こん○○わ、PARALLAXです。・・こう言うMSGの時は、どちら
にご挨拶すれば良いのでしょう(^^;)。

<hidero@po.iijnet.or.jp> wrote in message
news:8jrjvu$f5@infonex.infonex.co.jp...
> 佐々木@横浜市在住です。

ども(^O^)/。お久し振りです。漸く此方へ帰って来れました。

> 巨大な闇の力によって地下への潜伏を余儀なくされた
> さる人物より頼まれた代理投稿でございます。

一遍、私も拝命した事が御座います。あの時は「全世界に先駆けて」
かの方の玉筆が読了できました事を喜んだ物でした。

> 私としては密かに「お中元」と呼んでいます。(笑)

私の時は「御歳暮」・・・には、ちと早かったか(^^ゞ。


では、本編の方を。

> 藤森@セイコーエプソンです。
> 「カードキャプターさくら」のファンの皆様、お久しぶりです。

ども(^O^)/。お久し振りです・・・お互いに(^^;)。原作最終回
は、もう読まれましたか? 細かい感想は、ネタバレ防止のため
当記事の最期にP.S.で纏めて書こうと思います。

> #最終回以後のお話を妄想しようとすると、さくらちゃんと小狼が
> #ラブラブファイヤーなお話になってしまうから駄目だ...
> #小狼にジェラシーばりばりになってしまう。

えー、アニメ版でしょうか、原作版でしょうか? どっちにどう
転んでも「ラヴラヴファイアーなお話」である事は変わり無いの
ですが、原作版ならX指定やR指定は兎も角、PG14指定位は
狙える話が出来そうですので。・・・わくわくo(^o^)o。

> どうやって捕まえたかが謎の4枚のクロウカードの内、
> バブル(泡)とライブラ(秤)については妄想しましたので、
> 残りの内スルー(抜)のカードについて妄想してみました。

ふむふむ。では残りの「波(Wave)」のカードについては、次なる
妄想記事「さくらと還らざる海」なんて如何でしょう。


$時期的にはクロウカード編第17話「さくらのこわーいきもだ
$めし」の臨海学校の翌日ビーチバレー後・・・にしたかったの
$ですが、これは原作設定に合わせまして35〜36話の間で。

1)スペクタクル編

今日は御正月。初日の出を見んと、友枝臨海公園を訪れている
何時もの面々。夜も白み暗い空が群青色から紫色に変わる頃、
水平線に輝くものが。日の出か?だが時間的に早い。と、見る
間にそれは大きくなり、直ぐに遠目にも形が判るようになる。

「津波だ!」慌てて逃げ出す見物客。さくらも兄の手に引かれ
て逃げ出そうとするところへ、フードに隠れたケルベロスが色
を変えて囁く。

「クロウカードや!」

ならば止めなければ。しかし、どうやって?例え「盾(SHIELD)」
で止めても相手が同じカードなら何度も襲い来るだろうし、
「見えない垂直の壁」に守られる公園が(初日の出中継に来てい
た局から)TV中継でもされたら、それこそ大事。また「水(WAT
ER)」で止め様にも、あの大波の何処にクロウカード本体が居る
か判らない。

高さ200m・幅4kmにも達する大波が友枝町全体を今まさに
飲み込まんとする時、一人の少女が絶対無敵の呪文を胸に秘め、
たった一人立ち向かわんとする。

「何とかなるよ。絶対、大丈夫だよ。」

メガトン級のエネルギーを封じたソリトンウェーブを阻止し、
友枝町の平和な御正月を護れるか、カードキャプターさくら!


2)コメディ編

今日は御正月。今日も今日とて平和な木之本家+αの面々は、
某少女が「お正月ならこれに決まりですわぁ!」と大ハマリの
スポーツ開催中の某花園競技場に来ていた。

最初は乗り気でなかった小狼も彼にくっついてきた苺鈴もアッ
と言う間にハマり、今では観客たちと応援の巨大なウェーブに
全力で加わっている。勿論、普段は物静かな木之本藤隆教授も
母校の応援ともなれば多少はエキサイトする。攻守関係なく、
応援のウェーブは競技場のスタンドを駆け巡り、いっかな終わ
ろうとしなかった・・・が。

「何や、おかしかないか?」最初にそれに気付いたのは、文字
通り小動物並みの体力しかないケルベロス。彼はどれだけ疲れ
きろうともウェーブが巡ってくれば否応無しにそれへ参加して
いる自分に気付いたのだ。ウェーブの合間にふと周りを見回す
と、明らかにへとへとになっているにも関わらずウェーブが巡
ってくれば嬉々としてこれに参加している人々が居る。

