こん○○わ、PARALLAXです。御返答、有難う御座います。

<hidero@po.iijnet.or.jp> wrote in message
news:8k432t$blv@infonex.infonex.co.jp...
> 佐々木@横浜市在住です。

度々、ども(^O^)/。多数のフォロー、相変わらず有難う御座います。


> # う〜ん、SっF〜っ。(アスカ風)

「人はシカトを恐れ、眠りを削ってフォローを入れてきたわ。」

#あ、あんまり洒落になってない気がする(^^;)。


> この時代になっても地球が青い星でよかったですなぁ。

実に全くです。しかし「蒼い」だけかもしれません・・・

#27世紀ともなれば、惑星全体をホロバリヤで囲むくらいできる
#だろう。見かけは蒼くとも、中身は・・・


> しかし、生き永らえても大事なもの「忘れて」しまうなんて悲しい。
> # ちょっとだけ、ソウヤーの「スタープレックス」の「彼」を思いだしました。

あ、有難う御座います(^^ゞ。 「スタープレックス」は寡聞にして
未読ですが、ジェームス・ソウヤーに例えられるなんて光栄です。


> とっても秀逸な妄想というよりは立派な小説風。
> そこでまたまた触発されてしまうわたし。(笑)

いやぁ、こうして読んで貰えるなんて、投稿者冥利に尽きるなぁ。


> ■知世伝説・最終章 『時を越えて』

        ここは「刻を越えて」など、如何かと。

#なお頭に”Z”は付きません、念の為。ニール・セダカじゃないぞ。


> 「反乱です!」
> 「まぁ…」
>
> とりたてて驚く程の事もない。

600年の間に、彼女が何を潜ってきたか。それが想起されます。


> そして事もあろうに、その責任が全て私に有ると。
> 馬鹿馬鹿しい事。私はあなた達が望んだ世界を与えたのに。

彼女はきっと「あなた達とは何モノか」すら覚えていないでしょう。
そう、彼女が何時も眺めている都市は、全て彼女の為にあるのです。


> 「貴女、ロボットでは無いのね」
> 「ええ」

初読の時には「来たぁ!」と思いました。そしてエピローグを読ん
だ後に再読した時、多分ここの彼女は「ちょっと困った」ような表
情をしているのだろうなぁと思い、泣けてきました。


> 私ではない誰かを。
> そう、その誰かと共に生きたかった。
> 永遠という名の時を。
> (編集)
> 何故なのだろう。何が目的で生きているのだろう。
> 何が目的で生きてきたのだろう。

重ね重ね、有難う御座います。是非とも書きたいテーマではあった
んですが、あまりに長くなりそうでしたので私はカットしました。
それをこれほど秀逸に書いて頂けて、本当に感謝しています。


> そう。月。そこにはかつての主を慕って眠りに就いた者の住家。
> その眠りを妨げない為に一切の立入りを禁じた場所。

こう言った事だけは覚えているんですね、彼女は。きっとその「主」
の顔さえ今では忘れ去っているのに、「何が」眠っているかさえ
既に判らなくなっているだろうに。


> 「何処にあなたの支配が及ばない星が在ると仰有るのですか?」

ありません(断言)。この時代、「地上」は"Rie"が、それ以外の
スペースは"D−D−J"が支配しています。そこから逃れる手段さ
え、この2つが支配している世界です。


> 「嘘は嫌いですから」
>
> くす。思わず零れる笑み。
> そういえば昔は嘘が楽しかった事もあった気がします。

「秘密」ですかね。しかしこれを守るべく約束した「相手」さえ
忘れ去っている彼女は、それを「嘘」と錯覚しているのでしょう。


> 「たとえこの"わたくし"を殺しても、代わりはいますの」

そんな哀しい事、言うなよ。(;_;)


