残念ながら安倍政権は、円安政策を迷走している。

日銀を押さえ込み参議院選しか頭になく、これで円安は安泰と思っていること
でしょう。
消費者物価は基本的にわずかにインフレ。しかし、値下がりしている分野もあ
り、もはや日銀は消費者物価のみでは利上の材料にならないことを半ば公言し
ている。
だが、日銀はドル暴落についての観点に欠ける。
政策金利など上げなくても、米国がイラン攻撃を開始すれば地政学的リスクに
より、円安は一気に円高に逆転する。

シカゴ筋は、もう、飽和状態になった円売りの中で、底板を抜く準備完了と見
て取れます。

こんな乱高下、安倍政権はついてはいけないでしょう。
単調な円安誘導しかできないようでは。
圧倒的なドル支配体制のもとで、たかが日本の政権与党の日銀いじり程度で日
本経済が軌道を保てるほど甘くはないでしょう。

イラン攻撃の次に来る、疲弊した米国財政の手助け募金。
日本軍の参加を呼びかける、改憲のシュプレヒコール5月3日。
混乱した日本経済から目をそらすべく美しい平成の特攻隊が中東へ中東へ。

日本は、ハゲタカに食われっぱなし。