コードギアス 第9話
携帯@です。
コードギアス 叛逆のルルーシュ STAGE 9「リ フ レ イ ン」について雑感など。
# 今週はKanonも真琴編クライマックスだった訳ですが、泣ける度でいうとこっちの
# 方が上だったかも^^;;;
^L
●アバンタイトル
ナレーション「ブリタニアの少年、ルルーシュは、力を二つ持っている。一つはギア
ス。いかなる者にでも命令を下すことの出来る、絶対遵守の力。一つは黒の騎
士団。父が統治するブリタニア帝国を破壊するための彼の軍隊。ゼロというコー
ドネームを使い、ルルーシュは動き出す。母の敵を討つために。そして、妹ナ
ナリーが幸せに過ごせる場所を作るために。その行動が、いかなる結果を生ん
でいくのか、今はまだ、誰も知らない」
●第8話人気投票
超電磁瑠散弾重砲の発射シーンが2位になってます。やはりあのシーンは熱いです
ね。
1位は「黒の騎士団!」、3位はミニコーネリアとユフィー。
●ドジっ娘メイド
メイド「あ、カレン。あ、お嬢様。すいません。起こしてしまって」
メイド「お嬢様。最近よく学校に行かれますね。お友達とか」
カレン「あなたには関係無いでしょう」
カレン「消えてよ、もう!」
ホテルジャック事件から二週間以上が経過。
パンツ一枚の姿で寝ていたカレンは、何かが落ちる音で目を覚ます。
それはメイドが脚立を倒してしまったからだが、カレンはメイドに冷たい態度を取
るばかりか、消えてよと部屋の中で呟くのだった。
# 冒頭からいきなり白のショーツだけで寝ているカレンのサービスシーン、ご馳走様。
# 寝ている時のカレンの髪型は、テロ活動時の髪型なので、黒の騎士団のお仕事の後
# で、そのまま疲れて…という感じかな。
# ドジっ娘メイドさん登場。でも、娘というにはちょっと年増ですか。最初にカレン
# を呼び捨てにしかけたこと、その後で映ったカレンと兄、母親の写真で母親だけ顔
# にシールがされていたことから、最初から正体は判っちゃいますか。
●寝言は程々に
役人「だからそちらに流しているのだろう。何、イレヴンは少し減った方が良いの
だ」
(中略)
カレン「黒の騎士団!」
イレヴン達に供給する物資を横流ししている役人。
コーネリアは武人故こういうことには疎いとうそぶく役人達だが、そこに黒の騎士
団達が現れる。
その時の決め台詞をカレンは居眠りしていた授業中に大声で叫び、クラス中の笑い
ものとなるのだった。
# 一応、ブリタニア帝国も福祉なんてやるんだ。皇帝陛下の主義主張からすると、弱
# 者から淘汰すべきということになるんだろうけど。
# 授業中に「黒の騎士団!」なんて叫んで、後で問題にならないんだろうか。
●居眠りの達人
リヴァル「ルルーシュに弟子入りしたら? あいつ、居眠りは達人だからさ」
カレン「え。あれ眠ってるの?」
リヴァル「毎晩何してるのか知らないけどさ、授業の半分は寝てるよ、あいつ」
授業中に寝ていて恥をかいたカレン。
リヴァルは、ルルーシュが居眠りの達人だと教える。
確かに、考え事をしているようにしか見えないルルーシュ。
# 毎晩何してるのか、その内リヴァルの後つけられちゃいそう。
●コーネリア出撃
コーネリア「エルアラメイン戦線ではEUが攻勢に出ている。我々としては、何時ま
でもこのエリア11に足止めされている訳にはいかん。内政を固めて衛星エリ
アに昇格させたい。そのためにはテロ組織の撲滅は急務だが、イレヴンの間に
蔓延している薬物、リフレインの問題も深刻だ。お陰で生産性が落ちている。
ここで中華連邦の九州ルートを叩いておかねばならん。判るな?」
(中略)
コーネリア「もう少し泳がせてやるさ。お前を救って貰った借りもある。だが、戻っ
て来たら」
(中略)
ユーフェミア「あの時、ゼロが話した意味は、未だ続きがあるということかしら。ス
ザク。あなたならどう思うの? ゼロの行いを。そして、私は」
イレヴンの内政を固めるため、イレヴンの間で蔓延している薬物、リフレインの中
