Kamikaze Kaito Jeanne #36 (11/20)
石崎です。
神風怪盗ジャンヌ第36話『泥棒は刑事の味方か!?』の感想など。
ジャンヌのLDVol.2が発売になりました。3枚目の発売日は12/10だそ
うですのでご注意。最も、初回特典はありませんが。
現在発売中のりぼんオリジナルに種村有菜先生の描かれたジャンヌのポスター
がついています。また、12/18発売予定のりぼん冬休みお楽しみ号に、番外
編が掲載されることも告知されています。何と主役はシルク(ノインの使い魔)
だとか。
特に注の無い限り、台詞部分は本編よりの引用となっております。
では、ゲームスタート!
^L
今回は原作ファンお待ちかねの原作第3巻第12話からのお話です。
原作当該話は、まろんの「聖なる力」が目覚めたり、都がジャンヌだけを追い
続ける要因について都から直接聞いたり、都が稚空よりまろんの方が大事なんだ
と感じさせる台詞があったりと、非常に重要な話だったのですが、アニメでは
「聖なる力」は既に目覚めている気配ですし、都は既に稚空の事は諦めているし
で、家族愛中心のお話になっていました。
それは良いとして、原作第11話にある「まろんじゃなきゃ止めてたよ」の稚
空の発言が挿入されていたり、これまで散々伏線を張りまくっていたとは言え、
都がジャンヌにお兄ちゃんを助けてと叫ぶ辺り、実は唐突感を感じてしまったり
もしたのですが、全体として見れば良い話であったと思います。細かい突っ込み
はたくさんあるのですが。
昴兄さんの声は誰がやるのかと思ったら古谷徹さんでしたか。大人になり切れ
ていない天才という役所に合っていたと思います。まるでアムロ…と言ってはい
けないのでしょうか。
都の演技は相変わらず素晴らしかったです。でも、またまた都ちゃんは叩かれ
る役なんですね。かわいそう…。
総作画監督の爲我井さんが作画監督なので、作画的には良かったです。服が第
15話からの使い回しで、しかも二日連続同じ服を着ていなければもっと良かっ
た(おい)。
★最年少の科学アカデミー候補
女性アナ「科学技術庁では、本年度の科学アカデミー賞の受賞候補者に、地質学
者、東大寺昴氏を指名しました。東大寺氏は、地殻変動を人工的に制御するため
の驚異的なシステムを考案し、その論文は、世界中の注目を集めています」
最年少の科学アカデミー賞候補として指名された都の兄、東大寺昴を迎えるべ
く、東大寺家ではパーティーの準備をしています。
昴兄さん、20歳で科学アカデミー賞候補ですか? 海外に留学していたので
飛び級? …にしても、普通は無いですよね。
やはりここでは新聞の文章を読まないといけないと思うので読んでみました。
真面目な文面ですね。
(新聞より引用)
地震予知の画期的な研究!
東大寺昴(20歳)・最年少の候補
写真 東大寺昴(20歳)
この度地震予知に新しい仮説が立てられた。科学アカデミー賞候補である
東大寺 昴氏の仮説はまさに画期的である可能性はまさに未知数である。
後の活躍に期待される。 だいたい地震予知は不可能だと言われている。
それを 東大寺 昴氏は新しい仮説により証明しようとしている
最新のコンピュータによる演算で可能になるのだ。もちろん、
東大寺 昴氏の技術が、あればこそ実現できるのである。
故郷・桃栗町へ凱旋
留学の成果実る
(引用ここまで)
他の記事は実際の新聞から取ったようです。東レがどうとか書いてあります。
東大寺家の様子を見ていたミストは面白くなさそう。
★人間のみに与えられた感情
ノイン 「夫婦愛、兄弟愛、家族の絆、恋する心」
ミスト 「恋? 愛? 絆? 何よそれ」
ノイン 「神が人間にのみ与えた、人間が最も大切にしている感情。人間はそれ
によって、お互いのつながりを保って生きてきた」
ミスト 「冗談じゃないわ! そんな下らないものに、あたしが負けただなんて。
絶対許さない」
桃栗タワーの上で話しているノインとミスト。ノイン姿で出て来るのは久しぶ
りですね。
ノインの発言に従えば、ジャンヌの世界観では、人間は神の創造物という事に
なります。ミストが愛と言う物を全く理解できないのに対し、ノインは理解して
いる様子。年の功か出自の違いか…(謎)。
* * * 第36話『泥棒は刑事の味方か!?』 * * *
★所詮学会などこんなもの?