> 「知世ちゃん…」
> 「は?」
> 「思い出して、知世ちゃん!」

ここで叫んでいるのは、「主」を映す「彼女」でありながら「主」
自身なのでもあろう、と解釈しました。つまり「主」の魂が叫んで
いると。だからこそ、

> その名を聞いた途端に封じていた記憶が堰を切ってあふれだしました。

ターミナルドグマが物理的に移せなかった「肉体の記憶」に無い
「魂の記憶」が、互いの魂の共鳴で目覚めたのだと思います。


> でも貴女は去ってしまった。私の許を。

え! 一体、何があったのでしょう・・・


■知世伝説OtherStory「霞む、貴方の姿は」

知世 「待って、さくらちゃん!」

認めたくは無かった。信じたくも無かった。しかし今、

彼女は自分の首に「剣」を当てていた。悲しげに微笑みながら。

知世 「判りました! 判ったから! もうあんな事なんか考え
    ませんから! ですからそんな事、おやめになって!」

しかし。自分の目の前にいる彼女は、現実だ。20年来の親友が、
もはや自分にとっての唯一の「友人」となった彼女が、自らの頚動
脈に刃を当てんとしている。心臓を貫こうとしている。

自らの命を絶たんとしている。    哀しげに微笑みながら。

知世 「全て貴方の望む通りに致しますから!決して、決して、

    決して李家と争ったりなぞ致しませんから!」

人は、例えどれだけ相手を避けようとしていても、いや避けようと
せんが為に、出会ってしまう事がある。今を遡る事、20年前。
今でもくっきりと思い出せる。教室に入ってきた時から頑なな表情
のまま、無言で席につく間いやそれから後も、自分の親友を見詰め
続けていた、彼。その後も、悉く親友と衝突し続けた彼。

自分の親友を愛し、親友もそれを受け入れた、彼。

李小狼。

今、ここにこうしてある事は、既に20年前から決まっていたのか
もしれない。そう、既にあの時に彼は、自分の親友を通し、私を、
大道寺を見ていたのだろう。今では素直にそう思える。

世界最大の金融物流系財閥、李家の次期領袖だった彼は。

さくら「・・・駄目だよ、知世ちゃん。そんな事、できる訳無いよ。」

ふふ、と笑みながら。悲しみに瞳を濡らしながら、それでも笑みな
がら、親友は何時も通りの声で、自分に話し掛けてくれた。

さくら「私だって、もう子供じゃないもの。だから、判る。大道寺
    家と李家。世界を分ける、二つの力。全ての国や民族が、
    その前では何の意味も持たない、そんな力。」

そう。幾ら避けようとも、出会ってしまう存在はある。その巨大さ
ゆえに、相手を避けては通れない存在がある。

李家にとっての大道寺家。大道寺家にとっての李家。世界の経済を
支配するのが李家なら、世界の産業技術を支配するのが大道寺家。

出会ってしまった2つは、戦うしかなかった。例えそれが領袖や当
主であっても、この2つの衝突を止める術は持たなかった。畢竟、
ピラミッドの頂点に立つ者は、ピラミッドを上から支える事を強制
される運命にあるのだ。支配者の宿命。それが小狼と知世を縛る。

さくら「貴方たちは戦うしかない。でも、私、そんなの見てられな
    い。大好きな二人が戦うところなんか、見たくない・・・

    大好きな二人が、私を巡って争って戦う所なんか、絶対に
    見たくない。見たくない。見たくないよぉ・・・。」

史上、人類を支配し続けた、二つの力。「金」と「技術」。この
2つは既に別々に押えられてしまった。完全に拮抗する二つの力。
これを崩せるのは、未だ人類の前に現れない「パワー」そのもの。

二つの組織は、極めて有能だった。彼らはあっさりと領袖と当主の
共通の過去に、それを見つけた。秘密は既に秘密ではなかった。

敗者には死あるのみ。ビーチフラッグス決勝戦が始まった。優勝品
は「世界」。副賞として「人類が未だ持たざる技術」、魔術。

それを世界で唯一、制御する者。世界最強の魔術師、木之本さくら。

だが聡明な親友のこと。直ぐにそれに気付いた。そして・・・

知世 「さくらちゃん!」
さくら「わたし、いなくなるね。ここから、この世界から。

    昔、クロウさんが『世界で最も強い魔術師でない自分』が
    欲しかったって言ってた。あの時の私はそれが良く判らな
    かったけど、今ではよく判る。きっとクロウさんも同じ事
    があったんだと思う。だからあんなに哀しそうだったんだ。

