こん○○わ、PARALLAXです。

"S. GOTO" <goto.shinichiro@tx.thn.ne.jp> wrote in message
news:9od7cd$fov$1@news.thn.ne.jp...
> 後藤です

ども(^○^)/。

> 第25話「あいたい……お兄ちゃん」
> ラスト4部作、その3デス。

あぁこの調子では、次回に何が待ち構えていると言うのやら…。

> 今回は、作画はよくなったとは思うデスが、だからといってストーリーま
> でよくなった訳ではないのデス。

複数人で絡むシーンが極限定されたキャラ(航と燦緒)のもののみで
あった事に加え、殆どキャラを動かさずに済んだ(皆ボーっとして
いるだけ)御蔭で、顔が崩れずに済んでいるだけの様な。(^^;)

#してみると、福笑い&風船の元凶は作画陣にあらず、動画陣にあ
#った事になるかな?

ストーリの面に付いては、極私的な感想では「妹達の台詞は全て要
らない」と思いました。色々と皆モノローグで語ってくれその心情
が痛いほど伝わりはしましたが、それらは彼女たちが各位単独でぼ
うっとしている寂しげな行動と表情だけで十分に画面から伝わって
来ました。が、それに加えて台詞が重なっただけくどく感じました。

#妹達の台詞を全部削り、モノローグシーンを各1/2〜1/4に縮めて
#今回の話全体の尺を約半分にして、残りの半分で(おそらく次回
#にあるだろう)航の「僕は島に帰っても良いんだ」シーンを今回
#に持ってくれば、まだ少しは気の晴れる作品になったと思うが。

> 行数稼ぎショート・ショート・コント「がんばれ四葉ちゃん」(終)
>
> 最後デスので、四葉ちゃんのヘロヘロ推理を突っ込んで欲しいデス。

四葉ちゃん「に」周り「が」突っ込むのだと、てっきり思ってしまい。

> −推理の連鎖デス!まず、咲耶ちゃんは今朝、口紅をつけてるデスが、口
    (中略)
>  から、咲耶ちゃんがあにチャマにキッスしたことは明白デス!もっとも、

咲耶 「さっき朝食支度中の白雪ちゃんの目を霞めて浅漬け摘んだ
    だけなんだけど。それに折角お兄さまに触って貰えた衣装
    を、この私が洗濯すると思って?」

>  これだけの推理の全過程には、1秒もかからなかったデスが。

ではその推理プロセスを解説しよう!四葉からのコールを受信した
機動捜査空母グランドバースから電送された推理コンバットスーツ
が四葉の全身を覆うのには、僅か1秒しか掛からないのだ!(大嘘)

>  −拭き方が足りなかったのデス。わずかデスケド、残ってるデス。
>  そのお菓子は、ベトベトするわけじゃないけど、口にこびりつきやすく
>  て紫色……これは餡子デスネ。したがって、昨日の残りのおはぎなのデ
>  ス。

雛&亞「・・・で、幾つ食べたかまで、判っちゃう?」

その頃。蝿帳に置かれた空っぽの皿に残された「怪盗クローバー、
おはぎを頂戴いたす」のメッセージカードを見つけた白雪ちゃんが
「おのれクローバー、毎度毎度の食い逃げ、絶対許さないですの!」
と燃えていた。

> −白雪ちゃんの持ってるおたまに、とき卵とほうれん草がちょっと残って
    (中略)
>  煮込んで手間隙かけたスープだって、すぐにわかったのデス。

白雪 「ほっ。学校の実験農場から『黙って収穫してきた』鶏卵と
    商店街の八百屋さんから分けて貰った大根の頭(葉っぱ付き)
    とで作った、までは判らなかった様ですの。」

#四葉ちゃんったら、青菜と見ればほうれん草だと思う様で。

> −お目覚めがよくって、しかも満ち足りたようなやさしいお顔……とって
    (中略)
>  かあったので、すぐに分かったのデス。

鞠絵 「大槻ケンヂ著『筋肉少女帯全歌集 少女ゾンビステーシー
    に捧げる鎮魂歌(requiem)』だったんだけど・・・」

> −2人のその様子から、今日は一緒にトレーニングしたことは明らかデス。
    (中略)
>  ツは……もう、答えはひとつデス。服は代えた方が良かったデスネ。

春歌 「御庭に干してあったシーツが面白くってそれをスクリーン
    にしちゃって、お兄様の換えのシーツをバドミントンの羽
    根痕だらけにしちゃったことは、」
衛  「黙ってた方が良さそうだね。」

