Kamikaze Kaito Jeanne #34 (11/6)
石崎です。
神風怪盗ジャンヌ第34話『別離宣言!もう誰も信じない!!』の感想など。
特に注の無い限り、台詞部分は本編よりの引用となっております。
では、ゲームスタート!
^L
今回は、正体ばれイベントが先送りのためにアニメでは飛ばされていた原作単
行本第2巻の第6話より稚空がまろんの正体を最初から知っていたと言うエピ
ソード、第7話より「私は強い」と強がっているまろんのエピソードから、台
詞、モノローグを使用しています(そのままでは無いですが)。それ以外はオリ
ジナルのお話です。後、原作第8話冒頭の天使の絵もありました。
今回は香川久さんの作画(シリアスな絵の他にギャグ顔も良かったです)、橋
本光夫さんの演出(流石に今回はお遊び無し(笑))、藤本信行さん(第9話の
救いのない話が好きです)の脚本共に概ね文句付ける所が無いです。
特に今回素晴らしかったのは、月並みですがまろんのリボンのシーンです。
滑って転んで立ち上がった時の描き方(萌え)、強がっていながらも寂しくな
くかないと自己暗示をかけているしか思えないまろんのモノローグ、そして、
「強気に本気…」以降、段々と表面は明るくなっていくまろんの笑顔、まろんち
ゃんの魅力が凝縮されているシーンな気がします…と言うのは誉めすぎか?
★りぼんのCM
何か、偉い気合い入ったCMですねぇ(笑)。応募しようかな…。
★外された指輪
ジャンヌ「そんな…稚空が、シンドバットだったなんて。それも私がジャンヌだ
って知ってて」
(中略)
聖 「フフフフフ…あっけない。心の動揺がジャンヌのバリアーを弱める。
神は人間の弱さに気付かなかったようだな」
冒頭は前回ラストの続きから。やっぱりマスク外しただけでシンドバット=稚
空と判っちゃうんですか(笑)? 原作だとばれる前から外していたけど、気付
いていなかったみたいなのに。
言い訳しようとするシンドバットですが、ジャンヌは指輪を引きちぎって捨
て、走り去ります。
その様子を見ていたノイン。ジャンヌのバリヤーが、まろんの心の強さに影響
されるという事は、神の加護とは言いつつも、あの障壁はまろん自身の力だと言
う事になります。
でも、バリヤーって言い方は、何か間抜けな気がします。障壁とか結界とか、
もう少しそれっぽい言い方が…。
* * * 第34話『別離宣言!もう誰も信じない!!』 * * *
★稚空を信じられなくなっていくまろん
(回想)第1話の稚空との出会い
まろん (私…ずっと一人ぼっちだったのよ。寂しかった。うんと寂しかった)
(回想)→メールボックスを開け続けるまろんをメールボックスの内側から(背
景は初代EDの交差点のシーン)→交差点でいつしか独りぼっちになっているま
ろんの所に落ちて来る稚空メモ(中には「グラタン」×12が書かれています)
まろん (稚空は…私の寂しさにつけ込んできただけなの? 嘘だったって言う
の?)
(回想)→第20話の稚空がまろんを抱きしめているシーンより
まろん (あれも…みんな嘘だったって言うの?)
(回想)→第16話のジャンヌとシンドバットのキスシーンより
シンドバット「怪我をさせたくないだけだ。早く行け!」(第26話より)
まろん 「からかわないでよ」
稚空 「からかってなんかないさ。本気だよ」(第15話より)
稚空 「寂しかったら、辛かったら、いつだって泣いてもいいんだ」(第20
話より)シンドバット「怪盗を止めさせたいんだ」(第16話より)
→メールボックスを開けると元の部屋の光景へ
まろん (全部嘘だったって言うの? ねぇフィン。答えて! フィン!)
(中略)
まろん (やっぱり…私の事を騙してたの? 私の寂しさにつけ込んで、利用し
ようとしただけなの?)