    今の私に、自分を解除する後継主なんて作れない。それに
    そんな人を作ったら、今度はその人が争いの種になる。

    だから、これで終わり。私で、みんな終わり。この地球の
    魔力は、みんな私が狩り集めたの。これ、持っていくね。

    だれも居ない所へ。みんなの手が届かない所へ。

    さよなら、知世ちゃん。私、みんなに、貴方に会えて・・・

    本当に、幸せだった。」

ぶる!と彼女の腕が震えた。ぱぁ、と霧が舞い上がる。噴水が上がる。

    真紅の、霧と噴水が。

知世 「・・・・・・

    嫌ぁぁぁあああああああああ!」

目の前が暗転する。こんな事、ある筈が無い。許される筈が無い。

そう、全ては夢の事。だから目を覚まさなくっちゃ。校門前で、
あの子を待たなくっちゃ。お寝坊さんのあの子の事だから、きっと
ぎりぎりに駆け込んでくるに違いない。そうしたら一緒に校舎に入
って、一緒に授業を受けるんだ。何時も通り、何時もと同じ、楽し
く幸せな日々。決して終わる事の無い、夢のような現実・・・

    うふ、ふふ、うふふふふ、ふふふふふふふふふ・・・・

再び目が醒めた時。大道寺知世は、自分の望みが叶えられている事
を知った。彼女を待っていた世界。それは、全てが静かな世界。

クロウ・カード達が、自分たちが認めた「主」を失った世界。

大道寺知世は、自分が何のためにあれほど李家と争う事を避けてい
たのか、何を大事に思って李家との争いを避けていたのか、

もう決して思い出せはしなかった。

                      Ende

#・・・・・m(__)m

尤も「記憶」が失われても、「記録」は残っています。そして、
大事なものを失ってしまった「心の穴」も。だからこそ、

> 私は貴女を探すために全人類を統轄する
> 社会機構の創設に心血を注いだ。
> だが貴女は何処にも居なかった。
> 貴女の名前の入った小さな墓標を残して。

では無かったかな、と考えました。当然ここの彼女は「貴方」の
名前はおろか「誰だったか」すら忘れているのでして、だからこそ
究極に到達するまで、いや到達しても満たされはしなかったのです。

しかし、

> 悪魔の実験。そうかもしれない。
> お母様の残したデータを引き継いで、貴女の為の
> ボディストックを作ろうとした私。

と、前後関係が入れ替わってしまいますが、これはまぁ大道寺が
当主を言いくるめて「魔術の技術的量産」を図ったのだと解釈して
下さいm(__)m。

#そして、既にこの時居なかったさくらちゃんが、何故この事を
#知っているのかと言うと・・・


> 「さくら…ちゃん…」
> 「ただいま、知世ちゃん」

 「お帰りなさい、さくらちゃん」

その瞬間。知世は、自分でも気付かないほどに空いていた、自分の
茫漠たる「心の穴」が、何か言い知れぬ「暖かなもの」で満たされ
て行くのを感じた。尤もそれは「失った記憶」を取り戻すべく気の
狂ったように働く過去の自分を思い出させもしたが、それは既に、
彼女にとって「過去」の事にしか過ぎなかった。大事なのは、今。

 「本当ですわね。」
 「え、何が?」
 「さくらちゃんが、言っていた通りですわ。」

にこり、と昔どおりの笑みのまま、二人が微笑を分け合う。二人の
口から同時に出た言葉。それは・・・

 「何とかなるよ。絶対、だいじょうぶだよ。」

                     Happy END

> >> ・・・・ですね(^^)。
>
> # どんなもんでしょう。^^;;;

はい、実にそのとおりでして(^^;)。しかし「闇」が濃く映ればこそ、
輝く「光」に人は魅了されるのだと・・・無理があるなぁ。


> # っと、ここまでがジュブナイル版です。(笑)
> # 素直なハッピーエンドが好きならここまでで止めておいて下さい。

すいませんm(__)m、引っ繰り返してしまいました。

> # 以下は、ちょっと苦いおまけ。

> ■知世伝説・エピローグ 『新たな旅立ち』

             「新たなる旅立ち」ではないのです。

#こうすると「C.C.さくらの諸君、」と言いながら登場する顔色の
#悪い敵役が出演(で)た挙句、小狼とさくらちゃんが特攻を(;_;)


