Re: Angelic Layer #26(the last episode)
石崎です。
S. GOTOさんの<9rbbso$863$1@news.thn.ne.jp>から
>後藤です
こんにちわ。
>ご返事が遅れまして。
>実は先週末より風邪を引いてしまいまして、ずっと寝込んでおりまして、
>ネットもご無沙汰しておりました。
こちらこそ、暫く間を開けてしまって申し訳ありません。
>> 後藤さんは水星党員だったのですか(笑)?
>
>懐かしい響きですねえ>「水星党員」
現在鹿児島の空の下の水星党員はお元気でしょうか?
#…と呟いても、このスレッドは読んでいないかも(笑)。
>> アルテミス「おや? この前レイの部屋でパソコンを使わせて貰った時、レイヤー
>> 育成用のソフトがインストールされていたけど…」
>
>マルチOSに対応させて、普及を図ろうという作戦ですね。
専用端末を売りさばくより、ソフトウェアを販売した方が利益が上がりそうな。
>出ました、レイの定番、コレクターズアイテム蒐集の心得。
スーパーズの時に出た一言でした。
#ヲタクの設定自体は無印の頃からありましたが。
>美奈子あたりなら「ばーちゃんありゃいてえ」とか、それくらいのボケ
>をカマすかと思いましたが、語句認識能力は高まったようです(笑)
あ、そのネタがありましたか。
間違い格言とかも得意技でしたが。
>ところで、こっちはどうしましょう?
>今回はネタが思いつかなかったんですが。
200話付き合ったので、こちらのパロディの方が得意ではあるのですが(笑)。
ちなみにネタは幾つか即座に思いつきます。
みちる×はるかとか、土萠教授とほたるちゃんとか…。
>> 一応全国大会までは考えていました(笑)。
>
>となれば、出場資格は大道寺家の強力な押し込みでまんまとゲットしてし
>まうとか。
未だどこの地区大会にもエントリーしていなければ、原作版の手が使えます。
#まだ大会が行われていない県で参加して、ちゃっかり全国大会に。
#あれはあれでもの凄い無茶な設定だと思ったけど。
>大体、今くらいの時期にシンクロさせておけばいいでしょうか。
そうですね。
>> >★機動天使エンジェリックレイヤー2nd 第5話『さくらと小狼のエンジェル』
>> 同じ姿をしたエンジェルなので、公式戦は多分出来ないんですよね。
>
>ではこの非公式戦にて、どちらが「さくら」を名乗るのに相応しいかを決
>める、とか。
恋人同士の対決という訳ですね。
#小狼が手を抜くか、何かに気を取られてあっさりと負けてしまいそうです。
>> そうか、歌帆さんも英国でエリオルと同棲(違)していたんでしたっけ。
>
>隠れキャラ(笑)
歌帆さんもレイヤーをやれば大分腕が立ちそうです。
>では、みさきちと鳩子達の話はオマケにしましょうか。
別におまけにしなくても。
#やはりレイヤーではこれが無いと。
>> ★機動天使エンジェリックレイヤー 2nd
>> 第6話『さくらと苺鈴と珠代のエンジェル』
>
>よく考えてみると、どいつもこいつもネーミングが安直過ぎたような。
>この辺で捻ってみましょうか。
あはは。捻ったネーミングにしたかったのですが、適当なのが思いつかず。
#…で、安直に走っていたりして。
>> 「まさかまさか! いきなりホテルとか!」
>
>相変わらずハイテンションな>珠代
そう言う娘に限って自分は奥手だったり。
>★機動天使エンジェリックレイヤー 2nd
> 第7話『さくらとそれぞれの想い』
>
>●日本、お金持ちの家。
>
>苺鈴 「私、決めたわ。『李小龍』って付けたの」
>知世 「まあ、ブルース・リーの本名ですわね」
良く知ってましたね、知世ちゃん。
#私は知らなかったりして。
>しかし勘が鋭い知世ちゃんは、全てを察知しました。苺鈴ちゃんが小狼に
>再び熱い思いを燃やしていることを。
やはりすぐに気付きましたか。
>友情よりも自分の欲求満足を露骨に表す知世ちゃんなのでした。
どちらかというと四角関係な気がしますが(笑)。
>●同じく、某道場。
>珠代 (ぽーっ)
>虎太郎「お、おい、珠代!」
>みさき「な、仲ええね、2人とも。でも、レイヤーは格闘技やから、そう
> ゆうんは現実で……」
現実にやっているシーンをまたまたみさきちに目撃され、
「や、やーね。プロレスごっこをしてるに決まってるじゃない。
ね、虎太郎ちゃん」
…と、言い訳する珠代ちゃん達の姿を妄想してみました。
#その時の二人の姿についてはあえて記述しないことに。
>●そして、某大学教授の家。
>
> 挑戦状受け取りました。近日参上 スピネル・サン
>
> 「なくるもいるよ!」
なくるもいるよって何時出て来た話でしったけ…思い出せない。
すっぴー達は早速来日ですか。
#英国の地区大会を経るのかと思ってました。
#それとも、海外部門として、海外から日本に集めて大会をするかな?