> −その、バンソウコウだらけの指が全てを物語ってるのデス。しかも左手
    (中略)
>  ら、裁縫をしていたと分かりマシタ。

花穂 「鈴凛ちゃんに無理矢理付き合わされて、回路に山ほど半田
    付けさせられて、火傷しまくっちゃったんですぅ。」

> −お目目がちょっとショボショボデスし、寝癖が少し残ってるデス。これ
    (中略)
>  て昨夜大慌てで2人で片付けたのデス。

可憐 「正確に言うと、お兄ちゃんの宿題を私が片付けたんだけど…」

> 「フフフ……けっこう……暗示にかかりやすいからね……四葉ちゃんは……」
> −ガーン……結局、最後まで弄ばれたデス……

そして妹達の全員が、昨日千影にあってからどうも記憶が曖昧であ
る事を、千影に部屋を順番に訪問された事ごと忘れ去っている事に
は気付かなかった。暗がりでほくそえむのは、この二人。

千影 「フッ…使えるじゃないか…このゴースト侵入キー…。」
鈴凛 「あったりまえさ。でも千影ちゃんが合成したこの催眠ガス
    をハウスのエアコンダクトでばら撒けたからこそだね。」

#やっぱり最後は諸悪の根源である、この2名が〆ねば。(爆)

> [おしまい]
>
> さあ、次回分、どうしようかな……ネタがないよ……

此方の「突然妄想劇場カードキャプター妹」は、残った妹が約3名。
「カードキャプター花穂」が用意してあったものの、これに付ける
のは記事容量上の問題で流石に自粛いたします。(^^ゞ

> ○第1話、およびOPで使いまわされているモブシーンから始まるのです。

此処に限らず、都会のシーンは画面右下に影を入れるグレー基調の
暗い効果、島のシーンは画面左上にハイライトを入れるカラフルな
色使いで統一されていました。ステロタイプな演出ではありますが、
それで無くとも今回はキャラが沈みっ放しであった事から、この画
面効果で幾分は救われていたかと思いました。

>  夢に出てくる少女。声はありません。ネタがばれるからでしょうか。

結局正体不明で終わりそうだ、とこの時点では考えていたんですが…

#あの「小指の約束」の記憶は、何なんだろう?

>  燦緒がいます。洗脳が成功しているのでしょうか。

と言うか「自我を喪失した者へ常に囁き続ける事で動かすロボトミー」
に見えました。燦緒の洗脳技術も、意外と稚拙だったりして。

> ○ウェルカムハウスの描写。寂しい情景を表しているのでしょうか。
> ○「お兄ちゃん、可憐どうしたらいいの?必ず帰ってくるって、信じてる。
> ○「迎えになんか行かなくたって、帰ってくるわよ。約束したんだから。
> ○「みんな、お兄ちゃまがいなくて寂しいんだね。花穂も、とっても、寂
> ○「兄上様にお会いできて、私こんなに元気になりました。兄上様、私は
> ○鈴凛の部屋です。バカの声の録音された目覚まし時計で目を覚まします。
> ○同じく学校の、屋根付きプール。衛が仰向けになっています。
> ○「兄君様……私、兄君様が大切などと言いながら、兄君様に甘えていた
> ○そこへ亞里亞、ハンカチを差し伸べます。
> ○帰宅する可憐のシーンを挟んで、雛子は波止場にいました。
> ○白雪は、バカがいなくなってから、料理が上手くできなくなっています。
> ○「ワトソンくん、四葉、兄チャマがいないとチェキできないデス……
> ○千影は部屋のロウソクをつけていません。外出して湖のほとりに来てい

これら各妹のモノローグですが、これらで表される「各妹なりの切
ない寂しさ」は台詞がなくとも絵のみで十二分に伝わって来ました。
寧ろ台詞が被る分だけ必要以上に思えます。もしこれらのシーンが
全くの台詞ゼロ(息遣いと嗚咽のみ)で表現されたら、さぞかし詩情
豊かな名シーンになってくれたかと思いました。いっその事、今回
Aパートを上記の台詞を全部削って尺を短くし全くの台詞ゼロで表
現しきり、Bパートを今回ラストシーンの燦緒vs眞深の丁々発止か
ら(おそらく次回にあるだろう)「航の目覚め」でフィナーレを迎え
る1シーンのみで構成したら、さぞかし伝説の名作になってくれた
事かと思います。

#「前半殆ど無台詞、後半はたった2名の台詞の掛相による丁々発
#止で場を持たせ、ラストは『航の発動』を意味する各妹とのこれ
#までの想い出を語るフラッシュバックから航の覚醒へ」程度なら、
#こなせた脚本演出はこれまでにもあったかと。「彼^2」とか。

