旧中山道(5) [荒川土手]

さあ, 今年も来たよ, 荒川土手への案内貼紙!

土手の上り口は, 菜の花でいっぱい……。

本当に, 菜の花でいっぱい! 辺り一面に菜の花の重い香りが立ち込めて, 噎せ返るようでした。なるほど, 夏にばかり通っていては, こういう体験はできなかったですね……。

今回はインチキパノラマ写真ではなく(^^;;;, 360度動画にしました。こっちの方が楽だと気付いた(修正入れる必要があると却って大変だけど)。 → dscf2022-1.avi (19.9秒, 47.9MB)

途中で一般車通行止になってしまいました。去年は久下橋まで通れたのになあ。でもすぐ先に見えているのは, 明らかに荒川決壊碑。位置が低くなっていますから, 堤防を積み上げたんだと判ります。通行止もその影響だとは思いますが……でも, 試しにここで堤防を下りてみたところ, 決壊碑は今でも堤防上に正面を向けていると判りました。なら, 通行止は自動車だけの事でしょう。実際歩いている人は居たし, 構わん, 自転車突入!

堤頂より低くなったけど, 決壊碑自体は変わってませんね(落書きも)。桜が咲いてるのが良いです, が, 高低差ができたために休憩はし辛そう。

遠くに久下橋が見えてます。今回, 久下橋まで行くのに初めて土手を使わない事になります。

何故なら, ここで土手を下りるから。やっと把握した, 旧中山道の荒川土手下り口。

土手を下りた先はこんな感じ。いーい感じ。土手に遮られて風も弱まるし, 自転車で走ってて楽しい時間です。

ちなみにこの道路, 久下橋から見ると, 土手直後で橋を下りて目の前の道でした。そこで曲がれば良かったんだ。

この後は土手に上る事はない……と思っていたのですが, どうも旧久下橋架橋地点付近でもう一度, 一瞬だけ土手に上るようです。結果的に迂回してしまってから地形と見比べて気が付き, 逆方向に上って往復しました。旧久下橋の痕跡は見付からないなあ……と思っていたら, すぐ後ろに碑があった(^^;;;

ここですね, 左富士。今は直進路がありますけど, 旧来は右に大きく曲がって(そして今の元荒川通りと交差して), 左折して進んだらしいです。で, 江戸に上る途中で左手に富士山が見える区間だったそうな。今じゃ見えませんけど, 勿論旧々道を通ります。