現在ファミ劇で放映中の「恐竜戦隊ジュウレンジャー」や「宇宙刑事ギャバン」などに出演された、
多々良 純さんが、9月30日に肺機能不全で亡くなりました。
遅くなりましたが、ご冥福をお祈りいたします。

今年は名優が次々と逝ってしまいます。寂しい限りです。


レインボーマンも、残り1クール。
今回はモグラート編 最終回!
第39回 「首都東京最後の日」です。

今回は地理の調査が多いので、ただでさえ遅れてるのにまた遅延しそうです(バカ)。 




○太陽フラッシュ敗れる!
ロリータの放った熱線銃が、太陽フラッシュと空中で激突!
持続時間の差で、太陽フラッシュを押し返した!
目にビームを浴び、視力を奪われるレインボーマン!

確か前回撃ったのは、オルガだったような?

「レインボーマン、これでお前も最期ね!」
なんとか立ち上がったレインボーマン!
「太陽ーっ、スパーク!!」
印を結んで太陽光線を増幅(?)し、目くらましにして空へ逃れる。
「しまった!!」

二人ともゴーグルしてるのに・・・。

○なんとか逃げおおせたタケシ。
両目を腫らして歩道橋の上を歩いている時に、お母さんとみゆきちゃんに行き会う。

○またもやミスターKの雷が。
「馬鹿者!!
レインボーマンに起爆装置をかぎつけられるとは、何たるミスだ!」

あんなオシャレなアンテナを付けるからです。
それよりも、起爆装置を仕掛けるのが早すぎです。

しかし、レインボーマンは両目を負傷した。
ヨガの眠りに入る可能性が高い。
となると、5時間は動きが取れなくなる。今のうちだ。

ここでようやくXゾーン作戦の目的が明かされた。
A地点は千葉県船橋市付近。
B地点は東京都小平市付近。
C地点は同 横浜市神奈川区付近。
そしてD地点は東京都千代田区永田町、つまり国会議事堂だ!!
国会議事堂を中心とした、半径25km.地点にSN爆弾を仕掛け、
日本の政治経済機能を完全に破壊しようというもの。

あれ?最初にモグラートが穴を掘ったA地点は山村だったよね?
当時の船橋市は、ヘルスセンターと自動車レース場があったはずだがなぁ。

ACの二地点は既にレインボーマンに確認されてしまったので、
地図の座標を時計方向に30度程度ずらし、新たな設置地点を設けることにした。
すなわち、A地点は習志野市付近。
B地点は東村山市付近。
C地点は・・・やっぱり神奈川区か。さすが政令指定都市。けっこう広いね。
そして遂に、SN爆弾完成の報告が入った!
「待ちかねたぞ!直ちにモグラートで出発しろ!!」
『Yes Sir』
「到着の時間は?」
『明日15時にA地点に到着します』
「うむ・・・。
各地点の起爆地の下に爆薬を設置すると・・・、3時間。
モグラートの作業完了は、夕方6時!」
『Yes Sir』

おいおい、半径25キロの円周上の3地点を回るのに3時間?
各地点の距離は、30〜50km.離れてるぞ。
地底戦車のくせに、なんちゅうスピードだ。

召集した女幹部たちに、起爆装置の警戒を厳に命じる。
「特にダイアナ、D地点はこの作戦で,最も重要な地点だ。
失敗は死を以っても償えんぞ!肝に銘じておけ!!」
「Yes Sir!!」

マー坊が起爆装置で死んだってことは、どんぐり園はB地点付近かな?
タケシの家は、一応都内のはずだから。

○なんとか自宅に戻ったタケシ。
目を冷やしながら横になったが、みゆきちゃんにしっかり東京の地図を頼んでいた。
「おとなしく寝てなきゃ、淑江さんに会えないわよ!」

まあ、おとなしく寝ている男じゃないのは周知の通り。

○オルガはA地点へ。
道路工事を装って、堂々と起爆装置の設置にかかった。

○地図を広げて、起爆装置を発見した地点を線で結んだり、いろいろ考える。
あの爆弾なら、半径20km.は破壊可能だろうと推測。

え?半径20km.?
ああっ!うちは圏内だ・・・。

コンパスで半径20km.の円を書いてみる。
A地点の圏内には成田空港、C地点の方は横浜港が入る。
日本の表玄関を潰す気か?

