スカイガールズ 第5話
携帯@です。
取りあえず雑談。
普段、ISPとしてはso-netを使っているのですが、とうとうここもネットニュー
スサービス終了のお知らせが来てしまいました。
取りあえず水野さんのCCSFから投稿は出来ますが、あまり属人的なモノに頼るのも
不安です。どこか良い所無いかな……。
……で、本題(誰もついて来ないけど)。
スカイガールズ 第5話「よろしく!ゼロ」について雑感など。
^L
●全体を通して
それまでの兵器体系から考えるとあまりにも異様。そして女子しか乗れない風であ
ったり、稼働時間の制限がきつかったりと、兵器として問題がありそうなソニックダ
イバーを問題視する上層部がいるというのはまぁ当然。
そんな訳で部隊存続をかけたお披露目会(ただし、音羽と可憐はそのことを知らな
い)です。自分一人が目的意識を持っていると思って、自分の居場所を奪われまいと
焦っていた瑛花が、目的を持っているのは自分だけでは無いと気づいて一気に丸くな
る辺りが中々良かったです。遼平もスケベ野郎と思ったら、音羽のことをきちんと心
配していた良い奴だ。
いよいよ正式に任官した音羽達。ですが、何だか事態はきな臭い方向に向かってい
るようで。零神も知らされていなかった装備があるのはともかく、何だか謎の部分が
あるようで、この辺りは今後の謎という奴ですな。
●解散の危機
緋月「ですが、それはあなた自身の見解に過ぎない。莫大な予算と、多大な犠牲を要
してソニックダイバーが開発されたのは、兵器としての有用性があるからです。
ならば、上が火器演習の公開を求めるのは必然。違いますか?」
緋月少尉から、軍上層部の視察と、兵器としての有用性を示すため、火器演習の公
開を求められている話を聞かされ、怒る冬后中佐。彼女達が飛び始めて未だ一月であ
ることに加え、冬后はソニックダイバーを兵器とは考えたくなかったのだが、莫大な
予算と犠牲により開発されたソニックダイバーの開発された理由を緋月に言われると
反論は出来ないのでした。
追い討ちをかけるように、緋月は視察で成果を示せなければ、ソニックダイバー隊
の解散の声もあると言い、それを瑛花が聞いてしまう。
多大な予算を使ったのは想像できますが、犠牲も払っているらしいソニックダイ
バー。確かに、瑛花がコントロール不能になったりしたところを見ると、開発過程で
の事故も多そう。中には、機体から切り離されてしまった娘もいるのかも。
●確かに相「棒」だ
音羽「島に居た頃からの日課なんだ。あたしと、相棒の」
遼平「相棒ねぇ…」
零神の整備に勤しむ遼平。そこに、愛用の木刀を持って音羽が現れる。
かけ声で整備を邪魔され、怒る遼平。しかし、音羽が一緒にいることは嫌でなさそ
うです。何だか、顔まで赤らめているし。もう惚れたのか、早っ。
●6つの課題
七恵「今表示しているフォーメーションを当日皆さんに披露して頂きます」
音羽「これを全部?」
冬后「未だ一月もある。何とかなるだろう」
音羽「む…。他人事みたいに」
冬后「でもな、これで良い所見せりゃ、アローエンジェルスみたく世界巡業だって夢
じゃ無いかも、だぜ」
ブリーフィングルームで冬后中佐から一ヶ月後のデモフライトの話を聞かされた音
羽達。当日の課題は、6種類のフォーメーションを軍のお偉方に披露すること。
難しい課題だが、良い所を見せれば世界巡業も夢ではないと言われ、音羽は嬉しそ
う。しかし、ソニックダイバー隊の解散の危機を知る瑛花は、退席してしまうのでし
た。
アローエンジェルズのことを知っていた可憐。元々知っていたのでは無く、きっと
関連情報を一生懸命勉強したんだろうなぁ。
示された課題は、左上から横に
・ローアングルキューバン ロールオンテイクオフ
・バーティカルキューピッド
・デルタループ
・チェンジオーバーターン
・レインフォール
・デルタロール&ダントンロール(?)
