Kamikaze Kaitou Jeanne #7 (4/ 3)
石崎です。
最近のjapan.anime.prettyに変な記事が山ほど投稿されていますが、もの凄い迷
惑しています。誰か何とかしてプリーズ(号泣)。
神風怪盗ジャンヌ第8話『愛のメロディを盗め!』の感想です。
えっと、今回の脚本には死ぬほど突っ込みを入れていますが、これはジャンヌが
嫌いになったからではなく、好きだから突っ込みを入れまくっているのだとご理解
下さい。
今回は、来週にイベント回を控えているからか、作画はまぁ普通、お話もまぁ暗
くならず、かと言ってギャグ炸裂の話でも無く、ちょっとしんみりする様な話で、
まぁ普通なんですが、先週とは別の意味で細かい点がちょっと気になる点が多かっ
たかも知れない。
フィンちゃん主役なので、フィン萌えの人はいいお話かも。
では、ゲームスタート!
^L
・そんな事していたら雨が降ると思うぞ
フィン 「寝ぼすけの癖に、どういう心境の変化なのよ〜」
まろん 「うるさいな。嫌だったら帰って寝てればいいでしょ。さぼってたら都に
負けちゃうよ。頑張らなくちゃ」
フィン 「どうせ三日坊主で終わる癖に」
早朝、橋の上で縄跳びをしているまろん。この光景を見て真っ先に思いつくのは
「ダイエット」だけど、どうやら新体操の為のトレーニングの様で。
その心意気や良しとしたい所だけど、着ている服は良く出て来る私服。トレーニ
ングならトレーニングらしい服装をした方が良いだろうにという事は恐らく追求し
てはいけないのでしょうか。
・天界の音楽って一体どんな曲なんだろうか
フィン 「このメロディ、天界の音楽に似てる」
まろん 「天界の音楽? 何言ってんだか…」
(中略)
フィン (わ〜素敵〜)
特訓(?)中、まろんとフィンの所まで聞こえてきたピアノの音色。マンション
の一室から聞こえてくるのだが、早朝にあんな離れた所までピアノの音色が聞こえ
るとは、かなりの大音響の筈。良く近所から苦情が来ないものだという事は恐らく
気にしてはいけないのでしょう。それ以前に、後で判明する通り、父も音楽家、息
子も作曲家の卵という事からして、防音設備を完備した部屋にしておくのが筋だと
思うのだが、多分それも気にしてはいけないのでしょうね。
ピアノを弾いている少年を見て、顔を赤らめるフィン。…案外顔の要求レベル低
いのかな?
・気に入ったからってそんなに気軽に話しかけていいものだろうか
卓美 「そうか、蜂を追いかけて。ミミー、どんな小さな生き物だって大切な命
があるんだ。むやみに追いかけちゃいけない」
(中略)
フィン 「どんな小さな生き物だって、大切な命があるなんて…」
卓美 「なんだ!?」
フィン 「優しい人なのね。だから、そんな美しいメロディが弾けるのね」
卓美 「天使の…像? …フ、話す訳ないか」
フィン 「んーん。天使は美しい心を持った人の所に舞い降りて来るものよ。心が
通じ合えば、話すことだって出来るの」
ついつい少年の部屋に入り込み、窓際に腰掛けていたフィンは、猫に見つかって
しまいます。どうやら、フィンを見ることが出来ないのは人間だけで、動物には見
られてしまうようです。ちなみに、この部屋もさり気なく窓が開いていることから、
やはりフィン(とアクセス)は、壁抜けの術は使えないものと思われます。
猫に追いつめられたときに、助けてくれた少年(卓美)の優しさに、ついついフ
ィンは天使像を利用して、話しかけてしまいます。多分テレパシーか何かで話して
いるのだと思いますが、多分これは天界の掟破りだと思います。そんな事ではいつ
までも準天使のままだぞ。
卓美は、天使像を手に取りますが、その時、フィンの前をアクセスの影が横切り
ます。…ところで、アクセスに影なんてあったのだろうか? それとも、フィンに
対してだけ影が映ったのだろうか…という事は恐らく深く気にしてはいけないので
しょうね。
・言えない事情って何なのさ
フィン 「ごまかしても駄目! 天使の癖に散々あたし達の邪魔して! シンドバ
ットって何者よ。魔王の手先なんでしょう?」
アクセス「そ、それは…」