>> #このスレッドはのんびりとやりませんか(笑)?
>
>そうですね。
>というか、終わりが全然見えていないから、どう続けられるのかに面白み
>がありそうな気がします。
多分終わりは、ラブコメに最終決着という辺りなのかと思ってます。
ところでさくら世界であれば、未だ何人か主要登場人物が出ていなかったり。
ただ、某蘊蓄君のネタが未だに思いつかなくて(笑)。
そういや、利佳ちゃんも出したいな。
では、次です。
★機動天使エンジェリックレイヤー2nd
第8話『さくらと京子と反則バトル!』
大道寺邸にてレイヤーの練習を重ねるさくらちゃん。
ケロちゃんを相手に、模擬試合なども行っていたのですが、やはりその内に他
の人とも試合をしたいという思いが強まってくるのでした。
知世ちゃんにそのことを相談したさくらちゃんですが。
「でしたら、他流試合に行きませんか?」
…と言い、知世ちゃんと一緒に練習場へと行くことになったのでした。
●エンジェリック・レイヤー練習場 ビッフル・プリンセス 恵比寿店
再びレイヤー練習場に向かったさくら達。
以前に鳩子と対戦したのは、地区大会会場の最寄り店でしたので、ここに来る
のは初めてです。
「ほほう。あんな小っこいお嬢までいっちょ前にファイトしとる」
「あのチャンピオンの鈴原みさきさんが初めてファイトをしたのがこの店ですの
よ」
「由緒正しい所なんだ」
「さくらちゃんが他の方と練習試合をなさるのに、ここ以上に相応しい場所はあ
りませんわ」
と言いつつ、早速ビデオカメラを構える知世ちゃんに、赤くなるさくらちゃん。
もっとも、小さなお子様を同じようにビデオカメラで撮影している両親という
光景が他にも見られたので、さくらちゃんが気にする程には目立つことはありま
せんでした。
しかし、その様子を忌々しげに観ていた者がいました。
「京子さん。あの子、見ない顔だわ」
「ビデオで撮影なんかしちゃって」
「ちょっと、遊んであげようかしらね」
手にエンジェル「クイーン」を持った京子と取り巻き二人は、そう言い合うと、
さくらちゃんに話しかけました。
「ねぇ、ここは初めて?」
「はい。外で他の人と試合をするのも初めてで…」
本当は、鳩子と試合をしたのが初めてなのですが、この時はずるをしていたの
でカウントには入れていないのでした。
「(やっぱり、初心者ですよ。京子さん)」
「(京子さんお得意の反則技で…)」
「(馬鹿! 声が大きいわよ)」
何やら怪しげな相談をしている京子達ですが、さくらちゃんは全く気にする様
子はありません。
「(なにか、たくらんでいるようですわね。でも、私のさくらちゃんが負ける筈
はありませんわ)」
しかし、知世ちゃんはしっかりと気付いているのでした。
「勝負は3ラウンドで、先に2勝した方が勝ちよ。途中でメンテするのもあり。
良い?」
「あ、はい!」
*
「エントリーエンジェル!」
「お前の力を見せてやれ! クイーン!」
「星の力を秘めし鍵よ、真の姿を我の前に示せ!