床のライトだけで真っ暗なリビングの床に座り込み、プティクレアに語りかけ
ているまろん。過去の稚空とシンドバットの事を回想しながら、稚空は自分の寂
しさにつけ込んで、利用しようとしていただけなのかと疑心暗鬼に陥ります。
初代EDの交差点のシーンや、第5話のフィン等、再利用が多い場面ですが、
ジャンヌは割とこういう回想シーンを多用する傾向にあるようですね。省力化も
あるのでしょうが、今回は割と効果的に使われていたと思います。
アニメだけ見ていたとしても、稚空よりフィンの方が余程まろんの寂しさを自
分の目的のために利用しているように見えるのですが(稚空は最初気付いてませ
んでしたから)、まろんが自分で気付くことは…無いんだろうなぁ。
回想シーンのフィンは、映像は第5話ですが、シンドバットは敵よ云々の台詞
はこれと一致する台詞は無かったかと思います。
原作ではシンドバットの正体が判明した時に、フィンがまろんの支えになって
いたと思われる節がある上、まだまろんも稚空の事をそれ程好きになっていた訳
でもないので、衝撃度は少なかったようですが、アニメでは互いに気持ちが通じ
合ってからで、フィンもいないだけにまろんの心の傷は大きく…。ノインの作戦
は原作よりも深くまろんを傷つけているようです。
フィンの回想シーンの後で、月夜の砂漠の謎の天使とそこに咲いている一輪の
花…というシーンが入ってますが、これは原作単行本2巻121頁の第8話冒頭
からです。ちなみに原作では如雨露持ってましたけど。
★稚空の声に耳を塞ぐまろん
稚空 「まろん、いるんだろまろん。電話に出てくれ、お願いだ。俺の話を聞
いてくれ! まろん…まろん…」
アクセス「シンドバットよ〜。もう諦めろよ。いいじゃねぇか。何気にしてるん
だよ!」
稚空 「一人にしてくれないか」
まろんの部屋のドアを叩く稚空。まろんは耳を塞ぎます。更に、電話をかけて
留守電に話を聞いてくれ! と言う稚空。ここだけ聞いていると本当にベタベタ
の少女漫画な恋愛物ですねぇ。
余談ですが、留守電のメッセージ、第20話と今回とで台詞が違います。
留守電「ただ今、留守にしています。ご用のある方は、メッセージを入れておい
てね」(第20話)
留守電 「はい、日下部です。ただ今外出しておりまーす。ピーという発信音の
後にメッセージをどうぞ」(第34話)
それと、まろんの部屋とリビングの両方に留守電付き親機があるようですが。
ところで今回のアクセス、稚空の心境は良く知っている筈なのに、いいじゃな
いかって、冷たいなぁと感じてしまいました。やっぱり、最終的には自分の使命
しか考えてないのかなぁ…。原作では割と稚空の事を考えているような言動があ
った事でもあるし。
★痴話喧嘩をうらやましがる都
都 「朝早く電話があったの。用事があるから今日学校休むって。学校さぼ
るなんて、とんでもない! …って思ってたんだけどさ、あたし、てっきり稚空
とデートかと思ってたから許してあげたのに…」
(中略)
都 「痴話喧嘩か…たく! 羨ましい…」
翌朝、まろんの部屋の前で待っている稚空ですが、まろんは都に休むと言い残
して先に出た後でした。用事がある=稚空とデート…という都の思考、ちょっと
飛躍し過ぎかも。
稚空がエレベーターがつくのももどかしく、階段を下りていく姿を見て、痴話
喧嘩かと羨ましがる都ちゃん。
余談ですが、エレベーターを待ちきれずに階段に向かう…と言うのは、第21
話で都がやってましたね(あの時は陰に隠れていましたが)。そう言えば脚本が
同じ人でした。
★自転車でまろんを探す稚空
稚空 (俺を…信じてくれ、まろん)
ジャンヌのイメージアルバム収録「それぞれの未来」(歌:シンドバット&水
無月大和)をバックに、街の中をまろんを探す稚空。空から鳥の羽根が落ちてき
て、稚空の手に落ちますが…これはどういう意味かな。
夕方に海沿いの公園でまろんを見つける稚空。学校を休むと都に連絡している
割には、わざわざ制服に着替えているんですね。
★もう誰も信じない
稚空 「俺を避けるのは判るけど、口ぐらい聞いてくれよ。俺がシンドバット
だったって事、黙ってて悪かったと思ってる。でも…」
まろん 「私に付き合ってくれって言ったのは、嘘だったの!? 私がジャンヌだ
って知ってて、それで近づいて来たの?」
まろん (お願い稚空、否定して。嘘じゃないって。私がジャンヌだなんて知ら
なかった。ただの偶然だったって言って!)