……の6種類。大体は、現実のアクロバット飛行の演目であるようですが……
●適性と技量は別物
遼平「こいつ、褒めてやりたい位下手くそだな」
嵐子「それもあるけど、一条さんは元バリバリの戦闘機乗りや。音羽ちゃんや可憐ち
ゃんと差出るのは、しゃーないやろ」
晴子「それだけとは限らへんで」
(中略)
可憐「音羽さん。未だ始めたばかりじゃないですか。ドンマイです」
音羽「だよね」
瑛花「あなた達、そんな軽い気持ちでいる訳!?」
まずは、シミュレータで訓練を開始する音羽達。しかし、音羽と可憐は瑛花に比べ
て操縦技量が低いのは歴然。
シンクロ率(違)が異常に高いはずの音羽が、操縦技量では下手すると可憐よりも
低く見えるのは意外でした。適性と技量とは別問題なのね。
差が出るのは経験の差だけでは無いという晴子。
何のことかなと思ったら、どうも瑛花に比べると音羽や可憐が軽い気持ちで訓練に
望んでいるように、晴子も感じたということかな。
シミュレータの稼働限界により訓練は終了。
まだ始めたばかり、と励まし合う可憐達に、苛立つ瑛花を冬后は一人、呼び出しま
す。
●コック兼任
たくみ「僕の実家、食堂でさ。料理作るの…」
音羽「得意なの?」
たくみ「腕前はまだ全然。だから、修行も兼ねて、ここを手伝わせて貰うことにした
んだ」
食堂に入った音羽と可憐の前にエプロン姿のたくみの姿が。
実家が食堂のたくみは、修行も兼ねてここを手伝うことになったとか。
単に人手不足だからのような気も。
ところで壁に値段表がありましたが、軍隊なのに食事に金取るんですか?
●一人はみんなのために
冬后「無駄なプレッシャーかける必要も無いだろう。あの二人まで、お前みたいにな
っちまったら」
瑛花「私がプレッシャーを感じていると!?」
冬后「違うのか?」
瑛花「でしたら、プレッシャーを克服してみせます。私には、ここに来た、明確な目
的があります。ソニックダイバー隊を解散させる訳には行きません!」
冬后「なら、デモフライトを成功させるしか無いよな」
瑛花「もちろんです」
冬后「そう思うんなら、他の二人に合わせる、なんて考え方、改めようや」
瑛花「え…」
冬后「お前達はチームなんだぜ」
瑛花を一人呼び出した冬后は、瑛花の訓練での音羽達への指導の仕方に苦言。それ
を音羽達のレベルに合わせろと誤解する瑛花。
最初のブリーフィングで、部隊の存続がかかっていることを話していなかった冬后
中佐。プレッシャーをかけまいという意図からですが、みんなを引っ張っていかない
といけない瑛花が、真っ先にプレッシャーから苛立ってしまっているということです
な。何だか、初飛行の前のツンツンしていた瑛花さんに戻ってしまいました。
「お前達はチームなんだぜ」正論ですが、一体どうすれば……。
●それぞれの目的
瑛花「もし、ソニックダイバー隊が無くなったら、あなた達、どうする?」
音羽「えー!? ソニックダイバー隊、無くなっちゃうんですか!?」
瑛花「もしよ、もし」
音羽「良かった〜。世界巡業、出来なくなるかと思っちゃった」
可憐「音羽さん」
瑛花「そんなこと、真面目に」
音羽「瑛花さんは、飛びたく無いんですか? 世界の空」
瑛花「そう。あなたにはあなたなりの、立派な目的があるのね」
夕方の海を楽しそうに泳いでいる音羽。海があると泳ぎたくなってしまうのだそう
で。
砂浜に座り込んで途方に暮れた様子の瑛花の横に腰掛けた音羽。
そして、自転車で姿を現した可憐に、この二人が自分のことを心配していると瑛花
は気づきます。
そして、音羽の空を飛びたいという願い、可憐の人の役に立ちたいという想いを知
