Path: news.ccsf.jp!tomockey.ddo.jp!feeder.erje.net!eu.feeder.erje.net!eternal-september.org!feeder.eternal-september.org!mx04.eternal-september.org!.POSTED!not-for-mail From: "Kyoko Yoshida" <kyokoyoshida123@gmail.com> Newsgroups: fj.sci.math Subject: =?iso-2022-jp?B?UmU6IFpGQxskQjh4TX03TyROJF8kKyRpJE48K0EzP3QkTkRqNUEbKEI=?= =?iso-2022-jp?B?GyRCJEskRCQkJEYbKEI=?= Date: Sat, 27 Oct 2012 21:31:47 -0400 Organization: A noiseless patient Spider Lines: 71 Message-ID: <k6i1c5$1bh$1@dont-email.me> References: <k0h8bh$pae$1@dont-email.me><120823201937.M0716151@ras1.kit.ac.jp><k4vng5$bl7$1@dont-email.me><121009204332.M0413709@ras2.kit.ac.jp><k5mmr4$dhb$1@dont-email.me><121019213028.M0130809@ras2.kit.ac.jp><k6746a$gvp$1@dont-email.me> <121024173620.M0225737@ras1.kit.ac.jp> Mime-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; format=flowed; charset="iso-2022-jp"; reply-type=original Content-Transfer-Encoding: 7bit Injection-Date: Sun, 28 Oct 2012 01:22:14 +0000 (UTC) Injection-Info: mx04.eternal-september.org; posting-host="c508bef2fb2e8edba985b23bf70828b1"; logging-data="1393"; mail-complaints-to="abuse@eternal-september.org"; posting-account="U2FsdGVkX18bFy6wOisWZu3ZZxOEYkbRzo/Xd295jTY=" X-MimeOLE: Produced By Microsoft MimeOLE V6.00.2900.6157 X-Newsreader: Microsoft Outlook Express 6.00.2900.5931 Cancel-Lock: sha1:GK9PBzyFHCMnUthz4373hwnEhdI= X-Priority: 3 X-MSMail-Priority: Normal Xref: news.ccsf.jp fj.sci.math:3748 ご回答誠に有難うございます。 >> ZF公理系からはこのDdekindの無限集合を >> 定義する事は不可能なのですよね。 > 「選択公理」がなくても定義は出来ますよ. > 普通の無限集合の定義とは一致しないだけで. うーん、どういったものでしょうか? >> http://www.geocities.jp/a_k_i_k_o928346/def_of_infinite_set__00.jpg >> が正しい証明でございます。 > その写像 f: A \to A, f(x) = x \cup { x } が > f: A \to (A \setminus { \emptyset }) の全単射であることは > 少しも自明なことではありません. > 単射であることも証明が必要でしょう. > 「数学のロジックと集合論」の p. 75 に書いてあるから, 読んで下さい. 有難うございます。拝読してみました(ちょっと混乱中)。 > 全射であることを証明できますか. > 実際には, A が Dedekind-infinite であることを示すのに, > f: A \to (A \setminus { \emptyset }) が全射であることを > 証明する必要はないわけですが. http://www.geocities.jp/a_k_i_k_o928346/def_of_infinite_set__01.jpg で大丈夫でしょうか? あと,Axiom of extensionalityとは簡潔に言えば集合x,y,zが在って,x=y∧y=zならx=zと言う主張でしょうか? 当初は「集合a,bが在って,(x∈aならx∈b)∧(x∈bならx∈a)の時,a=bとする」がAxiom of extensionalityの意味かと思ってましたがAxiom of extensionalityが登場する時点では記号"∈"が未定義状態でした。 それで,ZF公理系の前に記号"∈"を下記のように定義してみました。 [公理ア] xを集合と呼ぶ事にする。 [公理イ] {x}を集合と呼ぶ事にする(対集合の公理(?))。 [公理ウ] {x,{x}}を集合と呼ぶ事にする(合併集合の公理(?))。 [公理エ] {x,{x}}が集合ならばA:={x,{x},{x,{x}}}も集合とする。 そして一番外側の中括弧とカンマ(カンマが無い場合も含む[公理イ])で区切られたx,{x},{x,{x}}は集合Aの元と呼び, x∈A,{x}∈A},{x,{x}}∈Aと記述する。 [公理オ] 元を全く持たない集合(これをAとする)が存在する(∵[公理ア]ではφは中括弧を持たないので記号"∈"が使えない), この時,A=φと表す事にし,Aは空集合であると言う。 このようにZF公理系の前に記号"∈"を定義して置かないと,ZF公理系を述べる際に迚も不便になりそうに思いました。 >> 上記の改証明でいいのですよね。 >>> 「数学のロジックと集合論」 p. 73 の自然数の定義では「帰納的集合」 >>> になっていますね. I では一つ帰納的集合 A を取って定義している >>> ことが明確ではないですから, I_A として, N_A = \cap I_A とし, >>> N_A が, 任意の帰納的集合に含まれる, 最小の帰納的集合であること >>> を証明した後に, >> http://www.geocities.jp/a_k_i_k_o928346/def_of_natural_number__03.jpg >> としてみたのですが > [定義 9.78] は「集合 A が帰納的集合の時」とするものです. > Dedekind-infinite である集合が帰納的な部分集合を含むとは > 限りません. そのときは I_A も \cap I_A も空集合になってしまいます. > [定義 9.79] で \cap_{A \in C} A と書かれているものを, > \cap C と書く習慣です. 同様に, \cup_{A \in C} A は \cup C です. > p. 35 にありますね. : > それは全然証明になっていません. p. 75 に書いてあることを > もう一度お読み直し下さい. >> どうやら∩_{X∈I_A}Xを自然数系として良さそうです。 > まだまだ遠いようです. 有難うございます。漸く分かりました。 http://www.geocities.jp/a_k_i_k_o928346/def_of_natural_number__04.jpg で大丈夫かと思います。