> 記憶を溯るにつれて、術が解けて本来の姿に戻るさくら。
> 長い髪には今でも在りし日のまま美しい色を残すリボンが巻いてあります。
> そして、その白い頬に涙が伝っていきます。

があ〜ん・・・・そうか、そうだったのか・・・

初読の感想が、これでした。彼女が額に持ち両手に抱える「鏡」が
見て取れるようでした。2度目以降は彼女が何時も浮かべている
哀しげな表情が浮かび、涙無くして読めませんでした。


>  いずれにしても、我々に与えられた最後の使命が発動されたのだ。

■知世伝説OtherStory「眠り姫、故郷に還る」

ケロ 「さくら!」

ガン!と巨獣が隔壁にぶつかる。500tプレスの衝撃に耐える高
張力セラミックカーボンのハニカム構造とは言え、人外の力にまで
耐えられるものではない。あっさりと抵抗を止めた隔壁は、最期の
ブロックを彼にあけ渡した。

ケロ 「さくらぁ!」

深々とチタニウム鋼材に爪跡を刻み、4つ脚の獣が疾駆する。目指
すはフロア中央に位置する、

             小さなカプセル

ケロ 「さくらぁああ!」

やっと、やっと見つけられたのだ。もう離さない。無くさない。
失ってたまるものか。3度も「あんな」思いをするのは、もうたく
さんだ。それは皆、同じ思いの筈だ。

彼自身が、悲しみの余りに眠りについた「表紙」から目覚めるのに
300年。以後、全てが失われ消された世界を旅し、「主」の足跡
を追う日々が続いた。彼自身の属性である「大地」の力を借りつつ
も、それは決して楽な旅ではなかった。

彼が廃墟の軌道コロニーから見つけ出した映像記録から「主」が生
きて居る事を確信したのは50年程前。小惑星帯に廃棄されていた
無人工場から宇宙船の製造記録と航行プログラムを発掘したのは、
丁度20年程前。

その航行プログラムに誤りがあり、宇宙船がとうの昔に太陽系を掠
めて銀河の外へ飛び去っている事が判ったのは、5年前だった。

既に500年が経過している。既に推進剤や電源触媒を使い果たし
た宇宙船は、それでも慣性の法則に従い飛び続けていた。しかし、
それは必ずしも、乗員の安全を保障しては居ない。

大地の守護者である彼が大地から離れるのには、相当の決意が必要
だった。ともすれば彼自身が、大地から切り離され虚空に打ち出さ
れる事で、自分の力の源を失い消滅する事すらあり得た。

だが彼に迷いは無かった。そしてそんな彼に、仲間たちはついて来
た。そして今、殆どの仲間たちから残りの魔力を受け継ぎ命を永ら
えた彼は、漸く「主」の元に辿り着いた。

ケロ 「さくらぁあああ・・・・・」

しかし彼自身の力も、そうは残っていない。首に付けた古書から、
ばらばらと、既に単なる紙カードでしかなくなった「仲間達」が
宇宙船の床に舞い散るが、彼はそれを振り返り拾い集める気力すら
残していなかった。

長すぎた。遠すぎた。遅すぎたのだ。だが・・・

最期の気力を振り絞り、不器用な手つきでパネルを操作する。何せ
「獣の前足」でしかない手では碌な操作も出来なかったが、極めて
大振りに作られたパネルは単純な操作で言う事を聞いた。

彼はこの、十字キーと4つボタンで構成されたコマンドパネルに、
何故か馴染みと親しみを感じていた。

ぱしゅ、と言う軽い音を立て、カプセルの蓋が開いた。どうやら
「ステイシスフィールド」が解除され、カプセルの中の時間が船と
同期し動き始めたらしい。ほっと安堵し、彼はカプセルの中を見た。


         そこは、血の海だった。

ケロ 「さくら!」

青白い顔をした女性が、ゆるゆると瞳を開けた。

さくら「ケロ・・・ちゃん? そっか、やっぱりケロちゃん・・・」
ケロ 「な、なんでや、さくら! なんで治療せぇへんかったんや!

