今や世界史は、イスラムに代表される被抑圧民族が、先進資本主義の武器能力
を身に着けて先進資本主義国に挑戦してきたといえる。

彼らは、先進資本主義国の生産手段はもたない。だが、非抑圧民の生活からの
脱出を求めている。
先進資本主義国は、あくまでその人権は認めない。

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世界的な百姓一揆と同根の反逆を、テロとののしってばかりいては始まらな
い。

無茶な抑圧を行っているところが、ことに中東においてあるといえる。悲惨な
実情があり、ことにイスラエルに隣接するアラブの住民にはことばもない。こ
のような矛盾を踏まえて、世界の被抑圧民族が、世界の先進資本主義国の武器
能力を身に着けて挑戦してきた現実を、単にテロと片付けるのは、歴史の流れ
に逆行する。

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日本はもっと大きな歴史の流れで見るべきだ。
世界史的には、長い目で見れば今の米国に勝ち目はあるのか。

イラクのあとはイランだろうが、日本はそれでも付いていくのか。
世界史の流れを読み間違えているのではないだろうか、日本の政治は。

米国は、あくまで戦争をテコに考えているが、財布の底が抜けるのはほかな
らぬ米国であり、支持する日本ではないのか。

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