Full Moon #33 (11/16)

石崎です。

満月をさがして　第３３話『忍びよる病魔』について雑感など。

　ETERNAL SNOWのDVD版を購入しました。初回限定でピクチャーDVDでした（満月
ちゃん（中））。
　静止画の方はアニメの方は使い回しが多くて今一。偽ＣＤの音質が悪いという
批判が多いが故に、音質がまともなＤＶＤ版を出したという事なのでしょうけど。


●満月をさがして　ＤＶＤ発売

満月「満月です。みんな、お待たせしました。アニメ「満月をさがして」がDVD
　　でいよいよ登場します。毎巻、４話収録して、12月21日から２巻ずつ、発売
　　開始！　応援宜しくね」

　以前からアナウンスはされていましたが、ＣＭが出ました。

・各100分　４話収録　リニアＰＣＭ（ステレオ）／片面二層　3,800（税抜）

　かなりお買い得な気がします。
　音声形式がリニアＰＣＭという事は、音質は良いって事でしょうか。

＃関係無いですが、ブルージェンダーのDVDのＣＭが。新作カット入りでラスト
＃が違うらしいのですが、ダイジェスト版みたいなもの？　それともシリーズで
＃再び出るのかな？　ＣＭからだけでは良く判りませんでした。

●修学旅行

満月「（まぁ、良いか。あれ位の咳で心配かけちゃうのも悪いもんね」

　小学校の修学旅行のため、班を決めている満月達。
　満月は久美と同じ班になるも、久美は町田君と違うグループになってしまい寂
しそう。
　そんな久美を励まそうとして、満月は咳き込んでしまい、久美を心配させるが、
満月はいつもの事と笑うのだった。

　その夜、フルムーン「ETERNAL SNOW」ヒット感謝パーティーに参加した満月。
　満月が大重と一緒に関係者に挨拶する間、テーブルの下ではめろこがパーテ
ィーの料理を食べ続け、タクトを呆れさせていた。
　フルムーンの曲を演奏してくれたミュージシャン達と談笑する若王子の所に行
き、ミュージシャン達と談笑する満月は、今日、咳き込んでしまった事を若王子
に言おうとするが、若王子に心配をかけてはいけないと、結局言わずに済ませる
のだった。

＃修学旅行で満月と一緒の班になることを熱望し、それが決まると抱きつく久美
＃ちゃん、百合ですか？　いけません、満月ちゃんの相手は十萌ちゃんです（違）。

＃めろこが食べ散らかしているものは、ケーキやシュークリームなど、デザート
＃ばかり。辛い物ばかりで無く、甘い物にも目が無い様で。

＃ミュージシャン達にシークレットセッションに誘われた若王子と大重さん。
＃オージこと若王子先生はともかく、終わった後で再度の誘いを受けていたとこ
＃ろを見ると、大重さんは実はナンパされていたのだったりして（違）。


●修学旅行と言えば…

おばあちゃん「全く。何を一人で騒いでるんでしょう」
田中「修学旅行がもうじきですから、満月さん、嬉しくて仕方無いんですよ。き
　　　っと」

　パーティーで食べ過ぎ、苦しそうなめろこ。
　満月は、若王子に喉の事を言えなかったことを気にしつつも、修学旅行のしお
りの作成に余念がなかった。
　修学旅行と言えばとめろこに言われ、怪談話、先生の説教等と答えるタクトに、
めろこは枕投げと枕を投げ、その枕はやがて満月にも命中。
　そんな満月の笑い声はおばあちゃんの耳にも届いているのだった。

＃食べ過ぎで胃薬って、霊界にもあるんですか（笑）。

＃修学旅行と言えばと言われてのタクトのたとえ話を聞くと昔を思い出します。
＃木刀まで出て来る辺り、男子の考え方。想像図がめろこやタクトまで一緒に正
＃座して説教されている絵なのか可笑しい。