華連邦から流入ルートを叩くため、九州へと出撃するコーネリアは、ユーフェミアに
租界から出ないように言う。
ゼロと出会った時に言われた言葉を思い出すユーフェミアは、ゼロの行いについて
考えるのだった。
# エル・アラメインは第二次大戦時に英国軍がロンメルのドイツ軍に反撃を開始した
# 場所。
# コーネリア、ユフィーを甘やかし過ぎ^^;;;
# ナンバーズにも階級があるらしい。エリア11は未だ平定されていないということ
# なんでしょう。
# 中華連邦は麻薬を日本に密輸しているんですな。某半島の北半分が元ネタでしょう
# か。
●僕は組織の人間ですから
ルルーシュ「馬鹿、やめろスザク。止めろ、止めるんだ!」
スザク「ごめん。ルルーシュ。会長命令だから」
ルルーシュ「顔が笑ってるだろう。おい」
シャーリー「動かないの」
ミレイ「ん? おはようにゃん」
流石に二重生活はきつい、とため息のカレン。
生徒会室からルルーシュのの悲鳴が聞こえて中に入ると、そこではスザク達がル
ルーシュを縛り付け猫の仮装をさせようとしている最中。
実はこれは、アーサーと名付けられた猫の歓迎会のためだった。
# 第7話で話していた「猫祭り」の本番直前ということですな。次回予告のとおり、
# 猫耳猫手なミレイ会長ですが、話し方まて「…にゃん」となっているのには爆笑。
# でも、ブリタニア人なんですよね。英訳すると、「…にゃん」とかってどう訳すん
# だろ。
# ルル様、みんなで仮装しているから合わせれば良いのに、どこまでも格好付けなん
# ですね。ゼロの扮装の方がばれたらもっと恥ずかしい気もするけれど。
# 以前からネット上では名前は出ていましたけど、例の猫に漸くアーサーと名前がつ
# きました。アーサー王ってことか。
# ニーナもさり気なく頭に猫被ってます(笑)。
●この世界でも三国志はあるらしい
カレン「平和ですね」
ミレイ「フフ。モラトリアム出来る内は、楽しんどこうよ」
(中略)
ルルーシュ「カレンはいらないだろ」
カレン「え」
ルルーシュ「とっくに被ってるもんな」
カレン「む…あなたテレビにでも出れば。人気者になれるわよ」
(中略)
リヴァル「だからって、何で俺たちまで外出禁止なんですか?」
ミレイ「友情って奴でしょ。我ら生まれた時は同じども、死すべき時は同じと願わん。
バーイ三国志」
リヴァル「それってプロポーズ?」
ミレイ「しにゃばもろともってこと」
(中略)
シャーリー「でも、そこがスザク君の良いところよね」
ミレイ「ま、たまに空気読めって言いたくなるけどね」
スザク「すいません」
リヴァル「お前、それネタだろう」
(中略)
カレン「そっか。私みんなを助けたんだ」
あまりにも暢気な生徒会の光景に呆れるカレン。
だが、ミレン会長はモラトリアム出来る内はしておこうという考え。
カレンのためにも衣装を用意していたシャーリー。
カレンに対して皮肉を言うルルーシュ。カレンもテレビに出れば人気者と反撃。
カレンの見解に対して意見を求められたシャーリーは、ホテルジャック事件以来他
の学生達やマスコミに追いかけ回されていた。
お陰で学園の外に出られなくなったミレイ会長は、リヴァル達も巻き添えで外出禁
止としていたのだ。
そんな馬鹿話をしている生徒会の姿を見て、スザクはみんな無事で良かったと涙を
浮かべるのだった。
# モラトリアム出来る内は…って、政略結婚させられそうなミレイ会長の事情を知っ
# ていると深刻な台詞。
# ルル様のカレンに対する皮肉。普段から猫被ってるだろうって事ですね。でも、英
# 語だと猫かぶりに相当する言葉は猫とは関係無い気がするので、要するに日本語を
# 知っているルルーシュとカレンの間でしか通用しない会話のような(スザクは聞い
# ても理解出来ないでしょうし)。
# ミレイ達マスコミに追いかけ回されていたのか。お風呂の中までよって、学園の女
# 子寮のお風呂の中でのシーンを実際に作画しちゃいますか(笑)。ブリタニアなの
# に、大浴場があるんですなぁ。
# スザクは空気を読めないとミレイ会長に認識されているらしい。それ聞いて「すい
# ません」と謝っちゃうあたりがスザクらしいと言いますか。
# ニーナ、取りあえずスザクだけは怖がらなくなったようで。
●黒の騎士団の活躍
