後藤です

「も〜っと!おジャ魔女どれみ」第6話感想です。
改行します。

































■第6話「挑戦!初めてのパティシエ試験」作画監督:生田目康裕

●アバンタイトル
 どれみ達の作ったお菓子を食べるマジョミラー…
 これは本編と同じシーンのようですが。

●お客さんの赤ちゃんをあやすどれみ、それを見ているももことあいこ。
#ハナほど可愛くない赤ちゃん。

 ももこ「随分赤ちゃんの扱い、上手いのね。」
 あいこ「あったり前や。あたしらハナちゃんを一年間育てたんやもん。」
 ももこ「ハナちゃん?」
 あいこ「め〜っちゃ可愛い魔女の赤ちゃん。
     あたしも抱っこさしてもらおっと。」
 ももこ「ハナちゃん…?」泡だて器の先(生クリーム?)をペロッと。

●ハナをめぐる意見の相違。

 ももこ「一年間も大事に育てたんじゃ、別れるの、辛かったんでしょう?」
 どれみ「そりゃもう、みんな涙ナミダだったさ。」
 ももこ「ふーん…」
 はづき「ああ…ハナちゃんに会いたくなっちゃった。」
 ももこ「だったら、会いに行けばいいじゃない。」
 はづき「え…」
 ももこの一言に思わずよろけるあいこ。
 どれみ「そうしたいのはヤマヤマだけど…」
 はづき「女王様に止められてるの。」
 ももこ「どうして?会いに行けばいいじゃない。ね、マジョリカ?」
 マジョリカ「魔女界では、育ての親は赤ん坊が成人するまで
       会ってはならないという規則があるのじゃ。」
 ももこ「Why?なぜ?」
 ララ「さあ…昔からそうなの。」
 マジョリカ「魔女の子供が人間のような怒りや悲しみといった感情に
       流されて魔法を使ってしまわないように育てるためじゃ。」
 はづき「そ、そうなの…」
 ももこ「それっておかしいわ。お母さんにちゃんと育てられれば、
     危険な魔法は使わないと思うけど。」
 おんぷ「規則だもん。仕方ないじゃない。」
 どれみ「おんぷちゃん、仕事終わったの?早かったね。」
 おんぷ「ええ。」
 ももこ「規則とか決まりとかに縛られ過ぎてるんじゃないの?
     本当に赤ちゃんのことが好きだったら、
     わたしなら規則を破っても会いに行くけどな。
     おんぷちゃんてクールなのね。」
 あいこ「ももちゃん、分かったような口、きかんといて!」
 はづき「あいちゃん…」
 あいこ「おんぷちゃんが本心で言うてると思うてんの?
     おんぷちゃんもあたしらもそんなん分かってんねん。
     みんな我慢してんねん!」
 どれみ「あいちゃん…」
 はづき「うん…」
 後ろを向いて泣き出すあいこ。
 どれみ「ももちゃん、もしここであたし達がハナちゃんに会いに行ったら
     どうなると思う?ハナちゃん、絶対こっちへ戻ってきちゃうよ。」
 はづき「ももちゃん、ハナちゃんは人間界と魔女界を昔のように仲良くさせる
     ことができるかもしれない赤ちゃんなの。」
 おんぷ「ハナちゃんにそうなってもらいたいから、
     だからみんな我慢してるの。」
 どれみ「もし会っちゃったら、
     またハナちゃんに悲しい思いをさせちゃうもんね。」
#ああ…ダメだ、読み返してたら本当に涙ぐんできた…
 ももこ「ごめんなさい…でも、
     大好きだったマジョモンローに二度と会えないわたしより、
     ずっといいと思ったの…」
#羨ましいという気持ちと、他の4人と同じ気持ちを共有できない孤独感、
#多少あったかもしれません。
 ももこ「ねえ、会いに行くんじゃなくて、見に行ったら?」
 おんぷ「え?」
 どれみ「そうか!ハナちゃんに気づかれなければいいじゃん。」
 あいこ「さすがアメリカ育ちっちゅうか、大胆な発想やな。」
#え?そ、そう…?

