2008年4月26日, 水野は本拠地(実家)の秋田へ帰省しました。新幹線で, ……輪行して。本当なら「自転車で帰省」といきたいところなんですけど, ロクな野宿装備が無い現状, 真夏以外はとても日付を跨ぐ自転車旅行はできません。とにかくここで重要なのは, 「秋田をランドナーで走れる」という事にあるのです。
で, 実際秋田であちこち走りました。明田富士や旧和田トンネルなどなど。そんな中で, 今回一番走りたかった道が, この日・4月29日に走った仁別サイクリングロード(秋田県道401号雄和仁別自転車道線)です。かつての仁別森林鉄道仁別線・旭又線の廃線跡を利用した自転車道。近所ですし, 一部は高校の通学路でもありましたし, 頻繁に利用していたのですが, 全線通じて走った事は多分無い筈ですから。あ, 全線と行っても, 手形より南の林鉄と無関係な区間は除きますね。
並行する県道15号秋田八郎潟線の拡幅などによって廃線跡が失われた箇所も多々ありますので, サイクリングロードではなく可能な限り『廃線跡』を辿るというのをやってみたいと思います。というのも, ちょっと気になっている箇所がありまして……。
昭文社「スーパーマップル・デジタル Ver.6」より作成。赤線は県道401号(仁別サイクリングロード)のうち秋田大学〜務沢駅跡の区間, 青破線は仁別森林鉄道がサイクリングロードと違う箇所を通っていたと思われる区間。