カレン「ホテルジャック事件での華々しい登場以来、世間は黒の騎士団一色に染まっ
た。黒の騎士団はゼロの宣言通り、弱者の味方だった。民間人を巻き込むテロ、
横暴な軍隊、更には汚職政治家、営利主義の企業、法では裁けない悪を一方的
に断罪していった」
カレン「私たちはあっという間に英雄になった。協力者も増え、ナイトメアまで再び
手に入れることが出来た。もちろん、表だっての話では無い。だって」
カレン「リーダーのゼロは、クロヴィス皇子を殺しているのだから。仲間内でも彼の
素顔を知りたがる人は多い。私だってそうだ。でも、無理強いすれば彼はいな
くなってしまう気がする。もう、彼がいないと駄目なのかもしれない。私たち
は」
黒の騎士団の活躍を回想するカレン。宣言通り、ブリタニア人、イレヴン問わず法
では裁けない悪人共を一方的に断罪する黒の騎士団は、租界の子ども達まで真似をし
てしまう程。だが、少なくともブリタニア人にとっては黒の騎士団、ゼロはクロヴィ
ス皇子殺害の犯人。公式には彼らを支持することは出来ない。
# ブリタニア軍と向き合っている黒の騎士団の絵が出ていましたが、ナイトメアを手
# に入れたのって、ブリタニア軍から横流しを受けたってこと? 軍の中に名誉ブリ
# タニア人が多そうなので、あり得そうな話だけど。
●友情に亀裂が
リヴァル「最近さ、付き合い悪くない?」
ルルーシュ「そうかな?」
リヴァル「そうだよ」
毎晩どこかへ出かけているルルーシュに付き合いが悪いと言うリヴァル。
一方ニーナは、ユーフェミアに声をかけられた事を思い出し赤くなっていた。
# ミレイ会長と百合百合かと思ったら、皇女様に一目惚れですかニーナ。
●日本解放戦線
「ユーフェミアを助けた奴らに、何故民衆は協力する?」
「京都まで、黒の騎士団に紅蓮二式を回すと言ってきた。」
「あんな義賊気取りに?」
「奴らはレジスタンスじゃない。その証拠に草壁中佐を殺している」
「中佐は自決されたのだろう」
「止めなかったという噂もある。藤堂中佐、いずれにしろ、このままでは」
黒の騎士団の活躍に対して対応を協議する日本解放戦線。
# 紅蓮二式って次回のサブタイトルになってますな。新型機みたいですが。
# 京都の意味が今のところ不明ですが、皇室でも居るんでしょうか。
●複雑な家庭
正妻「お友達って言うからてっきり男だと思ったら。朝帰りに不登校。ゲットーにも
出入りしているようね。お父様が本国にいるのを良いことに。血は争えないわね」
(中略)
メイド「すみません。奥様すみません」
正妻「本当に使えないわね。女を売るしか脳が無くて」
カレンの家を訪れたミレイ会長。玄関に現れた正妻は、カレンの出自と行動に対し
て嫌味を言うが、カレンも父が家にいないのを良いことに、正妻に嫌味。険悪な空気
が流れる中、メイドが花瓶を壊してしまう。
# カレンがゲットーに出入りしているの、家にもバレバレじゃん。自分の子どもでは
# 無いとはいえ、あまりにも放置しすぎです>正妻さん。
# ドジっ娘メイドだと思っていたカレンのお母様。ぢつはドジはわざとやっているん
# じゃないだろうかという気がしてきました。
●知られた正体
カレン「ばれたって事ですね。私が、ブリタニア人とイレブンのハーフだってこと。
さっきのは継母です。本当の母親は、花瓶を倒したドジなメイドの方」
ミレイ「父親は、シュタットフェルト家の御当主様?」
カレン「馬鹿なんです母は。結局使用人扱いで。大した仕事も出来ないから、どんな
に馬鹿にされてもへらへら笑ってることしか出来なくて、わざわざこの家に住
まなくたって良いのに、要するにすがってるんですよ。昔の男に」