●今夜ハナを見に行こう、と。そこへ突如マジョリンが。
#思わず魂胆をゲロってるどれみ。おバカ…。

●どれみ「ところでパティシエ試験って、何だっけ?」
 ポイントは、試験官はいずれも味にうるさい、ということでしょうか。
 それと、
  ↓
●予めお題は与えられない。
#今後、ムチャクチャ難しい、底意地の悪いお題が出たりして。
#『一流パティシエが作る高級菓子(ザッハトルテとか)』
#なんて出されたらどうするんだー。

 どれみ「だいじょうぶだよ。みんなで力を合わせれば何とかなるっしょ。」
#某木之本さんも同じこと、言ってたような…こんなに軽くはないけど。

●魔女界への入り口が披露されませんでしたが…?

●試験官はマジョミラー。魔女幼稚園の園長だって。長い顔。
#マジョルカと同じ声優さんだ。
#このシリーズ、一人n(n≧2)役って声優さんが多くて…
#いずれ、まとめてみたいと思っています。

●お題は「200年前ロンドンで食べたスコーン」。
 ということで、マジカルステージで過去へ。蛇口から移動してましたね。
#ふと思ったんですが、5人になった上に、一人あたりの時間が長くなった
#ので、今後、マジカルステージが展開される機会はますます少なくなるよ
#うな気がしました。
#ところで、ももこの単独でのフルスペル(呪文)は、
#いつ披露されるのでしょうか?まあ、知っているからいいけど。
#下の句の「パラリラポン」は他のものに比べると単純すぎるような。

 はづき「最近のマジカルステージ、何が起こるかわからないわ…」
#えっ、まだ2回目のはず。
#しかも1回目は女王様の助けも借りてMAHO堂を改装しただけでは?
 あいこ「看板にぶつかったみたいや…」
 どれみ「イテテテテテ…」
#看板にぶつかった上に、階段から転落してました。
#普通ならば骨折でも済まないところです。
#それにしてもみんな、はしたない格好…

●200年前のロンドン。当時の様子ったって、分からない。
 ということで、はづきの頭脳が冴えてます。

 あいこ「ほんまにここがロンドンか?」
 おんぷ「ロンドンといえばイギリスの首都よね?」
 ももこ「静かで人通りが少ないんだね」
 はづき「そんなことないわ。(メガネがキラッ)
     19世紀の初めだから、まだ車や電気もないし、
     人口だって今より少ないから、静かなのは当然だわ。」
 ももこ「さすがはづきちゃん。」
#彼女のメガネは表情に合わせて反射したり、屈折したり、曇ったり、
#面白いです。

●200年前のマジョミラーを見かける。馬車に乗っている。
#あんまり、顔変わってねーじゃん。

●ヒドい理屈をこねられて馬車馬にされるどれみ。マジョミラーを追う。
#しかも馬はどれみ一人だけ。かわいそう。

●次はどれみの好みでハムスターになる5人。
#きっと「ハム太郎」のファンなのでしょう。

●マジョミラーの行く先は、育ての親マジョカーラの家。古物商か。
#マジョモンローもそうだったけど、やさしそうな顔をしています。
#昔の魔女は、みんなこういういい人ばかりだったのでしょう。

●マジョカーラの手作りスコーンが「求められていた回答」であった。
 はづき、口を塞がれて息ができません。かわいそうです。
 はづきのメガネで遊んで気持ち悪くなったももこも、見逃せません。
#やっぱり、メガネの度がキツい?

●着替えシーン、大幅省略。
#5人もいてしかもリバーシブルでは、今後も短縮はしょうがないですね。

●マジョカーラにスコーンの作り方を教えてもらうどれみ達。
#SFだったら、過去に干渉とかで、色々うるさいところです。
 料理番組ではないので、レシピは詳しく紹介してませんでした。

●ちゃんとメモ取るはづき。
#「カーラおばあちゃんのスコーン」とか名前付けて、MAHO堂でも
#作って売っちゃいましょう(いやらしい大人の考え)。

●レシピを教えてもらって、現在に戻り、製作。
#こういう場での魔法の素の使用は、反則ではないの…?
 試食するマジョミラー。
#アバンタイトルと違って、頭巾かぶっていません。