フィン 「何で言えないの!」
アクセス「喋っても判って貰えないと思うから、今は黙って見ててくれよ〜」
フィン 「も〜逃げるなんて卑怯よ! あんたが狙ってもあの人は、ぜ〜ったいあ
たしが守って見せるからね!」
フィンは、アクセスが少年の美しい心を狙っていると思って追いかけて叩いて蹴
りまでいれています。アクセス、飛ぶスピード遅すぎ。
アクセスに、美しい心を吸い取る気? と問い詰めるフィンですが、アクセスは
口ごもるばかり。あちらさんもなかなか複雑な(?)事情を抱えているようですが、
フィンは勝手にアクセスとシンドバットが悪魔の手先との疑いをますます深めたよ
うです。
・うさぎと亀
まろん 「都ったらこのごろ上手になったね」
都 「誰かと違って基礎をしっかり練習してるもん」
まろん 「何よ。ちょっと褒めるとすぐ図に乗るんだから」
都 「判ってない。スポーツでも勉強でもね、一番大事なのは基礎よ。基礎を
しっかり身につけておきさえすれば、上達は早いものなの。始めっから格好ばっか
りつける演技は、うさぎと同じ」
まろん 「うさぎ? 何それ」
都 「バカね。うさぎと亀のかけっこよ」
まろん 「う〜ん」
都 「マニュアル通りにきちっとやり、こつこつと努力する。それが最後の勝
利者よ」
今週の萌えシーンでしょうか。先週に引き続き、今週は都ちゃんの新体操姿です。
一番大切なのは基礎と説く都ちゃんの発言は実は正しいのですが、マニュアルに
頼りすぎるのは、漫画の勝負の世界では大抵敗者の側に回っているような気がしま
す。
ところでynagataさん、「うさぎと同じ」の台詞の部分で、動物じゃなくて某月
のプリンセスを想像しませんでしたか? すいません、私はしてしまいました(お
い)。
まろんと都がうさぎと亀のかぶり物をして話しているのが何ともはや。
・いくら後輩だからって
卓美 「素敵な演技ですね。美しくて、それでいて清楚で」
(中略)
卓美 「出来れば、いつか君達が演技する時の曲を作ってみたいな」
都 「え! 作曲家なの?」
まろん 「私のために!?」
先生 「静かににするざます! 彼は新進気鋭の作曲家。木村卓美君ざます」
卓美 「…まだ卵ですけど」
都 「わ〜」
まろん 「パッキャラマオ先生のお知り合いなんですか?」
先生 「ええ。私の優秀な後輩ざます」
まろんと都が喧嘩している時、割って入って来たのはさっきの少年。…の後ろ
には何とフィンがついています。驚くまろん。
実はこのシーンで都達と並ぶまで、小学生位なのかと勝手に想像していました
(おい)。
おやおや、都の顔が真っ赤です。何というか惚れっぽい娘ですね。
いつか君達が演技する曲を作ってみたいなという卓美に、都とまろんがどちらが
先かでお約束の喧嘩を始めた所で、パッキャラマオ先生の笛の音が響きます。
卓美は、パッキャラマオ先生の後輩でした。まろんと卓美を引き合わせる為とは
いえ、なんて取って付けた様な設定なのだろうと突っ込みを入れてはいけないので
しょう。
後輩って、何の後輩なのでしょうか。かなり歳が離れているように思えますが。
母校の後輩って線が一番大きそうですが、それにしても、気晴らしに女子新体操部
の練習に遊びに来て貰ったって、何考えているんだか。自分の部の部員は先生の玩
具じゃ無いと思います。
・ムキになるのがいい証拠
フィン 「ねぇお願い。あの人のこともっと調べてみてよ。絶対に悪魔に狙われて
いる筈なんだから。アクセスがうろついてんだよ。きっと何かされちゃうよぉ」
まろん 「うん成る程。もう少し塩味効かした方がいいかも」
フィン 「まろんったら! 真面目に考えてよ!」
まろん 「フィン、もしかして」
フィン 「い…何よその目」
まろん 「あの人に恋しちゃったとか」
フィン 「え! そ、そんなんじゃ無いよ」
まろん 「はは。照れてる照れてる」
フィン 「馬鹿なこと言わないで! あの人は綺麗なメロディを弾ける人よ。だか
ら悪魔が狙うに違いないの! 悪魔はあの人の美しい心を一杯吸っちゃって、それ
をアクセスが回収して魔王のパワーがどんどん強くなるのよ!」
まろん 「ん〜やっぱ塩味が足りないや」