＃枕投げを想像しためろこ。恋愛絡みに話を持って行かなかったのは、彼女にし
＃ては意外。修学旅行では定番なのに。

＃ところで、修学旅行と言えば某ＵＨＦなアニメで描かれた様に、「みんなでお
＃風呂」では無いかと。結局今回、満月ちゃんが行けなかったのが本当に残念。
＃行ってさえいれば、十萌ちゃんや久美ちゃんの…（ぉぃ）。

＃修学旅行のしおりに歌は定番。でも、バスの中で歌うのはともかく、新幹線の
＃中で歌うのは問題ありかと。


●行けなくなった旅行

めろこ「じゃあ、どうすんのよ。もし万一、手術って事になったら、そしたらあ
　　　の子歌えなくなるかも知れないじゃないの」

　修学旅行の班毎の自由行動の行く先をインターネットで調べている満月達。
　男子の要望で舞妓について調べる満月だが、皆と笑い合っている最中、咳き込
んで苦しむ。

　保健室に寝かされた満月を十萌達が見守っていた頃、おばあちゃんは山根先生
に修学旅行の欠席を告げていた。
　帰りのタクシーの中でその事を聞かされ、驚く満月だが、貴方だけの問題では
無いと言われると黙らざるを得ない。

　夜。満月が修学旅行に行けなくなったと知り、行く気満々だっためろこはがっ
かり。
　しかし、タクトに言われ、一番ショックなのは満月だと気付く。
　そして、満月の病状次第では、手術になってしまうと気付くと慌てて、身代わ
りやレントゲンへの細工を言い出すめろこ。
　オルゴールつを聞いている満月に、しんみりしている場合では無いと言うめろ
こを外に連れ出したタクト。
　タクトは、あいつの身にもなってみろと言うが、万が一手術になったら、歌え
なくなるかもしれない上、寿命が延びるような事になったら大変とめろこに言わ
れると、返す言葉も無かった。

＃京都と言えば舞妓さん。mycoさんにかけた訳では無いでしょうけど。

＃「祇園」を「しえん」と間違えた長谷川君。やると思いました。

＃インターネットで情報収集する満月達。「祇園」を検索する時の検索サイトに
＃は原作者の愛称である「ありなっち」、その下にはジャンヌのネタで「Marron 
＃Messenger」の文字が。マスコットキャラがまろんちゃんのメッセンジャーソ
＃フトなら使いたいです。

＃更には、帰宅する時のタクシーも「種村交通」でナンバープレートにも「種
＃村」とあります。

＃修学旅行は一度きりしかと言う満月ちゃん。さり気ない台詞ですが、予定通り
＃なら満月ちゃんの修学旅行の機会は正真正銘一度しか無いのだと思うと、涙が
＃溢れてきそうです。


●倒れた満月

若王子「うん。良い思い出作ってくれると良いな」

　修学旅行に行く皆を見送った満月。
　バスの排気ガスにむせた満月の様子にタクトは心配そう。

　一方、そんな事になっているとは知らない大重と若王子は、シークレットセッ
ションの行われるスタジオの前で、今頃満月は京都だと話し合っていた。

　その頃自宅にいた満月は、「ETERNAL SNOW」を歌い出す。
　タクトはそれに合わせて歌い始める。
　タクトに言われ、中断した歌を再開する満月とそれに合わせて歌うタクト。
　やがて、めろこも歌の輪に加わる。

　そんな満月の歌を田中さんも聞き入っていた。

　歌の途中で再び咳き込み、苦しむ満月。
　慌てて水を取りに行くめろこ。
　自分で行けると立ち上がった満月は、再び咳き込むと倒れてしまうのだった。

＃修学旅行のバスも「Tanemura Kanko」だったりします（笑）。

＃バスを見送った後で、スカートをぎゅっと握りしめる満月ちゃん。無念の想い
＃が伝わってきます。

＃スタジオ「ＡＶＡＳ」にやって来た若王子先生と大重さん。雰囲気はまるで
＃デート。

＃修学旅行のしおりのETERNAL SNOWとMyselfの頁に、うさめろこと猫タクトを描
＃いていた満月ちゃん。何でこのページに？　…と思ったのですが、テレビに猫
＃タクトを持ってフルムーンが出ていたりするので、良いのか。前にも書きまし
＃たが、このぬいぐるみ、満月も持っている事を級友達にも知られてしまってい
＃るので、絶対に級友達に追求されていそうです。

