nojimaです。

kuno@gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp writes:

> > 1. 普通の人を鍛えて、特定分野のプログラマにすること。(訓練か?)
> > 2. もしくは情報系の学校教育を出たばかりの人を特定分野の職業プログラマに仕立て
> >      あげること。(これも訓練か?)
> 
> どっちも教育だと思いますよ。で、私が挙げた古典は3つとも役に立つ
> と思いますけどね。

もし良かったら教えて欲しいのですが、先程の文献の中にある、
職業プログラマ訓練について久野さんが役に立つと思う事柄は何でしょう?
幾つかで結構ですので、教えていただけると幸いです。

> > 1./2.の問題解決について、元の記事の「ソフトウェア職人気質」と
> > いう文献は非常に役に立ちました。そこで、他にも良い本を探していま
> > す。ご存じの方は教えてください。
> 
>       具体的にどういう風に役に立ったのか知りたいなあ。      久野

 自分が役に立ったと思うのは次の点です。

   1. ベテランにアプレンティス(見習い)くっつけて師弟制度で訓練/教育せよ

   2. 1.が満されても、情報系出身者の見習いがある程度の職業プログラマに
      なるのには平均最低3年を要する

 等々...

> > P.S. 上の1./2.について、最近はコーチングという技術と絡めると良
> > い感じかな?ということに最近気がついたばかりです。
> 
> P.S. これもどういう風に絡めてるのか聞きたいです。

 ビジネス分野のコーチングの技術では、何らかのビジネス活動の際の見習い育成時に

      ・どのように動機付けたら、あるいは、

      ・どのような態度で接したら、

学習効果が高いかについて研究している為、職業プログラマ育成についても
そのまま役立つのではないか?と自分は思ってます。

 また、最近のビジネス分野のコーチングの技術について、ちゃんとしたものであれば、

   1. コーチング技術の背景には社会心理学/集団心理学によるある程度の
     裏付けがあったり、かつ、

   2. 研究成果がHOWTO物になっていることが多い

というのも自分が好きな理由です。

 絡めた具体例:

  1) とにかく誉める
  2) 課題の目標を明確に決める
  3) 相手に考えさせる
  4) とにかく一緒に考える
  5) 聞く (とにかく相手が話しやすい雰囲気を作る)
  6) フォローする(レビュー等)
  7) PM理論
 etc...

# 1)〜7)は「当り前じゃん」と言われればそれまでですが、自力では
# ほんに、わからんかったです...ええ...