「クロウカードや!」

マスターが着るコートのフードから囁くも・・・すっかり応援
でハイになっている彼女は全然気付かなかったりするんだな、
これが(笑)。無理やり耳なんか引っ張ってそこにわめき倒し漸
く気付かせるものの、果たして彼女は既にカードの影響を受け
捲くり、ウェーブが巡れば立ち上がり応援せずには居られない
「体質」になっている。勿論、彼女の友人たちも、そう(爆)。

既にウェーブは3波ともなり、波と波の間の猶予時間は15秒
も無い。この間にクロウカードの本体を突き止め、それを捕ま
えなければならない。殆ど不可能とも思えるこの困難さに、
彼女はすっかりハイになったままの頭で、こう言い放つ。

「何とかなるよっ。絶対大丈夫だよ!」あっはははははは

碌に呪文も唱えられない状況で、果たして「波(Wave)」のカー
ドを捕らえられるか? そしてゲームの勝敗の行方は? 


3)ラブラブ編(笑)

今日は御正月。予てから約束してあった「一緒に初詣っ」に行く
べく木之本家を訪れた、我らがヒーロー、李小狼。

仇敵「彼女の兄」との激烈な心理戦やら、さくらちゃんの豪華振
袖による艶姿カウンターパンチに沈むやら、何時の間にか追いか
けてきていた苺鈴に文字通り「振り回される」やら、それらの光
景を全て「さくらちゃんの『御正月を写そう』撮影班」の知世に
撮影されるやら、のすったもんだの後、漸く出かける初詣・・・
みんなで(爆)。あぁ李小狼に幸あれ(何時か)。

ともあれ出掛けた御近所の神社こと、月峰神社。まだ登場できな
い歌帆先生(正式登場は第36話)が、艶やか巫女姿で彼らを見守
っているのはお約束(爆)。そして正月の人込みで次々と、皆から
はぐれて行くのもお約束(再爆)。最期に残るは我らが艶姿美少女
さくらちゃんと今回の犠牲者、李小狼。

が、ふと小狼が気付く。「何か、おかしい。」ふと周りを見回す
と、人込みに偏在がある。そう、幾ら人込みがカオス理論に左右
されるとは言え、こうまでぎゅうぎゅうな所とスカスカな所が偏
在する訳がない。まるでよせては帰す波のように。「これは…」

愛する美少女をガードすべく、ぎゅっと抱きしめる格好になって
いる小狼。そして「あの、あの、李君、えと・・・」と、紅色の
振袖に合わせたかのように頬を染めて彼の真剣な瞳を見つめてい
るさくら。はっとこの構図に気付き、あわてて彼女を抱きしめた
腕を抜こうとするが、人込みにもまれる小学生では自由が利かな
い。互いに「まっかっか」になっている所へ、

「クロウカードや!」

とオジャマムシが入るのは、当然お約束。さて、この人込みの中、
自分を護らんと抱きしめる彼の腕(かいな)の中で、無事さくらは
カードを封印できるのか? 人込みに中って上気しているらしい
彼女(小狼にはそう見える)を心配そうに極至近距離で見つめる彼
へ、さくらが答える。 

「何とかなるよ。絶対、大丈夫だよ。」

・・・戦い済んで、日も暮れて。冬の早い夕日の中、木之本家へ
さくらを送る李小狼。彼自身は今日の自分を、人込みから彼女を
護っただけで何も助けてやれなかったと、酷く落ち込んでいた。
朱い夕日の中。肩を落とし、背を丸め、彼女の前を歩く自分・・

とん、と背中に何かがぶつかる感触。暖かい。それが何かに気付
く前に、彼の耳元に囁く声が。「ありがと・・・李君。今日、李
君が護ってくれた御蔭で、わたし、カードを捕まえられた。あり
がとう・・・」はっと気付き、後ろを振り返る小狼。オレンジ色
の夕日に染まり、彼女の瞳が輝いている。

気付いてみれば、もうここは木之本家の前。門扉をくぐりながら、
さくらが最期にこう囁くのを、李小狼は確かに聞いていた。

「李君・・・かっこ、よかった。」

呆然として暫く佇んでいた彼が、手の中にある簪に気付くのには
暫く時間を要した。それは、彼が今日始めて彼女に見取れた時に
「似合う」と感じた物。人込みで、戦いの中、彼女を必死で護っ
た時に、彼女の髪の中で揺れていた物。彼女の、物。彼女が彼に
「これ、お母さんの物なの」と、大事そうに語った物・・・。