>  一瞬、「フランダースの犬」を連想してしまったアナタは古いのです。

てっきり

鞠絵 「ミカエル・・・私、もう疲れたよ・・・」

で天使が降りて来るのだと思ってしまった私ったら。(^^ゞ

>  メカ鈴凛はまだ完成していないのでしょうか。とすると、正月の写真は

連続稼動させるには、まだ技術的に解決しなければならない課題が
残されているのかもしれないと考えました。例えば「動力源である
プルトニウム電池からの廃熱処理」とか「大気中では2日と持たな
い人造皮膚素材の腐敗防止処理」とか「稼動後約8時間でオーバー
ヒートする心理回路に施さねばならない恋愛感情阻止ロジック」とか。

#「I,robot.」とでも著せそうだなぁ。後にスーザン=ケルヴィン
#と改名する鈴凛であったとか。

>  思わず亞里亞に抱きついて泣く春歌。亞里亞も泣いてしまいます。いつ
>  もの「くすん……」ではありません。普通の泣き方です。こういう泣き
>  方ができるのか。

御意。全くの子供泣きでしたが、それだけに亞里亞ちゃんの感情が
よく伝わってきました。他の妹たちより明らかに台詞数が少なかっ
た亞里亞ちゃんですが、それでも他の妹たちに勝るとも劣らぬ「寂
しい感情」が、台詞が少ないだけにより良く理解できるかと思いま
す。矢張りこうした演出は十分可能だと思えたんですがねぇ。

> ○みんなの様子にいたたまれなくなった眞深ちゃんは、燦緒のモーターパ
>  ラグライダーで、バカどもの後を追い、東京に行きました。でも、風で

此処だけは「おぉこの手があったか!」と膝を打ったシーンでした。
尤も確かに風へ吹き流され何処に飛んでいったのやら(そして何処
を迷ってきたのやらズタボロに)な眞深ちゃんでしたが、これだけ
はよく思いついたと感心しました。

#所であの富士山は、幼少時からその懸垂曲線の稜線を見慣れた身
#には、どうも「ありゃあ書割富士だろ」と見えてしまい。(^^ゞ

>  バカが戻ってこないと、プロミストアイランドもこれまでだとか。
>  よく分かりません。やっぱりバカの夢の中の世界なのでしょうか。

「人を癒すリゾートを経営できる人物は、人を癒す愛情を理解し得
る人物のみ」として1年掛けて教育してきた筈の航が、こうまでホ
イホイ甘言に乗せられて動くような主体性ゼロの人物であるならば、
そりゃ確かに開業を諦めた方が良さそうだと思いはしました。

> ○「妹様たちのことを隠しておりましたのも、プロミストアイランドにお
>   連れしたのも、これ、全てわたる様の健やかなご成長を願ってのこと」
>   何だ、情報誌の話って、この程度のことだったのか。却って失望。

えっ・・・本当にこれだけ、なんですか? 私ゃ幾ら何でもたった
これだけではなかろうと、てっきり「まだ隠している裏がある」と
思ったんですが。(^^;)

#尤もある意味「こんな単純且つ深みの無いあからさまな理由で括る
#事は無かろう」と言う此方の予想を見事に裏切った事にはなるかな?

>   ぼきはこんなものが欲しかったのかー?こんなものを手に入れるため
>   に必死になってたのかー!?」

山田 「ボキ達のする事は、戦う(=バイトする)事じゃない・・・
    愛し合う(=ナンパする)事だったんだぁ!」

とか。(違)

>  眞深ちゃんはデジカメのことを持ち出して懸命の説得をしますが、バカ
>  は1年かけて溜め込んだデータをリセットしてしまおうとします。やっ

てっきり此処では「リセットするかに見えた航だったが、やおら島
での情景を連続表示し始めそれを燦緒に突きつけ

航  『これを悪夢だと言うのか?ママゴトだと言うのか?ならば
    燦緒にこそ判っていない事があるよ。僕は確かに其処に行
    った。彼女たちは確かに此処に居た。僕と妹たちは、確か
    に其処で生きていたんだ。ならば燦緒は、この塀とフェン
    スに閉じ込められた灰色のコンクリートの中で、本当に生
    きていると言えるのかい?』

と詰め寄り、この自分が全く見知らぬ航へ狼狽する燦緒と、これで
こそ兄ちゃんと表情を明るくする眞深」が見られると思ったんです
が、どうもそうはなりませんでした。しかしこれを次回に回される
と、折角緊迫感いっぱいに盛り上がった今回のムードを捨て去って
済し崩しにシーンを積み重ねるだけになってしまいそう。