    い、いや、そんな事ぉ言うてるヒマは無い。待ってぇや、
    さくら。今、わいが治したる。おまえがいのうなってから
    なぁ、人類の医学っちゅうやつは、そらバケモンみたいに
    進んだんや。こんなん、直ぐ治る。待てぇや、直ぐに・・」

よろよろとカプセルから離れようとした、彼。と、それを青白い手
が止めた。驚き振り返る彼に、カプセルの中の女性は弱々しく微笑
み、ゆっくりと首を横に振った。

さくら「わかるよ、ケロちゃん・・・もう、力が残ってないんだね。

    みんなの力が、ケロちゃんの中にあるのが見える。そう、
    みんなでここに来たんだね。有難う、ケロちゃん、みんな。

    でも、止めて。この船はもう、私の魔力で動いているの。
    ステイシスフィールドを張るので、ぎりぎり。メディカル
    マシンなんか動かせないよ。みんなの力だって、もう・・」

ケロ 「そんな事かまへん! わいらはさくらの為におるんじゃ!
    わいらの全てがさくらの為に消えても、それがわいらの
    望みなんじゃ! わいらは、わいらは、

    わいらは、3度も主人を失うんなんか、合いとうないわ!」

さくら「ありがとう、ケロちゃん、みんな。本当に、ありがとう。

    でも、ならば最期に、私の願いを聞いて。
    私の望みに応えて・・・・。」

ケロ 「さくら、さくら! 寝るな、寝たらあかん!」

さくら「あぁ、なにか、暗くなってきた。あかり、もう持たないの
    かなぁ・・・

    ケロちゃん、そこに居る?」

ケロ 「あぁ、あぁ、おるで! みんなもおる! なんや!」

さくら「良かった・・・じゃあ、私の願いを聞いて。最後の私の、
    ほんとうの、お願い・・・


    みんな、幸せになれますように。」


それだけ言い終わると、女性はまたゆっくりと目を閉じた。ぱたり、
とカプセルに掛けた手が落ちる。

ケロ 「さくらぁあああああああ!」


100年後。太陽系に1台の旧式な外洋宇宙艦が流れ着いた。秘密
裏にこれを回収したある組織のリーダーはそこに、ステイシスフィ
ールドに固められた小さなカプセルと、床に舞い散る紙カードと、
ぼろぼろの古書と、巨大な四足獣の亡骸と、

超高張力クリスタルパネルに刻まれた、最期の使命を見つけた。

                       つづく

#そう、続きます。前述の月(ユエ)の台詞に。
#
#つまりケルベロスは、残った最期の力で宇宙船を太陽系に再び
#向けた、と言う訳です。こうした太陽系に戻れたクロウカード達
#を復活させる事は、残った月(ユエ)には造作も無い事でしょう。


> 「本当にこれが主の望んだ事なのでしょうか」

この台詞に説得力をもたせたい、と思って作ったのが、上記のスト
ーリーでした。


> 「新しい主かぁ…」
> 「ああ」
> 「わいらの旅を終わらせてくれるのは誰やろか」

「だからこそクロウは、我々を手元から手放したのかもしれないな」
「終わる事の無い旅。主を失い、また新しい主を見つけ、それも
 失い・・・なぁ、わいらのしている事って、一体何なんや?」
「それを見つけ、私たちの旅を終える為にも・・・」
「終わる事の無い旅を終える為にも・・・?」
「私たちはまた、新たなる主を見付けなければならない。」

#クロウ・リードは、もしかしたら、逃げたのかもしれませんね。


> 「もう一軒見付けておきました」
> 「何やお前はまた別居かいな」

#不器用な彼の事ですから、こうするしか、カード達を脇から見詰
#めている事でしか、審判が出来ないのかもしれませんね。
#
#つまり彼は、さくらちゃんと出会った時点で、既に審判者として
#は失格になったのだろうと思います。


> 「今日から私は撫子と名乗りたいと思います」
> 「そうか、そらええわ」
>
> そして、またカードキャプターの伝説が動き出す。
>
> (ほんとに完)

母親を呼ぶ、仲の良い姉妹の声が聞こえたような気がしました。


> # な〜んてねぇ。(モンコレ風)
> # 臭っさ〜。(ギップルちゃん)

台風も来ている事だし、ギップルちゃんには頑張ってテントして
貰わなければ。

#すいません、モンコレは見ていないんです(爆)。


では。
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