フィン 「も〜嫌い! まろんがジャンヌダルクの生まれ変わりなんて信じられな
い! 大体、あたしが人間に恋する訳ないじゃない」
まろんちゃん。クリームスープを作っている様です。一人しか食べる人がいない
のに、何であんなにたくさん作っているのだろうと言うのは気にしてはいけないの
でしょう。ちなみに、塩味が足りないとか言っていますが、良く見ると「スープの
素」を使ってスープを作っている様です。
「塩味が足りない」とのまろんの台詞。深読み(?)してみると、フィンの主張
は説得力が足りないって事でしょうか。…なんて、ウテナの記事じゃないのだから、
大して意味は無いのでしょう。
フィンは、まだ悪魔が狙ってもいないのに、まろんに卓美の事を調べて欲しいと
頼みます。フィンが自分で調べた方が余程情報が入ると思うのですが。
・フィンから見たまろん
卓美 「僕の父は、有名な音楽家でね。今度のコンクールの審査員の一人なんだ。
名のある父を持つと、その重さに押し潰されそうな気がして。自分の音楽が弾けな
いんだ。期待され過ぎると辛くて」
フィン 「でも、期待してくれる人がいるなんて、幸せよ」
卓美 「ん」
フィン 「あたしの知ってる人間でね、幼い頃から、両親と離ればなれに暮らして
て、いつも独りぼっちの子がいるわ。でも、寂しさなんかに負けずに、いつも強気
に本気、元気に勇気って」
卓美 「何なの、それ」
フィン 「その子の口癖よ。誰のための物でもない。自分自身の生活だもん、大切
にしなくちゃって」
卓美 「強気に本気、元気に勇気か…。そうかもしれない。…なんだかやる気に
なってきた。有り難う」
まろんに恋しているのではとからかわれ、怒って卓美の部屋までやって来たフィ
ン。
しかし、卓美の元気が無いようだ。またまたフィンは天使像を使って卓美に話し
かけます。偉大な(?)父を持ってしまった子の苦しみを語る卓美。
そんな卓美に、フィンはまろんの例を出して、期待してくれる人がいるのは幸せ
だと語ります。ジャンヌの変身シーンの決め台詞の元はここからなのですね。
フィンはまろんと生活してから数ヶ月しか立っていませんが、実はフィンの存在
がまろんの寂しさを随分和らげていると思う…という辺りの話を今後やってくれる
といいかも。出会ったばかりの二人の話とかね。
…と、そこにまたもアクセスが覗き見。アクセスは、フィンに卓美に近づくなと
警告しますが、当然フィンは聞く耳持たず。
・親バカここに極まれり
卓美の父「いいピアノだぞ。明日のコンクールにあのピアノが使われるんだ。弾い
てみなさい、卓美」
卓美 「で、でも。前もって、僕だけが?」
卓美の父「許可は取ってある」
卓美 「特別扱いなんて、嫌だ!」
卓美の父「何を言ってるんだ。お前は世界に羽ばたく作曲家にならなければいけな
いんだ。些細なことだ。気にするな。今のお前の腕で優勝するには練習しか無いん
だぞ」
卓美 「親の七光りか…」
コンクール前夜。卓美の父が卓美をコンクール会場に連れてきます。
コンクールで使うピアノで、自分の息子だけ先に練習させようと言うのです。別
にコンクールで使うピアノで練習したから有利になるというものでも無いと思いま
すが、それでも親バカには変わりありませんね。
卓美を置いて立ち去る父親。そこにフィンが現れます。コンクールに使われるピ
アノに、悪魔が取り付いている事に気付くフィン。卓美を止めようとしますが、悪
魔の攻撃を受け、床に落下してしまいます。そして、卓美は悪魔に取り付かれてし
まいます。
・またこの服かい
フィン 「まろん…まろん…助けて」
まろん 「何よその疲れきった顔。徹夜で遊んでたの?」
フィン 「悪魔を…悪魔を早く封印して。あ…」
まろんの手の上に落ちるフィン
まろん 「あ…ちょっとしっかりしてよ」
フィン 「はぁ」
まろん 「フィン、ひょっとして、悪魔の側に近づいたんじゃ無いでしょうね」
フィン 「あの人が…演奏する前に…6時までに、封印しないと大変なことになっ
ちゃう」
まろん 「6時? ピアノコンクールが始まる時間」
フィン 「その会場に悪魔がいるの」
