"KEY" <key@sakura.fan.fm> writes:
> > > やって欲しいこと
> > >  ・主題歌を英語に翻訳・・・音楽そのままで♪
> > >   (英語版さくらOP聞いてみたい)
> >
> > こういうパターンは、過去には「セーラームーン」、「宇宙戦艦ヤマト」、
> > 「マッハGOGOGO」位しかありません。これらに比して主題歌・本編の融
> > 合度がかなり低いので、かなり可能性は薄いですね。
> 
> 融合度は低い(?)にも関わらず
> 「天地無用!魎皇鬼」は名前もオリジナルで歌も英語に翻訳してたけど、
> あれはとても稀有な例なんですね(マニア向けだからか?)

あれは、一応マニア向けのビデオ販売だから。でもPioneerはちょっと変
わってるんです。基本的にマニア向けに商売するけど一般層を掘り起こそ
うと懸命に努力しているみたいです。マニアは吹替が大嫌いなので、字幕
版をとりわけ「オタクシフト」して作っておいて、字幕を読むのが億劫で
字幕版なんて見たくない普通のアメリカ人にも受け入れられるように吹替
版も作るんですね。普通、他の会社のマニア向け作品だと吹替でもいちい
ち主題歌や挿入歌を英語化したりしないです。でもPioneerはよくやるん
ですね。Vizも歌の英語化をよくやります。両社に共通するのは、どちら
も日系企業だという点(Vizは小学館の子会社)。日本の巨大なオタク市
場に慣れた日系企業にとってアメリカのオタク市場はあまりにも小さすぎ
て、魅力的に見えないんでしょう。だから非オタク市場をなんとか取り込
もうと努力してるんでしょうね。


> こういった問題を考えると欧米の名前をすんなり受け入れる日本は
> 柔軟性があるのか、それともポリシーがないのか・・・?

自分の国の文化にどれだけ自信があるか、(または盲信しているか)によ
るような気がします。で、自国の文化にもっとも自信がある国民は、間違
いなくアメリカ人でしょう。発展途上国に外国(先進国)のものをそのま
ま受け入れようとする国が多いような気がします。フィリピンでテレビ放
映されたセイントテールの英語版を見たときは驚きました。翻訳は正確だ
し、名前等は日本人のままだし、BGMそのまま、主題歌さえオリジナルの
インスト版(でも耳をすますとかすかにオリジナル版の歌が聞こえる
(^^;消しきれてないという...)だし、日本の文化を知らないと分からな
いようなことまでそのまま。そのうえ、予告状に書かれている日本語まで
そのままで字幕さえついてないという...(フィリピンの子供達は何が書
いてあるか不思議がらないのだろうか?)タイトルだけは、"Sweet
Tales of St. Tail" とちょっと変更してあったけど。


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Mikage