In article <5uSdnZGrKvFwHYzcRVn-ow@comcast.com>, txm wrote:
>そうだとして、「一億総ざんげ」は良心に訴えるようなものだと思いますが、形のな
>いものです。私の言っている「天皇制の廃止」は形を伴うものです。まず、憲法をい
>じらなければなりません。

 Subject では「戦争責任」という一言で言っていますが、一言で済む
概念ではないのです。

 大東亜戦争に関して「責任」というキーワードを使って語る人は山と
いますが、どの類の責任を議論しているのか、明確にしておかないと、
すぐに話は混乱します。

 どの責任について論じているのでしょう?

 例えば、時系列で区切るとしたら、
  開戦した責任?
  戦争に敗北した責任?
  戦後処理の責任?(その場合、具体的にどのような現象を招いたこ
  とに対して責任を問いたいのか?)
  現状の結果を招いた責任?(その場合、それは本当に戦争が原因な
  のですか?)
なんて区分が簡単にできて、しかも全て結論が変わります。




-- 
頼光 mailto:raikou.j@jcom.home.ne.jp