まろん 「え!?」
フィン 「卓美さんが悪魔に狙われてる。美しいメロディを弾くから。やっぱり、
アクセスの仕業だったのよ。あ…」
まろん 「フィン! どうしよう…」
前の日に家を飛び出したフィンは、どうやら一晩帰ってこなかった様です。
制服から私服に着替えようとするまろんですが、あれだけ服が入っているのに、
どうしていつもこの服なのだろうと気にしてはいけないのでしょう。
フィンは、何とかまろんの部屋まで辿り着くと、悪魔の存在をまろんに知らせま
す。ひょっとして、昨日の晩に悪魔に倒されてから、まろんの家に辿り着くまでに
丸一日かかったのでしょうか。ご苦労様です。
ところでジャンヌの謎の一つに、どうして仕事の時にフィンがついて来ないのか
ってのがあったと思いますが、どうやらフィンは悪魔に対する耐性が無いみたいで
すね。まろんもそれを知っているようです。
原作でも、なんで封印するのがまろんで無くてはならないのか? という理由と
して、神の力を受け継いだまろん以外の人間だと、チェックメイトする前に悪魔に
取り付かれちゃうからって事になっていますし。
・冬田さんナイスです
都 「ピアノの音色を盗むってどういう事なのよ」
東大寺 「わからん…」
都 「この音楽コンクールは、毎年みんなが楽しみにしているのよ。それを乱
すジャンヌは、絶対に許せない」
(中略)
都 「何よその格好」
春田 「だって、コンサートに相応しい格好だと思って」
夏田 「これなら、怪盗ジャンヌも、我々が刑事だって気付きませんよ」
都 「かーっ。却って目立ちすぎて、ばれちゃうわよ」
…という訳で、いつもながら双方準備する時間も無く、予告状が届けられ、迎撃
体勢を整える都達。そうですね〜、都達の立場から見れば、ジャンヌは許し難き悪
党ですね。
さて、今回のポイントは、コンサートに合わせて正装してきた春夏秋冬。私服で
張り込むつもりでしょうが、普通の正装の春夏はともかく、付け髭をしている秋田
や、英国の裁判官じゃあるまいしといった雰囲気のカツラまでつけた冬田刑事はや
りすぎだと思います。
・今回の作戦
夏田 「防火シャッター?」
東大寺 「そうだ。ジャンヌがここへ来たら」
東大寺 「こうしてジャンヌを追いつめてしまう。これが今回の作戦だ」
夏田 「袋の鼠という訳だ」
秋田 「扉の重量はどの位なのですか?」
東大寺 「ざっと225kgだな」
秋田 「こりゃあ簡単には出られませんね」
冬田 「でも、怪盗ジャンヌの奴は神出鬼没です。巧みに逃げるかもしれませ
ん」
都 「任せて。万一の場合を考えて、ジャンヌを混乱させる秘策を考えてある
わ」
冬田 「なんですそれは」
都 「それは」
春夏秋冬「それは」
都 「ひ・み・つ」
今回の作戦は、各所に設置した監視カメラでジャンヌを位置を把握し、ジャンヌ
を防火シャッターのある所に追い込み、閉じこめようとするものです。
監視カメラを使う作戦は、暗視カメラまで使用した第2話で一回ミソがついてい
る筈…というのは、当然気にしてはいけないポイントです。
それから、軍艦の防水扉じゃあるまいし、どうしてあそこだけ防火シャッターが
密集しているのだろう…という事も、考えるだけ無駄なポイントです。
余談ですが「ひ・み・つ」という都ちゃんの表情が何となく萌えです。
・えんじぇるあたっく
フィン 「何これ?」
アクセス「返せ」
フィン 「あんた! これで美しい心を吸った悪魔を回収する気何でしょう! 魔
王の力のパワーアップのために」
アクセス「今は言えないよ!」
フィン 「あ〜!」
アクセス「だけど、だけどフィンちゃんの事を好きだからな」
フィン 「何言ってるの? そんな嘘に誤魔化されないわよ。私はあんたなんか大
嫌いなんだから」
コンクール会場を双眼鏡で覗くまろんは、アクセスの姿を発見します。まろんに
もアクセスの姿は見えるようです。
フィンは、アクセスの元に飛んで行きます。アクセスの髪を引っ張るフィン。こ
れは痛そうだ。フィンは、アクセスがピンを背負っている事に気付きます。そうか、
アイテムが無いから、アクセスが背負っているのね(笑)。もみ合っている内に、
