ストーリー:
ラインヴァン王家に誕生した双子の王子と王女。だが国教マウゼル教教会は, 聖グレンデルの託宣において王女を「16歳になった時に世界を滅ぼす猛毒」と預言。生まれて間もなく廃棄王女となった赤子は, その存在も託宣事態も抹消され, この世界から消滅した。
しかし王女は生きていた。パシフィカ・カスールは, 義父ユーマの遺言で自分こそがその<廃棄王女>であると知る。存在しない筈の王女を狙い, 次々に襲い来る王国の刺客。パシフィカの義兄シャノンと義姉ラクウェルは, 預言の日まで妹を護る決意をするのだった。