残念。実際の成田空港は、30km.以上離れてます。
それにしても、壁に貼ってあるマツダ サバンナ(RX−3)のポスターが気になる。 


目を腫らしたタケシの顔が、なんとなくミスター加藤(ジョージ・タケイ)に見えたりして。

○炭鉱労働者が次々と銃撃される!
DACに出番を取られて、最近はアジトでしか見かけない覆面団員だ。
「死んでたまるか!タケシの兄貴に大事な知らせがあるんだ!!」
労働者には鉄っつぁんが混じっていた!

○ロリータたちも道路工事のふりをして起爆装置の設置を行っている。
マンモス都市東京は、昼夜を分かたずどこかで何らかの工事が行われている。
その生活に慣れてしまった一千万都民は、今 目の前で堂々と行われている、
恐るべきXゾーン作戦の偽装工作にも、何の疑いも抱かなかった、とナレーターは言う。 


でも、実際は都内はB、Dの二箇所だけですから。

○翌朝、すっかり目の腫れが引いたレインボーマンは、起爆装置を探しに飛んだ!

ミスターKの予測を裏切り、ヨガの眠りはとりませんでした。

○モグラートはA地点まであと1時間の地点を走行中。

○何の手がかりもつかめず、木の上で一休みするタケシ。
そこへ炭鉱夫姿の鉄っつぁんが現れた。

どこの炭鉱だったんだろう?

「兄貴!大変なんですよ!
私らを雇ったのは、死ね死ね団でした!
奴ら石炭から、スーパーニトロンという爆薬を作っていたんです!!
今日中に東京へ運ばれるはずです!」

おいおい、下っ端の炭鉱夫が、どうしてそこまで知ってるんだよ!
こいつ、ただもんじゃないな。

○おおはた炭鉱が謎の爆発を起こし、作業員が全員死亡!
総理大臣に大変な知らせが入った。
そして、彼の前に立っているのは、レインボーマンとダリンジャー氏。
M作戦の時に国会に乗り込んで以来の顔見知り。

あの時は大蔵大臣だと思ったのに、どうやら総理大臣だったみたい。
しかし単に大臣と呼ばれると、私が思い出すのは、
「ブラック魔王!ポッピーはまだ捕まらんのか!」
だったりする。

「大臣、それは奴らの証拠隠滅です!
奴らは残酷で、何千万人の人の命も、虫けらのように踏みにじることなど平気なんです!」
レインボーマンから死ね死ね団の作戦を知らされた大臣。
そしてダリンジャー氏の分析は、
「どうやら彼らも焦ってきている。
実力行使にでてきましたね」
「レインボーマン、あなたに爆薬の撤去をお願いできますか?」
「はい。命に代えても、最善を尽くします!」

○再び空中哨戒に出るレインボーマン。
「爆薬はどこだ!?
命に代えても、日本人を守り抜いてみせる!
ミスターK、貴様がいかに上手く隠しても、必ず見つけ出して見せるぞ!」

○大臣は都民に避難勧告を出した。
直ちに東京から半径100km.以上の場所に避難しろと。

○その放送を見ているK。
「バカめ!いまさらジタバタしても遅いわ!」
爆発まであと3時間に迫り、Kはアジトを引き払う用意を始める。

今頃?下手すれば、自分たちも逃げ遅れるかもしれないというのに。

ダイアナからA地点へのSN爆弾設置完了の報告が入った。
Kはダッカーを上空警戒に出す。

○陸上自衛隊のヘリコプター、シコルスキー H−19が着陸。
普通科連隊の隊員を吐き出す。
大臣は都民の非難支援のため、自衛隊に災害出動を命じたようだ。

○レインボーマンは上空からサンランプを放射!
その光を受け、起爆装置のアンテナが光った!
降下を開始したレインボーマンに、ダッカー編隊が襲い掛かる!
太陽フラッシュで迎撃するレインボーマン!

すかさずダッシュ6に変化し、地中へ!
首尾よく起爆装置のケースを発見した。

○間髪をいれず、起爆装置とSN爆弾を海上へ持ち出して投棄!

○出動する陸上自衛隊砲兵連隊!
航空自衛隊はナイキJ迎撃ミサイルを用意。

と言っても、外見はJじゃなくてナイキ・エイジャックスに見えるけど。

日本の平和を守るために、政府は全ての防衛力を駆使して敵に立ち向かった!
たった一人で死ね死ね団と戦うレインボーマンを、側面から援護したのである!
って、ナレーターは言ってますが、野砲でなにを撃つ気だ?

○つづいてB地点付近に進出するレインボーマン。

・・・のはずだが、景色はどう見てもC地点だぞ。

またもダッカー編隊が襲来!
だが、今度はナイキ・ミサイルの出番だ!

