2008年も『武蔵野の自転車バカ』は走り続けます。とは言え, 冬の間にも数回走りましたけど, 流石に寒さは自転車には厳しいですね。上着はともかく, 指先爪先が極端に冷えて, 走る度に凍傷の症状に悩まされたほどです。春が待ち遠しかったです。
ということで, 3月に入ってから本格始動。直前にBROOKS革サドルを手に入れた事もありまして, その慣らしを兼ねて少しずつ距離を延ばしていきます。1日に狭山湖へ(約50km), 9日に日本橋〜赤羽駅〜西新井大師〜武蔵浦和へ(約100km), と走りました。順調順調。
さて, そうして迎えた3月15日。3度目の目的地は, 奥多摩方面です。今まで2回, 奥多摩駅まで行っていますが, それより先には行った事がありません。小河内ダム・奥多摩湖は,そこまで行くならもっと先を目指すという大目標を持っているため, 今回は見送り。となると行くべきは……日原鍾乳洞! 奥多摩の奥も奥, これより先は林道+登山道しかありませんという袋小路な日原集落の果てです。現在では狭小ながら都道が走っており, 奥多摩町の中心である氷川や都心とも結ばれていますが, 遥か以前はあまりに道が険しく到達困難だったため, むしろ山を越えた秩父の方と結び付きが強かった, などと聞いています。面白そうじゃないですか。
更に, その氷川と日原を結ぶ旧道・古道を「山さ行がねが」のヨッキれんさんが探索したレポートを最近読んだものだから, ますます興味を掻き立てられまして。願わくばその様子も見られたら良いなー, なんて。……見るだけですから! ヨッキれんさんの真似はできませんから! 私はオブローダー(廃道探索者)じゃありませんから! 悪路どころか普通の山道も歩き慣れてないんですから!
以下は参考資料, ヨッキれんさんによるレポート(山さ行がねがより)。