himtkitkさんの<4161359e$0$17055$44c9b20d@news3.asahi-net.or.jp>から
>Golden Cross <pumpkin-soup@coral.ocn.ne.jp> wrote
>in message <cjr8bp$htr$1@news-est.ocn.ad.jp> :
>
>
>>>>> 以下の文は、琉球大学工学部情報工学科助教授、
>>>>> 河野真治氏の投稿文の中から抜粋したものである。
>>>>> それをよく読み、以下の問に答えなさい。
>>>>> 
>>>>> (投稿文の抜粋)
>>>>> 
>>
>>>
>>
>>>>>>>>> … 「基本的人権」ってのが微視的な権益なのは、それが個人
>>>>>>>>>に関わっていることから明らかだよね。で、それが「国益」みたい
>>>>>>>>>な巨視的な統計には直接の関係を持たないのも当り前です。
>>
>>>
>>
>>>>> 
>>>>>    <問>
>>>>>     政治(学)上の問題点を摘出し、論評せよ。
>
>
>
>タイムスタンプからはこの投稿の後だけど
>
>Shinji KONO <kono@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote
>in message <3990643news.pl@rananim.ie.u-ryukyu.ac.jp>:
>
>
>>>>> 河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
>
>
>
>>>>>    (a) 国民一人が安全に暮したいと思っている程度
(価値の問題)
>>>>> と、
>>>>>    (b) 国全体が安全になる程度
(価値の問題)
>>>>> ってのは、部分と全体の関係にあるので、
(価値の問題)
>>>>>直接のつながりがない
(価値の問題)
>>>>> ってことです。最大公約数と最小公倍数を間違える君には難しい
>>>>> かも知れないけど、
(価値の問題)
>>>>> 
>>>>>      国益  = Σ 国民一人の益
>>>>> 
>>>>> ってわけにはいかないってこと。だから、
>>>>>基本的人権
(価値の問題)
>>>>>から
>>>>>国益を
(価値の問題)

>>>>> 一般的に
(価値の問題)
>>>>>導出することはできません。
(価値の問題:「ってわけにはいかないってこと。だから、」を理由とするの
は明らかに価値の問題

>
>
>
>つまり、
>
>    国益 ≠ (国民個々人の益 ∋ 基本的人権)

これは
1.決定定義(約束)?
2.経験分析(対象の性質についての主張)?
3.意味分析(言葉の用法についての主張?

2を主張されてるのですね。

>
>ってのは同意だな。



>
>抽象的には
>
>    国益 = ∩[i=0,n]( 国民一人の益 ∋ 基本的人権)
>    から
>    国益 = (基本的人権)


1.決定定義(約束)?
2.経験分析(対象の性質についての主張)?
3.意味分析(言葉の用法についての主張?

2.を主張されてるのですね。

2.は本質論ですがこれはいずれも仮象問題。

本質的な性質を主張するのであれば、
対象自体の性質だけからは決められませんね。
【自分の認識目的】と、【主体的に選択した視点】はどういう視点であったの
か、この関連において相対的に決まるもの。

河野君は、国家が全体で、個人は部分であるという無機的な容器の視点で、大
きな容器には、小さな容器のもつ性質はない、そう主張しているわけです。
その視点で基本的人権を眺めると、基本的人権は小さな容器の属性で、大きな
容器の属性ではない、そういう主張です。
象の一性質を主張するのと同じだね。。

golden君は、国家という概念は、容器ではなく、個人という部分の延長
線上の数の累積の極限値であるという視点ですね、巨大な基本的人権の集積体
という性質で国家をこのケースでは見ている。
河野君よりは人間的な血のぬくもりの感性があるね。

ただ、基本的人権という概念が登場した歴史的経緯から見れば、基本的人権と
いう概念は、絶対主義国家の社会統制に対抗するためにあみ出した、国民から
国家への逆統制の概念です。国家というものは、何をしでかすかわかったもの
じゃないという国家への不信感があります。

まあ、河野情報工学では、社会統制を丸呑みするしかない奴隷情報工学の意味
しかないね。絶対主義に戻って農奴でもする人間が集まってるのかな?
眺める論理というきわめて無責任な思考。正しいか間違っているかという議
論ばかりしている傍観者。これでは、奴隷情報工学を行くしかないね。

核弾頭でもうけて、運良く生き延びても手足がケロイドになって、それでも、
部分と全体の問題ですなんてほざいているのかどうか。「僕の記号論理学の命
題論理学においてはこうで、述語論理学においてはこうで、様相論理学におい
てはこうで、文法論としてはこうで、意味論としてはこうで、演繹論としては
こうで。。。」お粗末すぎはしないか。



>といっとるのかも知らんけど、domain の異なる物をいっしょにされてもな〜
>
>国益と言う抽象用語は、特に政治家が内容説明をしたくない時に使うから、
>だから国益ってなんなのさ?といっつも思うんだね。
>自己を正当化する為の便利な修辞句では有るかも知らんが。
>
>基本的人権と言ったって、言論の無制限な自由を主張するやつもいれば、
>公共の福祉の範囲を強調するやつもいるから。
>まあ、その妥協点を見つけるのが政治ではあるのだが、、、
>
>国益を議論するなら具体的内容で議論しないとね。
>抽象的に国益とか基本的人権とか言ったって空論にしかならんと思うね。

貴殿も空論ですぞ。基本的人権誕生の歴史をみれば、貴殿の主張は河野情報工
学にとても近いね。