東大寺 「いや〜めでたい。我が息子の久しぶりの帰宅だ。それもど偉い勲章の
おまけ付きとはな!」
(中略)
東大寺 「賞を取り消されて良くものこのこと帰って来れたな」
桜 「恥ずかしくてご近所に顔向け出来ないわ」
都 「賞の取れないお兄ちゃんなんて最低」
(中略)
ミスト 「それがあんたの家族が考えてる本音の声よ」
昴 「誰だ」
ミスト 「家族の愛情に期待したって無駄よ。みーんな、あんたじゃなく、あん
たの取る賞に期待してるんだから」
昴 「あ…」
ミスト 「人間の愛って物がいかに脆い物か教えてあげる」
帰って来た昴を祝う都達。あ、ちゃんとまろん達はオレンジジュースですね。
都達も高校生なんだから、ワイン位…まぁそこは教育上宜しくないか。
ちなみに稚空はこのシーンの間、ひたすら何か食べ続けています。そんなに飢
えていたのか(違)。
ワインを飲む昴は、何かやけ酒を飲んでいる様子。
トイレに行くと席を立った昴。実は、学会の老人達に研究成果を取り上げられ
て、アカデミー賞受賞の話も立ち消えになっていたのでした。
ここの回想シーンですが、実はこれは実際にあった出来事では無く、この後ミ
ストが見せた、家族に罵倒されるシーンと同じく幻覚かとも思いました。幾ら何
でも、ここまで露骨な研究成果の取り上げ方はしないと思いますので。恐らく実
際にあった出来事を数倍酷く見せていたのかと。
昴の心の隙間に入り込み、MOディスクに悪魔を取り憑かせたミスト。鏡に映
っていたのが外の景色と言うことは、空間歪曲?
★元キャリア組
昴 「賞だって? そんなもんは取り消されちまったよ」
(中略)
昴 「俺の若さと才能を恐れた学会の老人共が、自分の地位や名声を守るた
めに裏工作したのさ」
(中略)
桜 「賞なんて、どうでも良いじゃないの。あたしはあなたが元気で帰って
来てくれたのが一番嬉しいのよ」
(中略)
昴 「嘘つくな。ホントはがっかりしてるんだろ。へ…大口叩いて家を飛び
出した挙げ句の果てがこの結果だ。笑いたきゃ笑えよ。心の中じゃみんなそう思
ってるんだろ」
(中略)
東大寺 「賞の一つや二つ取り消されたからって何だ。お前がこの家を出ていっ
た時、俺達に言った言葉を忘れたのか?」
昴 「あんなの、ガキの理想さ。あの時、外国で勉強しようと決心して旅だ
って以来、散々思い知らされたよ。自分の好きな研究を続けるためには、一定の
地位と名声が必要なんだってね。負け犬の父さんには、この気持ちは分からない
さ」
(中略)
昴 「国家公務員上級試験を合格し、キャリア組として将来を嘱望されてい
たエリート新人が、周囲や上司からの妬みにあって、こんな小さな街の一刑事を
させられ、いつの間にか、平凡な生活に慣れきって満足しちまってるってね」
(中略)
都 「お父さんの過去に何があったかは、私は知らない。でも、お父さんの
選んだ道を侮辱するなんて、幾らお兄ちゃんでも許さない!」
東大寺 「都」
都 「今のお兄ちゃんは、科学に夢や希望を燃やしてた、あたしの憧れてい
たお兄ちゃんじゃない! そんなお兄ちゃんなんか大嫌い!」
悪魔に取り憑かれた昴は、戻って来ると自分が賞を逃したと語ります。
ワインを痛飲する昴を止めようとした都をはね飛ばし、テーブルの料理を下に
払い落として荒れる昴を氷室が殴ります。
氷室の事を負け犬だと言う昴。氷室警部はキャリア組だったのか。国家公務員
上級職の人が地方の警部をこの歳でやっていると言うことは、恐らく警察庁で採
用されて、警察庁を退職の形で桃栗警察に出向して、そのまま居着いてしまった
というパターンかな?