李小狼。ふっ、と夕日に笑うと、それを袂に入れて歩き始めた。
・・・胸を張って。顔を上げて。彼の顔に、もう迷いは無かった。


この他「シリアス編」として、

初日の出を見た海岸を襲う大波。これを阻止するさくら。だが大波
は、ここを訪れた人々が残していったゴミを片付け、海辺を綺麗に
したいだけだったのだ。

こんなにも綺麗な海辺を汚して振り向きもしない人々を哀しく思う
さくら。が、彼女の目の前で、黙々とゴミを拾い集め始める藤隆氏。

「確かに、今は恥ずかしい人たちが多いのかもしれない。しかし、
誰かがこうして始めなければ、何時までたっても良くはならない。
だから僕は始めたい。今。今から。」

父親に続き、ゴミを拾い集める兄、その友人。さくらも悲しむのを
止め、その後に続く。勿論、知世も小狼も苺鈴も。そして彼らとは
別口に来ていたが、奇妙な行為で目立つ彼らを見つけたクラスメー
ト達も。当然、彼らの親兄弟たちも、彼らの友人たちも・・・

そして。屈むのに疲れたさくらが、ふと顔を上げる。何時しか海岸
は、てきぱきとゴミを拾い集めては分別し、燃やせる物は燃やして
埋め、燃えない物は1箇所に固める人たちの姿だった。

満面の笑みが、朝日を浴びるさくらの顔に輝いた。


ってのも考えたのですが、カード捕獲にいたるまでのイベントが
上手く浮かびませんでした(^^ゞ。


・・・い、意外に長くなったな(^^;)。矢張り何か溜まっているか?

#つまりPARALLAXは、どーしても御正月話が読みたいらしい・・・
#今年の正月が露と消えた鬱憤を晴らすべく(爆)。

ま、天下のファンフィクション小説の大家である藤森先生におかれ
ましては、この程度のシノプシスでは刺激にすらならないかもしれ
ませんが、ご参考程度にして頂ければ幸いです。


ではフォロー記事に戻しまして(爆)

> #う〜む、ほとんどテレビと同じ構成だなあ。

うむ。ここは一発「妄想力」の活性化を促し、劇場公開に先駆けて
「封印されたカード」が何物か?についての「裏劇場版」を本編に
先んじて公開する、と言うのは如何かと。

#ようやっと見られました、昨年度劇場版(爆)。いやー、香港上空
#空中戦が思ったよりもスペクタクルで、TV版に抱いていた不満
#が解消されました。今年度劇場版の舞台は何処かな?
#
##でも「1枚」ってのが、なぁ・・・30枚くらい、無いかな?

> #長いホテル暮らしで妄想力が低下したぜ。

私は長期出張の際には小型ビデオとモニタを持ち込み、ホテルのT
V回線に勝手に繋いでタイマー録画を敢行していました(爆)。御蔭
で地元では見られなかったアニメがわんさか見られたため嬉々とし
て出張に応じ、周囲から奇異な目で見られていましたとさ(笑)。


し、しまった(^^;)。前振りの感想だけで、こんな行数になってしま
った。では本編への感想は、またMSGを分けて投稿します。では。
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  P  A  R  A  L  L  A  X     [   parallax@mbf.nifty.com   ]

p.s. カードキャプターさくら 原作版 最終回について

ち
ょ
い
と
ネ
タ
バ
レ
防
止
の
た
め
に
改
行

最後の最後で、一切の「魔力描写」が出てこない展開には驚きまし
た。なんとケルベロスやユエの力さえ必要としないと、きっぱり彼
女が言い切ります。しかし「魔法と関係ない所に居る」さくらちゃ
んこそ、逆に考えれば彼女本来の姿なのでしょう。そして自分の想
いを篭めて作った「あれ」を、大の親友が励ます「呪文」で勇気付
けられた彼女が、最期まで自分を影から支えてくれた人々の助力で
渡せた時、つまり彼女は彼女を最も理解する人々に囲まれていたの
だと知った時、彼女は最も幸せだったのだと納得させられました。

そして、エピローグ。「手紙でも電話でも」伝えられない事とは何?
と思うのは、オッサンの発想(涙)。しかし、万難を排して彼女の元
へ再び姿を現した彼が持つ物は、矢張り「これしかない!」と思え
るものでした(背中の羽が細かいなぁ)。そして結局、最期まで彼女
の「涙っぽい」性格は治りませんでした。

鉄板では有りましたが、綺麗な最終回でした。ま、少女マンガで
スペクタクルを繰り広げてきた「カードキャプターさくら」でした
から、逆に最も似つかわしい終わり方だったと思います。これは
これで、私的には満足できる物でした。

さて。果たしてこのラストエピソードがアニメで描かれる日は
来ましょうや?