＃満月ちゃん（中）の歌うETERNAL SNOWが出ました。流石に上手い。満月ちゃん
＃に合わせて、タクト、めろこが歌い始め…と感動させておいて、体調が急変と、
＃視聴者の気分を落ち込ませてくれます。


●若王子不在

医師「全く、次期医長間違いなしって言われてたのに、欲の無い奴です。昔やっ
　　てた音楽を又やりたいって言いましてね、それで」

　急遽入院した満月。若王子は不在で、その場に居た医師はおばあちゃんに私見
と断りつつも、手術を勧める。
　若王子が非常勤になったと聞かされ、その事を知らなかった祖母は驚愕。
　その様子を見ていためろこは、医師が若王子が音楽をやる為に非常勤となった
ことを話そうとしているのを妨害するが、おばあちゃんはとうとう若王子が音楽
をやっていることを知ってしまう。

　スタジオの中で若王子と大重が楽しい一時を過ごしている頃、若王子と連絡を
取れないでいる病院で、満月の病気が薬で抑えられると言っていた若王子の診断
に疑問を抱くおばあちゃん。
　少なくとも病気の進行は抑えられるという医師の言葉に、おばあちゃんは手術
をお願いしてしまうのだった。

＃若王子先生が非常勤になった話、おばあちゃんにはやはり内緒でしたか。

＃対応した医師は、第９話にホテルで開かれた学会に若王子の代わりに出席して
＃いた人です。彼の話は良く聞けば若王子の診断と同じで、満月ちゃんの病気の
＃完治と声の優先順位の違いなのですが、うっかり主治医の意見も聞かずに私見
＃を言った所為でおばあちゃんが不信感を抱く羽目に。

＃満月ちゃんの手術した方が良いという話は、若王子先生からもおばあちゃんに
＃第１話で説得する様に頼まれていた経緯もあり、その事実を踏まえた上で、薬
＃で処置しているという事は承知していた筈。だから、今更手術の話を聞いて文
＃月さんが驚くのは奇妙な気も。若王子先生に対する不信感と、満月ちゃん可愛
＃さの余りの文月さんの焦りという感じが。

＃スタジオでシークレットセッション。若王子先生のキーボードは当然として、
＃大重さんが元歌手なだけにマイク握ってます。それにしても若王子先生は、満
＃月ちゃんの体調の急変に備えてマナーモードで携帯を身につけているべきでし
＃た。


●おばあちゃんには逆らえず

めろこ「だって！　声が出なくなって良いの？　フルムーンに変身すれば、健康
　　　にはなるけど、出ない声は、フルムーンになっても出ないのよ！」

　病室で意識を取り戻した満月は、おばあちゃんが手術をお願いしたということ
をタクト達の会話で知ってしまい、田中さんが止めるのも聞かずに病室を出てし
まう。

　携帯電話の伝言メッセージで漸く満月の病状を知った若王子は、大重の運転す
る車で病院へと向かう。

　一刻も早く、満月を手術する様に迫るおばあちゃんだが、医師は若王子に聞い
てみないとと言う。
　そこに満月が現れる。
　満月が嫌と言えば手術をしなくても良くなると言うめろこは、手術をして声が
出なくなったら、フルムーンに変身しても声が出なくなるのだと教える。
　だがそれを知りつつも、満月はおばあちゃんに嫌と言う事が出来なかった。

＃若王子先生は携帯で伝言を聞いたのに、どうして病院に電話を入れなかったの
＃でしょう。せめて、今どこに居るのか伝えるだけでも状況は大分違うはず。

＃おばあちゃんも一刻も早く手術って、満月ちゃんは起き上がっているのに何て
＃性急な。

＃満月ちゃん達の様子を入り口で伺っていて、満月がおばあちゃんに一喝される
＃と、ぴゅーと姿を消してしまう田中さんの姿に苦笑。

＃変身すると健康になる満月ちゃんですが、声を失ったら、フルムーンも声が出
＃なくなるのか。今まで手術しても変身すれば…という突っ込みが入っていたの
＃に対応しての新設定でしょうか。