航空迎撃用のナイキより、どっちかと言うと陸自高射連隊のホークの方が向いてると思うぞ。
それに前回の予告では、ダッカーを迎撃するためにF−4 ファントムⅡが出撃してたんだがなぁ。

○「おのれレインボーマンめ!」
レインボーマンに加えて、彼らに立ち向かう自衛隊。
危機感を感じたミスターKは、作戦変更を決断する。
「ダイアナ!」
『Yes Sir!』
「Yes Sirじゃない!
モグラートはどこだ?!」
『間もなくC地点に到着します』
「C地点などどうでもいい!D地点に直行しろ!!」
『え?あの、C地点は?』
「うるさい!!命令どおりにしろ!!」
『Yes Sir!』

まあ、現場指揮官としては、当然の反応か。

ダイアナへの命令の途中、話しかけてきたオルガに、「Shut up!」と怒鳴り散らす!
気を取り直してモグラートに針路変更を命じたダイアナに、
「ダイアナ、D地点への到着時刻は?」
『は?・・・え〜と・・・』
「早くせんか!!」
『・・・17時30分!』
それを聞いて、ロリータに起爆時間を17時30分に再設定させる。

元は18時だったのかな?

オルガの進言で、アジトから脱出するK。

あの避難勧告が出てからじゃ、あんなに首都高が流れるはず無いけどなぁ。

○大空では、レインボーマンとダッカーの死闘が続いている。

○時計を見つめるK。
「あと10分・・・。
安らかに地獄へ行け!黄色い豚どもめ・・・。
Amen・・・」

一応、祈っていただけるんですね。

○淑江さんがヤマト家を見に来ると、母ちゃんたちは逃げる気配が無い。
「あたしたちはね、タケシを待ってるんです」
「お兄ちゃんはね、今頃 死ね死ね団と戦ってるはずよ。
東京を救おうとして、一生懸命だと思うわ」
「あたしたちはそう信じてるのよ。
命懸けで働いているあの子を置いて、母親のあたしが逃げ出したりしたら、
あの子にも、死んだ父親にも顔向けが出来ないと思ってね・・・」
「・・・」
「あの子が万一東京を救えないようなら、あたしたちも一緒に・・・。
二人でそう決めたんですよ」
「おばさん・・・。
あたし、タケシさんのことを心から信じていたはずなのに、いざとなると逃げることしか考えなかったの。
・・・ごめんなさい」
「それが当たり前なのよ。
さあ、タケシのためにも早く逃げて!」
「いいえ!あたしもタケシさんを待ちます。
一緒に残ります!一緒に、残らせてください!」
息子の恋人の決意に、うなずく母。

書いてて、目頭が熱くなります。

○爆破時刻まで、あと1分!
挿入される爆発カットは、東宝映画「世界大戦争」からだろうか?
瓦礫に沈む国会議事堂の屋根が印象的・・・。
そんな様子を想像して高笑いするミスターK。

○ついに最後の起爆装置が発見された!
その下にはモグラートが潜行中!
時間が無いので(?)ダッシュ7のまま地底へ!
「モグラートめ!ここにいたのか!」
『ぬっ!レインボーマンが出現しました!』

○これがファミ劇の番宣で使ってるカット。
「なにぃ、レインボーマンが?!
いまさら間に合うものか!そのまま目標へ突進しろ!!」
『了解!』

○熱線を撃ちながら突っ走るモグラート!
第2工場とモグラート2号3号を葬った必殺技!
「サンランプ!!とおー!!」
モグラートの動きが停まった!
中から団員が、白兵戦を挑むため飛び出してくる!
普通の団員など、遠当ての術で一網打尽!
機内に残っていた二人を倒し、C、D地点に設置されるはずだったSN爆弾を回収する!

○ゼロアワー!
レインボーマンは2個のSN爆弾を海中に投棄!
念入りに太陽フラッシュで吹き飛ばす!!
東京の危機は去った!

あんなもの東京湾で爆発させたら、それこそ大津波が起きると思うんだが・・・。
それも4個もだし。


恐るべき首都破滅作戦は、レインボーマンの決死の努力によって救われた!
世界の信用も回復され、再び平和が甦った!

レインボーマンに感謝する都民たち。
そして、タケシに感謝するみゆきちゃん、淑江さん、そして母ちゃん。

夕日を背負って立つレインボーマンが見つめるものは・・・。


次回は、サイボーグ作戦。・・・誰がボーグ星人やねん?



いやあ、今回は書き応えがありました。
地図ソフト首っ引きで、三日もかかっちゃった。

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
アットマークの前にアルファベット小文字でタイプRと加えてください。