った瑛花は、この二人もここに来た目的があることに気づきます。
冬后中佐が瑛花に忠告したかったのは、このことなんですね。
どうでも良いですが、音羽の水着はワンピースの水着ですが、微妙にハイレグで露
出が多めですな。後のシンクロ訓練で三人とも着ていたので、軍正式のようですが。
●変わった瑛花
瑛花「さっきの隊形距離、悪くなかったわ。あの感じを忘れないで」
それからの訓練では、瑛花の音羽達の態度に明らかな変化が。
そしてある夜、瑛花はネットを検索していたあることに気づく。
●今週の八景島シーパラダイス
音羽「シンクロナイズドスイミング?」
瑛花「そ。シンクロのルーティン競技において、もっとも必要とされるのは、他の競
技者との同調性。即ち、コミュニケート能力」
瑛花「それはデモフライトも同じことだわ」
以前、ジェットコースターでの訓練を実施した八景島の遊園地跡地へとやって来た
瑛花達。
本日の目的は、やはりコースターの訓練……では無く、瑛花の発案で、水族館を借
り切ってのシンクロナイズドスイミングでコミュニケート能力を養う訓練なのだった。
水中で、実際の演目と同じように泳ぐ音羽達。
冬后もその提案を受けた時は冗談かと思ったものの、成果は上々。
演目を実際の飛行で演じられるまでにチームは成長した。
三人が訓練を行ったのは、おなじみ八景島シーパラダイスのアクアミュージアムで
すな。ところで、三人が訓練していないのに、コースターが動いていたのですが、ひ
ょっとして訓練時以外は普通に営業しているのかも。
内部の光景は、最初の水槽の中の通路は、ドルフィンファンタジーの通路で、エス
カレーターはアクアミュージアムのアクアチューブですな。何故か、本物では上に向
かって登っていくのに、アニメでは下りになってますが。
●内緒も話さないも同じ
冬后「上が決めたことだ。しゃーねぇだろう。ソニックダイバーが戦闘を想定してい
るのは、マニュアルにも書かれてることだ」
音羽「でも、もうワームなんていないのに」
冬后「だから、火器演習とは言っても」
七恵「海上の演習艦から射出されたクレーを打ち落とすだけです。皆さんなら大丈夫
ですよ」
アクロバット飛行が出来るようになった頃、火器演習の話を初めてした冬后。
話さなかっただけって、それを内緒って言うのでは>冬后中佐。
「もうワームなんていないのに」でも訓練するのが軍隊ですよ>音羽。
この台詞が繰り返されるという所を見ると、どうせどこかで復活して…というのが
お約束のパターンですけど。OPにも出ていますし。
●それぞれの励まし方
遼平「踏み込みが甘い!」
(中略)
遼平「そうやって落ち込んでるのも、似合ってねぇぜ」
音羽「あたし、遠くから撃つのって好きじゃ無いんだ」
(中略)
瑛花「だからって、諦める気?」
瑛花「世界の空を飛ぶんでしょ」
音羽「瑛花さん」
瑛花「つき合って」
遼平「え!? 俺と」
瑛花「シミュレーター使うのよ。使用許可なら貰って来たから」
(中略)
可憐「要らなかったかな」
シミュレータによる射撃訓練。瑛花は完璧、可憐もそこそこの成績を残したものの、
音羽はクレーを一つも撃墜出来ない程射撃が下手だとは。
落ち込む音羽。それでも、相棒との素振りは毎日欠かさないのね。「踏み込みが甘
い!」と言われ、遼平に気づいてびくっとなる音羽。Aパートの整備シーンと逆パ
ターンですな。
音羽が射撃が苦手なのは、元々剣術で懐に飛び込むように…と教えられていたか
ら? でも、操縦の件もあるし、別に問題がありそうだけど。というより、遠くから
撃って当たらないんなら、近くから撃てば良いんじゃね(違)?