ミレイ「嫌いなんだ。お母さん」
カレン「うっとうしいだけです」
ミレイ「ま、ヘビーな話よね。正妻も妾もそもの娘も一緒に暮らしてるなんて」
カレン「そうでも無いですよ。衣食住に不自由は無いし、我慢出来ないって程じゃあ
りませんから」
ミレイ「そう? でもね、一つ一つは我慢出来ることでも、積み重なれば、いつかす
り切れてしまうものよ」
ミレイ「大丈夫。人の秘密って知りたくなる方だけど、話す趣味は無いから」
ミレイ会長の訪問の目的は、祖父に頼まれカレンの中学からの成績証明書を渡すこ
と。
そこには、カレンが元々日本人だったことが記されていた。
母が使用人の立場に身を落としてまでも、この家に住んでいるというカレンは、母
親のことがうっとうしい様子。
カレンは、この環境を我慢出来ない程ではないというが、ミレイは一つ一つは我慢
出来ることでも、積み重なればすり切れてしまうと心配するのだが。
そしてその頃、カレンの母は部屋で机から薬を取り出していた。
# カレンの部屋、ピアノの下に鉄アレイとバーベルが置いてあります。病弱キャラの
# 設定なのに、そんなものを無造作に放り出して良いのか(笑)。
# カレンがハーフだってこと、公式には学園では知られていなかったのか。
# ミレイ会長、秘密は知りたいけど話す趣味は無いですか。ルル様の秘密を知っても
# 話す事はしないのかも。
# 幾ら使用人だからって、あんな広大なお屋敷でこんな狭い部屋。しかも部屋には殺
# すとか消え失せろとか書いてあるし、あまりにも悲惨な環境です。
●スザクの居場所
スザク「今は駄目でも、警察の中に入って変えて行けば良いじゃないか」
ルルーシュ「変える過程で、結局は色々なしがらみを抱えることになる」
スザク「それは、ぎりぎりまで変える努力をしてから初めて言えることだよ。それを
しない限り、彼らの言い分は独善に過ぎない」
ルルーシュ「独善?」
スザク「彼らの言う悪って何だい? 何を基準にしているかも判らないじゃないか。
一方通行の自己満足だよ」
(中略)
ルルーシュ「あいつ、軍に戻らなくちゃと言ったよな。戻る。そこがお前の居場所っ
てことか」
生徒会室でスザクと二人となったルルーシュは、黒の騎士団に対する考え方で対立。
シャーリーが入って来たことで議論は中断、スザクは軍に戻るが、ルルーシュはス
ザクにとっては学園では無く軍こそが居場所なのだと気づく。
# スザクの言う事は正論ではあるのだけど、皇族達は流石に警察では裁けないと思う。
# 逆にルル様のやっていることも善悪の判断が俺基準だというのも事実。
# スザク、またアーサーに噛まれてます(笑)。
# スザク、出て行く時にシャーリーにウインクしてましたね。ぢつは彼女に気があっ
# たりして。意外と積極的なのに驚きです。
●リフレイン
扇「麻薬。過去に戻ったって気になるってのが特徴かな」
カレン「売れそうですね。特に日本人に」
扇「誰だって懐かしいよ。ブリタニアに占領される前の日本が」
租界のショッピングモールで扇から次の目標について連絡を売れるカレン。
リフレイン。過去に戻った気になるのが特徴の麻薬。
日本人をターゲットにしたとしか思えないその薬を放ってはおけないと判断した扇
は、補給物資が届いたら次の作戦に移るという。
# ブライの補給物資がと扇が言ってましたが、Wikipedia辺りで読むとブライはグラ
# スゴーを日本でコピーして生産した機体なのだそうで。
# 日本人を標的にした薬を中華連邦が作るってのは…金儲けとブリタニア(と日本)
# の弱体化が同時に図れてウマーという事なんでしょうな。余所の国もろくなもんじゃ
# ない。
●アメリカが無いと名前も変わるのか
ルルーシュ「下手に加勢してあいつらに勝ってみろ。あのイレヴンは明日からここで
商売が出来なくなる。あいつは自分でブリタニアの奴隷を選んだんだ。租界で
働くってのはそういうことだろう」
カレン「だからって」
ホットドッグ屋の屋台を営むイレヴンを五人がかりで虐めていた若者。
