携帯@です。

 今期スタートの作品の中から、色々な意味で一番の期待作についてつらつらと。

# 「絶望先生」もとても良いのですが(笑)。

School Days 第1話「告白」と第2話「二人の距離」の雑感など

 個人的には今期一番の期待作。
 バグだらで巨大修正パッチをあてる必要があった初版、事前の予想の斜め上を行く
ストーリー展開など、色々な意味で話題となったR18指定のゲームが原作。プレイ
も所持もしていませんが、評判は各所で目にしたので、一度はやってみたいと思って
いたら、その前にアニメ化されちゃいました。あれを本当にどこまでアニメ化出来る
んでしょうか。

 本作の作画。スカートからはみ出そうなお尻とか、ストッキングに抑えられて肉が
盛り上がっている絶対領域とか、胸とか、随分と肉感的な絵ですな。ちょっと、胸が
大きすぎという気もしますが…。

●第1話「告白」

 入学した時に気になった女の子(桂言葉)と二学期の始めに電車の中で再会した誠。
電車の飛び込んで来た時の言葉の胸〜絶対領域〜。

 携帯で好きな女の子を撮影し、待ち受け画像として3週間誰にも気づかれなければ、
恋が成就する…という話を聞いて、携帯で盗撮する誠。初日に同じクラスで席替えで
隣となった西園寺世界に見られちゃいました。教室の中での二人のノートのやりとり
が楽しい。
 そんな二人を見ているのは、世界の友人、刹那。

 …で、携帯の写真を見てしまったお詫びと称して、隣のクラスで体育の時間一緒と
なった言葉が病弱で体育を休んでいるので仮病まで使ってお近づきになり、一緒に携
帯で写真を撮る中に。ぴったりと密着している写真が何とも百合百合な雰囲気で良い
ですな(百合作品では無いですが)。
 友達になったついでに、言葉の情報をゲットした世界。胸は大きい>それは知って
る。…苦笑。世界を女の子として見ていませんな>誠。

 言葉と誠、世界の三人での昼食をセッティングした世界。気持ちは分からないでも
無いが、誠のグダグダっぷりは見ていて苛々しますな。これが女の子であれば、可愛
いということにもなるのでしょうが。
 屋上で三人での昼食。サンドイッチを作ってきた言葉…。何とも、初めての味は刺
激的らしいぞ。料理をしたことがほとんど無いのに、気合い入れてこんなの作って来
る時点で、言葉の気持ちはバレバレ…。なのですが、気を利かせて世界がトイレと称
して席を外すと、二人の会話が無くなってしまうのが何とも。
 とはいえ、誠の意外な一面を見て、好感度が増したようで。こ、こんなのが良いの
か?

 言葉に告白することに決めた誠。そのことを世界に電話で報告しちゃいますか。世
界のお節介の理由、誠は不思議に思いつつも、客観的にみればバレバレのその理由に
ついては想像すらもしないようで。

 朝、駅のホームで言葉に告白した誠。そしてそのことを体育の時間に言葉本人から
聞かされた世界。
 世界は、駅のホームで、仲を取り持ってくれたお礼をするという誠に「これくらい
にしといてあげる」と、キスしちゃいますか。気持ちは視聴者にはバレバレではあり
ましたが、電車の中での表情を見ると、このままでは収まりがつかず、誠のことを諦
めきれずに……ということとなりそうで、先の話がとても楽しみ(?)だ。


●第2話「二人の距離」

 前回告白してから今回いきなりデートしている誠と言葉。初々しいデート……と思
ったら、誠、言葉の前でグラビア誌を立ち読みしたり、一人でゲームに熱中したりと
相手の気持ちを思いやる様子が無さげなのに驚いた。前回はあれだけ消極的だったの
に、変わりすぎです(笑)。しかも、露骨にお別れのチューを要望しているし。自分
の周囲を見渡せば、あんな場所で要求する奴の方がおかしい位わからないか>誠。

