その国家体制たるや、実にひどいものであった。
すでにわが国の農民も労働者も財閥に搾取され続け、
農家は娘を売春宿に売り飛ばす経済状態。
東北からは列車にゆられて農家の娘が続々と売られてきた。

自衛のための戦争というが真っ赤な嘘である。
自衛しようとしていたのは、日本の富を独占し、労働者や農民を徹底的に搾取
しつくしたいわゆる日本の財閥体制の、財閥に対する自衛にほかならない。
もう、搾取しつくして、海外への侵略以外に、市場を開拓し資本を回転する道
をなくしたというのが本音。なんでそれを日本を守るためとか、自衛などと言
い訳できるのだ。

財閥を解体させ、富を分散し、労働者の賃金に分配し、生産手段を民主化分散
し、購買力を与えることで、いくらでも日本人民の生活を向上させる道はあっ
た。富を独占し続け、巨大化した資本が恐竜のような体になり、巨大な体に回
すエネルギーを求め、食い尽くした市場日本本土から大陸に侵略する手段に出
た。これが、日本の軍事的侵略の背景であり、日本ファシズムの経済的アイデ
ンティティだ。

このような国家戦略に借り出されて、国のために戦って死んだ？冗談言うな。
国家独占資本のわずかな大金持ち体制維持のため、日本人民は殺されたのであ
る。また、アジア人民を虐殺したのである。この原点を隠して、日本ファシズ
ムの支柱たる靖国神社を存続させ、どあつかましくも、「国のため」だの「日
本のため」に戦っただのいう政治家は、ファシストである。自民党政治家、民
主党政治家を問わず、ファシストである。
安倍、小泉、山谷、枝野、鳩山、・・・わんさかいる。
評論家では、
禿の竹村、悪魔に魂を売り飛ばした田原。昨今の田原総一郎は、もう、完全に
御用評論家。