アクセスのピンは池に落ちてしまいます。これでシンドバットの出番は今週もあり
ません。
・暗視カメラは気付いたのにどうして…
ジャンヌ「なんで、なんで居場所がすぐに分かっちゃうのよ〜」
(中略)
フィン 「舞台裏は多分、こっちだと思ったけど…」
ジャンヌ「フィン、もういいから、あんたは戻りなさい」
フィン 「嫌。だって、あの人を助けてあげたいんだもん」
ジャンヌ「フィン…」
機材搬入口から、照明がしっかりついている廊下を走っているジャンヌ。カメラ
などなくても、そりゃあすぐ見つかります。なんで居場所がって、暗視カメラの存
在には気付くのに、ごく普通の監視カメラの存在に気付かないなんて、間抜けすぎ
ます。
まぁ今回の場合、フィンから報告を受けてから、仕事の実行までに2時間位しか
無かったので、下調べが不十分だった事にしておこう。
さて、いつもなら仕事にはついてこないフィンは、私情が絡んでいるだけに、悪
魔と接触するリスクをおかしてジャンヌについて来ます。
そして、防火シャッターの所に追い込まれ、閉じこめられてしまうジャンヌ。更
に追い打ちをかける様に「都スペシャルパート6」が発動、催涙ガスが吹き出して
きます。
ところであのガス発生装置、一台しか置いていなかった様だけど、ジャンヌが正
確にあの位置に閉じこめられなかったら、全く意味がなかったのでは…という事は、
深く追求しないでおいた方がいいのでしょうね。
ジャンヌ絶体絶命のピンチですが、ここはフィンが、天井にあった通気口に入り
込み、その存在をジャンヌに知らせます。ジャンヌはリバウンドボールで金網を外
して、その中に入り込んだようです。
開演間近、ステージに上がってきた卓美。そこにいきなりジャンヌが現れて、ピ
アノをチェックメイトして、あっという間に「アデュー」と去っていきます。これ
までのお話で尺が足りなくなったのか、まさに神風の如き速さで、東大寺警部と都
が駆けつけた時にはジャンヌは去った後でした。
そう言えば、チェックメイトされたピアノは、飾りが消えただけで、本体は残っ
ているようです。おや? しかし弾いてみると、音が鳴りません。どういう事なの
か、不思議がる都。
ところでピアノですが、予備が用意されていたようです。…こんなに手際良く用
意できるなんて、多分警察の事を主催者側は全く信用していなかったに違いありま
せん。
・どうでもいいけど早く逃げないで良いのだろうか
フィン 「卓美さんが弾いてる。美しい心で弾いてるよ。ジャンヌ、有り難う」
ジャンヌ「フィン、いいの?」
フィン 「え?」
ジャンヌ「あの人、優勝したら遠くに、ヨーロッパに行っちゃうんだよ」
フィン 「うん。いいの。それでいいの」
ジャンヌ「フィン…」
コンクールが始まります。誰のためでもない、貴方自身の為に弾くのというフィ
ンの言葉を胸に、演奏を始める卓美。
それを屋根の上で聞いているジャンヌとフィン。
コンクールで優勝したら、ヨーロッパに行っちゃうと言われても、それでいいの
と答えるフィンの心中は、きっと辛いに違いありません。そんなフィンを見て、ジ
ャンヌは何を思うのか…って辺りで次回に続きます。
某所でも指摘あったけど、ホールの外まで演奏の音が響いたのか…という事はこ
の際絶対に気にしないでおきましょう。いいシーンなんだし。
・次回予告
まろん 「シンドバット、悪魔の被害者に何て事するのよ!」
稚空 「悪魔を回収する。それが俺の仕事」
まろん 「神風怪盗ジャンヌ『非常のチェックメイト』」
稚空 「俺は悪魔を裁きに来た。誰にも邪魔はさせない」
おっと、絵柄が普段の話と全然気合いが違います。
本格的にシンドバットが介入してくるようで、これは楽しみ。
では、来週もあなたの心にチェックメイト! …な話だと良いですね。
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石崎啓太(E-Mail:keitai@fa2.so-net.ne.jp)
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