何時から見ていたのか現れた瑛花は、音羽のためにシミュレーターの用意をしてい
た。そして、可憐も実は射撃教本を持って来ていたのでした。
遼平、瑛花、可憐の友情が良いですね。
●何とかクリア
七恵「何とか間に合いましたね」
冬后「そうでなきゃ困る。お披露目は明日なんだぜ」
みんなの協力もあり、何とか前日までにクレー射撃をオールクリア出来るようにな
った音羽。……1話で一ヶ月経過しているのか。
●いよいよ本番
音羽「うーん。気合い入った」
瑛花「飛行外骨格雷神、一条、ID承認。声紋認識。ナノスキンシステム、同期開
始」
可憐「飛行外骨格風神。園宮。バイオフィードバック接続!」
音羽「飛行外骨格零神。桜野。RWUR、MLDS、パッシブリカバリーシステム、
オールグリーン」
視察当日。海軍のお偉方が見守る中、いよいよデモンストレーション飛行が開始。
お偉方の前で、見事にバーティカルキューピットのマニューバを決め、高官も多くは
部隊の存続には好意的。だが、軍備としての成果を問題にする高官もいた。
瑛花、可憐、音羽で起動時の台詞がそれぞれ違うのですが、尺の関係で本来は全部
チェックする項目をそれぞれ分割して喋らせているのかな。
●隠されていた装備
音羽「どうしたの! 零神、撃って! お願い! 零神!」
音羽「え…MVソード? あなた、こんなもの積んでたの?」
(中略)
たくみ「零神、MVソードシステムが起動しています」
冬后「原因は」
七恵「零神、MOLP、急激に上昇。過去最高値です」
(中略)
音羽「あ…ゼロ?」
音羽「ゼロ、行くよ! はぁっ!」
デモンストレーションに引き続いて、Aモードにチェンジしての火器演習。
瑛花、可憐は無難にクリア。そして、着地した瑛花と可憐が見守る中、音羽の射撃
の番がやって来た。
クレーをロックし、いざ射撃…の時、火器管制システムにトラブル発生、射撃が出
来なくなってしまう。
零神に撃ってと強く願う音羽。すると、零神の中で何かが起き、機体内に装備され
ていたMVソードが出現する。
そして、音羽は零神から「ゼロ」の名前を聞いたような気がする。
MVソードを使い、クレーを一刀両断にする音羽は、火器演習をソードだけでクリ
アするのだった。
元々相性が異常に良かった零神と音羽。火器管制システムがダウンして、音羽が願
った時の機体の中の変化は何だろう。液体の中の気泡。何だか、内部に怪しげな生体
システムでも搭載していたりしたら嫌ん。ぢつは弟さんとか。
隠し武器、MVソード。どうも、たくみは知っていたみたいだけど、音羽は知らな
かった模様。マニュアルには書いていなかったのか?
●正式に任官
冬后「お前達三人は、訓練生から正式なテストパイロットへと昇格。一条は上級曹長、
園宮と桜野には曹長の階級が与えられた」
音羽「格好良いかも」
(中略)
音羽「あたしが…? ゼロの?」
遼平「ゼロ?」
音羽「そう。この子の名前」
遼平「名前なら、零神って立派なのが」
音羽「一緒に、世界の空を飛ぼうね。宜しく、ゼロ」
視察を無事終わらせた音羽達は、訓練生から正式なテストパイロットへと昇格。
それぞれ、階級も与えられた上、それぞれの機体の専任のパイロットに任命。
音羽は、零神のことをゼロと呼び、一緒に世界の空を飛ぼうねと言う。
……と喜んでる音羽ですが、その頃、緋月の所に西ヨーロッパ基地が炎上している
写真が届いていて、何だかきな臭い空気が流れて参りました。
●次回予告
音羽「基地の仕事も完璧で炊事、裁縫も得意。七恵ちゃんって凄いなぁ。ホント、尊
敬しちゃうよ。でも、そんな七恵ちゃんに、隠された秘密が…って、マジ?
次回、「七恵の秘密」」
次回予告の台詞では全く触れられていませんが、OPには出ているけれど未登場の
搭乗員キター!! 壊滅した西ヨーロッパ基地から来ました、とかかな。
そして七恵の入浴シーンキター!!
では、また。
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