#どうも「シスプリ」は、シリーズ全体としての尺の構成が此方の
#理解を超えるなぁ。良い意味で裏切ってくれるなら兎も角…。

> ○自分の右手の小指をじっと見つめる妹達……さあ、これは、誰と交わし
>  たかをカムフラージュするためのものなのか、それとも、みんなと本当
>  に指切りしたのか。

むつみ「いっぱい居ましたよ、航君と約束してた女の子は。」(爆)

>  雛子、鈴凛、衛、花穂、四葉は見てなかったな。千影は手のひらを見て
>  たし。亞里亞は指を咥えているようにも見えました。

と言う訳で、亞里亞を除く上記6名は非血縁組とか。良かったね、
千影ちゃん。これで晴れて兄くんと結ばれる事が出来るぞ。(おぃ)

> ○で、当然激情が溢れてる彼女は、必死になって走っていたから、見てい
    (中略)
>  行動は成瀬川に似てるかもしれませんね。

尤も咲耶の場合は成瀬川と違い、土壇場で照れて航をぶっ飛ばすよ
りは、土壇場で照れる航をそのまま押し倒す方ではないかと。(笑)

#「対象が目前に迫るまで吶喊する」点は、確かに共通だな。

> ○デジカメのデータは消していないようですが、「島には戻らない」宣言

う〜ん。てっきり此処でひっくり返し視聴者に希望を見せて、最終
回は晴れて大団円を迎えると思ったんですがねぇ。確かに「次回は
どうなる?まさかこのまま島を捨て去るつもりでは御約束上あるま
い」と思わせ振りに引っ張る役目は果たせたとは思うものの、これ
ではラスト1回に「航の転換」「愕然衝撃の燦緒」「復活の島編」
「喜びの妹達」と、それぞれたっぷり尺を割いて描いて欲しいシー
ンが目白押しになってしまい些か詰め込まれ過ぎになってしまうの
ではないかと危惧します。

#それとも、元々そんなに深く書くつもりが無いのだろうか?また
#は「そんなに深く書けない」のか。

> ○そーかつ
>  要するに、今回は妹達の寂しがる表情だけがメインで、あとは、正義の
>  味方眞深ちゃんが連れ戻しに来て説得するところだけだったですね。

と言う訳で、「表情だけ」として削れた尺を「説得」をメインにし
た燦緒と眞深の大舌戦に回して貰えたら随分とメリハリのある名作
に仕上がったのではないかと、私は思うのですがねぇ。

>  まあでも、13人もいるのなら1人くらい「あんなやつ、帰ってくるな
>  ー!」と、こちらの意見を代表してくれる妹がいてもいいじゃないか、
>  と思うのですが。

其処を考えない辺りが、この妹達が「男の願望のみから純粋培養さ
れた一般世間にありえない存在」である事を物語るのかも、と。

#尤も此処まで「純粋理想存在」となると、却って気味悪いぞ。

>  でも、「約束」がキーワードだと、「ラブひな」の世界観にも通じます
>  ね。「ラブひな」はそもそもギャルゲーの世界観を元に作られた作品だ
>  と、作者がどこかで語っていました。
>  となれば、「アニプリ」はパクリだ。

まぁ此処まで来ると、どっちがどっちをパクってくれていても最早
どーでも良いような感慨があります。(^^;) そもそもこの手の「萌
え系」作品群はどれもこれも「女の子が出てくりゃ良いだろう」な
閉鎖的再生産に陥っている感が(才能あるスタッフが参加した気合
と理想溢れる主題を確固として持つ作品以外は)ありますし。

>  燦緒は明らかに、バカを何らかのことに利用しようとして、バカを連れ
>  戻したのだと思います。女性説も同性愛説も、あまり根拠がなくなって
>  きました。でも判断材料がないので、これ以上は分かりません。

結局「尺の都合」と称しろくな説明も無いままに終わったりして。(笑)

> ○次回「約束の島」(最終回)
>  玄関に立っていたのが誰なのか、さっぱり分かりません。雛子くらいし
>  か判別つきませんでした。
>  バカが帰ってきた、ということなのでしょうか。

実は「これからみんなで、お兄さまの所に行くの」なシーンだとか。
そして始まる、舞台を東京に移した御近所ギャルゲー。あとは各ゲ
ーム機で追いかけてね…とか?

#尤もこの出来では、ゲームソフトを買ってまで追体験しようと思
#う輩を却って減らしていそうな気もするぞ。

> #あーん、何でこんなに長くなっちゃったんだ……

過去の経験から言いますと、よほど「琴線に触れた」か「逆鱗に触
れた」作品の場合に、長文記事が書けるようです。さて? では。
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