今日の西武先発はギッセル、ロッテは清水直行。
おとといの試合で中島が骨折し、1か月半くらいは出場できないという、西武にとっては危機的状況での対ロッテ戦。
中島の代わりに3番打者は石井義人、ショートには片岡が入った。ショート片岡はなかなか華麗なプレイを見せ、十分中島の代役はこなせるようである。石井はおとといはホームランで試合を決めたが、きょうは冴えなかった。カブレラ、和田にはヒットがでたから、中島がいなければいないで、何とか他の選手が活躍するものだ。
試合展開は、2回表、細川のタイムリーで西武1点を先制。一方ロッテは4回に橋本のタイムリーで1点をあげ、同点とする。
このまま両者点が入らず、8回まで1対1のまま。どちらが勝ってもおかしくない試合だったが、試合を決めたのは西武だった。
9回、福地がヒットで出塁し、片岡がバントで送る(片岡もセーフに見えるタイミングだったが、判定はアウト)。そのあと石井がフォアボールでランナー1,2塁となり、カブレラを迎えるところで、ロッテは投手を清水から小林(雅)に交代したが、これが誤算だった。
カブレラはヒット。和田のボテボテのゴロで福地をアウトにしようとして本塁に送球したのがフィルダーズチョイスとなり、西武1点を追加し、なお満塁。つづく栗山が伊東監督の外野へ打てという指示を受け、満塁ホームラン(2号)を放ち、さらに4点追加。これで1対1から6対1となり、西武の勝利は決定的となった。9回裏は小野寺が登板し、西岡にヒットは打たれたものの無失点で抑えた。
勝ちは8回2アウトから登板し、1球なげて平下をフライに打ち取った石井についた。打たれたのは小林だが、負けは清水。
なにしろ8回まで1対1の接戦が終わってみれば6対1の勝利だから、西武にとっては堪えられない勝利。ロッテにとっては残念な敗戦だったろう。ロッテの敗因はカブレラを迎えて小林を投入したことだろうか。清水なら抑えられた可能性があったろう。
何はともあれ、3連戦の初戦をとったことは喜ばしい。ソフトバンクもハムも負けずに後を追ってきている。ぜひ西武には連勝を続けて首位をキープしていってほしい。
がんばれ、ライオンズ!