじゃないでしょうか。
> >柄だけあればブッ刺した芝居できますよね。
> 
>  同じく今回見て回ったページの中に、ロミオとジュリエットの舞台の詳細な感想
> 記事があったのですが、ジュリエットが死ぬ時に「ここがおまえの鞘」とか言って
> 剣を突き刺しているので、鞘は無いかなぁとも思ったのですが、今回の舞台では
> 
> ジュリエット「剣よ、私を死なせて!」
> 
>  ですからね。ちなみに原典はどうだったかというと…馬屋原さん、出番です
> (違)。

柄と鞘は違うんですが^^;
それはともかく、原典では以下のようになっています。

ジュリエット「また、人声?急がなければ。−−あっ、嬉しい、短剣だわ!
       (ロミオの短剣を取り)
       ここがおまえの鞘よ、(−−胸を突く)
       ここにおさまって、わたくしを死なしておくれ。」
       (ロミオの死骸の上に倒れて死ぬ)
(角川文庫クラシックス「ロミオとジュリエット」より)

人声というのは墓所の夜警達の声です。この直後に夜警達が二人の死骸を発見
します。

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馬屋原 憲幸(Mayahara Noriyuki)
mayahara@yk.NetLaputa.ne.jp
mayahara@pc.highway.ne.jp

"私のパンチを受けてみろ!"