(中略)
稚空 「まろんに怪盗を止めさせるためには、俺を好きにならせるのが一番だ
と思った。でも…聞いてくれ、まろん! 確かに最初はそうだった! 俺は…愛
だの恋だの、そんな物が信じられなかったんだ! でも、今は違う!」
まろん 「止めてもう良い! もう聞きたくない! もうこれ以上、私を傷つけ
ないで。もうたくさんだわ! もう…誰も…誰も信じない!」
稚空 「まろん…違うんだよ、まろん…」
稚空の気配に気付いたまろんは、立ち去ろうとします。
呼び止めた稚空に、知ってて自分に近づいたのかと問いつめるまろん。心の底
で否定して欲しかったのに、稚空は馬鹿正直に答えて、まろんを傷つけてしまい
ます。
アニメ序盤のナンパな稚空を見ていると、本当にこれで「好きにならせる」つ
もりだったのだろうかと無茶苦茶気になります。もしも、あれで本気にさせるつ
もりだったのだとしたら、かなり勘違い入っていたのではないだろうかと
(笑)。…と考えてはいけないのでしょうか。
原作では、稚空がまろんに対して本気になる前に正体がばれたので、まろんに
対する物言いが滅茶苦茶ドライに感じて、稚空が無茶苦茶嫌いになったのです
が、アニメではまろんと将来を誓い合ってから(爆)正体がばれたので、稚空の
物言いが凄く言い訳がましく聞こえました(笑)。
愛だの恋だのが信じられないと言うのは、原作ではこの時点では出ていなかっ
た稚空の過去の話ですが、アニメでは既にまろんもこの事は知っているので、も
うちょっと稚空の事を考えてやっても…とか考えてしまいます。
稚空の言い分も聞かず、もう誰も信じない! と走り去っていくまろん。
二人がシルエットになる辺り、ウテナを思い出しました(違)。
★花を描いている老人
老人 「悲しいことがあったら、花と向き合うと良い。元気が出る。花は強
い。風にも雨にも決して負けることはない。ただひたむきに、花開く季節を待っ
ているんだ」
泣きながら公園の中を走っているまろん。目の前に紋白蝶を追っている白猫が
いたのに気付いて、慌てて飛び越えた拍子に絵を描いているおじいさんに背中か
らぶつかります。 人がいると、速攻で笑顔に戻るまろんですが、しっかりおじ
いさんに気付かれ、励まされています。
花は良く知らないのですが、コスモスですか、あれ? 季節はあってますが。
花言葉は乙女心、純情、まごころ、愛情、調和とかだったような気がします
が。紋白蝶って、秋に飛んでましたっけ?
その様子を見ていたミストは花畑の花全体に悪魔を取り憑かせます。
あ、口に入れたキャンディー&目の黒いモヤモヤは無くなった訳じゃ無いんで
すね。ここら辺の扱い、統一されていないだけ?
* * * ここからBパート * * *
★果てしなく進まない授業
都 (全く…まろんと稚空ったら、どこ行っちゃったのよ)
世界史の授業中、まろんと稚空がどこに行ったのか気にしている都。そんな都
に聖先生が退屈ですか? と聞き、慌てて否定する都。
このシーンの聖先生の目が何故かうるうるしているのが不気味です(笑)。
ところで黒板には、
1812 米英戦争 ナポレオン戦争中にイギリスが海上封鎖によってアメリカ
の通商を防害
…と書かれています。書き写したときには素直に「妨害」と書いてしまったの
ですが、某所で黒板の文字に関する指摘があったので良く見たら漢字が間違って
いる事に気付きました。ちなみに前回の授業のシーン(第30話)では、ナポレ
オンのエジプト遠征でしたが、まだこんな所やってたんですね。
★全てを忘れようとするまろん
まろん (忘れるのよ。全部夢だったんだから。何も変わってないのよ。最初か
ら私は、独りぼっちだったんだから)
まろん (こんな事でどうするの? 誰かに頼ろうとするから、裏切られた時に
辛い思いをするのよ。もう泣くのは嫌。私は強い女の子じゃ無かったの?)