父を侮辱した昴を都が平手打ち。昴は家を出て行ってしまいます。
そう言えば、プティクレアが昴にもMOにも反応しなかったのは何故だろう…
と言うのは、もちろんお話の都合なので気にしてはいけないのでしょう(賞)。
これまでのプティクレアの反応パターンだと、人間は取り憑かれ具合によって
反応したりしなかったり(第9話の三枝さんには反応していませんでした)です
が、物には必ず反応しているような気がしますので、かなり変です。
★二個目の悪魔キャンディー
ミスト 「血のつながった家族や兄姉だって、所詮は別々の人間。他人の気持ち
なんか判んないのよ」
昴 「く…」
ミスト 「ほらほら、素直じゃ無いわねぇ。いい加減認めて楽になりなさいよ。
あんたを苦しめてる人間に思い知らせてやるのよ」
地殻変動研究所に戻って来た昴。
自分の研究室に飾られた賞状、トロフィーを床に落として壊し、荒れています。
そこに再びミストが現れます。
悪魔に取り憑かれても、まだ良心がどこかに残っているんですね。ミストはキ
ャンディーを再びMOに取り憑かせ、昴は完全に悪魔に取り憑かれます。
パソコンの中に悪魔が出現したと言うことは、今回取り憑いた対象はプログラ
ムなんですね。すると、悪魔が取り憑く対象って、実体が伴っていなくても良い
って事かな?
★ペットボトルロケット
都 「あーあ。つい口に出ちゃったけど、お兄ちゃんに酷いこと言っちゃっ
たな…」
まろん 「そんな事無いわよ。お兄さんも、ちょっと気が高ぶってたのよ」
都 「まろん」
まろん 「そうそう、小さい頃、お兄さんとこの公園で遊んだわね」
都 「ええ。ペットボトルロケット」
(中略)
都 「お兄ちゃん、科学の勉強に夢中だったから、気持ちは判るの」
(中略)
まろん 「大丈夫よ、兄姉なんだから、きっと都の気持ち、判ってる筈よ。ね」
海を見下ろす公園で、都とまろんが話しています。
小さい頃、ペットボトルロケットで遊んでいた時の回想が出て来ました。
ペットボトルロケットと言うと、魔法のステージファンシーララでも飛ばして
いましたっけ。あちらも失敗していましたが。
絵から見て、都達が小学校低学年の頃なので10年前位ですね。その頃はペッ
トボトルロケットってあまり一般的では無かったと思うので、流石は昴という所
でしょうか。
飛翔中に逆にこちらに向かって飛んで来るロケット…H2ロケットが打ち上げ
に失敗した直後だけに何とタイムリーな…(違)。
都が都スペシャルを自ら設計しているのも、昴兄さんの影響何でしょうねぇ。
昴が出ていった回想シーンは、都が小学校高学年の頃の絵ですので、中学卒業
と同時に留学というタイミングでしょうか。すると、それから5年かそこらで、
科学アカデミー賞の候補になる程の成長を遂げたって事? …ちょっと無理が…
と気にしてはもちろんいけないんでしょうね。
そこに地震が起きます。自転車が倒れる程の地震って、実は凄い震度じゃない
か?
* * * ここからBパート * * *
★シンドバットを続けている理由
稚空 「いや、話を聞けよ」
まろん 「嘘つきの言う事は聞きたくないわ」
稚空 「騙していたのは悪いと思っている。最初は、軽はずみな気持ちだった
んだ」
まろん 「やっぱり」
稚空 「でも、引っ越してきた日、メールボックスの前でため息をついている
女の子を見なかったら、その子が気にならなかったら、きっとすぐ止めてた。ま
ろんでなきゃ、止めてたよ」
翌日、昴の研究所を訪れる都。昨日の地震は昴が起こしていたものでした。怪
しげな地殻変動制御装置を操作している時に、都が現れます。どうしてここへと
言う昴。やっぱり後ろめたいんでしょうね。
好きな研究をするためには一定の地位云々と言っていた割に、こんな大がかり
な装置を作っていますね。ちなみに原作では、衛星を利用した重力変動装置を使
