"Shinji KONO" <kono@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message
news:3991653news.pl@rananim.ie.u-ryukyu.ac.jp...
> 河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
> 分割した形に適当に制限を付けると不可能だとなります。で、構成的
> な分割手法が、その制限に引っかかることを言えばいいんじゃないかな。
>
> この定理は、無限小部分を含む領域には体積を定義することは出来ない
> って読むんじゃないかなぁ。
>
 早速ご教示ありがとうございました.
この定理は体積の定義できない無限集合を有限個使って分割することは基本的な要件
になっていると理解しております.
その分割方法が存在することがこの定理でわかっても,果たして具体的にどのような
分割の仕方であるのかを知ろうとしても,この定理の証明に−構成方法の存在を無視
した公理といえば言い過ぎでしょうか−Zermeloの選択公理が使われている以上,我々
はいかなる方法をもってしても知り得ないということが論理的にいえるのかどうかを
知りたいと思っています.
Skye