まろん (まろん、もう泣かないで! これからは自分一人で頑張って行くの!
誰にも頼らないで。寂しくなんか無い。寂しくなんか無い。寂しくなんか…)
まろん (そうよ。元々一人だったんだもの。強気に、本気。無敵に、素敵!
元気に、勇気!)
冒頭に書きましたが、今回最大の注目ポイントです。
リボンの練習をしているまろんというシーンは、これまでも何度か描かれてい
ますが、今回のは今までで最高だと感じます。
最初に邪な見方をすると、演技中滑って転んでから立ち上がるまでのまろんの
後ろ姿の描き方が何とも良いです(笑)。お尻の線が見えていたり(自爆)、身
体のラインを描いている辺りが。
ここは、単行本2巻96頁〜(第7話)で、明るく元気に振る舞っているシー
ンが元になっていますね。
第20話の感想でも書きましたが、第20話でもここが元のシーンが出ていま
すが、この時にはマロンドームの事を知って本当に元気になったまろんを描いて
いたのに対し、今回は原作通り稚空に裏切られたと思ったまろんが強がっている
シーンとなっています。顔から飛び散る汗は本当に汗だけなのでしょうか。
強がっているまろんが、「強気に本気!」以降、厳しい表情が段々と笑顔にな
っていく描き方が凄く良いです。
気になったのですが、最初から私は独りぼっちって、都ちゃんは無視されてま
すねぇ。
★でもいいの? ホントにそれで?
都 「ねぇ、まろん。稚空と何かあった?」
まろん 「え? 別に?」
まろん (私は強い。一人で強く生きるの)
(中略)
まろん (これでいい。これで…)
演技終了後、気がつくとパッキャラマオ先生達が見ていて、拍手されます。あ
れ? 担任のパッキャラマオ先生はまろんが今日学校をさぼっているのに、何故
かその事を追求しませんね。
都がまろんのに稚空と何かあったのかと聞きますが、まろんは明るくかわしま
す。でも、心の中では強がっているまろんが何とも痛々しく…。
★目指すはシドニー?
稚空 「急に海が見たくなってさ。なぁ、まろん。海見に行かないか?」
まろん 「冗談でしょ? 二人で海を見に行くだなんて、古い青春映画みたいよ
ねぇ。大体、スケベな稚空と一緒だなんて、全然ロマンチックじゃないもん」
稚空 「そりゃあこっちだって、まろんを相手にロマンチックな事を考える訳
じゃないさ。それなら犬とでも散歩してた方がよっぽど気が利いている」
まろん 「じゃあ一緒に散歩してくれる犬でも探したら?」
稚空 「ああ、そうするさ」
授業をさぼって新体操の練習をしていたと聞き、オリンピックを目指している
と大勘違いしている委員長。
稚空が後ろから声をかけますが、まろんと稚空の様子は険悪そのもの。
委員長、痴話喧嘩に首を突っ込むとは相変わらずの対応振りですね。都に襟を
掴まれ、痴話喧嘩は犬も食わないと止められています。
この会話しているまろん達の前で、背景部分の桃栗学園グラウンドで練習する
部員達…という構図は、第19話で海生と会話しているまろんの前の本棚…とい
う構図を何故か思い出しました。
都は二人の険悪なムードを目の前にしても全く動ぜず、稚空から逃げるように
寄り道して帰るというまろんを明るく「また後でね」と送り出しています。
原作の都もそうでしたが、これはまろんが稚空との事を何も都に話していない
ので、気付かない振りをする事が優しさであるという彼女のポリシーなんでしょ
う。
もう私に構わないで、と走るまろんはいつしか先ほどの公園に。ところで、先
ほど稚空と出会った時既に夕方でしたが、まだ夕方とは…。
そう言えば走るまろんの所で、また先ほどの天使のイメージが。ちなみに原作
の当該シーンでは「神様…流れ星に三回願い事を唱えれば、叶えてくれますか?」
とあります。
第20話で稚空と抱き合っているまろんが「もう一人にしないで!」…と言っ
た直後に流れ星が流れる…というシーンがありますが、これと引っかけてあると