って大地震を起こそうとしていました(笑)。流石にアニメでそれは止めたみた
いですが、代わりに地殻変動制御装置を出して来ましたか。
都の事を心配して後をつけて来たまろん。地震で建物の一部が崩れて来た時に、
稚空に助けられます。
稚空がシンドバットを続けている理由についてまろんに語ります。原作単行本
第3巻、第11話の稚空の発言をここで持って来ましたか。
メールボックスの前でため息をついている様子が気になったから…そう言えば、
私がジャンヌの第1話を見て一番印象に残ったのもこのシーンでした。原作では
後の話で稚空がまろんを好きになった理由を語るシーンがありますが、これが私
がまろんというキャラが好きになった理由と一致していて手を打った覚えがあの
ます。
ちなみに原作だとここでまろんは「ほんとね!」と笑顔を見せて稚空を許し、
キスシーン(未遂)まで行くのですが、この状況では無理でしょうね。
アニメ版ジャンヌの傾向として、この手の重要な発言を割と緊迫した状況下で
あっさりと言ってしまう傾向にあるようですね(ジャンヌがシンドバットに自分
が家族からの手紙を待っていると口走る第13話とか)。
★ジャンヌに願いを
昴 「学会の連中に俺の研究を認めさせるまでは、家に帰る気は無い!」
都 「もう、そんな事どうだって良いじゃない」
昴 「黙れ!」
(中略)
都 「お兄ちゃん! あんなの、私のお兄ちゃんじゃない。あたしのお兄ち
ゃんどこ行っちゃったの」
(中略)
都 「ジャンヌよ。ジャンヌの盗みの後は、関わった人々がみんな穏やかな
性格に変わった。ジャンヌお願い! お兄ちゃんを元に戻して!」
まろん 「え…」
都 「刑事の娘がこんな事を頼むのはルール違反なのは判ってる。でも、お
願い、お兄ちゃんを助けてあげて!」
都が昴に研究所の外に追い出されます。そんな昴にプティクレアが反応。
これまでの話で、ジャンヌがターゲットを盗んだ後に、関係者の性格が変わっ
ていた事に気付いた都はジャンヌに願いをかけますが…。
ここ、原作当該話では仕事後のジャンヌを都が捕まえて(!)、直にお茶しな
がら(笑)昴兄さんを助けてと依頼する場面です。
アニメでは、まろん=ジャンヌがその場にいるとは判っていない状況で、都が
あんな感じで口に出してジャンヌにお願いをすると言うのは、何か不自然に感じ
ました。まぁ、後の予告状の文言につなげる為なのでしょうけど。
それはともかく、プティクレアが反応した時点で仕事をするのは決定事項でし
ょうから、稚空の「どうする?」の発言も何か間抜けです。
個人的には、予告状が出て警察が厳戒態勢の中、あえてジャンヌを見逃す都…
というパターンを妄想していたのですが、流石に無理か。
★ジャンヌからの手紙
ジャンヌ「東大寺都様。今宵、あなたの願いの美しさ頂戴します」
小さい頃の昴と都の写真を見ていた都の所に予告状が届けられます。どうして
都の願いをジャンヌが知っていたのか…は、当然都は気にしないんでしょうねぇ。
研究所の前で待っていた都。そこにジャンヌが現れます。ここで無言で肯く目
が潤んでいる作画のジャンヌが凄く良いですね。
★俺は学会に復讐してやるんだぁぁ
ジャンヌ「どうして私を助けたの?」
都 「あたしが逮捕するまでの大切な人だからね」
研究所の中に入った直後、地震が発生。天井が落ちて来た下敷きになりかけた
ジャンヌを都が助けます。
ジャンヌと都が至近距離で会話しますが…ひょっとして、実は都はジャンヌの
正体にとっくに気付いているというオチがこの先待っていたりして。いくら何で
もそろそろ気付きそうな気が(笑)。
ところで、ジャンヌと都が起きあがるシーンの辺り、何か動画がコマ落ちして
いる印象を受けました。演出とは思えないのですが…。
★トラップは一晩にして成るか?