●満月の反抗

満月「お願いです。おばあちゃん。修学旅行とか、他のことなら、おばあちゃん
　　　の言う事に従います。でも、自分の命を誰に預けるのか位、私に決めさせ
　　　て下さい」

　自分の一存では手術は出来ないという医師に業を煮やし、他の病院でお願いし
てみようとするおばあちゃん。その時、漸く若王子が現れる。
　パーティーの日に咳が出たと聞き、満月を叱る若王子に、おばあちゃんは若王
子が非常勤になったことを自分に知らせてくれなかったことを追求する。そして、
音楽をやっていることも。
　医者とは信頼関係が大事というおばあちゃん。
　満月、そして大重が若王子を庇おうとするが、フルムーンのことを明らかに出
来ない以上、言い返されると黙らざるを得ない。

　その話を後にして、満月を診察する若王子。
　満月の病気はやはり悪化していたが、手術は最後の手段として薬の処置で良い
との診断に、おばあちゃんは医師と若王子のどちらを信じて良いのかと言う。
　若王子も医師も、主治医の若王子の診断に従うのが良いと言うが、手術をする
かどうか選択するのは自分達だとおばあちゃんは言う。
　だが、満月は祖母の着物の袖を掴み、自分の命を誰に預けるのかは自分で決め
させて欲しいと真剣な表情で願う。

　自分に反抗した満月の姿に、やはり自分に反発して家を出た葉月のことを思う
おばあちゃんは、無言でその場を立ち去る。
　そして後を追いかけて来た満月に、「好きになさい」と言い残すのだった。

　薬で処置することになったものの、渡される薬はより強いものに。
　大重はめろこ達に、病状がこれ以上悪化しないうちに、満月に英知君と再会さ
せるようにしなければと話しているのだった。

＃田中さん、大重さんの事を未だに若王子先生の婚約者だと勘違いしていたんで
＃すね。

＃若王子先生に叱られた時の表情や、漸くおばあちゃんに自分の意見を言うこと
＃が出来た決意の表情など、今回は良い絵が多かったです。

＃満月の表情を見て、葉月の事を思い出してしまったおばあちゃん。これ以上言
＃うと、満月も同じ道を辿ってしまうと感じて、満月の好きにさせたのでしょう。
＃原作で満月が結局家出してしまい、その理由が「これ以上家に居ると、無理矢
＃理手術されてしまうから」という話を知っていると、より深く頷けるシーンで
＃す。

＃折角おばあちゃんとの関係が修復したと思ったのに、これで再び悪化してしま
＃った様な気が…。

＃若王子先生の病院も「種村総合病院」ですか（笑）。上記の満月の決意の描き
＃方と言い、原作者に対するメッセージが随分と多い話だった様な（違）。

＃より強い薬を投与されることになった満月ちゃん。副作用が出なければ良いの
＃ですが。ところで、医者から直接薬を渡されるのって普通はあまり…。

●次回予告

めろこ「うーん。なんで、なんでなの？」
タクト「ん？　どうした？」
めろこ「まさか、そんな筈が」
タクト「だからどうしたんだってば」
めろこ「あーん。やっぱり信じらんない」
タクト「だから、何があったんだよ」
めろこ「あの子が学校に行く途中に、偶然あるおじさんと会ったんだけど、その
　　　　おじさん、あたし達死神が見えるって言うのよ」
タクト「何〜」
めろこ「次回、満月をさがして『ブランコのおじさん』」
二人　「お楽しみに！」

　いずみ君再登場。予告に全くおじさんの絵が出ないのが気になります。
　そして、予告最後の無人のブランコが、嫌〜な予感がして仕方無いのですが。

　では、また。

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Keita Ishizaki mailto:keitai@fa2.so-net.ne.jp