カレンは止めようとして、ルルーシュに止められる。
冷静に、仮に五人相手に勝ったとしたら、イレヴンは明日からここで商売が出来な
くなるというルルーシュ。
カレン達にまで絡んで来た不良達相手にギアスの力を使って、イレヴン虐めを飽き
たと思わせ、退散させたルルーシュ。
カレンはホットドッグ屋に駆け寄るが、ホットドッグ屋のイレヴンはカレンがブリ
タニアの学生だと気づくや、媚を売り始めるのだった。
# 租界の中でもイレヴンがかなりの数働いているのね。みんなで卑屈になっているみ
# たいなのが嫌ん。
# アメリカが無いので、アメリカンドッグはカリフォルニアドッグという名前に。
●被った猫がまた取れてます
ルルーシュ「エリア11は、日本だった頃に比べて、良くなったとも言えるよ。ブリ
タニアの植民エリアに入れたお陰で、軍事も経済も格段に安定した。市民権だっ
て手に入る。役所に行って手続きをすれば、名誉ブリタニア人になれるじゃな
いか。後はプライドの問題。ま、そっちを大事にしたい気持ちも判るけどね」
(中略)
カレン「そこまで判ってて、ルルーシュ・ランペルージュはどういう考えなの? 何
をしたいの?」
ルルーシュ「別に」
カレン「君は随分頭が良いようだけど、持ち腐れね。シャーリーが嘆いていたわ。ル
ルは努力しようとしない。折角頭が良いのにって」
ルルーシュ「だから何もしないんだろう。さっきのイレヴンだって判ってるんだ。ブ
リタニア人に頭を下げた方が良い暮らしが出来るって」
カレン「格好良いと思ってるの? そんな評論家ぶって。世間を斜めに見てるのが。
少しでも期待した私が馬鹿だったわ。多少はマシな男だと思ったのに」
エリア11が、日本だった頃に比べて軍事、経済共に安定して格段に良くなったと
評するルルーシュ。手続きをすれば名誉ブリタニア人になって、市民権も得られると。
全てを見通していながら何もしようとしないルルーシュを問い詰めるカレンは、最
終的にルルーシュに手を上げてしまうのだった。
# ルルーシュのエリア11に関する評論。租界で暮らすブリタニア人の平均的考えなん
# だろうなぁ。
# カレン、またまた被った猫が脱げてますよ。レジスタンスとして闘う自分の本音が
# 出まくりですな。
# カレンの言葉は痛烈ですが、ルル様は行動しているのだから、言われる筋合いはあ
# りませんな。
●記憶を失った者同士
ヴィレッタ「意識が戻った時には、サザーランドを奪われていました。それに記憶を
失う直前、私は学生服の少年と会っているのです」
ジェレミア「では、その学生に?」
ジェレミア「顔は思い出せません。しかし、調べてみる価値はあろうかと」
ジェレミアと酒場で飲むヴィレッタ。ヴィレッタは、「オレンジ」ジェレミアと同
様に、新宿事変時に記憶を失ったことがあると告白。その直前にブリタニアの学生と
会ったことがあると言う。
# ブリタニアの学生=スザクの線からルルーシュが追いつめられる展開はありそう。
●密売組織襲撃
玉城「何考えてんだゼロの奴は。ブリタニアを倒すとか言ってる癖に、やってること
は警察の手伝いじゃねぇか」
扇「でも人に感謝されるって悪い気分じゃないよ」
(中略)
玉城「毎回毎回、どんな手品使ってやがんだ」
(中略)
カレン「やっぱりナイトメアは凄い。一機あるだけで圧倒的」
リフレインの密売組織を襲撃するため待機するカレン達。
玉城はゼロの行動が単なる警察の手伝いでは無いかと言うが、他のメンバーはネッ
トで英雄扱いなの満更でも無さそう。只一人、カレンを除いては。
ゼロと合流したカレン達は、密売組織を急襲。カレン操るブライは、密売組織のメ
ンバーをあっさりと蹴散らしていくが…。
# 一番文句を言っていた玉城が、突入時は一番ノリノリで「黒の騎士団参上!」と叫
# んでいたのに爆笑。本当は自分が一番やりたかったんじゃないのか。
# 租界の中にリフレインの密売組織があったとは。九州くんだりまで出かけたコーネ
# リア、まるで足下が見えていません。
●母は何時でも側に