昴 「都も悪い子だなぁ。敵に塩を贈るなんて。おしおきだ」
(中略)
昴 「だが俺の受けた苦しみはそんな程度の物では無い。このコンピュー
ターには、科学アカデミー賞の為に作った地殻変動システム、いわゆる地震を制
御するプログラムが作動している」
都 「お兄ちゃん…」
昴 「フフフフ…昨日からの地震は俺が起こしてるんだ。もうすぐ更に大き
な地震を起こしてやる。この町を破壊する位に大きな地震をな。そして俺を追い
落とした奴らの目を覚まさせてやるんだ。アハハハハ…」
(中略)
シンドバット「そんなの、ただの負け犬根性だ」
昴 「何を! 事情を知らないお前なんかに、俺の気持ちが分かってたまる
か〜!」
(中略)
ジャンヌ「許さない。兄姉を、家族の絆を踏みにじろうとするなんて、絶対許さ
ない!」
昴は、落とし穴トラップを作動。二人は水槽の中に落とされます。昨日取り憑
かれたのに、何で落とし穴や水槽が都合良くあったのか? …という事は、第2
3話で都合良く地下牢が作られていたのと同レベルのご都合主義なので気にして
はいけません。
もちろん、あの程度の落とし穴&水槽など、ジャンヌなら都を助けてリボンで
脱出しようと思えば幾らでも脱出出来たであろう事も気にしてはいけないのでし
ょうね。無理に原作同様にしなくても良かった気が…。
ちなみに原作では、水槽はガラスでは無く壁で、まろんは変身出来ないので変
装して研究所に侵入、都と共に大ピンチに陥ります。そこで、
まろん 「悔しい…なんてまろんは無力なの。大切な幼なじみを助けることも出
来ない」
(中略)
神様? 「君はその身に大きな力を秘めている。海を輝かせることも空を枯らす
ことも出来る力(中略)力を目覚めさせるんだ、まろん。君が強くなるために。
眠りを今、解き放て」
…と、何者かに心の中に話しかけられ、「聖なる力」が目覚め、アイテム無し
での変身を遂げる…というシーンです。ちなみにこの台詞自体は第28話の新変
身の前のまろんの台詞に使われていますね。アニメではこの時に「聖なる力」が
発動したことにするのでしょうか。
昴は地震を起こしているのは自分だと語ります。この直後大阪以外の放映では、
1846頃に鹿児島県で起きた「地震速報」のテロップが入りますが、演出かと
一瞬考えてしまいました(嘘)。
シンドバットがブーメランで水槽を壊して助けます。昴はシンドバットに襲い
かかりますが、あっさり倒されて鉄棒でコンソールも破壊。
そう言えば今回の悪魔はデータに取り憑いているんですね。だから、ネット
ワークで繋がっていれば、どのコンソールからも実体化出来るのかな?
実体化した悪魔ですが、リボンで拘束された後に無理矢理リボンを引きちぎっ
たのは良いのですが、自ら破壊した地殻変動制御装置のスパークに巻き込まれて
苦しんでいる所をチェックメイト…かなり間抜けです。
★現場第一主義
東大寺 「警察って所は不思議な所でな。偉くなれば成る程、本来守るべき市民
とのふれあいが無くなって行く所なんだ。俺はいつまでも市民を守る警察官でい
たかった。この仕事を目指すたのも、人々の役に立てることがしたかったからだ。
何も、地位や名声が欲しかったからじゃない。お前だってそうだろう? あの時、
俺達に言った言葉に嘘は無い筈だ」
昴 「そうですね。僕は学者として、結果を求めすぎたあまり、大切な物を
見失っていた気がします」
(中略)
ノイン 「やはり愛などと言う物は、所詮は甘い幻想でしか無いと言う事を私が
証明するしか無さそうだな」
(中略)
ジャンヌ「羨ましいな…」
(中略)
ジャンヌ「良かったね、都」
度重なる地震と戦いで、崩壊しつつある研究所。
都の目の前で地割れに落ちてしまう昴。もう駄目かと思われた時、彼を助けた
のは氷室警部でした。
それは良いのですが、後から氷室警部が入って来た所を見るとなんか助けよう
と思えば幾らでも助けられたのに、シンドバットが昴を見捨ててとっとと脱出し
た様に見えてしまいました(違)。建物自体は最期まで崩壊していなかった訳だ
し。
助かった昴に、氷室が自分の過去について語ります。自分が今の道を選んだの
は、いつまでも市民を守る警察官でいたかったからだと。まぁ、お約束ですね。
和解する親子を見て愛なんて気持ち悪いとミスト。ノインは、いよいよ自分が
前線に出る決意をしたようです…。
と言う訳で今回はここまで。
★次回予告
ノイン 「ジャンヌ。その少年の命はもう長くありません」
ジャンヌ「誰!?」
ノイン 「私は悪魔騎士ノイン。その少年は悪魔の力で生きながらえているので
す。つまり、あなたが悪魔を封印すれば彼の命は無い」
ジャンヌ「嘘よ! 全君は、私が必ず助けてみせるわ」
まろん 「神風怪盗ジャンヌ『悪魔の心臓を持つ少年』」
ノイン 「それでもあなたはチェックメイト出来ますか」
ついに、今まで「彼」としか書いてこなかった、原作男性キャラ人気No.2の高
土屋全君の登場です。ついに禁断の、人の命がかかったチェックメイトの話にな
りそうです。
では、来週も、あなたの心にチェックメイト! …だと良いですね。
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石崎啓太(E-Mail:keitai@fa2.so-net.ne.jp)
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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