すればまろんは心の奥底深くでは稚空の事を求めているって事なのかもしれない
です。まろんはそっとしておいて欲しいと思うその一方で、本当は一人でいる事
が寂しくて寂しくて、実は構って欲しいのだと思います。
★饒舌な悪魔
ジャンヌ「こんな攻撃が、かわせないなんて」
悪魔 「フフフ…。バリヤーの弱まったお前など敵ではない」
ジャンヌ「バリヤー? そんな物、関係ないわ! どんな事があっても、私は負
けない!」
悪魔 「お前の心は乱れておる。その乱れががバリヤーを弱らせておるのだ。
フフフ」
いつしか先の公園にたどり着いたまろんは、散乱した画材と取り残された白猫
を見つけます。猫の後をつけて、建物の地下室に入ったまろんは、倒れているお
じいさんを発見。…ところで、ずいぶん長い夕方ですね…と言うのは気にしては
いけないのでしょうか。
助けようとするまろんは、おじいさんに首を絞められます。悪魔の罠にはまっ
たまろんですが、おじいさんに首を絞められ、持ち上げられた状態から膝蹴りを
喰らわせ(!)気絶させると、変身します。
実体化した悪魔の攻撃をかわすジャンヌ。しかし、口からの花攻撃をかわし切
れず、衝撃を受けます。心が乱れているので神の加護であるバリヤーが弱ってい
る事をわざわざ教える悪魔。ちょっとお喋りですね。
もっともジャンヌは今までそんな事は殆ど意識していなかったようです。
更に悪魔の触手に両手両足を拘束されたジャンヌは、シンドバット・ブーメラ
ンによって助けられます。
天井に悪魔の攻撃で空いた穴から降りてくるシンドバットは、今回からマスク
をしていません。でも、マスクしていなかったら都に正体がばれるとか考えない
のか?
シンドバット「無理するな。今のお前じゃ、勝てない!」
ジャンヌ「もう、私に構わないで! これ以上関わらないで!」
シンドバット「ほっとけないよ…」
(中略)
悪魔 「フフフ。人間とは何と脆いものだ。心に惑わされ情に流され、それが
人間の弱点か? 愚かなものだ。ホホホホホホ。これで止めだ。死ね!」
ほっとけないと言うシンドバットに、ジャンヌははっとします。
幼なじみにして親友である都に、稚空が勝っている点があるとすれば、このお
節介な点があるのではないでしょうか。
悪魔の攻撃を一心に受けて、思わず「稚空!」と叫んでしまうジャンヌ。
悪魔はそんな二人を嘲笑しながら二人を攻撃しますが、今度はバリヤーが展開
され、悪魔の攻撃を悉く跳ね返します。まろんが稚空を心の底では想っている心
が、バリヤーが今度は展開された要因なのでしょうね。
★さよなら…
まろん 「稚空、さよなら」
悪魔をチェックメイト後、シンドバットを置き去りにして(!)去って行くま
ろん。
夕日を浴びたまろんの後ろ姿に、何故かシンドバットは天使の姿を見ていま
す。身体のシルエットが見えているところが(以下略)。
いい加減、シンドバットの事、信じてやれよ…まろん…。と言った所で次回へ
と続きます。
★次回予告
まろん 「また私の身近な人が悪魔に…。フィン、この戦いはいつまで続くの?
いつ終わるの?」
ノイン 「悩むが良い。苦しむが良い。お前の心が揺れれば揺れる程、お前を守
っている神のバリアーが薄れていくのだ」
まろん 「もうこれ以上私の大切な人が苦しむなんて嫌! 許せない、あなただ
けは! 神風怪盗ジャンヌ『ジャンヌ復活のLOVE(ラブ)パワー!』 私は
負けない。絶対に!」
ミストがジャンヌを直接攻撃するのですか。ひょっとしてミストもそろそろ退
場か? 作画は…これは…期待しないで見よう(おい)。
では来週も、あなたの心にチェックメイト! …だと良いですね。
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石崎啓太(E-Mail:keitai@fa2.so-net.ne.jp)
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