契約のもと、桜が命じる。レリーズ!」
しーん。
「素晴らしいですわさくらちゃん」
「いい加減、この台詞だけは変えようって言うたのに」
「他のが思いつかなかったんだよ〜」
相変わらずのさくらちゃんなのでした。
「何、あのエントリーの台詞」
「魔法少女ものか何かと、勘違いしてるんじゃない」
「やっぱり初心者よ」
そう京子達は囁き合い、勝利を確信するのでした。
「エンジェリック・ファイト!」
京子の取り巻きの一人が審判となり、試合は始まりました。
「なかなかやるじゃない」
「ほぇぇぇ〜」
軽やかに動くさくらのエンジェル「桜」でしたが、クイーンのもつ鞭には叶い
ません。
「(おい、知世)」
「(なんですの?)」
「(あの鞭って確か…)」
「(反則ですわね)」
「(なぬ〜)」
しかしそれに気付いても何故か、知世ちゃんは試合を止めようとはしませんで
した。
その様子を見て、京子の取り巻きは囁きます。
「(やっぱり、反則に気付いていないようね)」
「(ホントに、初心者相手に反則技でしか戦わないんだから)」
そう囁かれているのも知らず、桜をいたぶる京子のクイーン。
鞭には電流まで流れていて、「桜」に巻き付くと大きなダメージを与えるので
した。
「それそれそれっ!」
「あ〜っ!」
*
「負けちゃったよ〜」
「さくらさん。ちょっと見せて頂けます?」
「何?」
「メンテ有りというルールですから」
桜を受け取った知世ちゃんは、持ち歩いていたパソコンに「桜」を繋ぎ、メン
テナンスを開始します。
「桜」が大丈夫なのか、心配で堪らないさくらちゃん。
しかし、ケロちゃんは気付きます。
「(知世の奴、笑うとる?)」
*
第2ラウンドが始まる直前、さくらちゃんに何事か囁く知世ちゃん。
それを聞き、目を剥くさくらちゃんでしたが、知世ちゃんの話を聞く内に納得
の表情になるのでした。
「あ、あの」
「何?」
「私のエンジェルにこれ、持たせて良いですか?」
さくらちゃんが示したのは「杖」と「カードケース」
それって反則との声が喉まで出かかった京子。
しかし、自分のエンジェルの鞭も反則には違いないので、それを言う事は出来
ませんでした。
とは言え、どんな仕掛けがしてあるのか判りません。
「何、それ」
「魔法の杖です」
それを聞き、笑い出す京子達。
「まさかと思ったけど、本当に魔法少女のつもりだったんだ!」
笑われて、ちょっとさくらちゃんの顔が赤くなりました。
「さくらちゃんは本当に魔法少女ですのに」
小声で知世は呟いていました。
試合が再開され、再び走り出す二体のエンジェル。
しかし…。
「ジャンプ!」
「何?」
クイーンの振るう鞭を桜は信じられない跳躍でかわします。
「あ…」
さくらちゃんはささやかなミスをしていました。
跳躍力を計算に入れずに跳んでしまったため、このままでは着地点がレイヤー
アウトになってしまいそうなのでした。
そこで…。
「フライ!」
「嘘…」
「桜」の背中に羽根が生えると、レイヤー境界ぎりぎりで「桜」は反転、無事
に床面に着地するのでした。
「ちょっと! 何よこの動き! あり得ないわ。その杖に何かが仕掛けしてある
んじゃないの? 大体、杖なんて反則…」
流石に抗議の声を上げようとする京子。
しかし、知世は冷たく言い返します。
「でしたら、その鞭も反則ですわね」
「う…」
「ですから、こちらも杖を用意したまでなのですが…」
と言われては、京子も杖の使用を認めない訳にはいきませんでした。
「さあ、さくらちゃん、あのエンジェルに制裁を!」
「う、うん…(あんまり気が進まないな)」
何故か立ち止まった「桜」目がけて、クイーンの鞭が襲いかかります。
その鞭が再び「桜」に当たろうとするその瞬間。
「ソード!」
京子は一瞬、何が起こったのか判りませんでした。
気が付くと、鞭が千切れて床面に落ちていたのです。
何が起きたのか理解したのは、「桜」が杖の中に仕込まれていた刀を再び鞘に
収め、杖が元の杖の姿に戻った時でした。
「あ〜〜〜!!!」
「今ですわ!」
「た〜〜〜!」
呆然とするクイーンを掴まえると、「桜」は「クイーン」を場外へと投げ飛ば
すのでした。
*
「ま、負けた…」
「京子さんが反則技で負けるなんて」
「上には上がいるものね」
愕然とする京子達。
さくらちゃんはそんな彼女達に微笑みかけ、こう言うのでした。
「最終ラウンド、しよ」
「え…?」
「もちろん今度は、反則無しでね。あ、あの鞭は後で弁償するから…」
「でも…」
「嫌…かな…」
相手が先に反則したとはいえ、「桜」は特別仕様のエンジェル。
リミッターを外した攻撃をしたことに、さくらちゃんは罪悪感を感じているの
でした。
「ううん! 嫌じゃない。やろうよ、第3ラウンド」
「ありがとう!」
今度は、溢れんばかりの笑顔。
知らず知らず、京子まで嬉しくなってきます。
「京子さん、顔、赤い…」
「惚れたな」
そして今度こそ、インチキ無しで「桜」と「クイーン」は、正々堂々の勝負を
再会するのでした。
(第8話 完)
まさか、彼女が登場するとは思っていなかったでしょう(笑)。
ちなみに剣が変化では無いのは、人間の科学力の限界です。
#最初、「フライ」を杖から羽根が生える描写にしていたのですが、良く考えて
#みるとさくらカード編ではさくらちゃん自身に羽根が生えていたような気がす
#るので慌てて書き直していたりして。
では、また。
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Keita Ishizaki mailto:keitai@fa2.so-net.ne.jp
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