●「何かが足りない」?
 はづきがミルクティーのことを思い出した。さすが。
#イギリスって、紅茶の入れ方もこだわりがあるんですよね。
#その点には触れていなかったけど…

●合格。昔を思い出し涙を流すマジョミラー。
#「認定証」なんて、ないんだね。女王様立会いだからいいのか。
#お菓子くらいで気が変わるなんて、魔女って気まぐれだ(笑)
#これで7:5になったから、どれみ達を魔女に…って、
#今更無理ですね。すみません。

●ハナに会わせて、とどれみ。
 裏門のことを教わり、会いに行く。

 どれみ「ハナちゃんに会わせてくれませんか?」
 マジョミラー「それとこれとは別だ。
        魔女界の規則で会わせるわけにはいかない。」
 落胆するどれみ。
 マジョミラー「…これはあくまで独り言だが、魔女幼稚園の裏門は
        日の出から日の入りまで、開きっ放しになっているんだよ…」
 どれみ「…ありがとうございます!」

●魔女幼稚園。
#1歳で幼稚園?保育園じゃないのか。
#マジョポンとマジョピー、看護婦から保母さん……!?
#マジョポンのルーズソックスは相変わらず。

●ハナ「ママ!」
 でんぐり返しが上手くできないハナに、思わず声をかけてしまったどれみ。
 どれみの声に反応して泣き叫ぶハナ。
#……マジでポロポロ泣いてしまいました、私。

 あいこ「どれみちゃんのアホ…」
 どれみ「つい声が出ちゃったんだもん、ごめん」
 おんぷ「何かつらいね…」
 はづき「いつでも会えるようになればいいのに…」
 どれみ「ハナちゃん…」

●感想
 今回は、やけに目から汗が……汗です、汗ですってば(強がり)。
 6話目にしてこれでは、最終話放映時が思いやられる。
 前2作でも目から汗がポロポロでした。

 試験自体は比較的あっさりしていた気がします。
 マジョミラーの思い出とか、マジョカーラの人柄とか色々あったんですけど。
 今後も試験は、こんな感じなのでしょうか?

 まあ、本編の最初のシーンといい、最後のシーンといい、
 実は重要なのは次回へつなぐことであったかもしれません。
 試験に重点置かなかったのはいいのかも。

 それともう一つ。
 シリーズ全体のテーマであるところのコミュニケーションですが、
 お互いの考えを尊重し心を通い合わせることの他に、
 新しい関係を築くのに障害となる障壁:規制、タブー、古い考え方を打破する、
 という意味もあって、その一端が今回のお話ではなかったかと思います。

 ところで、
 エンディングを見るにつけ、ぽっぷの出番がますますなくなっているのが
 気になります。マジカルステージから閉め出されて(笑)随分経ちますが、
 もう幼稚園児ではないから、「大きいお友達」のニーズから外れてしまった?

●余談
 情報誌に5−1と5−2の全員が紹介されていました。
 オープニングにはほぼ全員が出演しているんですね。
 ということは、あの学校、やはり5年生は2クラスしかない?

●次回
 ハナ、ついにMAHO堂へ再登場です。ももこに抱っこされてたりします。
 お呼びでないオヤジーデもいます。何故オヤジーデなのかは、情報誌に
 少し書いてありました。
 次回からハナの髪型変わります。髪の毛も急に増えてる………謎です。
 でんぐり返し対策かもしれません。
 あ、そうか、オープニングのでんぐり返しは、そういう意味があったのか。

■放映データ
2/4 #1 どれみ、嵐の新学期!       作画監督:馬越嘉彦
2/11 #2 ももこが泣いた!?ピアスの秘密  作画監督:青山 充
2/18 #3 大キライ!でも友だちになりたい! 作画監督:なかじまちゅうじ
2/25 #4 ようこそスウィートハウスへ!   作画監督:稲上 晃
3/4 #5 SOSトリオが解散!?      作画監督:青山 充
3/11 #6 挑戦!初めてのパティシエ試験   作画監督:生田目康裕

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S. GOTO
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