今日(11日)の先発は涌井。しかし、今少し調子が悪く、5回途中で降板せざるをえなかった。(勝ち負けはつかず。)
だが、試合は8日の日ハム戦と同様の、感動的な延長戦さよなら勝ちのものとなった。 

西武は1回に1点を先制したものの、3回に楽天に4点を奪われ、逆転を許す。
しかし、4回に西武は福地自身はじめてとなる4号満塁ホームランですぐさま逆転した。このところ西武の試合では満塁のチャンスを生かすことが出来ず、いらいらすることが多かったが、これは実に感動的だった。まさに気分爽快である。
5回途中、涌井から帆足に交代したが、フェルナンデスのタイムリーでまた同点に追いつかれる。
その後9回まで両者とも点が入らず、延長戦へ。
延長10回は小野寺が投げたが、フィルダーズチョイスで1点を奪われる。
10回裏には9回から登板の福森が立つ。福森は打てない、という印象が強く、負けを覚悟した。しかし、この回、柄にもなく緊張したのか、エラー、四球、ヒットと西武の出塁を許す。
江藤が三振に倒れた後、炭谷のところで代打高山。高山は、たしかに炭谷よりは打てる可能性が高い。しかしこのところシーズン始めの時のようには活躍しておらず、正直なところどうせダブルプレーでジ・エンドか?と思ったりもしたものだ。しかし、高山がやってくれました。レフト方向へのさよならタイムリー、これで2者生還し、さよなら勝ち。
8日の日ハム戦でも10回表に逆転され、その裏に逆転してさよならというゲームをやったが、展開としてはそれと同じような試合。実に感動的で、思わず万歳をしたくなるような試合だった。
ヒーローインタビューは当然のことだが、さよならタイムリーの高山が受けた。もちろん、4回の福地の満塁ホームランがあってこそのさよなら勝ちではあるのだが。