 OPが入りました。胸の先月、世界と言葉の裸です。かなり大胆な作画でちょっと
驚いた。その調子で本編も(違)。

 ……で、早速世界にそのことを報告して(爆)怒られている訳ですな。成る程、世
界にチューされたので、誠はちょっと勘違いした、ということなんですな。自分のキ
スを挨拶のようなものなのと誤魔化している世界は、誠にペアチケットをプレゼント。
でもそれは、世界が誠と一緒に行くつもりだったらしい。デートが失敗すると予
期していたのかも(違)。刹那が突っ込んでますが、彼女には世界の気持ちはバレバ
レですか。
 ところで、本作品は絶対領域(定義的に合っているかは良く判らないが)の描き方
に拘ってますな。

 完全必勝恋愛マニュアルを手に、今度こそキスをという誠。というか、爪とか下着
とか、それはその先の段階で気にする話のような。

 言葉の入浴シーンキター。「伊藤君…。お付き合いするってこれでいいのかな」良
くない、良くない。言葉ちゃんは思いっきり初心ということで。あ、妹もいるんだ。
それにしても、言葉の胸の大きさは異常。

 シネコンで上映されている三つの映画。言葉はホラー映画が良いらしいのだが、誠
は勝手に恋愛映画に。しかもこれ、三角関係片方の女が男と肉体関係にまでなりなが
ら、結局はもう片方の女に取られてしまう……という、まるで本作の先行きを暗示し
ているような展開(違)。

 でも、そんな映画の内容は関係無く(世界のアドバイスを真に受けて)映画館の中
で手を握り、キスを迫ろうとする誠。流石に引っぱたかれちゃいましたか。
 映画の後、当然気まずい二人。あ、世界がチケットくれたって口走るとは誠。「伊
藤君は西園寺さんと、その…仲、良いですよね」これだけ言われても誠は気づかない
とは。

 翌日の授業中にまた世界に怒られている誠。「誠の大馬鹿!」自分が何故言葉に叩
かれたか、全く理解していないで、そのことを世界に報告してしまう誠は、本当に大
馬鹿者だ。「頑張れ、男の子」世界もとっとと自分のモノにしちゃえばいいのに。

 言葉に謝るように言われてクラスを訪れた誠に話しかけた加藤さん。中学で一緒だ
ったらしい。「何なら私がしめとこうか」誠が言葉に落ち込まされたらしいと知って
の発言ですが、まさか、本当に虐めたりしていないだろうな。ところで、この加藤さ
んって娘も誠に気がある様子。何で誠がそんなにモテモテなんだ〜!

 もう一度やり直したいと、委員会がある言葉に駅のホームで待っているからという
誠。言葉は誠を避けてバスで帰ろうとするのだが、校門で世界が待ち伏せ。「あんま
り馬鹿馬鹿言わないで下さい。ちょっと、積極的すぎるだけで」「もう、二人とも莫
迦なんだから」「思ってることが、そのまま伝われば良いのにね。」結局、言葉は誠
のことを嫌っている訳でもないらしい。

 言葉は昔から胸が大きいことで小学校時代に男子からからかわれたり虐められたり
していたらしい。大きすぎるのも本人には悩みの種、ですか。「大体あんなエッチな
ことばかり考えているような誠が、それ位で我慢してるんだよ」という世界。後ろか
ら言葉の胸を揉みまくり。このまま、二人でくっついちゃえば良いのに(そんな作品
ではありません)。

 「本当は西園寺さん、伊藤君のこと」、「ん〜どうだろう」否定はしないんですな。
結局、その言葉に背中を押されるように、駅に向かった言葉。

 「私の方も伊藤君のこともっと判るようになりたいです。だから私、頑張ります」
自分からキスした言葉。あーあ。「私、伊藤君の彼女だから、もっともっと知りたい
んです」何だか、誠の方はあまり努力していないのに、言葉の方が健気にも誠の方に
歩み寄ろうとしているのが嫌ん。そして、駅の外では立ち去る世界の姿が……。それ
にしても展開速っ。世界ちゃん、これで諦めはつくんでしょうか?

 次回 すれ違う 想い。誰と誰の想いがすれ違うのかな。

 側聞するところ、これまでの展開は原作のゲームを完全に踏襲しているらしいので
すが、どこまで「完全に」踏襲するつもりなんでしょうかね。
 そちらの方が気になるので、見続けます。

 では、また?
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