カレン「あなたって女はどれだけ弱いの。ブリタニアにすがって、男にすがって、今
度は薬。お兄ちゃんはもういないんだよ。これ以上…あ…」
(中略)
カレン「どうして。要らないのに。要らないのに!」
(中略)
カレンの母「ずっと側にいるから。カレン、側にいるからね」
カレン「だから、だからあの家に居続けたって言うの? 馬鹿じゃないの?」
(中略)
カレンの母「良かったねカレン。お前はブリタニア人になれるんだよ。そうなれば、
もう殴られることもない。電話だって旅行だって、自由に出来るんだよ」
ルルーシュ「母親、だったのか」
C.C.「嘘の涙は、人を傷つける。嘘の笑顔は、自分を…」
シャッターを破り、建物の奥へと侵入したブライ。
そこで見たのは、薬物中毒のイレヴン達。
彼らは、幸せだったブリタニア侵攻前の日本での記憶に浸っていた。
その中に自分の母親も見つけてしまったカレン。
転びかけた母をナイトメアで受け止めるカレン。
薬にまで手を出していた母を何て弱いのというカレン。
背後から銃撃を受けるカレン機。ナイトポリスまでもが密売組織に荷担していると
知り、腐ってやがるというルルーシュ。
カレンは行動の邪魔な母を捨てようとするが、どうしても出来ない。
母に逃げろというカレン。だが、母はずっと側にいるからという。
その言葉に、母の真意を知ったカレンは、自分が馬鹿だと悟り、アンカー射出、カ
レン機の背中に乗っていたナイトポリス毎アンカーで移動、ナイトポリスのコックピ
ットを破壊して撃破する。
# 昔の記憶にすがっているイレヴン達が嫌ん。「日本! 日本!」とか、「日本の技
# 術は世界一ですから!」とか。一応、技術立国だったらしい>日本。
# ホットドッグ屋さんも薬物中毒だったんですなぁ。
# 警察も持っていたナイトメア。パトレイバーに見えて仕方ありませんが。銃が弾切
# れになった後に持ち出したのはナイフですが、最初スタンスティックに見えて仕方
# がなかった。
# 何でナイトポリスに勝てたのか最初判らなかったのですが、ナイトメアってコック
# ピットが背中に出っ張った状態なのでそこが弱点なんですな。にしても頑丈な棚だ。
●頑張れカレン
カレン「判決。出たよ。20年だって。待ってて。お母さんが出て来るまでには、変え
てみせるから。私とお母さんが普通に暮らせる世界に。だから、だから、あ」
カレンの母「頑張れ。頑張れカレン。私の娘」
カレン「あ…うん。頑張る……私、頑張るから!」
薬の後遺症で会話が出来ない状態となっていたカレンの母は、裁判の結果、懲役20
年に。
カレンは20年後までには母と自分が普通に暮らせる世界にすると言う。
すると会話が出来ない筈の母は、頑張れカレンと言うのだった。
# 薬物やっていただけで懲役20年って厳しすぎないか? 密売組織の一員扱いされち
# ゃったんでしょうね。
# 会話出来ない筈の母が頑張れと語りかけて来て、そして頑張ると涙ながらに笑顔を
# 見せるカレン。不覚にも貰い泣きしてしまいましたよ。どんなに残虐シーンが続い
# ても、あまり悲しい気持ちにはならなかった本作ですが、泣きも出来るんですなぁ。
●次回予告
「過去の思い出? そんなものに浸れる奴は幸せだ。明日が必ず来ると思っているの
だから。しかし、それは誰が約束したものなのか。カレンがそれを乗り越えようとし
ているのなら、信じても良い。そう、俺たちは今を生きるしか無いのだから」
STAGE 10「紅蓮 舞う」
主役メカがようやっと登場?
では、また。
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Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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